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七章 奏歌くんとの七年目
11.奏歌くんのお弁当と私の決意
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秋公演の稽古も本番前の緊張感をもって取り組んでいたが、海外の演出家は奏歌くんが赤く光る目で睨んで以来大人しくなっていて、劇団の演出家の先生の指示をよく聞いていた。
私が海外の演出家が倒れた隙に劇団の演出家の先生と話し合って、ことを穏便に済ませた態になっていることを知っている百合や美鳥さんたち劇団員は、私に感謝してくれていた。
「海瑠さんは頼りになるトップスターですよね」
「私たちを守ってくれる」
「お尻を触られそうになって嫌だったんですよ」
「舞台から降りても付いてこようとするし」
若い劇団員はやはり海外の演出家に目を付けられていたようだ。女性だけの劇団だと思って好き放題演出家ということを笠に着てセクハラをしようとしたようだったが、その目論見は私と奏歌くんの二人によって阻まれた。今の海外の演出家は、できる限り劇団員と目が合わないようにしていて、目が合うと「ひっ!」と恐怖の声を上げていた。
震える海外の演出家が奏歌くんの吸血鬼の能力によってどんな恐怖を受け付けられたか分からないが、セクハラをしようとしたのだからいい気味としか思わなかった。
本番に向けて衣装を着てのリハーサルもこなしていく。
隠れキリシタンのシスター役の百合が佐々木小次郎役の私に縋り付く。
「争いの道を生きるのはおやめください。いつかは必ずあなた様のお命も……」
「それでも、今は戦うしかない」
シスターの手を払って戦いに赴こうとする佐々木小次郎に、シスターが手を伸ばす。
「いつかはあなたもきっと分かるはず」
「いつかは、剣を捨てあなたと共に」
歌い出す二人は良い雰囲気になっているのだが、脚本ではこの後、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をし、佐々木小次郎は負けて命を落としかける負傷をする。それを密やかに助けてシスターの元に隠れさせるまでは良いのだが、回復した佐々木小次郎はシスターに別れを告げて宮本武蔵と共に旅立ってしまうのだ。
リハーサルが終わって百合が解せない顔で呟く。
「私、ヒロインじゃなくない?」
「小次郎、武蔵と行っちゃうからね」
「武蔵と小次郎がデキてて、小次郎がヒロインなんじゃないの?」
物凄いことを言われてしまって、海香の脚本ならばそういう解釈もあり得ると私は真顔になった。その当時は男色は男同士の魂の結びつきのようなものとして扱われていたし、大いにあり得そうで百合を見つめ返した私に、百合が半眼になっている。
「奏歌くんはそういう点に着目しないはず……あぁ、沙紀ちゃんが着目するか」
「沙紀ちゃんっていう子の感想のお手紙が楽しみね」
自棄になったのか百合は楽しそうに行って休憩に抜けた。私も休憩に楽屋に戻る。楽屋の前にはやっちゃんが立っていた。
「今日、こっちで撮影の仕事があったんだ。これ、かなくんから頼まれた」
お昼の休憩に合わせて待っていたのだから何となく期待していたが、ナプキンに包まれたお弁当箱を渡されて私は嬉しくてガッツポーズをしてしまう。
「奏歌くんの手作りよね?」
「朝ご飯のときに一緒に作ってたよ。俺も手伝ったけど、ほとんどかなくんの手作りだよ」
「やったー! やっちゃん、ありがとう」
ありがたくお弁当を受け取って、楽屋に入るときには劇の脚本がおかしいことなど忘れて鼻歌交じりで浮かれていた。席に座ってお弁当箱を開けると、奏歌くんの作ったお弁当の中身が見える。
鶏肉の照り焼きには白いソースがかかっていて、ミニトマトとポテトのグラタン、ブロッコリーのおかか和え、卵焼きのおかずが詰まっている。おにぎりは海苔に包まれて大きいものが二つ入っている。
「おにぎりの中身は何かなー?」
小学校に行く前に私のために奏歌くんが作ってくれたお弁当。嬉しくないはずがない。大事に食べてもなくなってしまうのが惜しい。
「こっちは鮭の解したのだ。こっちは梅か」
どっちも私の大好物で、午前中通し稽古で歌って踊った疲れが吹き飛ぶような気がしていた。食べていると楽屋がノックされる。百合だと思って「どうぞ」と言うがドアは開かない。
百合ならばノックと同時に遠慮なく入って来るのだがそうではないようでドアを開けると、やっちゃんが立っていた。
「もう食べ終わったか?」
「ううん、まだ。どうぞ、入って」
「いや、女性が一人の部屋に入るわけにはいかない」
こういうときもやっちゃんは非常に真面目で紳士なのだ。こういうひとに育てられたから奏歌くんも紳士に育ったのだろう。
「茉優ちゃんのお誕生日なんだけど、莉緒さんを呼ぼうと思ってるんだ。また、莉緒さんと一緒にケーキを買いに行ってくれるか?」
茉優ちゃんからの伝言もあったけれど忘れていたということで、やっちゃんは私がお弁当を食べ終わるくらいのタイミングで戻って来たつもりだったが、私がお弁当がなくなるのが惜しくてちまちまと食べていたので食べ終わっていなかったのだ。
「もちろん、いいわよ。茉優ちゃんに伝えて」
「良かった。ありがとう」
返事をするとやっちゃんは安心したように微笑んで部屋の前から去って行った。女性が一人のときには部屋に入らないなどを徹底してくれるやっちゃんだからこそ、こうやって親しくしているように周囲に見られても平気な気がする。何度かスキャンダル誌に書き立てられそうになったけれど、劇団が握り潰してくれたのは、広報としてのやっちゃんの人柄をよく知っていたからではないのだろうか。
お弁当を味わって噛み締めて食べ終えて、私はお弁当箱にもう一つ小さなタッパーが付いていることに気付いた。開けると甘酸っぱい香りが楽屋に広がる。
房も皮も剥いてある夏みかんの粒が揃って綺麗な形で入っていた。
「奏歌くん、剥いてくれたんだ」
朝からこんなに手間をかけてくれることに感動してしまって、私は夏みかんの写真を携帯電話で撮って大事に保管することにした。悪くなっては勿体ないので剥かれた夏みかんは全部食べる。甘酸っぱくて疲れが取れるような味だった。
しっかり食べて午後からも元気いっぱいの私に百合が目を光らせる。
「食堂に来てなかったけど、私に内緒でイイコトしたわね?」
「奏歌くんのお弁当を、やっちゃんが届けてくれたの!」
「羨ましいー! 今度、私の分も作ってってダーリンに言うわ!」
なんで奏歌くんが百合の分まで作らなければいけないのか分からないが、言われたら素直に作りそうな気がしてちょっと心配になる。
「奏歌くんは小学校があるのよ?」
「海瑠の分と私の分、二人分に増えたくらい変わらなくない?」
「百合は一人分と二人分のお弁当の労力の差が分かるの?」
問いかけると百合は黙り込んでしまった。
普段から百合が料理をしているという話は聞かない。私が奏歌くんと会う前は、夕飯に百合と外食していたことも多かったくらいだ。
「料理は、あまり分からない」
「すごいよね、小学校に行く前にお弁当を作っちゃうなんて」
奏歌くんの料理が少しずつ上達していくのを6歳のときから見守って来ていたけれど、最近は晩御飯を作ることまでできるようになっている。私もご飯を炊いたり、お惣菜を温めたり、フリーズドライのお味噌汁やスープを溶かしたりして、部屋でご飯を食べるようになっていたが、奏歌くんはおかずまで作れるようになっている。
本人に言わせれば簡単なものなのだろうが、私は全くできないので簡単とかそういうことが分からないし、料理を作れるだけですごいことのように思えてしまう。
「海瑠、稼ぐのよ」
「へ?」
真剣な眼差しで百合が言っていることの意味が分からず、変な声を出してしまう私に、百合は繰り返した。
「稼ぐのよ。ダーリンを専業主夫にできるように」
そうすれば私は奏歌くんを独り占めできる。
私が舞台で稼いで奏歌くんを養えば、結婚後も奏歌くんは安心して家のことをやってくれるのではないだろうか。毎日お弁当も作ってくれる。
「私、稼がなきゃ」
「貯金もするのよ!」
「貯金もね!」
志も新たに私は男役トップスターとして二回目の公演に臨むことになる。
できるだけ長く男役トップスターを続けよう。そうすれば奏歌くんを養うためのお金がたくさん稼げる。
そう決意した日でもあった。
私が海外の演出家が倒れた隙に劇団の演出家の先生と話し合って、ことを穏便に済ませた態になっていることを知っている百合や美鳥さんたち劇団員は、私に感謝してくれていた。
「海瑠さんは頼りになるトップスターですよね」
「私たちを守ってくれる」
「お尻を触られそうになって嫌だったんですよ」
「舞台から降りても付いてこようとするし」
若い劇団員はやはり海外の演出家に目を付けられていたようだ。女性だけの劇団だと思って好き放題演出家ということを笠に着てセクハラをしようとしたようだったが、その目論見は私と奏歌くんの二人によって阻まれた。今の海外の演出家は、できる限り劇団員と目が合わないようにしていて、目が合うと「ひっ!」と恐怖の声を上げていた。
震える海外の演出家が奏歌くんの吸血鬼の能力によってどんな恐怖を受け付けられたか分からないが、セクハラをしようとしたのだからいい気味としか思わなかった。
本番に向けて衣装を着てのリハーサルもこなしていく。
隠れキリシタンのシスター役の百合が佐々木小次郎役の私に縋り付く。
「争いの道を生きるのはおやめください。いつかは必ずあなた様のお命も……」
「それでも、今は戦うしかない」
シスターの手を払って戦いに赴こうとする佐々木小次郎に、シスターが手を伸ばす。
「いつかはあなたもきっと分かるはず」
「いつかは、剣を捨てあなたと共に」
歌い出す二人は良い雰囲気になっているのだが、脚本ではこの後、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をし、佐々木小次郎は負けて命を落としかける負傷をする。それを密やかに助けてシスターの元に隠れさせるまでは良いのだが、回復した佐々木小次郎はシスターに別れを告げて宮本武蔵と共に旅立ってしまうのだ。
リハーサルが終わって百合が解せない顔で呟く。
「私、ヒロインじゃなくない?」
「小次郎、武蔵と行っちゃうからね」
「武蔵と小次郎がデキてて、小次郎がヒロインなんじゃないの?」
物凄いことを言われてしまって、海香の脚本ならばそういう解釈もあり得ると私は真顔になった。その当時は男色は男同士の魂の結びつきのようなものとして扱われていたし、大いにあり得そうで百合を見つめ返した私に、百合が半眼になっている。
「奏歌くんはそういう点に着目しないはず……あぁ、沙紀ちゃんが着目するか」
「沙紀ちゃんっていう子の感想のお手紙が楽しみね」
自棄になったのか百合は楽しそうに行って休憩に抜けた。私も休憩に楽屋に戻る。楽屋の前にはやっちゃんが立っていた。
「今日、こっちで撮影の仕事があったんだ。これ、かなくんから頼まれた」
お昼の休憩に合わせて待っていたのだから何となく期待していたが、ナプキンに包まれたお弁当箱を渡されて私は嬉しくてガッツポーズをしてしまう。
「奏歌くんの手作りよね?」
「朝ご飯のときに一緒に作ってたよ。俺も手伝ったけど、ほとんどかなくんの手作りだよ」
「やったー! やっちゃん、ありがとう」
ありがたくお弁当を受け取って、楽屋に入るときには劇の脚本がおかしいことなど忘れて鼻歌交じりで浮かれていた。席に座ってお弁当箱を開けると、奏歌くんの作ったお弁当の中身が見える。
鶏肉の照り焼きには白いソースがかかっていて、ミニトマトとポテトのグラタン、ブロッコリーのおかか和え、卵焼きのおかずが詰まっている。おにぎりは海苔に包まれて大きいものが二つ入っている。
「おにぎりの中身は何かなー?」
小学校に行く前に私のために奏歌くんが作ってくれたお弁当。嬉しくないはずがない。大事に食べてもなくなってしまうのが惜しい。
「こっちは鮭の解したのだ。こっちは梅か」
どっちも私の大好物で、午前中通し稽古で歌って踊った疲れが吹き飛ぶような気がしていた。食べていると楽屋がノックされる。百合だと思って「どうぞ」と言うがドアは開かない。
百合ならばノックと同時に遠慮なく入って来るのだがそうではないようでドアを開けると、やっちゃんが立っていた。
「もう食べ終わったか?」
「ううん、まだ。どうぞ、入って」
「いや、女性が一人の部屋に入るわけにはいかない」
こういうときもやっちゃんは非常に真面目で紳士なのだ。こういうひとに育てられたから奏歌くんも紳士に育ったのだろう。
「茉優ちゃんのお誕生日なんだけど、莉緒さんを呼ぼうと思ってるんだ。また、莉緒さんと一緒にケーキを買いに行ってくれるか?」
茉優ちゃんからの伝言もあったけれど忘れていたということで、やっちゃんは私がお弁当を食べ終わるくらいのタイミングで戻って来たつもりだったが、私がお弁当がなくなるのが惜しくてちまちまと食べていたので食べ終わっていなかったのだ。
「もちろん、いいわよ。茉優ちゃんに伝えて」
「良かった。ありがとう」
返事をするとやっちゃんは安心したように微笑んで部屋の前から去って行った。女性が一人のときには部屋に入らないなどを徹底してくれるやっちゃんだからこそ、こうやって親しくしているように周囲に見られても平気な気がする。何度かスキャンダル誌に書き立てられそうになったけれど、劇団が握り潰してくれたのは、広報としてのやっちゃんの人柄をよく知っていたからではないのだろうか。
お弁当を味わって噛み締めて食べ終えて、私はお弁当箱にもう一つ小さなタッパーが付いていることに気付いた。開けると甘酸っぱい香りが楽屋に広がる。
房も皮も剥いてある夏みかんの粒が揃って綺麗な形で入っていた。
「奏歌くん、剥いてくれたんだ」
朝からこんなに手間をかけてくれることに感動してしまって、私は夏みかんの写真を携帯電話で撮って大事に保管することにした。悪くなっては勿体ないので剥かれた夏みかんは全部食べる。甘酸っぱくて疲れが取れるような味だった。
しっかり食べて午後からも元気いっぱいの私に百合が目を光らせる。
「食堂に来てなかったけど、私に内緒でイイコトしたわね?」
「奏歌くんのお弁当を、やっちゃんが届けてくれたの!」
「羨ましいー! 今度、私の分も作ってってダーリンに言うわ!」
なんで奏歌くんが百合の分まで作らなければいけないのか分からないが、言われたら素直に作りそうな気がしてちょっと心配になる。
「奏歌くんは小学校があるのよ?」
「海瑠の分と私の分、二人分に増えたくらい変わらなくない?」
「百合は一人分と二人分のお弁当の労力の差が分かるの?」
問いかけると百合は黙り込んでしまった。
普段から百合が料理をしているという話は聞かない。私が奏歌くんと会う前は、夕飯に百合と外食していたことも多かったくらいだ。
「料理は、あまり分からない」
「すごいよね、小学校に行く前にお弁当を作っちゃうなんて」
奏歌くんの料理が少しずつ上達していくのを6歳のときから見守って来ていたけれど、最近は晩御飯を作ることまでできるようになっている。私もご飯を炊いたり、お惣菜を温めたり、フリーズドライのお味噌汁やスープを溶かしたりして、部屋でご飯を食べるようになっていたが、奏歌くんはおかずまで作れるようになっている。
本人に言わせれば簡単なものなのだろうが、私は全くできないので簡単とかそういうことが分からないし、料理を作れるだけですごいことのように思えてしまう。
「海瑠、稼ぐのよ」
「へ?」
真剣な眼差しで百合が言っていることの意味が分からず、変な声を出してしまう私に、百合は繰り返した。
「稼ぐのよ。ダーリンを専業主夫にできるように」
そうすれば私は奏歌くんを独り占めできる。
私が舞台で稼いで奏歌くんを養えば、結婚後も奏歌くんは安心して家のことをやってくれるのではないだろうか。毎日お弁当も作ってくれる。
「私、稼がなきゃ」
「貯金もするのよ!」
「貯金もね!」
志も新たに私は男役トップスターとして二回目の公演に臨むことになる。
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