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一章
ティファ
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おぉ、ふかふか!!
馬車に乗って座った天音が嬉しそうにしているのをお姫様が微笑みながら見ていた。
「あっ...!」
お姫様がふと思い出したように声をあげた。
「そう言えば私名乗ってませんでしたね!私の名前はティファ・スレイアンと申します。気軽にティファとお呼びください。先程は危ないところを助けていただきありがとうございます」
ティファって言うのか。ふむふむ、今まで気づかなかったけど同じ制服着てる.....クラスメイトだったのね...!あ、さっき言ったけどもう一回僕も名乗った方が良いよね?
「わかったよティファ!僕はアマネ・カゲミヤって言うんだ、僕も気軽にアマネって呼んでくれると嬉しいよ。それとそれと人助けは当たり前のことをしたまでだから気にしないで?」
そう言い苦笑い気味に首を傾けて姫、ティファに向けていっぺんに伝えたいことを伝えた。それを聞いたティファは少し驚きの表情を見せたがすぐに戻ってくすくす笑った。
「うふふ、アマネは面白い方ですね。私に普通に接してくれるのは家族とアマネぐらいですよ?」
そう笑いながらティファが言った。
「あ、ティファはお姫様だから.......ごめん失礼だったかな?嫌なら僕も一応敬意を表して話したりするけど....」
そう言うとティファは焦った様子で首を横に振った。
「い、いえ!気にしないでください!!普通に接してください」
そう言われた天音は少しホットした表情で答えた。
「うん、わかった、普通に話すよ。そう言えばティファ達も市場に用事があるの?」
「いえ、私の家に帰るために市場の道をとうらなきゃいけなくて...」
「あ、なるほど、え、じゃ賊はどうするの?市場にギルドなんてないと思うけど」
「賊はギルドに引き渡す前に情報をある程度吐いてもらう。って言ってましたね。なので多分私の家に持ち帰るんだと思います」
「死体も??」
「はい、死体から情報を得ることもあるらしいので」
「なるほど、なんか大変だね....」
馬車の揺れが止まって扉がひらいた。その向こうにはライが立っていた。
「ほら、アマネ。ついたぞ」
おぉ、市場だ!!!
「ティファ、ライさん色々ありがとう!ティファ、また明日学園で会おうね、あ、困ったことがあったら僕に頼って?できる範囲だったら協力するよっ、じゃまたね!」
相手に何も言わせない勢いで急いで言うと市場に向かって走った。
「いってしまいましたね」
カインがティファに声をかけた。
「はい、最後にもう1度お礼を言いたかったのですが.....」
ティファが少し落ち込み気味に言った。
「よほど市場に来れたことが嬉しかったのでしょう。まぁ、それは置いといて。危険度Bランクの賊をあんなに簡単に倒すアマネは何者ですか?」
真剣な顔でティファに聞いた。
「私もアマネが今年の入試で1位をとったことしかわかりません。でも、まぁ何者でもいいじゃないですか。凄くいい人でしたね。明日からほとんど毎日アマネに会えると考えると学園も捨てたもんじゃありませんね」
そう言うティファの頬が淡いピンクに染まっていた。
「ひ、姫様、まさか」
「はい、お話はここまで。国王が。いえ父様が待っています。早く行きましょう」
そう言い2人は王宮に向かった。
馬車に乗って座った天音が嬉しそうにしているのをお姫様が微笑みながら見ていた。
「あっ...!」
お姫様がふと思い出したように声をあげた。
「そう言えば私名乗ってませんでしたね!私の名前はティファ・スレイアンと申します。気軽にティファとお呼びください。先程は危ないところを助けていただきありがとうございます」
ティファって言うのか。ふむふむ、今まで気づかなかったけど同じ制服着てる.....クラスメイトだったのね...!あ、さっき言ったけどもう一回僕も名乗った方が良いよね?
「わかったよティファ!僕はアマネ・カゲミヤって言うんだ、僕も気軽にアマネって呼んでくれると嬉しいよ。それとそれと人助けは当たり前のことをしたまでだから気にしないで?」
そう言い苦笑い気味に首を傾けて姫、ティファに向けていっぺんに伝えたいことを伝えた。それを聞いたティファは少し驚きの表情を見せたがすぐに戻ってくすくす笑った。
「うふふ、アマネは面白い方ですね。私に普通に接してくれるのは家族とアマネぐらいですよ?」
そう笑いながらティファが言った。
「あ、ティファはお姫様だから.......ごめん失礼だったかな?嫌なら僕も一応敬意を表して話したりするけど....」
そう言うとティファは焦った様子で首を横に振った。
「い、いえ!気にしないでください!!普通に接してください」
そう言われた天音は少しホットした表情で答えた。
「うん、わかった、普通に話すよ。そう言えばティファ達も市場に用事があるの?」
「いえ、私の家に帰るために市場の道をとうらなきゃいけなくて...」
「あ、なるほど、え、じゃ賊はどうするの?市場にギルドなんてないと思うけど」
「賊はギルドに引き渡す前に情報をある程度吐いてもらう。って言ってましたね。なので多分私の家に持ち帰るんだと思います」
「死体も??」
「はい、死体から情報を得ることもあるらしいので」
「なるほど、なんか大変だね....」
馬車の揺れが止まって扉がひらいた。その向こうにはライが立っていた。
「ほら、アマネ。ついたぞ」
おぉ、市場だ!!!
「ティファ、ライさん色々ありがとう!ティファ、また明日学園で会おうね、あ、困ったことがあったら僕に頼って?できる範囲だったら協力するよっ、じゃまたね!」
相手に何も言わせない勢いで急いで言うと市場に向かって走った。
「いってしまいましたね」
カインがティファに声をかけた。
「はい、最後にもう1度お礼を言いたかったのですが.....」
ティファが少し落ち込み気味に言った。
「よほど市場に来れたことが嬉しかったのでしょう。まぁ、それは置いといて。危険度Bランクの賊をあんなに簡単に倒すアマネは何者ですか?」
真剣な顔でティファに聞いた。
「私もアマネが今年の入試で1位をとったことしかわかりません。でも、まぁ何者でもいいじゃないですか。凄くいい人でしたね。明日からほとんど毎日アマネに会えると考えると学園も捨てたもんじゃありませんね」
そう言うティファの頬が淡いピンクに染まっていた。
「ひ、姫様、まさか」
「はい、お話はここまで。国王が。いえ父様が待っています。早く行きましょう」
そう言い2人は王宮に向かった。
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