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三章 奏歌くんとの三年目
20.有名監督のその後と消えたスキャンダル
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奏歌くんの証拠映像が警察の手に渡って、次々とそれまでに被害に遭った子役たちが声を上げていった。結果として有名監督は警察に捕まることとなり、子役たちはカウンセリングを受けたり、しばらく子役を休んだりして心を癒すことになった。
勇気を出して囮役になった奏歌くんの功績なのだが、男女問わずに年端もいかない子どもたちに手を出していた有名監督は許せない。自分好みの子どもを集めるために学校の感動ストーリーなども作っていたが、その人気も地に落ちた。
私は奏歌くんが壁際に追い詰められて今にもハーフパンツを脱がされそうになっている場面を見てしまってから、奏歌くんを確りと抱き締めて放せなくなった。
「みっちゃん、かなくんはもう小学生なんだから」
「やっちゃん、だまってて! 海瑠さんのこと、ぼくがぎゅーっとしてあげてるんだからね」
やっちゃんには私が奏歌くんを抱き締めているように見えただろうが、実は逆で奏歌くんに私が抱き締めてもらっていたのだ。
「無事でよかった。合鍵がなかったらドアを壊してでも助けるつもりだった」
「海瑠さん……ありがとう」
「合鍵があって良かったな……」
どこかやっちゃんが青ざめている気がするけれど、やっちゃんも大事な甥の奏歌くんが性的被害に遭いそうになって恐ろしかったのだろう。
警察の事情聴取が終わって、やっちゃんが残りの証拠映像を提出してくれるということなので、私は奏歌くんを連れてマンションに戻った。
勇気ある行いで救われる子がいたとしても、私は奏歌くんには危ない目に遭って欲しくない。今回は使わずに済んだけれど、奏歌くんが吸血鬼としての能力があるとしても、奏歌くんはまだ8歳なのだ。
「変なところ触られたりしなかった?」
「かべぎわにおいつめられたけど、それ以外は平気」
猫の姿になった私は鳥籠のソファの上で奏歌くんの脚や体に頭を擦り付けてしっかりと自分の匂いをつけた。他人に奏歌くんが触られて匂いがつくなんて冗談じゃない。
すりすりとすり寄っていると、奏歌くんを鳥籠のベッドの上に倒してしまう。のしっと奏歌くんの胸に顔を乗せると、奏歌くんがきゃらきゃらと笑った。
「海瑠さんったら、もう、くすぐったいよ」
「匂いをつけてるのよ」
「におい?」
ワーキャットなので私は猫と生態が近い。自分の縄張りや大事な相手にはしっかりと自分の匂いを付けておく。それがワーキャットとしての習性だ。
「猫ちゃんがすりすりするのって、においをつけてるんだ」
「どういうときもあるね」
説明した私に奏歌くんは納得していた。
無事に有名監督の事件が終わって、三月に入りホワイトデーが近くなる。ホワイトデーのディナーショーやお茶会もあるのだが、私のメインイベントは奏歌くんに花を贈ることだった。
バレンタインデーでもらった薔薇はドライフラワーになって私の部屋の花瓶に飾られている。薔薇をもらったのだから薔薇を返すのは芸がなさすぎるだろうか。
考えていたときに前を通った花を売っている店で、私はドーム状の透明のケースに入った青い薔薇に見惚れてしまった。
恐ろしい獣の姿にされた傲慢な王子と変わり者の少女との恋と呪いを解く愛の物語が浮かんで鼻歌でそのミュージカル曲をつい歌ってしまう。あの薔薇は赤だったけれど、青い薔薇はとても綺麗だった。
じっとショーケースに張り付いていると、店の中から店員さんが出てくる。
「プリザーブドフラワーですよ」
「え? これが!」
奏歌くんが欲しかったと言っていたが買えなかったプリザーブドフラワーがここにある。手の平に乗るようなドーム状の透明なケースの真ん中に青い薔薇、周囲に白や黄色の小さな花が散りばめられているのがとても可愛い。
「これ、ください」
速攻で決めてしまって代金を支払っていた。
携帯電話で意味を調べてみると、青い薔薇は「夢かなう」「奇跡」「一目惚れ」などの意味があって、本数は一本だと「一目惚れ」「あなたしかいない」という意味があった。
一目惚れが被っているのは、それをより強調するようだ。
私に害をなさない6歳の可愛い奏歌くんに私は一目惚れをしたのかもしれない。その後の付き合いでもっともっと奏歌くんを好きになったけれど、最初から運命を感じていたのかもしれない。
ぴったりの花言葉と本数だと納得して、私はプリザーブドフラワーを冷蔵庫に入れようとして手を止めた。
「違う! 食べ物じゃなかった!」
これまで奏歌くんにプレゼントしていたのは食べ物ばかりだったので、つい冷蔵庫に入れそうになってしまった。危ないところだった。
ウォークインクローゼットを開けて、その中に綺麗にラッピングされたプリザーブドフラワーを隠しておく。奏歌くんはホワイトデーになんのお返しをくれるだろう。
バレンタインデーにはお互いにプレゼントし合って、ホワイトデーもお互いにお返しをし合う。
なんて素敵な関係なのだろうと私は幸せな気分でいっぱいだった。
ディナーショーやお茶会は、いつもよりもずっと狭い舞台で少人数のファンクラブの会員様だけを対象に行う。人数が少ない分特別感があって、お客様との距離も近いのでファンサービスとしては非常に喜ばれていた。
退団の近い橘先輩のホワイトデーのディナーショーに呼ばれていて、二人で踊って歌う姿にファンの皆様から歓声が上がる。最後のポーズを決めて舞台袖にはけようとしたら、橘先輩に引き留められた。
ここからは橘先輩のトークが始まる予定だった。
「海瑠ちゃんとは長い付き合いだから、一回くらいバレンタインのチョコが欲しかったな」
「橘先輩はいっぱいもらってるじゃないですか」
トークに巻き込まれてしまったが、次の歌のバックダンスには華村先輩を含めた他の男役が入るので多分大丈夫なはずだ。退団する橘先輩はお客様の前でのトークも私に教えてくれているのかもしれない。
「やっぱり、ダーリンにしか上げたくないのかな?」
橘先輩の言葉に、ファンからどよめきが上がる。
劇団の規則で恋愛は禁止になっているし、私はお客様に夢を与える存在だから彼氏などいてはいけないのだ。
このどよめきをどうにかしないとと思っていると、橘先輩がウインク付きで解説する。
「海瑠ちゃん、お姉さんの後輩の子どもを預かってるんですよ。その子が可愛い可愛いってメロメロで。まだ小学一年生だっけ?」
「二年生ですよ」
橘先輩の説明に会場内はホッとした雰囲気になっていた。
急になんでこんなことをしたのだろう。
ディナーショーが終わった後に、橘先輩は私の楽屋に来た。
「演出にないことしちゃってごめんね。海瑠ちゃん、雑誌にすっぱ抜かれてたって聞いて」
「え!? 奏歌くんとのことがですか?」
「ううん、有名監督の事件を暴きに行ったときに一緒に篠田さんいたんでしょう? 篠田さんの車で行ったって話も載せられそうになってたみたい」
劇団でやっちゃんこと篠田さんは劇団の広報に関わってくれているひとで、私との関係は奏歌くんという甥を預かってもらっているというものだと説明があって、その記事は雑誌に載らずに済んだのだけれど、橘先輩は私を心配して、ファンの皆様が納得できるように先に説明をする場を設けてくれたのだった。
「ありがとうございます」
「お姉さんの後輩の子どもを預かって可愛がってる、だったら、全く問題ない、美談にもなるからね」
奏歌くんと私は想い合っているが本当にお付き合いをするのは奏歌くんがもっと大きくなってからだと決まっているし、私が退団するまでは奏歌くんも待ってくれるはずだ。
その後でならば奏歌くんとお付き合いをしても、結婚をしても、何の問題もない。
橘先輩が守ってくれたことに関して私はもう一度頭を下げてお礼を言った。
ディナーショーの翌日は休みで、奏歌くんもお休みだったので朝から美歌さんが車で送って来る。奏歌くんはリュックサックに水筒という装備で、美歌さんからは朝ご飯のお弁当からお惣菜までを受け取った。
「お泊り、楽しみにしてたから、ゆっくり過ごさせてやってください」
「はい。奏歌くん行こう」
お惣菜の入ったエコバッグを持つ手と逆の手で手を繋いで、私は奏歌くんとエレベーターに乗り込んだ。
勇気を出して囮役になった奏歌くんの功績なのだが、男女問わずに年端もいかない子どもたちに手を出していた有名監督は許せない。自分好みの子どもを集めるために学校の感動ストーリーなども作っていたが、その人気も地に落ちた。
私は奏歌くんが壁際に追い詰められて今にもハーフパンツを脱がされそうになっている場面を見てしまってから、奏歌くんを確りと抱き締めて放せなくなった。
「みっちゃん、かなくんはもう小学生なんだから」
「やっちゃん、だまってて! 海瑠さんのこと、ぼくがぎゅーっとしてあげてるんだからね」
やっちゃんには私が奏歌くんを抱き締めているように見えただろうが、実は逆で奏歌くんに私が抱き締めてもらっていたのだ。
「無事でよかった。合鍵がなかったらドアを壊してでも助けるつもりだった」
「海瑠さん……ありがとう」
「合鍵があって良かったな……」
どこかやっちゃんが青ざめている気がするけれど、やっちゃんも大事な甥の奏歌くんが性的被害に遭いそうになって恐ろしかったのだろう。
警察の事情聴取が終わって、やっちゃんが残りの証拠映像を提出してくれるということなので、私は奏歌くんを連れてマンションに戻った。
勇気ある行いで救われる子がいたとしても、私は奏歌くんには危ない目に遭って欲しくない。今回は使わずに済んだけれど、奏歌くんが吸血鬼としての能力があるとしても、奏歌くんはまだ8歳なのだ。
「変なところ触られたりしなかった?」
「かべぎわにおいつめられたけど、それ以外は平気」
猫の姿になった私は鳥籠のソファの上で奏歌くんの脚や体に頭を擦り付けてしっかりと自分の匂いをつけた。他人に奏歌くんが触られて匂いがつくなんて冗談じゃない。
すりすりとすり寄っていると、奏歌くんを鳥籠のベッドの上に倒してしまう。のしっと奏歌くんの胸に顔を乗せると、奏歌くんがきゃらきゃらと笑った。
「海瑠さんったら、もう、くすぐったいよ」
「匂いをつけてるのよ」
「におい?」
ワーキャットなので私は猫と生態が近い。自分の縄張りや大事な相手にはしっかりと自分の匂いを付けておく。それがワーキャットとしての習性だ。
「猫ちゃんがすりすりするのって、においをつけてるんだ」
「どういうときもあるね」
説明した私に奏歌くんは納得していた。
無事に有名監督の事件が終わって、三月に入りホワイトデーが近くなる。ホワイトデーのディナーショーやお茶会もあるのだが、私のメインイベントは奏歌くんに花を贈ることだった。
バレンタインデーでもらった薔薇はドライフラワーになって私の部屋の花瓶に飾られている。薔薇をもらったのだから薔薇を返すのは芸がなさすぎるだろうか。
考えていたときに前を通った花を売っている店で、私はドーム状の透明のケースに入った青い薔薇に見惚れてしまった。
恐ろしい獣の姿にされた傲慢な王子と変わり者の少女との恋と呪いを解く愛の物語が浮かんで鼻歌でそのミュージカル曲をつい歌ってしまう。あの薔薇は赤だったけれど、青い薔薇はとても綺麗だった。
じっとショーケースに張り付いていると、店の中から店員さんが出てくる。
「プリザーブドフラワーですよ」
「え? これが!」
奏歌くんが欲しかったと言っていたが買えなかったプリザーブドフラワーがここにある。手の平に乗るようなドーム状の透明なケースの真ん中に青い薔薇、周囲に白や黄色の小さな花が散りばめられているのがとても可愛い。
「これ、ください」
速攻で決めてしまって代金を支払っていた。
携帯電話で意味を調べてみると、青い薔薇は「夢かなう」「奇跡」「一目惚れ」などの意味があって、本数は一本だと「一目惚れ」「あなたしかいない」という意味があった。
一目惚れが被っているのは、それをより強調するようだ。
私に害をなさない6歳の可愛い奏歌くんに私は一目惚れをしたのかもしれない。その後の付き合いでもっともっと奏歌くんを好きになったけれど、最初から運命を感じていたのかもしれない。
ぴったりの花言葉と本数だと納得して、私はプリザーブドフラワーを冷蔵庫に入れようとして手を止めた。
「違う! 食べ物じゃなかった!」
これまで奏歌くんにプレゼントしていたのは食べ物ばかりだったので、つい冷蔵庫に入れそうになってしまった。危ないところだった。
ウォークインクローゼットを開けて、その中に綺麗にラッピングされたプリザーブドフラワーを隠しておく。奏歌くんはホワイトデーになんのお返しをくれるだろう。
バレンタインデーにはお互いにプレゼントし合って、ホワイトデーもお互いにお返しをし合う。
なんて素敵な関係なのだろうと私は幸せな気分でいっぱいだった。
ディナーショーやお茶会は、いつもよりもずっと狭い舞台で少人数のファンクラブの会員様だけを対象に行う。人数が少ない分特別感があって、お客様との距離も近いのでファンサービスとしては非常に喜ばれていた。
退団の近い橘先輩のホワイトデーのディナーショーに呼ばれていて、二人で踊って歌う姿にファンの皆様から歓声が上がる。最後のポーズを決めて舞台袖にはけようとしたら、橘先輩に引き留められた。
ここからは橘先輩のトークが始まる予定だった。
「海瑠ちゃんとは長い付き合いだから、一回くらいバレンタインのチョコが欲しかったな」
「橘先輩はいっぱいもらってるじゃないですか」
トークに巻き込まれてしまったが、次の歌のバックダンスには華村先輩を含めた他の男役が入るので多分大丈夫なはずだ。退団する橘先輩はお客様の前でのトークも私に教えてくれているのかもしれない。
「やっぱり、ダーリンにしか上げたくないのかな?」
橘先輩の言葉に、ファンからどよめきが上がる。
劇団の規則で恋愛は禁止になっているし、私はお客様に夢を与える存在だから彼氏などいてはいけないのだ。
このどよめきをどうにかしないとと思っていると、橘先輩がウインク付きで解説する。
「海瑠ちゃん、お姉さんの後輩の子どもを預かってるんですよ。その子が可愛い可愛いってメロメロで。まだ小学一年生だっけ?」
「二年生ですよ」
橘先輩の説明に会場内はホッとした雰囲気になっていた。
急になんでこんなことをしたのだろう。
ディナーショーが終わった後に、橘先輩は私の楽屋に来た。
「演出にないことしちゃってごめんね。海瑠ちゃん、雑誌にすっぱ抜かれてたって聞いて」
「え!? 奏歌くんとのことがですか?」
「ううん、有名監督の事件を暴きに行ったときに一緒に篠田さんいたんでしょう? 篠田さんの車で行ったって話も載せられそうになってたみたい」
劇団でやっちゃんこと篠田さんは劇団の広報に関わってくれているひとで、私との関係は奏歌くんという甥を預かってもらっているというものだと説明があって、その記事は雑誌に載らずに済んだのだけれど、橘先輩は私を心配して、ファンの皆様が納得できるように先に説明をする場を設けてくれたのだった。
「ありがとうございます」
「お姉さんの後輩の子どもを預かって可愛がってる、だったら、全く問題ない、美談にもなるからね」
奏歌くんと私は想い合っているが本当にお付き合いをするのは奏歌くんがもっと大きくなってからだと決まっているし、私が退団するまでは奏歌くんも待ってくれるはずだ。
その後でならば奏歌くんとお付き合いをしても、結婚をしても、何の問題もない。
橘先輩が守ってくれたことに関して私はもう一度頭を下げてお礼を言った。
ディナーショーの翌日は休みで、奏歌くんもお休みだったので朝から美歌さんが車で送って来る。奏歌くんはリュックサックに水筒という装備で、美歌さんからは朝ご飯のお弁当からお惣菜までを受け取った。
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