162 / 202
第三章
出会い
しおりを挟む
「……トーマっち……間違いなくトーマっちだ……ウバさん!どこに行けば会えるソ?」
コーラルもウバに縋縋るように詰め寄る
「ホホホ……スカイは「魔将校」になったらしいよ、帝都に行ってみるんだね」
「魔将校!?トーマっちが?……そっか~……「ミミチ~」と「グリムん」がいるんだ!あと「レイさん」も……――あっ!記憶が無いから「仲間」にしたんだ!むむむ、卑怯なり帝国軍!」
コーラルが珍しく的を得 たことを言っている
「ヨヨヨ、しかし「魔将校エドル・ブリーチ」が「セブン」を調べとるとなるとスカイは狙われておるかもしれん……スカイの弱点である「アンバー」を攫おうとしていたしな……」
「――!わたしが彼に迷惑を!?」
アンバーは不安気に落ち着かない様子だ
「トーマ様に関わってはる方達を全員保護して安全な場所におってもらうのんはどうやろう?負担はすべてビビ様が賄うてくれるさかい、一緒に帝都へ行ってくれしまへんか?」
アイボリーが提案する
「それいいね!みんなと合流しよっちゃ!」
半ば強引に全員を引き連れて帝都へ向かう一行、「コーラル」「アイボリー」「ブラウン」「アンバー」「ウバ」それに「ジャワ」と「リゼ」もウバの子供達なので連れて行くことになった
エリィ達は帝都で「セブン」に関する情報を手分けして聞き込みをしている
帝都は貧民街と違いとても広い、商店から飲食店などにも話を聞いて回るには一定の距離を保ちつつ三人バラバラに行動している
出てくる話はやはり「貧民街の英雄」という話ばかり、肝心な居場所などはまったく分からない
エリィは必死に声を掛けていく
「あの、少しお聞きしたいのですが「セブン」と名乗っている方のことを知っていませんか?」
「――!ひょ~!」
――緊急事態発生!緊急事態発生!➖どうしたの!?サトエリ!インディゴが現れたの!?➖ただいま超絶美少女に話しかけられております!どうぞ!➖……アンタね~バカじゃない?急に「脳内チャット」つなぐからびっくりしたじゃない!そんな事より卵を忘れずに買ってきなさいよ!➖こんな可愛い子がリアルに存在するなんて……わたし……➖アンタいちいち落ち込んでんじゃないわよ!買い物だけだからすぐ戻ってくると思って行かせたのに……もぅ……じゃあ早く帰ってきなさい……慰めてあげるから➖美々~尊い~!➖まったく!➖あっ……でもこの子が「セブン」を探してるって……➖ハァ~?アンタそれさきに言いなさいよ!すぐに行くから待ってて!➖うん!……美々カッコいい……へへ……――
「……あの……大丈夫ですか?」
エリィがぼんやりしているエリを見て不思議そうに尋ねる
コーラルもウバに縋縋るように詰め寄る
「ホホホ……スカイは「魔将校」になったらしいよ、帝都に行ってみるんだね」
「魔将校!?トーマっちが?……そっか~……「ミミチ~」と「グリムん」がいるんだ!あと「レイさん」も……――あっ!記憶が無いから「仲間」にしたんだ!むむむ、卑怯なり帝国軍!」
コーラルが珍しく的を得 たことを言っている
「ヨヨヨ、しかし「魔将校エドル・ブリーチ」が「セブン」を調べとるとなるとスカイは狙われておるかもしれん……スカイの弱点である「アンバー」を攫おうとしていたしな……」
「――!わたしが彼に迷惑を!?」
アンバーは不安気に落ち着かない様子だ
「トーマ様に関わってはる方達を全員保護して安全な場所におってもらうのんはどうやろう?負担はすべてビビ様が賄うてくれるさかい、一緒に帝都へ行ってくれしまへんか?」
アイボリーが提案する
「それいいね!みんなと合流しよっちゃ!」
半ば強引に全員を引き連れて帝都へ向かう一行、「コーラル」「アイボリー」「ブラウン」「アンバー」「ウバ」それに「ジャワ」と「リゼ」もウバの子供達なので連れて行くことになった
エリィ達は帝都で「セブン」に関する情報を手分けして聞き込みをしている
帝都は貧民街と違いとても広い、商店から飲食店などにも話を聞いて回るには一定の距離を保ちつつ三人バラバラに行動している
出てくる話はやはり「貧民街の英雄」という話ばかり、肝心な居場所などはまったく分からない
エリィは必死に声を掛けていく
「あの、少しお聞きしたいのですが「セブン」と名乗っている方のことを知っていませんか?」
「――!ひょ~!」
――緊急事態発生!緊急事態発生!➖どうしたの!?サトエリ!インディゴが現れたの!?➖ただいま超絶美少女に話しかけられております!どうぞ!➖……アンタね~バカじゃない?急に「脳内チャット」つなぐからびっくりしたじゃない!そんな事より卵を忘れずに買ってきなさいよ!➖こんな可愛い子がリアルに存在するなんて……わたし……➖アンタいちいち落ち込んでんじゃないわよ!買い物だけだからすぐ戻ってくると思って行かせたのに……もぅ……じゃあ早く帰ってきなさい……慰めてあげるから➖美々~尊い~!➖まったく!➖あっ……でもこの子が「セブン」を探してるって……➖ハァ~?アンタそれさきに言いなさいよ!すぐに行くから待ってて!➖うん!……美々カッコいい……へへ……――
「……あの……大丈夫ですか?」
エリィがぼんやりしているエリを見て不思議そうに尋ねる
3
あなたにおすすめの小説
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
しがない電気屋のおっさん、異世界で家電召喚ライフしてたら民から神格化され魔王から狙われる
長月 鳥
ファンタジー
町の電気屋として細々と暮らしていた俺、轟電次郎(とどろき でんじろう)。
ある日、感電事故であっけなく人生終了──のはずが、目を覚ましたら異世界だった。
そこは魔法がすべての世界。
スマホも、ドライヤーも、炊飯器も、どこにもない。
でもなぜか俺だけは、“電力を生み出し家電を召喚できる”という特異体質を持っていて──
「ちょっと暮らしやすくなればそれでいい」
そんなつもりで始めた異世界ライフだったのに……
家電の便利さがバレて、王族に囲まれ、魔導士に拉致され、気が付けば──
「この男こそ、我らの神(インフラ)である!」
えぇ……なんでそうなるの!?
電気と生活の知恵で異世界を変える、
元・電気屋おっさんのドタバタ英雄(?)譚!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる