僕だけ個別で異世界召喚

kamine

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一章

またまた再開

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  天音は買い物をした後、来た道をもどって無事寮に戻ることができた。そして自分の部屋に行こうとした天音は後ろから肩を叩かれた。
  「よっ、アマネ。体調は大丈夫なのか?」
  この声は
  「おぉ、レオ!朝ぶりだね。体調は全然大丈夫だよ」
  そう言うとレオは安心したようで顔が少し緩んだ。そしてレオの目がアマネのアクセサリーや箱にいく。
  「お、おま、そのアクセサリー....」
  「あぁ、これはーーーー」
 

  「っていうことでこんなに買ってきちゃった」
 レオに今まであったことを(賊のこと以外)を伝えた。
  「ずるいぞ!!!!俺も誘ってくれよ!!!!!」
  「いやぁ、忙しかったから...ごめんね?」
  笑顔で謝るとレオは諦めたようにため息を吐いた。
  「もういいや.....あ、アマネご飯食べたか?」
  思い出したようにレオが聞いた。
  「いや、食べてないよ?」
  「じゃこれから食べに行こうぜ。俺先に席とっとくから荷物置いてこいよ」
  「了解!ありがとうレオ!置いてくるねっ」
  「おーう」
  そう言って2人は別れた。

 しばらく歩いて自分の部屋を見つけたはいいがアマネの部屋の前に誰かいることに気づく。
  ん?女の子?あれ?見覚えがある.....って!!
  「音々.....?」
 そう呟いた瞬間ドアに寄りかかって上の空だった音々がバッ!!て天音の方を向き、ありえない早さで突進してきた。
  「ま、まって!!!それ死ぬ!まじ死ぬから!!!うえっ......!!!」
 奇妙な声を漏らしながら天音が元いた位置から5mほど吹き飛ばされ音々に押し倒される形になった。
  「あま兄!!あま兄!!!!!!!会いたかったっ。会いたかったよ!!」
 そう言って天音の頬に自分の頬を擦り合わせる。
  「ちょ、音々!!こ、この体制は不味いから!!!とにかく一旦離れよう。うん。それが良いよ。そう思うでしょ!?音々!!」
  天音もパニクって変なことを言ってることに気づかない。
  「あま兄....ふ、ふぇぇぇぇん!!」
 ついに泣き出した音々に焦る天音はとにかく自分の部屋で話そうと思い音々をお姫様抱っこし部屋のカードキーをかざし、急いで中に入った。
 音々をソファーに下ろそうとする。が、首に巻きついた手を離してくれない。
  「ちょ、音々。これじゃ話ができないよ?」
 困ったように音々に言う。
  「できるよ」
 そう音々が言うと天音をソファーに押し倒し、その上に音々が乗り天音の胸に顔を沈めた 。
  「ちょ、ま、まじですか....音々、これ少し恥ずかしいんだけど」
  「あま兄が悪い、ずっと、ずっと寂しかったんだからしばらくこのままにさせてよ」
  そう音々が涙声で言う。
  「ごめん、音々。今まで色々あったんだ」
  「うん、知ってる。澪姉から聞いたよ。あま兄ごめんね?私を、私を守るために.....」
  「いいんだよ、いいんだ。音々が傷つかなくて良かったよ」
  「あま兄.....ありがとう。大好き.....」
 そして音々はすぅすぅと寝息をたてて寝てしまった。
  「うん、僕も大好きだよ。って....う、動けない......」
  こ、困ったな....食堂に行かなきゃレオに怒られちゃう。よし。
 意を決して音々をテーブルを挟んだもう一個のソファーに魔力で移動をこころみる。
 そぉっと、そぉっと。
 魔力を天音の体全体から押し出すように出し音々を持ち上げる。そしてゆっくりソファーに下ろした。
 よしっ、食堂に行くか。あ、年のため置き手紙を。
 ~音々へ、兄ちゃんは食堂に行ってきます。目が覚めたら気をつけて帰るんだぞ??ここ男子寮だから男に絡まれたら叩き潰すんだぞ??あと、また今度ゆっくり話そうな。天音より~
 うん、こんなものだろう。心配かけたのは僕のせいだからなぁ。ごめんね。また今度話そうね?
 そう思いながら薄い布団を音々にかけて食堂に向かった。
 
 
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