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隣人

エロエロハロウィン

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~隣人のハッピーハロウィンより~


ハロウィンパーティーから逃げ出してラブホテルにて。


「つーわけで。準備お願いしまーす」
郁美はキリヤから何かを渡された。浣腸だった。
「なんで…持ってんの…」
「もう家にないよなーと思って、迎えに行く前に買っといた。まさか今使うことになるとは思わなかったけど。あ、俺も行く?」
「いい。来なくていい、絶対来ないで」
「ちゃんと上はニットワンピ着てきてね♡カツラもね♡」
楽しそうなキリヤに、郁美は無言で準備に向かった。


部屋に戻ると、ベッドに座るキリヤが何かを手にしていた。小さな楕円形の何かは小刻みに振動しているようだ。
「なに、それ…」
「ローター」
「…ローターって、何?」
「またまた~。知らないわけないでしょ?」
テンション高めなキリヤに郁美は眉間にシワを寄せる。本当にそれがなんなのかわからない。ただ、ろくでもない物なんだろうということは、キリヤの口ぶりで察した。素直に全裸にニットワンピを着てカツラも被ってきたが、失敗だったかもしれない。郁美は警戒しながらベッドに上がる。
「これ、本当にまいやんが勝手に用意したやつだから。嫌って言ったのに、睨まれて…、」
「うんうん、わかってるよ。わかってるけど、それはそれ。彼氏に内緒でこんな可愛い格好する子には、お仕置きです」
「内緒じゃないってば、言う時間が…あっ、何これ?!あっ、やぁっ」
郁美はくるっと向きを変えられて、キリヤの足の間に収まる。背中から抱きしめられて身動きが取れずに逃げられない。ニットの上からそれぞれの胸の粒にローターを当てられて、郁美はびくびくと体を震わせた。
「…まじで知らない?これ。エロい事に使うおもちゃね。あんま好きじゃないんだけど」
「しっ、知らなっ…あっ、やだ、これ、やっ…ふ、んっ、ぅ…ふぅ、ぅんっ 」
「服、ちゃんと持ってないと濡れるよ?これ以外服ないんだから。それとも、えっちなシミつけて帰る?」
俺は構わないけど、と耳元で囁かれて、郁美は首を横に振ってニットをたくし上げた。激しく頭を振ったせいで金色の髪がバサバサと揺れた。
恥ずかしく立ち上がったそこから先ばしりの汁がトロトロこぼれている。舞から借りている服にそんなシミをつけるなんて、何を言われるかわからない。丸出しになったそこに羞恥が湧き上がるが、舞にどう説明するかを考えるほうが嫌だ。
剥き出しになって心もとないのに、郁美の立ち上がった部分は動きに合わせて透明な汁を飛ばす。郁美自身、服の上からの甘い刺激に腰の揺れが止められなかった。
「いい眺め~♡まさかチンコが可愛いと思う日がくるなんて。人生何があるかわかんないよね、ほんと」
「はっ、はふ、ぅ、う、うぅ、んぅうっうっふぅっ」
キリヤに見られているのにへこへこと動く腰は止まらない。直接刺激がほしいのに、キリヤのオモチャを持った手は胸から動かず、胸の刺激も甘すぎて物足りない。郁美が胸を反らせて粒をキリヤの手に押し付けると、先端がニットとオモチャに激しく擦られてしまった。
「あっ、ひゃあっ、ふにゃあぁぁあっ!あっ、あ♡あ♡ひ、はぁあ♡」
郁美はピンと全身を反らせたあと、くったりと力を抜いてキリヤに体を預けた。オモチャの刺激にぴくぴくと体が反応してしまう。キリヤの胸に後頭部をすりすりと擦りつけて甘えるような仕草を見せる郁美に、キリヤはオモチャを郁美から離してしまった。
「あっ、やだぁ、もっと…♡」
「…郁美、もしかしていった?」
「んっ♡ん、うんっ♡あ、おしり、あっ♡、きもちいぃとき、みたい…♡」
郁美の体はひくひくと痙攣が止まらなかった。射精していないのに、射精したときのような快感が続いている。ずっと出し続けているかのような感覚に郁美は酔いしれた。たまらなくなった郁美は自分で空いた手を使い、乳首をキュッと摘まむ。
「あっ、あーーー♡♡♡はぁ、あ♡はぅぅ♡」
郁美は再度のけぞって絶頂を迎える。しかし、やっぱり射精はしていない。郁美は頭の中が痺れておかしくなりそうだった。
「なに勝手に気持ちよくなってんの…お仕置きになんないでしょ」
「ら、って、おっぱい、ぃっ♡いいの♡きもち、いい、の…♡」
「…乳首イキしてんの。可愛いすぎか……でもさ、こっち、可哀想だよ?出したほうが良くない?」
「あ、ひっ!ひゃあああっ!やだっ、やっ、んひぃいいっ!」
キリヤにオモチャごと股間を握り込まれて、郁美は金切り声をあげた。あまりの強い刺激に脳が焼き切れたかと思った。射精せずに勃起したままだったそこは突然の刺激にびゅくびゅくと精を拭き上げる。もう射精したのに、キリヤは手を離してくれなかった。
「すげー勢い。可哀想に、我慢してたんじゃない?」
「んっ!ひぅううっだめっ、これ、だめぇえっ!つよ、つよいから、だめ、おねがい、おね、が、んあ゛ーーーっ!!」
郁美は全身を突っ張らせたあとガクガクと震えた。短時間に、再度射精してしまった。無理矢理射精をさせられて、心も体も追いつかない。気持ちがいいはずなのに、強すぎる快感に郁美の瞳から涙が溢れ出た。泣き出した郁美にキリヤはやっとオモチャを遠ざける。
「ちょっと、刺激強すぎた?」
「ご、ごめん、なさ…も、勝手に、いかないからぁ、っ、やだ、それ、もう、やだ」
「おっぱいでイクのはいいんだけど。今日のお仕置きは、他人の前で可愛い格好しないでね、ってとこだよ?」
「しない、も、しないから、ごめっ、ごめ、なしゃい、おっ、おもちゃ、もう、ちんちん、しないっ、でぇ…」
郁美はしゃくりあげなから泣いた。あまりの快感に郁美は怖くなった。乳首でイッたとろけるような気持ち良さのあとに地獄に叩き落されて、郁美は混乱と恐怖でわけがわからなくなってしまった。もう、オモチャで無理矢理イかされたくない。泣きながら懇願する郁美に、キリヤは喉で笑った。
「ちゃんとごめんなさいできて、えらかったね」
キリヤはべろりと郁美の頬を舐めて、涙を拭った。許してくれたキリヤに、郁美は振り返って首にすがりつく。股間をいじめた張本人なのに、体を擦り寄せて甘えた。褒められたことに郁美の視界は蕩けたような気がした。郁美が顔をあげて舌を出すと、キリヤが噛み付くように吸い付いた。
「今度したら、もっとちんちんいじめるからね?」
キリヤの言葉に、郁美は大きく体を震わせた。何度も頷いた郁美は舌を伸ばしてより深くキリヤの舌に絡ませる。甘えて許しを請う郁美に、キリヤは背中を撫でた。慈しむように撫でられて、郁美はほっと肩の力を抜いた。郁美は許されたらしい。しかし安心したのもつかの間、キリヤが背中を撫でながらニットをめくり、いつの間に出したのか、ローションに塗れた指を窄みに当ててくる。
「あっ、ちょ…い、いれる?」
「えっ。だめ?」
「だって、いきすぎて、」
「あ~…辛くないようにするから。ね?」
(嘘つけ)
郁美は笑顔のキリヤに内心毒づく。辛くないようになんて絶対に嘘だ。わかってはいても、まだすぐそばで振動しているオモチャが怖くて郁美はしゃくりあげながら頷いた。後ろを解されて、性急に指とは比べ物にならない大きなものが埋め込まれてくる。
「ひっ、ぃっ、ふぃっ、く、ぅんっ」
「郁美さ、オモチャと、俺がするのと、どっちが好き?」
キリヤはニット越しに郁美の胸を摘まむ。どう言ってほしいのかを察しつつ、答えは1つしかないので仕方なく郁美は答える。
「き、キ、リヤが、あっ、する、の、っ、」
「好き?」
「んぅ、すき、きりやの、は、ぁっ!ん、すきぃっ」
「…可愛いぃ~俺も好き♡」
「いっ、言わし、とい、てぇっぁっあ、あ、あぅっ♡んぅ♡」
無理矢理言わせておいて何を言ってるんだと反抗したかったが声にならず。指と舌で愛撫される乳首に郁美は震えた。
また、あれがきてしまう。じくじくと乳首から脳にかけて毒のような快感が流れ込んでくる。キリヤは郁美のニットに頭を突っ込むようにして敏感になっているそこを責め立ててくる。
「んひっ♡だめ、だめぇそれ♡すきっ♡だめ、なっちゃうぅっ♡あ♡やだ、だめぇっ♡」
郁美は頭を振り乱して狂ったように喘いだ。被ったままの金色のカツラがぐちゃぐちゃになって張り付いてくるが、構っていられない。郁美はキリヤの頭を掻き抱く。オモチャでいじめられたせいで、乳首がおかしくなっている。舌と指で責められて、郁美は自分から胸を反らせて愛撫を乞う。もう快感を追う意外、何も考えられなくなっていた。
「あ♡あっ♡もう、んっ♡だめ、も…らめぇ♡そこ、きもち、いっ♡へぁ♡あー♡だめぇえっ♡あ♡あー~~♡♡♡」
「めっちゃくちゃ、可愛い。きもちいい?中、すごいことに、なってるよ」
「だめ、だめぇ♡きもちっ♡あー♡して、もっとぉ♡お♡んっ♡だめぇ♡きもちいっ、から♡おっぱい♡して、あっ♡だめぇえっ♡」
「いいのか、だめなのか、どっちよ……中、やば。すげぇ、いい」
自分でも何を口走ってるのかわかはないまま郁美は喘ぎ続ける。キリヤが郁美の胸をいじりながら笑うが、余裕がないようだ。イってるのかイってないのかも分からない中、郁美の頭は真っ白になった。





「………んぇ?」
「あ、起きた?」
目覚めた郁美は見慣れない景色に混乱した。横にキリヤがいるのに、ここはキリヤの部屋ではない。どこだったか考えて、さっきまでの痴態が蘇った郁美は枕に顔を埋めた。
「…最悪」
「おっぱいに、目覚めちゃったねぇ」
「うるさいな!誰のせい、だょ…えほっ」
「ほら、水分取って。すごかったわ。めちゃくちゃ喘ぎまくって、ほんと…俺もやばかったもん。あ~幸せ。思い出しただけでやばい。可愛かったぁ~♡」
「ねぇ、ほんと、うるさい。黙…ひぇええっ!服!」
記憶にないが、たぶんキリヤが脱がしたのだろうニットワンピースが転がっていた。胸元がガバガバに広がっている。しかも恥ずかしいシミもたくさんついている。
「…ね。どうしよっか」
「これ、着て、帰るの?俺…それより、まいやん…」
「まいやんには俺がしゃぶりつくして汚したって言っていいから」
それならますます『欲しい』と舞が騒ぐのではないだろうか。郁美は途方に暮れた。体中と喉が痛いし眠くて頭がぼんやりする。いっそ夢であれ、と、郁美は再度目を閉じた。




END
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