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「えっと、俺は蕾(ライ)っていいます。貴方はシオーくんとどういった関係なんですか?」
襟足がぴょんぴょん跳ねている茶髪に、同じく茶色の瞳。
身長は紫桜と同じくらいで俺より顔1つ分くらい小さい。
羽の形を模した髪飾りが特徴的な少年がそこには立っていた。
髪飾りが特徴的と述べたが、そんなに大層な髪飾りとかではなく、他が結構な平凡というかいや、可愛いとは思うが、この世界に来てから紫桜や雪等、美形を見過ぎたせいで感覚が麻痺しているようだ。
「蕾、ね。俺は烏羽四悠です。紫桜…シオーとは…ううん、知り合い?そっちは?」
会ったたばかりで関係もなにも無いが。
「烏羽さんですか。俺はシオーくんの、と、友達、です!」
「四悠でいい…って、友達?」
いたのか。そう言えば、いるって言ってたな。
「友達!です、たぶん…」
自分に自信がない系男子か。控えめな子は好きだぞ。
いや、流石に年下っぽいしそういう対象では見ないけど。
…紫桜も年下か。
「そう言えば友人がいるって言ってたけど、蕾の事だったんだな。なあ、死神って知ってたりしないか?」
知らない街、というか世界だし、声をかけてくれたのは好都合だった。
此処ぞとばかりにお使いを済ませようとする。
まあ、期待はしてないが…
「し、死神って、もしかして影玄(カゲハル)様の事ですか…!?そう言えば昨日迷宮から帰ってきたと聞きました!今は体を休めているそうですよ!!!」
知ってるんかーい。
「ああ、たぶんその人だ。何処で体を休めてるのか知ってるか?」
「知ってますけど…初対面人に教えるのはちょっと…」
「…ですよね。取り敢えず夕方になったら紫桜戻ってくるし、それまで、」
「あ、」
突然周囲が騒つく。
騒がしいというより、一斉にひそひそ話しを始めたような、変なざわめきだった。
「何だ?」
キョロキョロと辺りを見回してみると、その原因であろう人物に目が行った。
長い黒髪を1つに束ね、高い位置で結んでいる。
痛みのないストレートの髪を風に遊ばせながら、その美しい顔を少しも動かす事なく無表情で道を歩く人。
髪と同じくらいの漆黒のマントで体を覆い、背中には大鎌を背負っていた。
これは、もしかして…。
「影玄様…」
横で蕾がうっとりと呟く。
やっぱり。
『死神』を発見しました。
襟足がぴょんぴょん跳ねている茶髪に、同じく茶色の瞳。
身長は紫桜と同じくらいで俺より顔1つ分くらい小さい。
羽の形を模した髪飾りが特徴的な少年がそこには立っていた。
髪飾りが特徴的と述べたが、そんなに大層な髪飾りとかではなく、他が結構な平凡というかいや、可愛いとは思うが、この世界に来てから紫桜や雪等、美形を見過ぎたせいで感覚が麻痺しているようだ。
「蕾、ね。俺は烏羽四悠です。紫桜…シオーとは…ううん、知り合い?そっちは?」
会ったたばかりで関係もなにも無いが。
「烏羽さんですか。俺はシオーくんの、と、友達、です!」
「四悠でいい…って、友達?」
いたのか。そう言えば、いるって言ってたな。
「友達!です、たぶん…」
自分に自信がない系男子か。控えめな子は好きだぞ。
いや、流石に年下っぽいしそういう対象では見ないけど。
…紫桜も年下か。
「そう言えば友人がいるって言ってたけど、蕾の事だったんだな。なあ、死神って知ってたりしないか?」
知らない街、というか世界だし、声をかけてくれたのは好都合だった。
此処ぞとばかりにお使いを済ませようとする。
まあ、期待はしてないが…
「し、死神って、もしかして影玄(カゲハル)様の事ですか…!?そう言えば昨日迷宮から帰ってきたと聞きました!今は体を休めているそうですよ!!!」
知ってるんかーい。
「ああ、たぶんその人だ。何処で体を休めてるのか知ってるか?」
「知ってますけど…初対面人に教えるのはちょっと…」
「…ですよね。取り敢えず夕方になったら紫桜戻ってくるし、それまで、」
「あ、」
突然周囲が騒つく。
騒がしいというより、一斉にひそひそ話しを始めたような、変なざわめきだった。
「何だ?」
キョロキョロと辺りを見回してみると、その原因であろう人物に目が行った。
長い黒髪を1つに束ね、高い位置で結んでいる。
痛みのないストレートの髪を風に遊ばせながら、その美しい顔を少しも動かす事なく無表情で道を歩く人。
髪と同じくらいの漆黒のマントで体を覆い、背中には大鎌を背負っていた。
これは、もしかして…。
「影玄様…」
横で蕾がうっとりと呟く。
やっぱり。
『死神』を発見しました。
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