嫁に来た転生悪役令嬢「破滅します!」 俺「大丈夫だ、問題ない(ドラゴン殴りながら)」~ゲームの常識が通用しない辺境領主の無自覚成り上がり~

ちくでん

文字の大きさ
3 / 30

おもてなし

しおりを挟む

 ミューゼア嬢がライゼル領に来た。
 婚約者の彼女とは、屋敷で一緒に暮らすこととなった。

 それから数日、町はお祭り状態。畑仕事を休んでまでの大騒ぎだった。
 今日も俺たち二人は、お披露目のために町の大通りを練り歩き、領民たちに手を振る。

「みんな、食べてるかー!?」

 俺が声を上げると、と歓声が返ってくる。

『ドラゴンの肉、美味しく頂いてますぜ、領主さま!』
『いやいや、お二人こそが、お熱いご馳走だー』
『お幸せにー!』

 ヒューヒューと冷やかされ、ミューゼア嬢は赤くなって俯く。俺も女性が苦手なものだから半歩離れてしまう。
 俺の女性恐怖症を知ってる領民は、そんな俺を見て笑っていた。

「うるさい領民で申し訳ない」
「いえ、ギリアムさま、好かれてらっしゃいますね」
「そんなこと」

 苦笑していると、おばちゃんに背を叩かれた。

「なんだい、この土地をここまで開拓したのはギリアムさまだろ!」
「そうだ、俺たちはギリアムさまを尊敬してんだ!」
「まさかねぇ、あのワルガキがこんな立派になるなんて」

 はいそれ、ミューゼア嬢のお陰です。けど今は言わないでおこう、騒ぎが収まらなくなる。

「なーギリアムさまー、今度いつ剣を教えてくれるんだー?」
「最近畑に掛かりっきりじゃーん」

 木剣を持った子供らが寄ってきた。
 こいつらもドンドン強くなるから、相手するの最近大変なんだよな。

「仕方ないだろ田畑の整備は明日の食糧の為なんだ」

 ウチは魔物が多くて他の町から商人があまり来てくれない。基本、自給自足。
 このところは作物の出来が良いからマシだけど、魔物災害や不作でちょっと収穫量が減ればすぐに飢えてしまう。
 もうちょっと交易しやすく整備したいんだけど、現状では四ヶ月ごとに冒険者の手を借りて魔物を間引くのが精いっぱいだ。

「ちぇー、奥方さまからもなんか言っておくれよー。子供の稽古だって明日のライゼルの為になるとかさー」
「うふふ、わかりました。私でよければ口添えさせて頂きますね」
「やったー! 話がわかるぅ!」

 声を出して喜ぶと、子供たちは木剣を振り回しながら走っていった。
 やれやれ忙しない。元気すぎるんだよおまえら。

 俺が呆れていると、横でミューゼア嬢がクスクス笑っている。

「どうなさいました?」
「いえ……、良い町ですね」
「あはは、そう言ってもらえると嬉しいです」

 よかった。ご機嫌ぽい。

(ほんと、ゲームでは荒れ果てた貧しい領地だったのに)
「はい? なにか仰いましたかミューゼア嬢?」
「いえ、ギリアムさまはお凄いな、と」
「そんなこと」

 あるのかな? ちょっとテレてしまうじゃないか。
 一歩近づいてきたミューゼア嬢から一歩離れて、俺は頭を掻いた。

 町の大通りを何往復かしたあと、まだまだ続きそうな祭りの声を背にしつつ、俺たちは屋敷へと戻った。

 夕方だ。玄関に入った俺は、軽くずっと手を振り続けて疲れた肩をほぐしながらミューゼア嬢の顔を見る。

「でも、いきなり『公爵家を叩き潰しましょう』なんて言われたときは腰抜かしそうになりましたよ」
「いえ、あの。……冗談です!」 

 ミューゼア嬢は笑って答えるけど、あれ? なんか目を斜め下に逸らしてる気が。
 どうにも誤魔化しているっぽく見えるのは……いや、俺の女性恐怖症がそう思わせるんだな、うん。

「実家を潰そうなんて、ありませんよね、はは」
「はい、潰すまではいかなくとも――」

 目を逸らしたまま、ボソりと呟く彼女。え、なに!?

「なんでもないです! 着替えてきますね!」

 彼女はサッと笑顔を作って、めっちゃ足早に去っていった。公爵家の件は冗談……だったんだよね? ね?

 まぁなんにせよ、今の我が領には公爵家と事を構える余裕なんて微塵もないけどさ。
 ミューゼア嬢は褒めてくれたけど、まだまだ田んぼも畑も改良の最中だし流通も不便。どんどん領地開拓しなきゃならないとこだもの。

 夕食の時間がきた。
 祭りでも軽く食べたが、基本的には領民と喋るがメインだったのでまだまだお腹は空いている。

 今日のためにこの間倒したドラゴンの肉の上等な部分をたっぷり用意した。
 ドラゴン肉は魔物肉の中では筋が少なめで美味しい部類だ。領民が喜んでくれるこの肉を、今日はたっぷりとミューゼア嬢に食して頂きたい。

 ドラゴン肉に合うハーブも、魔物の森から採取してきてある。
 用意万端、仕上げを御覧じろ。この日のために熟成させたお肉です。

 食事の下ごしらえは俺がやったが、仕上げはセバスに任せた。
 今日の主役は、ミューゼア嬢だけでなく俺もだからね。

 給仕られた肉を口に入れてみると、……よし美味しいじゃない?

「如何ですかミューゼア嬢、お味は。今日の肉は俺が下ごしらえをしたのですが」

 テーブルの向こうで優雅にフォークとナイフを使っていたミューゼア嬢が、俺の顔を見る。おっと目が泳いでしまった。頑張って女性に慣れなきゃな。
 と、俺が自分に言い聞かせていると、彼女は鈴のような声で感心したように笑った。

「ギリアムさまはご領主さまなのに、ご自分でお料理を?」
「は、はい。魔物狩りの後とか、領民と一緒に調理を始めたのが切っ掛けで」

 あああ。声が上擦る。
 早く慣れていかないとミューゼア嬢にも失礼だよなぁ。

「なんでも祭りにする街だから、俺もセバスも料理は得意なのです。食べたい物があれば遠慮なく言ってください、肉でも肉でも肉でも穀物でも、俺が美味しく仕上げて差し上げますので」
「うふふ、ありがとうございます。このお肉も実にダイナミックな大きさで」

 ゴホン、とセバスが咳払い。

(ギリアムさま。ご婦人に肉ばかり薦めるのは如何かと……)

 背中越しに、小声で言ってきた。
 なぜだ、肉とても美味しいじゃないか。もりもり食べられる。

「ここは魔物が多いので、魔物肉だけはよく獲れるのですよ。今日のこの肉もそうです」
「道理で。これは初めてのお味だと思いました」

 にっこりミューゼア嬢。気に入って貰えたのかな?

「お代わり要ります?」
「いえ、あの……、もうお腹いっぱいでして」
「遠慮は要りませんミューゼア嬢、この野菜をたっぷり薬味にすると、これまた違う味わいで――」

 セバスに背中を小突かれた。痛い。

(ギリアムさま、空気読んでくださいませ。もうミューゼアさまはご満腹のようですよ!)

 え! そうだったの!? まだ全然食べてないじゃない。
 こ、これが女性……!

「失礼しました。たくさん食べて頂きたくて、つい多めにしてしまいました!」
「お気になさらぬようギリアムさま。美味しかったですよ?」
「あ、はい」

 やってしまった、話題を変えよう。予定より早いけど、ここは贈り物作戦を決行する。女性への贈り物は男の甲斐性だと聞き及んだのである。俺が吟味したこの品物、きっと満足して頂けるに違いない。

「じ、実はミューゼア嬢にプレゼントしたき物があるのです」
「まあ嬉しい。いったいなにでございましょう」
「これです」

 見よ、俺の甲斐性!
 俺は用意しておいた一メートルほどの長箱を食卓の上に置いた。

「これは……随分と大きい。重さもかなり……。開けてみても?」
「もちろんです」
「では失礼して。――え? あの、これ?」
「剣です。ここは魔物が多い土地ですので」

 ごふっ! またセバスの拳が背中に!

(ご令嬢に剣をお贈りする男がおりますか! まったく、なにをゴソゴソ選んでいたのかと思えば!)

 ひえ。セバスの声に怒気と呆れが入り混じっている。
 俺またなにかやっちゃいました!?

 だってこの土地はどうしても魔物が多いのだ。剣は必要じゃないか。

「け、剣が苦手なら俺がお教えますよ?」
「そういう問題じゃありません坊ちゃん! ミューゼアさまが目を白黒させてます!」

 坊ちゃん呼びはセバスの感情が昂った証拠だ。
 え、それほど?

「セバスさま、それくらいで。ギリアムさまのお気持ちは頂きました」

 彼女がクスクス笑う。庇ってくれるなんて優しいな。

「す、すみませんでしたミューゼア嬢。良い剣を選んだつもりだったのですが、剣なんか女性向けではなかったのですね」
「いえ、大丈夫ですよギリアムさま。私、剣を振るのは好きですから」
「え?」
「少し、中庭に出ませんか?」

 促されて、俺たちは中庭へと移動した。
 俺が贈った剣を、ミューゼア嬢は握っている。

「それでは失礼しまして」

 彼女が剣を構えた。
 おおお? これはだいぶ見事な構えなんじゃないか!?
 あくまで俺の目から見ての話だけど、隙が見えない。

「はっ!」

 気合と共に剣を振るい始めるミューゼア嬢だ。その動きは滑らかで、流れる水のよう。柔らかい剣技だった。それでいて、端々に鋭さもある。

「ふっ! やあっ!」

 動きが激しくなってくる。流派などに詳しい俺ではないが、彼女の剣はきっと都の剣なのだろう。洗練されていると思った。それに、いや、あー、……なんかだんだん言葉が出なくなってきた。目を奪われてしまう。

 綺麗だな彼女。

 どれほど経ったろう、剣舞が終わりを告げた。
 どうにも見とれてしまっていたようで、ぼんやりしてしまっていた俺は、ふと我に返る。

 気がつくと、上気した顔でミューゼア嬢が俺の方を見ていた。

「どうでしょうか……?」

 あんなに見事な剣を披露しておきながら、彼女はどことなく自信なさげな上目遣い。

「いや、凄いでしょ。なあセバス!?」
「はい。見事なものと感心致しました」
「ほ、本当ですか」

 本当だ、見とれてしまった。
 長い年月を費やしたことがすぐにわかる、立派な剣だった。

「そう言って頂けると嬉しいです。……いざと言う時には自分の身は自分で守れるように、と必死でしたので」

 嬉しそうに微笑んでから、改めて彼女は俺の顔を見た。

「なので、剣をお贈り頂けたことは本当に嬉しいのですよ。お肉の話だって、ギリアムさまが一生懸命に私を持て成そうとしてくださってたことは伝わります。不器用ながらお優しい方だと、私、久しぶりに心が安らぎました」
「そ、そう? よかった」

 俺はホッと胸を撫で下ろす。
 これは一応、持て成すことに成功したと言っていいのではなかろうか。
 頑張った、俺。よくやった俺。この調子で女性恐怖症も克服していきたいものだ。

「そうだミューゼア嬢、返礼代わりに俺も一つ剣を披露させて貰いますよ」

 といって俺は、中庭に置いてあった木剣を手に取った。
 俺も剣を振るのは大好きだ。
 もちろん人が剣を振るのを見るのも気持ちがいい。特に今日は、彼女にとても良いものを見せて貰えた気がする。

 だからこの人には、ぜひ俺の剣も見ておいて貰いたい。
 なんだろうな、こんな気持ちになったのは初めてかも。きっとこれは、俺なりのお近づきの印、というものだ。

「セバス」
「はいギリアムさま、わかっております。ミューゼアさま、こちらへ。離れませんと、危のうございます」
「え、こんなに? もう相当離れましたが……」
「はい。そんなに、ですな。というかもっと離れませんと」

 二人が離れていく。
 さてこの中庭、今さらだが草も木も生えていない。
 丸だしの土が地面となっている、景観もへったくれもない庭だった。

 なぜか。

 それは、時折俺が、ここで剣を振るうからだ。

「やりますよー」

 二人に声を掛ける。俺は木剣を握りしめて跳躍した。

「必殺!」

 木剣を振り上げる。

大地を揺るがす一撃レビ・デアドス!」

 土が舞った。地面にまた大穴が開く。
 衝撃波が中庭に面した窓という窓をビリビリと震わせた。魔法で強化された特注の窓ガラスだ、これで割れることはないだろうが思いっきり技を繰り出したら、それもどうだかわからない。

 また中庭の整備が必要だ、当面使い物になるまい。
 だけど返礼だからね。あくまで中庭で見せられる範囲の技だけど、しっかりとミューゼア嬢には見ておいて貰いたい。

「どうですか、俺の剣は?」

 ニコニコと、振り向いてみると顔を真っ青にしたミューゼア嬢がいた。
 あれれ? 笑顔で褒めて貰えるかと思ってたのに。

 ちょっとがっかり気分を味わっていると、彼女が呟くように言った。

「その技……大地を揺るがす一撃レビ・デアドス? ドラゴンさえも一撃で倒すという」
「おや。なんで知ってるんですか、これ自己流の技なんですが」
「ゲームの主人公が、最終盤で覚える必殺技……ですよ?」
「はい?」

 ミューゼア嬢はたまにわけのわからないことを言うよな。

「ゲーム世界の原作ルールブレイカー……。あなたとなら、私も破滅エンドを回避できるかも」
「ああ、その破滅エンドっていうのが俺も昔から気になっていて」

 そうなんだよな。
 子供の頃にミューゼア嬢が俺に言った言葉は的確すぎた。

 あのままだと俺は確かに、自分が背負わねばならない責任から目を逸らし続けただろう。魔族との戦いにも負け、田畑は育たず、不毛の大地の中で俺はジクジクと世を呪うだけの空しい人間になっていたに違いない。

 そんなのはイヤだ、と俺は奮起した。
 変わろうとしているうちに、領民たちの苦しみを知った。当時の彼らは、不毛のライゼル領の中で世を呪っていた。彼らと俺は同じだと思った、全てを諦め大変なことから目を逸らし、その日の快楽を求めて暮らす。

 彼らを変えてやれるのは俺だけだ。そう思った。絶対に、俺は彼らと共に変わってみせる。あの日から、俺は領地の開拓を真剣に考えだしたのだ。

 俺に女性への恐怖植え付けたと共に、そこまでの決意をさせたミューゼア嬢。

「なぜあなたは、そんなに色々なことを知っているのですか?」

 思わず俺は訊ねたのだった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

悪徳領主の息子に転生しました

アルト
ファンタジー
 悪徳領主。その息子として現代っ子であった一人の青年が転生を果たす。  領民からは嫌われ、私腹を肥やす為にと過分過ぎる税を搾り取った結果、家の外に出た瞬間にその息子である『ナガレ』が領民にデカイ石を投げつけられ、意識不明の重体に。  そんな折に転生を果たすという不遇っぷり。 「ちょ、ま、死亡フラグ立ち過ぎだろおおおおお?!」  こんな状態ではいつ死ぬか分かったもんじゃない。  一刻も早い改善を……!と四苦八苦するも、転生前の人格からは末期過ぎる口調だけは受け継いでる始末。  これなんて無理ゲー??

序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた

砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。 彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。 そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。 死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。 その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。 しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、 主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。 自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、 寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。 結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、 自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……? 更新は昼頃になります。

オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~

鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。 そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。 そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。  「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」 オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く! ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。 いざ……はじまり、はじまり……。 ※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。

過労死コンサル、貧乏貴族に転生す~現代農業知識と魔法で荒地を開拓していたら、いつの間にか世界を救う食糧大国になっていました~

黒崎隼人
ファンタジー
農業コンサルタントとして過労死した杉本健一は、異世界の貧乏貴族ローレンツ家の当主として目覚めた。 待っていたのは、荒れた土地、飢える領民、そして莫大な借金! チートスキルも戦闘能力もない彼に残された武器は、前世で培った「農業知識」だけだった。 「貴族が土を耕すだと?」と笑われても構わない! 輪作、堆肥、品種改良! 現代知識と異世界の魔法を組み合わせた独自農法で、俺は自らクワを握る「耕作貴族」となる! 元Sランク冒険者のクールなメイドや、義理堅い元騎士を仲間に迎え、荒れ果てた領地を最強の農業大国へと変えていく、異色の領地経営ファンタジー!

転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~

名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~

蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。 情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。 アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。 物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。 それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。 その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。 そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。 それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。 これが、悪役転生ってことか。 特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。 あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。 これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは? そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。 偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。 一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。 そう思っていたんだけど、俺、弱くない? 希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。 剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。 おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!? 俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。 ※カクヨム、なろうでも掲載しています。

【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。 大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。 そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。 しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。 戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。 「面白いじゃん?」 アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。

処理中です...