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一章:異世界召喚と新生活スタート編
4話:別行動と洞窟探検!
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「普通に計画なく歩いてもつまんないし、ここは女神様の恩恵を早速使ってみよう!」
タケルはスマホを取り出すと『地図アプリ』を起動させた。
「へぇー。」
「仲間の位置まで分かるんだ!」
パレットの位置は青色の点が一つ。
地図は全体的に緑で覆われ、かなり離れた場所に赤い点がいくつか点在している。
「これってもしかして……敵だから赤なのか!?」
(この距離なら気にしなくても大丈夫かも。)
それから少し離れた海沿いに面した森の中に洞窟のマークを見つけた。
「洞窟なら素材採取で稼げるし、距離もあるからポイントも大量ゲットできるかも!」
◇ ◇ ◇
──数時間後。
「やっと洞窟が見えてきた。」
「地図アプリがなかったら絶対に見落としていたな……絶対に。」
地図には『アトラスの洞窟』と記されていた。
「見るからに何かありそうな洞窟だが…」
魔物に襲われたら一発アウトの状況でリスクを無視して入って良いものか……オレは悩んでいた。
「もしや、地図アプリって洞窟に入ったら切り替わったりしないかな…」
「だったら危険も回避できるのに!」
恐る恐る中に入る。
入った瞬間に出れなくなるパターンだったりしないかを確かめるために。
「フゥ~。」
「とりあえず出たり入ったりは出来るみたいだ!」
中に入ってスマホを確認。
ライトも使えるからたいまつを作ることも必要なくて助かった。
そして一番重要な地図アプリの効果だが……
「おっ、洞窟内の地図が出た!」
「しかも、階層まで……って地下50階層!?」
さすがに50階層まで降りてたら数日はかかるし、15階くらいから赤い点が目立つ……魔物もいるのか。
「10階くらいまで進んでパレットに相談してみよう!無理して死んでも意味ないし。」
──地下一階。
階段を降りた先は入り組んだ道が続く。
「迷路かよッ!」
「枝分かれした道が沢山あるな」
壁を見つめると青色の石や赤色の石、そして紫色の石が土に混じって散りばめられている。
「変わった石、素材として価値あるかも。」
「鑑定アプリを使って調べてみよっと!」
スマホを操作して鑑定アプリを起動した。
【鑑定アプリ】
・赤魔鉱石:魔力が含まれた魔鉱石で炎属性の力を含んでいる。
単価:500ギル
希少価値:E
・青魔鉱石:水属性の力を含んでいる魔鉱石。
単価:500ギル
希少価値:E
・魔水晶:紫色を帯びた水晶。魔物を惹きつける力が含まれている。
単価:250
希少価値:F
「これは採取しがいがあるなぁ!」
「……って硬っ!」
手で取り出そうにも壁にガッチリとハマっている石に悪戦苦闘していた。
「もっと簡単に取れるのかと思ってたが……」
「やっぱ無理だぁー。」
一度諦めてパレットと協力するべきかとも思ってはみたものの、この洞窟がたまたま今が魔物いないだけかもと思うと諦めきれなかった。
「どうせダメなら……」
「人材ガチャ引けないか確かめてみよう!」
ミッションを確認して気がついた。
「あれ……"ガチャ引き一回達成"?」
今の歩くミッション達成と二つを合わせるとちょうど1000Pが貯まり、一回分のガチャができるようになっていた。
「ラッキー♪」
「これで、明日を待たなくて済むかもしれない!」
(ガチャだから排出は運だけど……)
早速、オレは願いを込めて採掘職が出るように祈りながらガチャのボタンを押した。
タケルはスマホを取り出すと『地図アプリ』を起動させた。
「へぇー。」
「仲間の位置まで分かるんだ!」
パレットの位置は青色の点が一つ。
地図は全体的に緑で覆われ、かなり離れた場所に赤い点がいくつか点在している。
「これってもしかして……敵だから赤なのか!?」
(この距離なら気にしなくても大丈夫かも。)
それから少し離れた海沿いに面した森の中に洞窟のマークを見つけた。
「洞窟なら素材採取で稼げるし、距離もあるからポイントも大量ゲットできるかも!」
◇ ◇ ◇
──数時間後。
「やっと洞窟が見えてきた。」
「地図アプリがなかったら絶対に見落としていたな……絶対に。」
地図には『アトラスの洞窟』と記されていた。
「見るからに何かありそうな洞窟だが…」
魔物に襲われたら一発アウトの状況でリスクを無視して入って良いものか……オレは悩んでいた。
「もしや、地図アプリって洞窟に入ったら切り替わったりしないかな…」
「だったら危険も回避できるのに!」
恐る恐る中に入る。
入った瞬間に出れなくなるパターンだったりしないかを確かめるために。
「フゥ~。」
「とりあえず出たり入ったりは出来るみたいだ!」
中に入ってスマホを確認。
ライトも使えるからたいまつを作ることも必要なくて助かった。
そして一番重要な地図アプリの効果だが……
「おっ、洞窟内の地図が出た!」
「しかも、階層まで……って地下50階層!?」
さすがに50階層まで降りてたら数日はかかるし、15階くらいから赤い点が目立つ……魔物もいるのか。
「10階くらいまで進んでパレットに相談してみよう!無理して死んでも意味ないし。」
──地下一階。
階段を降りた先は入り組んだ道が続く。
「迷路かよッ!」
「枝分かれした道が沢山あるな」
壁を見つめると青色の石や赤色の石、そして紫色の石が土に混じって散りばめられている。
「変わった石、素材として価値あるかも。」
「鑑定アプリを使って調べてみよっと!」
スマホを操作して鑑定アプリを起動した。
【鑑定アプリ】
・赤魔鉱石:魔力が含まれた魔鉱石で炎属性の力を含んでいる。
単価:500ギル
希少価値:E
・青魔鉱石:水属性の力を含んでいる魔鉱石。
単価:500ギル
希少価値:E
・魔水晶:紫色を帯びた水晶。魔物を惹きつける力が含まれている。
単価:250
希少価値:F
「これは採取しがいがあるなぁ!」
「……って硬っ!」
手で取り出そうにも壁にガッチリとハマっている石に悪戦苦闘していた。
「もっと簡単に取れるのかと思ってたが……」
「やっぱ無理だぁー。」
一度諦めてパレットと協力するべきかとも思ってはみたものの、この洞窟がたまたま今が魔物いないだけかもと思うと諦めきれなかった。
「どうせダメなら……」
「人材ガチャ引けないか確かめてみよう!」
ミッションを確認して気がついた。
「あれ……"ガチャ引き一回達成"?」
今の歩くミッション達成と二つを合わせるとちょうど1000Pが貯まり、一回分のガチャができるようになっていた。
「ラッキー♪」
「これで、明日を待たなくて済むかもしれない!」
(ガチャだから排出は運だけど……)
早速、オレは願いを込めて採掘職が出るように祈りながらガチャのボタンを押した。
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