LABIS TRIP〜ラビストリップ〜異世界啓発冒険譚

ろきそダあきね

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第三章

地獄門

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吹き飛んで行く美々を視認確認したスカイは素早く「クレアーレグローブ」をドームから解除して「光の翼」で美々を受け止める!

「美々!……まずい、内臓が破壊されている!」

 美々を白い光が包み込む

 瞬時に再生を終えると美々はすぐに意識を取り戻す

 すぐに意識を取り戻すところはさすが魔将校だ

「がはっ!……ハァ……ハァ……スカイ……アイツヤバいわ……魔族なのに「武装具」使ってる……行方のわからなかった如意棒(にょいぼう)だった……ハァハァ」

「一人で浮けるか?それとも下に降ろそうか?」
 美々はスカイにお姫様抱っこ状態だった
 
「――ヒャ!しっ下に……降ろしなさい!……」

「なんて声出してんだ美々、まだ痛むか?」
「――うっうるさいわね!バカ!まぁ……ありがと……」
 ボソボソと小声になる美々
「ん?」
「なっなんでもないわよ!……」
 ――美々の最強テンプレツンデレがキタ~……尊い~➖聞こえてるわよ……サトエリ……➖……あ……――

「次はお前か?」

「行くぜ!グングニル!」

グリムは体中から魔力と稲光いなびかりを放ち自身の身体能力を向上させる
 コーラルの「フィジカルブースト」と同じ効果を持つスキル
獅子奮迅ししふんじん!」
 グリムもまた以前トーマと戦った頃より格段に強くなっている!

 瞬時にグレイジュの横に現れるグリムは凄まじい右フックを繰り出す!
 グングニルを握っていない!

 グレイジュはけらないと判断し如意棒でグリムのこぶしを受ける!衝撃があたり吹き飛ばす!

 同時にグレイジュの背中にグングニルが突き刺さる!
「ぬぅ!」
グリムは握っていないのではなく、すでに投げているのだ!自動で戻ってくるグングニルを投げては殴りを高速で行うことでまるで二体一!いや三対一のように傷だらけにしていく

「必中」のグングニルがグレイジュをズタズタにしていく!次第にグリムの拳もはいりだす!

「ふぬっ!」
 だがグレイジュは無造作に如意棒を振る!

「グハッ!何~!?」
 グリムは吹き飛ぶが踏みとどまる!
 脇腹が陥没している!グリムの口から血が吹き出す!
 距離の空いたグリムは魔力を収束させる
 弾ける稲光とともに放つ!

画竜点衝がりょうてんしょう!」
 地をえぐる波動がグレイジュに向かっていく!

「地獄門!」
 グリムの後方に「地獄の門」が出現し何かに引っ張られるように門に吸い込まれる!
同時に体から強烈な波動を出し「画竜点衝」を極限まで削り直撃するがグレイジュは耐える!

 門から放りだされたグリムは体中が陥没かんぼつして全身の骨が砕けている
「……がっ……ぐ……」

 まさに鬼の王「夜叉・グレイジュ」は魔族最高位の王のチカラを持っている

 グレイジュは深呼吸すると筋肉が盛り上がり息を吐くと傷だらけの体が綺麗にふさがった

「お前もなかなか強かったぞ!部下にしてやってもいい!……もう答えることも出来ぬか、トドメだ!」

 グレイジュは如意棒を振る!
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