僕だけ個別で異世界召喚

kamine

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一章

始業式

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「ぜーっ、ぜーっ、ぜーっ」
 肩で息を吸うレオ。それに比べて僕は。 
 「ふぅーっ」
 呼吸少し整えるために長めに息を吐くだけだった。
 「アマネ....おま....え........なにもんだよ.....」
  まだ呼吸が整ってないレオの言葉は途切れ途切れだった。
  「何者って、僕は僕だよ」
 変なこと聞くレオに首をかしげながらいった。
  「ちげーよ。なんでそんな疲れてないんだ?多分8キロぐらい全力で走ったはずだぞ?」
 やっと呼吸が安定したレオの言葉は聞きやすい物に戻っていた。
  「あーっとね。ちょっと鍛えたからかな?」
  「俺も鍛えてたんだけど....まぁ、後で聞くとして。今は入学式に向かおう」
  「うん、そうだね。色々やんなきゃ行けないだろうし。」
 王都から休まずに走った僕らは三十分で学園につくことができた。馬車より早くついたのは予想外だったけど。で、現在時刻は12時40分。5分前には指定された席に座んなきゃ行けないので、あと15分受付に行って手続きをして荷物を預けなきゃ行けない。って考えると相当ギリギリだと言うことがわかるので早足で受付へ向かう。
 カウンターについたレオンは早速手続きをし始めたので僕も隣のカウンターで手続きすることにした。
  「すみません。今日からフィンランク学園に入学する天音です。」
  「わかりました。今確認しますね。はい、確認終わりました。今日から上等部特待生として入学するアマネ・カゲミヤ様ですね。ではお荷物を預けてください」
  「あ、はい。うんしょ。ここで大丈夫ですか?」
  「はい、大丈夫です。ではこちらのバッチを付け生徒手帳を持って会場に入ってください。そして特待生席の列に自由にお座り下さい」
  「はい、わかりました。ありがとうございます。」
 バッチは鷹?みたいなのをモチーフにした銀のバッチだった。
 そういえば何で僕の名前知ってるの?もしかしてマリアさんとマルクさん?でも、僕、2人にフルネーム教えた覚えないんだよなぁ。んー考えるだけ無駄かな?
 そう思いながらバッチをつけて会場に足を向けると丁度レオも終わったみたいで合流した。
  「いやー、間に合った間に合った。王都にいたときまじで焦ったぁ」
  「あはは、僕もだよ、いやぁ、僕は学園までの道を知らなかったから助かったよレオ」
  「俺の方こそ途中でバテた時背中押してくれて助かったぁー」
 そんな話をしながらほとんど埋まっている特待生席の一番後ろにら辺に僕、レオ、の順で縦に座った。
  「では、これから入学式を始めます。全員起立!例!着席!」
 入学式が始まった。
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