龍王は魔法少女のペットになりました！！

ランク上げ活動開始

ダンジョンに行く下準備

俺達は今シンに連れられて市場に来ている。

 「ここの市場にはダンジョンで役立つ道具がかなりありますのでここで準備を整えましょう」

確かに歩美と俺は何も持たずに行こうとしたが別に魔法を使えば大抵の事は何とかできる。
だからあまり金のない俺達には不要の所だ。

「いらっしゃいシン様今日は何をお求めで？」

人当たりの良さそうな店主でにこやかに接してくれた。

「今日はダンジョンに必要な物を買いたいのだが」

シンは通い慣れているのかスムーズに答えていく。

「では、これなんていかがでしょう太陽の光を吸収して暗い場所で光るサンライトビートルのランプや
お湯をかけて膨らむ非常食セット合わせて銀貨4枚といった所でしょうか」

なかなか良い物売って来た商人にシンは更に値を下げるようにと交渉を始め4分かけて銀貨3枚まで値を下げさせた。

「必要な物は買えましたし何か足りない物はありませんか歩美さん？」

「大丈夫です。それにしても交渉術がとてもお得意ですのね」

歩美がシンを褒めると顔をデレデレにしてきた。

「いや～、僕は元々商人の家に生まれたのでああいうのは得意なんですよ」

「そうなんですか」

歩美とシンが話を続けていると外に出る門が見えてきた。

「それじゃあ行きましょうか」

「はい」

俺達はダンジョンのある獣王の檻という森に向かって出発した。


次回シンの実力