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続×3.雪豹くんとにぎやかな家族
4-22.熱に焦れる(★)
アークの首に縋りつくように抱きつきながら、後孔を指で弄られて甘い吐息をこぼす。
「ん、ぁ……ぅ」
「いい具合に綻んできたな」
耳元で囁くついでに、柔く耳を噛まれて、ビクビクと身体が震えた。耳はスノウの弱いところの一つだ。
潤む視界でアークを見つめる。アークの手や舌でトロトロに蕩けさせられた身体は、もう我慢の限界だった。
「アーク、はやく、ちょだい、っ」
ねだりながら腰を押しつける。アークの目が熱を湛えて、細められた。その野性的なギラギラとした眼差しが、スノウの欲をさらに煽る。
子どもたちの世話で、なかなか番らしい時間が取れなくて、欲求不満になっていたのはアークだけではないのだ。
あまりに焦らされて、スノウの方から求めてしまっても仕方ないだろう。
たとえ、アークの入念な愛撫がスノウの身体を思いやっているがゆえだと分かっていても。
「……ふっ、尻尾まで巻きつけて、そんなに待ち遠しかったのか?」
アークの腕に、白いふわふわの尻尾が巻き付いていた。甘えているみたいだ。
スノウが意識してしたことではなかったけれど、感情の発露であることは間違いない。
「ん、ほしぃ、の」
腕に力を込めて、アークを引き寄せる。
唇にかじりつくようにキスをすると、すかさず熱い舌が口内を犯した。
舌を擦りつけ合い、吸われかじられ、口蓋をくすぐられて、くぐもった甘い声がこぼれる。舌を引っ込めたら追いかけられて、スノウの方からかじりつくと、アークがふっと笑う。
交わった視線に籠もるのは、滾った欲だけではなく、互いへの愛しさといたわり。
唇を重ね、舌を絡ませる戯れに、心がふわふわと浮き立つ。アークとするからこそ、楽しくて嬉しくて愛おしい。
「キスだけでいいのか?」
ちゅ、と音を立てて離れた唇を目で追っていたら、悪戯な笑みを浮かべたアークが色っぽい声で囁きかけてきた。
同時に後孔に埋められていた指が、内壁のしこりを押しつぶすように刺激する。
「んあっ、ぅ、あ……やだ、アークの、ほしい」
もう何度もねだっているのに、と思いながらスノウは焦らす番をなじるように見つめた。
アークは機嫌良さそうに頬を緩める。スノウに求められるのが嬉しくて堪らないようだ。
アークが喜ぶのなら、スノウはいくらでも言っても良いのだけれど、今はそれより早く中を埋めてほしい。ずっとアークを求めて待っているのだから。
「スノウ」
「なぁに、アーク、はやく」
後孔でグリグリと動く指の動きに翻弄されながら、スノウはアークをじっと見つめ返した。アークの愛おしげな表情を少しも見逃したくない。
「……お預けするのは、これっきりにしてくれ」
ポツリと呟かれた言葉に、スノウは思わずきょとんと目を瞬かせる。
アークは真剣な眼差しだった。本気で、番として触れ合いがなかなかできなかったことが応えているらしい。
「ふ、ふふっ……あうっ」
自然と溢れた笑いの衝動は、アークへの愛しさゆえだった。お腹に力が入って、指を締めつけてしまったせいで、甘い疼きまで味わってしまったけれど。それさえも、楽しくて愛しい。
「スノウ、笑い事じゃないんだが」
「拗ねてるアーク、かわいい」
「……とんでもなく不本意だ」
「ふふっ、大好きって意味だよ」
眉を寄せるアークの頬にキスをして、額を擦りつけ合う。間近でアークの夕陽色の瞳を見つめて、スノウの胸に溢れる想いがまるごと伝わればいいのに、と強く願った。
「——焦らしてまで、約束させたかったの?」
「スノウは約束を守るだろう?」
質問で返されたけれど、それは肯定と同等だ。
なかなかいれてくれなかったのは、夜の番としての時間を今後確保するため。子どもたちより優先しろというわがままでもある。
そんな番を愛しいと思うのだから、策を弄してねだることでもないとスノウは思うのだけれど。
「約束する。だから、はやく、ちょーだい」
アークの唇に触れるだけのキスを贈り、目を細める。後孔に埋められていた指が抜ける感触に「んぅ……」と抑えきれない声がこぼれた。
中が寂しい。でも、そこがすぐに埋められると分かっているから、期待が溢れる。
「いい子だ」
ふっと微笑むような吐息と共に、熱い塊が後孔に触れ、グッと入り込んできた。
「ああっ! ふ、あ、んん」
待ち望んでいた感覚に、自然と背中が仰け反る。
逃げたいわけではないけれど、まともに受け入れたら頭がおかしくなってしまいそうで、指先がシーツを引っ掻いた。
そんな指先もすぐに攫われ、アークに抱きつくよう促される。
アークの独占欲は無機物にまで及ぶ。シーツなんかに縋ってくれるな、と言われているのを感じて、スノウの嬌声に笑みが混じった。アークの絡みつくような愛情が心地良い。
昂る感情に合わせて、甘くはちみつのような香りが強まる。アークから放たれる甘い花のような香りと混じり合い、それがスノウの官能をさらに高めた。
「ん、ぁ……ぅ」
「いい具合に綻んできたな」
耳元で囁くついでに、柔く耳を噛まれて、ビクビクと身体が震えた。耳はスノウの弱いところの一つだ。
潤む視界でアークを見つめる。アークの手や舌でトロトロに蕩けさせられた身体は、もう我慢の限界だった。
「アーク、はやく、ちょだい、っ」
ねだりながら腰を押しつける。アークの目が熱を湛えて、細められた。その野性的なギラギラとした眼差しが、スノウの欲をさらに煽る。
子どもたちの世話で、なかなか番らしい時間が取れなくて、欲求不満になっていたのはアークだけではないのだ。
あまりに焦らされて、スノウの方から求めてしまっても仕方ないだろう。
たとえ、アークの入念な愛撫がスノウの身体を思いやっているがゆえだと分かっていても。
「……ふっ、尻尾まで巻きつけて、そんなに待ち遠しかったのか?」
アークの腕に、白いふわふわの尻尾が巻き付いていた。甘えているみたいだ。
スノウが意識してしたことではなかったけれど、感情の発露であることは間違いない。
「ん、ほしぃ、の」
腕に力を込めて、アークを引き寄せる。
唇にかじりつくようにキスをすると、すかさず熱い舌が口内を犯した。
舌を擦りつけ合い、吸われかじられ、口蓋をくすぐられて、くぐもった甘い声がこぼれる。舌を引っ込めたら追いかけられて、スノウの方からかじりつくと、アークがふっと笑う。
交わった視線に籠もるのは、滾った欲だけではなく、互いへの愛しさといたわり。
唇を重ね、舌を絡ませる戯れに、心がふわふわと浮き立つ。アークとするからこそ、楽しくて嬉しくて愛おしい。
「キスだけでいいのか?」
ちゅ、と音を立てて離れた唇を目で追っていたら、悪戯な笑みを浮かべたアークが色っぽい声で囁きかけてきた。
同時に後孔に埋められていた指が、内壁のしこりを押しつぶすように刺激する。
「んあっ、ぅ、あ……やだ、アークの、ほしい」
もう何度もねだっているのに、と思いながらスノウは焦らす番をなじるように見つめた。
アークは機嫌良さそうに頬を緩める。スノウに求められるのが嬉しくて堪らないようだ。
アークが喜ぶのなら、スノウはいくらでも言っても良いのだけれど、今はそれより早く中を埋めてほしい。ずっとアークを求めて待っているのだから。
「スノウ」
「なぁに、アーク、はやく」
後孔でグリグリと動く指の動きに翻弄されながら、スノウはアークをじっと見つめ返した。アークの愛おしげな表情を少しも見逃したくない。
「……お預けするのは、これっきりにしてくれ」
ポツリと呟かれた言葉に、スノウは思わずきょとんと目を瞬かせる。
アークは真剣な眼差しだった。本気で、番として触れ合いがなかなかできなかったことが応えているらしい。
「ふ、ふふっ……あうっ」
自然と溢れた笑いの衝動は、アークへの愛しさゆえだった。お腹に力が入って、指を締めつけてしまったせいで、甘い疼きまで味わってしまったけれど。それさえも、楽しくて愛しい。
「スノウ、笑い事じゃないんだが」
「拗ねてるアーク、かわいい」
「……とんでもなく不本意だ」
「ふふっ、大好きって意味だよ」
眉を寄せるアークの頬にキスをして、額を擦りつけ合う。間近でアークの夕陽色の瞳を見つめて、スノウの胸に溢れる想いがまるごと伝わればいいのに、と強く願った。
「——焦らしてまで、約束させたかったの?」
「スノウは約束を守るだろう?」
質問で返されたけれど、それは肯定と同等だ。
なかなかいれてくれなかったのは、夜の番としての時間を今後確保するため。子どもたちより優先しろというわがままでもある。
そんな番を愛しいと思うのだから、策を弄してねだることでもないとスノウは思うのだけれど。
「約束する。だから、はやく、ちょーだい」
アークの唇に触れるだけのキスを贈り、目を細める。後孔に埋められていた指が抜ける感触に「んぅ……」と抑えきれない声がこぼれた。
中が寂しい。でも、そこがすぐに埋められると分かっているから、期待が溢れる。
「いい子だ」
ふっと微笑むような吐息と共に、熱い塊が後孔に触れ、グッと入り込んできた。
「ああっ! ふ、あ、んん」
待ち望んでいた感覚に、自然と背中が仰け反る。
逃げたいわけではないけれど、まともに受け入れたら頭がおかしくなってしまいそうで、指先がシーツを引っ掻いた。
そんな指先もすぐに攫われ、アークに抱きつくよう促される。
アークの独占欲は無機物にまで及ぶ。シーツなんかに縋ってくれるな、と言われているのを感じて、スノウの嬌声に笑みが混じった。アークの絡みつくような愛情が心地良い。
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