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第一部
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「何してんの?こんなとこで」
マンションの廊下に座っていた郁美は、突然声をかけられた。
郁美は大好きな姉様、美幸の帰宅を待ちわびていた。待ちわび過ぎて、人の気配に気づけなかった。
「ここの住人?」
声をかけてきた人物は背が高く、恐らく美幸と同じくらいの年の男だ。とても整った顔をしているが、郁美を不審に思っているのであろう。気持ちが表情にうっすら出ている。若干睨まれているようで、郁美は萎縮してしまう。
男は美幸の部屋を指さしている。
このマンションはこの地域の中でも高級な部類に入り、広い1フロアに2部屋しかない。
男は美幸の隣人のようだ。
「あ、僕、姉様を、この部屋の、人を、待って、ます」
最後はほとんど聞き取れなかっただろう。声がかすれて語尾が消えてしまった。
美幸の、姉様の隣人に失礼があってはいけない。でも緊張でうまく喋れなくなってしまった。
怪しまれないようになにを話そうか。俯いて考えていると、ふ、と息の漏れる音がした。
男が少し笑ったようだ。
「へえ。アイツ、弟いたんだ」
アイツ、とは、美幸のことだろう。どうやら美幸の知り合いらしい。しかも、かなり親密なようだ。美幸をアイツと呼ぶ人間を、郁美は初めて見た。
「ここで待ってんの寒いでしょ。うち来る?」
男は笑って手を差し伸べた。
これが、郁美とキリヤの出会いだった。
「キリヤがね、今度お肉食べさせてくれるんだって。食べてもいい?」
郁美は床から、ソファに座る美幸を見上げている。
今年で二十歳になる大学生の郁美は、とても成人男性には見えない。美幸が見下ろしている角度のせいもあるが、年齢よりもはるかに幼く見える。
「そうね。油の少ない部位になさいね」
郁美はうっとり笑って頷いた。
郁美は美幸の従弟である。幼少の頃から美幸を姉様と呼び、慕っている。姉様と呼ばせるようにしたのは美幸自身だ。
『私のことは姉様、と呼ぶのよ』
姉妹の魔法使いのお話に憧れて、性別の違う従弟に、レースの衣装を着せて共に過ごした。
幼かった郁美は素直に受け入れ、今も美幸を姉様と呼ぶ。
美しさを損なわないよう、食べるものから着るものにまで指示を出す美幸に、郁美はいつも従順に従ってきた。
美幸を慕うその表情は、あの頃から何一つ変わっていない。
可愛い子。
最近艶っぽさが加わったように感じるのは、気のせいではないだろう。
美幸の仕事の帰りを廊下で待つ郁美が見当たらなかった一ヶ月前。あれから郁美は美幸の帰りを、隣人のキリヤの家で待っている。
「まさか、あなたたちがこんなに仲良くなるなんて、ね」
「僕も、キリヤと姉様が大学の同期だなんて知らなかったよ。すごい偶然だよね。まさか、お隣さんが、友達なんて」
郁美は目を輝かせている。一人暮らしをするために選んだ部屋が偶然、まったく偶然に、キリヤの部屋の隣だったのだ。
挨拶に行ったときのキリヤの顔は忘れられない。いつも何も写さないあの瞳が、一時、美幸を捉えて離さなかった。
そろそろ帰宅から一時間が過ぎる。
ちらりと美幸が時計に目をやると、郁美はそっと立ち上がる。
「もう、時間、だよね」
美幸が帰宅をしてから着替えと食事を済ませたあとの一時間。この一時間が、郁美との逢瀬の時間だった。
このあと美幸は自身の入浴とストレッチ、ボディケアとスキンケアに費やさなければならない。
「キリヤのところに行くの?」
帰り支度を済ませて、名残惜しそうな郁美に問う。
頷く郁美に、美幸は準備していたビデオカメラを差し出した。
「これで、撮ってきてほしいの」
「なにを?」
小首をかしげている郁美に、笑顔を向ける。
「あなたたちが、してるところ」
郁美は目を大きく見開いて固まった。すぐに、首まで赤く染まった。
「姉、様?」
「あら。気づいていないと思った?最近のあなたをみていればわかるわ。あなたとキリヤは、そういう関係でしょう?」
「でも、姉様は、男なんて、男の体とか、興味がないでしょう?」
「女性ならば、男同士のそういうことに興味を持つのはごく普通のことだと思うわ。郁美、あなたは違うの?」
郁美は俯いてしまう。
美幸は郁美の顎を指先ですくい上げ、極上の笑みを浮かべる。
「あななたちがしている所を、見てみたいの」
真っ赤な顔をした郁美は、震える手で、時間をかけてビデオカメラを受け取った。
キリヤはインターフォンを受けて、扉を開けた。
「入ってきていいのに」
合鍵を渡してある郁美は、毎回インターフォンを鳴らしてキリヤを呼ぶ。
『でも人んちだし。俺んちじゃないし』
そう反論してくるだろうと思ったが、郁美は俯いて黙ったままだった。よく見ると、首筋が朱に染まっている。
「郁美?熱でも出た?」
キリヤが屈んで額に触れると、郁美は引きつった声を上げて飛び退いた。
真っ赤に染まった顔と潤んだ大きな瞳が見つめている。出会ったときのような、初々しい反応だ。
「あ、な、なんでも、ない、」
なんでもない反応には見えない。隣人になにか吹き込まれたのだろうか。それにしても可愛い仕草に、キリヤは思わず笑みがこぼれてしまう。扉に追い詰めて郁美の腰に手を回す。
しかし、郁美はキリヤの胸に両腕を突っ張って距離を取った。
「まって、のど、のどかわいた」
靴を無理矢理脱ぎ捨てて押し入ろうとする郁美を、キリヤは開放して部屋へと促した。まだ夜は長い。
「座ってていいよ」
郁美は頷いて、鞄を抱えたまま、お気に入りのクッションにへたりこんだ。ミネラルウォーターのペットボトルを手渡すと、郁美は震える手で受け取ったまま動かなくなってしまった。
キリヤはちょっかいをかけたい気持ちを抑えて、郁美を見つめる。しばらく眺めていたが、郁美は固まったままだ。
「喉、乾いてたんじゃなかったっけ?」
声をかけると、郁美は大げさなくらい肩を揺らした。郁美の泣きそうな瞳が、キリヤに向いた。
郁美は何度も頷く。キリヤがペットボトルの蓋を開けてやると、郁美は少し、口を潤した。
「今日すっげー可愛いけどさ、なんかビクついてない?俺がいじめてるみたいじゃん。なんかあった?」
「い、いつもは、可愛くないみたいな、言い方じゃん」
キリヤがわざとらしく悲しげな顔を作って言うと、一口二口水を飲んだ郁美は、キリヤを睨みながら言い返した。
「いやいや、いつも死ぬほど可愛いんだけど、今日は特別可愛いなーって。まじでどしたん?話聞こか?」
手早くペットボトルを奪い、キリヤは郁美のシャツの中に手を入れる。小さく非力な郁美を簡単にねじ伏せた。
「まって、ま、まってってば、やめて!」
郁美が叫ぶ。その剣幕に、キリヤは手を止めた。
「シャワー、先、浴びてきて。俺はキリヤのあとで浴びるから、絶対来ないで、はやく行って」
郁美は早口で捲し立てたあと、力を緩めたキリヤから抜け出し、鞄を抱えて俯いてしまった。表情を伺うことができない。
「わかったよ。シャワー浴びたらベッドで待ってる」
郁美が俯いたまま頷く。
キリヤは大人しく浴室へと足を向ける。
(ナシになったら、嫌だしなぁ)
手早く済ませて部屋に戻ると、郁美は無言で足早に浴室へと消えた。大事そうに抱えていた鞄はクッションのそばに無造作に置かれている。
キリヤは寝室で、郁美を待つことにした。
薄暗い寝室で、キリヤは郁美を組み敷いた。さっきまでが嘘のように、郁美は甲高い悲鳴をあげている。なんなら、いつもより積極的だ。
その嬌声の合間に、郁美がなにかつぶやいている。
「どうした?」
キリヤが郁美の耳に吹き込むと、つぶやきが少し大きくなった。
「、して、女の子、に、」
郁美の両目から、涙が溢れる。
「俺を、女の子にして」
郁美は泣きながら何度も呟いた。呪文のように、呪いのように。
キリヤは郁美の涙を拭う。
「女の子とするより、優しくしてるよ?」
郁美は大きく息を吸ったあと、意味を成さない言葉を喘ぎ続けた。
マンションの廊下に座っていた郁美は、突然声をかけられた。
郁美は大好きな姉様、美幸の帰宅を待ちわびていた。待ちわび過ぎて、人の気配に気づけなかった。
「ここの住人?」
声をかけてきた人物は背が高く、恐らく美幸と同じくらいの年の男だ。とても整った顔をしているが、郁美を不審に思っているのであろう。気持ちが表情にうっすら出ている。若干睨まれているようで、郁美は萎縮してしまう。
男は美幸の部屋を指さしている。
このマンションはこの地域の中でも高級な部類に入り、広い1フロアに2部屋しかない。
男は美幸の隣人のようだ。
「あ、僕、姉様を、この部屋の、人を、待って、ます」
最後はほとんど聞き取れなかっただろう。声がかすれて語尾が消えてしまった。
美幸の、姉様の隣人に失礼があってはいけない。でも緊張でうまく喋れなくなってしまった。
怪しまれないようになにを話そうか。俯いて考えていると、ふ、と息の漏れる音がした。
男が少し笑ったようだ。
「へえ。アイツ、弟いたんだ」
アイツ、とは、美幸のことだろう。どうやら美幸の知り合いらしい。しかも、かなり親密なようだ。美幸をアイツと呼ぶ人間を、郁美は初めて見た。
「ここで待ってんの寒いでしょ。うち来る?」
男は笑って手を差し伸べた。
これが、郁美とキリヤの出会いだった。
「キリヤがね、今度お肉食べさせてくれるんだって。食べてもいい?」
郁美は床から、ソファに座る美幸を見上げている。
今年で二十歳になる大学生の郁美は、とても成人男性には見えない。美幸が見下ろしている角度のせいもあるが、年齢よりもはるかに幼く見える。
「そうね。油の少ない部位になさいね」
郁美はうっとり笑って頷いた。
郁美は美幸の従弟である。幼少の頃から美幸を姉様と呼び、慕っている。姉様と呼ばせるようにしたのは美幸自身だ。
『私のことは姉様、と呼ぶのよ』
姉妹の魔法使いのお話に憧れて、性別の違う従弟に、レースの衣装を着せて共に過ごした。
幼かった郁美は素直に受け入れ、今も美幸を姉様と呼ぶ。
美しさを損なわないよう、食べるものから着るものにまで指示を出す美幸に、郁美はいつも従順に従ってきた。
美幸を慕うその表情は、あの頃から何一つ変わっていない。
可愛い子。
最近艶っぽさが加わったように感じるのは、気のせいではないだろう。
美幸の仕事の帰りを廊下で待つ郁美が見当たらなかった一ヶ月前。あれから郁美は美幸の帰りを、隣人のキリヤの家で待っている。
「まさか、あなたたちがこんなに仲良くなるなんて、ね」
「僕も、キリヤと姉様が大学の同期だなんて知らなかったよ。すごい偶然だよね。まさか、お隣さんが、友達なんて」
郁美は目を輝かせている。一人暮らしをするために選んだ部屋が偶然、まったく偶然に、キリヤの部屋の隣だったのだ。
挨拶に行ったときのキリヤの顔は忘れられない。いつも何も写さないあの瞳が、一時、美幸を捉えて離さなかった。
そろそろ帰宅から一時間が過ぎる。
ちらりと美幸が時計に目をやると、郁美はそっと立ち上がる。
「もう、時間、だよね」
美幸が帰宅をしてから着替えと食事を済ませたあとの一時間。この一時間が、郁美との逢瀬の時間だった。
このあと美幸は自身の入浴とストレッチ、ボディケアとスキンケアに費やさなければならない。
「キリヤのところに行くの?」
帰り支度を済ませて、名残惜しそうな郁美に問う。
頷く郁美に、美幸は準備していたビデオカメラを差し出した。
「これで、撮ってきてほしいの」
「なにを?」
小首をかしげている郁美に、笑顔を向ける。
「あなたたちが、してるところ」
郁美は目を大きく見開いて固まった。すぐに、首まで赤く染まった。
「姉、様?」
「あら。気づいていないと思った?最近のあなたをみていればわかるわ。あなたとキリヤは、そういう関係でしょう?」
「でも、姉様は、男なんて、男の体とか、興味がないでしょう?」
「女性ならば、男同士のそういうことに興味を持つのはごく普通のことだと思うわ。郁美、あなたは違うの?」
郁美は俯いてしまう。
美幸は郁美の顎を指先ですくい上げ、極上の笑みを浮かべる。
「あななたちがしている所を、見てみたいの」
真っ赤な顔をした郁美は、震える手で、時間をかけてビデオカメラを受け取った。
キリヤはインターフォンを受けて、扉を開けた。
「入ってきていいのに」
合鍵を渡してある郁美は、毎回インターフォンを鳴らしてキリヤを呼ぶ。
『でも人んちだし。俺んちじゃないし』
そう反論してくるだろうと思ったが、郁美は俯いて黙ったままだった。よく見ると、首筋が朱に染まっている。
「郁美?熱でも出た?」
キリヤが屈んで額に触れると、郁美は引きつった声を上げて飛び退いた。
真っ赤に染まった顔と潤んだ大きな瞳が見つめている。出会ったときのような、初々しい反応だ。
「あ、な、なんでも、ない、」
なんでもない反応には見えない。隣人になにか吹き込まれたのだろうか。それにしても可愛い仕草に、キリヤは思わず笑みがこぼれてしまう。扉に追い詰めて郁美の腰に手を回す。
しかし、郁美はキリヤの胸に両腕を突っ張って距離を取った。
「まって、のど、のどかわいた」
靴を無理矢理脱ぎ捨てて押し入ろうとする郁美を、キリヤは開放して部屋へと促した。まだ夜は長い。
「座ってていいよ」
郁美は頷いて、鞄を抱えたまま、お気に入りのクッションにへたりこんだ。ミネラルウォーターのペットボトルを手渡すと、郁美は震える手で受け取ったまま動かなくなってしまった。
キリヤはちょっかいをかけたい気持ちを抑えて、郁美を見つめる。しばらく眺めていたが、郁美は固まったままだ。
「喉、乾いてたんじゃなかったっけ?」
声をかけると、郁美は大げさなくらい肩を揺らした。郁美の泣きそうな瞳が、キリヤに向いた。
郁美は何度も頷く。キリヤがペットボトルの蓋を開けてやると、郁美は少し、口を潤した。
「今日すっげー可愛いけどさ、なんかビクついてない?俺がいじめてるみたいじゃん。なんかあった?」
「い、いつもは、可愛くないみたいな、言い方じゃん」
キリヤがわざとらしく悲しげな顔を作って言うと、一口二口水を飲んだ郁美は、キリヤを睨みながら言い返した。
「いやいや、いつも死ぬほど可愛いんだけど、今日は特別可愛いなーって。まじでどしたん?話聞こか?」
手早くペットボトルを奪い、キリヤは郁美のシャツの中に手を入れる。小さく非力な郁美を簡単にねじ伏せた。
「まって、ま、まってってば、やめて!」
郁美が叫ぶ。その剣幕に、キリヤは手を止めた。
「シャワー、先、浴びてきて。俺はキリヤのあとで浴びるから、絶対来ないで、はやく行って」
郁美は早口で捲し立てたあと、力を緩めたキリヤから抜け出し、鞄を抱えて俯いてしまった。表情を伺うことができない。
「わかったよ。シャワー浴びたらベッドで待ってる」
郁美が俯いたまま頷く。
キリヤは大人しく浴室へと足を向ける。
(ナシになったら、嫌だしなぁ)
手早く済ませて部屋に戻ると、郁美は無言で足早に浴室へと消えた。大事そうに抱えていた鞄はクッションのそばに無造作に置かれている。
キリヤは寝室で、郁美を待つことにした。
薄暗い寝室で、キリヤは郁美を組み敷いた。さっきまでが嘘のように、郁美は甲高い悲鳴をあげている。なんなら、いつもより積極的だ。
その嬌声の合間に、郁美がなにかつぶやいている。
「どうした?」
キリヤが郁美の耳に吹き込むと、つぶやきが少し大きくなった。
「、して、女の子、に、」
郁美の両目から、涙が溢れる。
「俺を、女の子にして」
郁美は泣きながら何度も呟いた。呪文のように、呪いのように。
キリヤは郁美の涙を拭う。
「女の子とするより、優しくしてるよ?」
郁美は大きく息を吸ったあと、意味を成さない言葉を喘ぎ続けた。
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