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八章 奏歌くんとの八年目
16.年明けのミュージカル収録
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年明け始めの私の仕事はミュージカル曲の特集をする歌番組の収録だった。
基本的に劇団の団員は専門チャンネル以外のメディアに露出しない。専門チャンネルは加入者だけが見ることができるファンの皆様のためのものだから、そうでない普通のテレビ番組に出るということで劇団員は緊張しているようだった。
歌うのは『紅ハコベ』の紋章を掲げてフランス革命時にフランス貴族を守ったイギリス貴族の物語の演目からだった。ヒロインと主役の百合と私のデュエットに、ロベスピエール役の真月さんと革命軍側の役の美鳥さんの歌、百合と私と美鳥さんでの仮面舞踏会の場面の歌など、メドレー形式で歌うことになっていた。
華やかな衣装を身に着けて収録現場に入ると、他の歌手のひとたちからの視線が痛い。
「あれ、本当に女性か?」
「背、高い!」
「細い」
様々な感想が飛び交う中私たちはステージに上がる。普段はオーケストラの演奏で歌っているが、ステージでは数名の伴奏者がいるだけでいつもとの違いに戸惑ってしまう。
それも最初だけで、歌って踊り始めると調子が出てくる。
リハーサルを終えて、本番の収録に入ると、百合も美鳥さんも真月さんも気合が入っていた。周囲で踊る団員たちも顔つきが違う。
この番組には男性も出ている。本物の男性よりも男らしい男性を演じることが私たちに求められていることだった。
「瀬川さんとミュージカル俳優とのデュエットも企画されているんですが」
「え?」
団員以外のひとと歌うとは思っていなかったので驚きはしたものの、同じミュージカルを演じている俳優さんならばそれほど違和感はないかもしれない。リハーサルを始めると、俳優さんが挨拶をしてきた。
「初めまして。今日はよろしくお願いします」
若い俳優さんで、茶色っぽい髪がどこか奏歌くんを思わせる。嫌な気分にはならなかったので、私は握手をしてその俳優さんに挨拶をした。
「瀬川海瑠です。よろしくお願いします」
「僕、劇団の大ファンで! 共演も、僕がどうしてもってお願いして実現したんです」
劇団に入りたかったが性別的に無理だったというその俳優さんは、私や百合の大ファンだと言っていた。幼い皇太子を誘惑する死の象徴。皇太子がその俳優さんで、死の象徴が私だ。
歌いながら誘うように手を差し伸べると、俳優さんが手を握って来る。
「ここ、そういう振り付けでしたっけ?」
「あ、すみません、つい」
手を握られる振り付けなどなかったと指摘すると俳優さんはすぐに謝ってくれた。
「誘い込まれるような雰囲気に吞まれちゃいました。本当に瀬川さんはすごい」
褒められたのは悪い気持ではなかったけれど、本番まで手を取られてしまって、それが収録されて私は若干そのことが引っかかっていた。
放映の日までに奏歌くんにこのことを話しておかなければいけない。
そう思っていたのに、奏歌くんが試験で忙しくなって私と時間が合わなくて、マンションの部屋で会うことができなくなった矢先に、週刊誌に私の記事が出た。
『劇団の男役トップスター、瀬川海瑠、年下俳優と熱愛か』
津島さんに雑誌を見せられてあまりのことに私は絶句してしまった。
そういう話は一切していないし、あの俳優さんも奏歌くんにちょっと似ているから笑顔を見せたりしたかもしれないが、共演者以上の関係になっていない。
「共演したとき以来会ってもいないんですよ」
「収録現場で恋が生まれたとか書き立ててるんですね。劇団から正式に文書を出してもらいましょう」
劇団から瀬川海瑠は熱愛などないと文書が出されて、あの俳優さんの事務所からもそんな事実はないと文書が出された。ファンの皆様は騒ぎ立てずに公式サイトからの文書を見て対応してくれていたが、私は奏歌くんに誤解されたのではないかと気が気ではなかった。
どうにか奏歌くんに説明ができたのは、放映の数日前のことだった。
「奏歌くん! 誤解なの!」
マンションに帰ると奏歌くんの姿を見つけて真っすぐに奏歌くんのところに駆け寄った私に、奏歌くんが目を丸くしている。
「何が誤解だったのかな?」
「奏歌くん、雑誌見てない?」
心配していた私とは対照的に奏歌くんは冷静だった。
「雑誌は見たけど、劇団の公式サイトから文書が出たでしょう? 僕は海瑠さんのこと信じてるから大丈夫だよ」
信じているから大丈夫と言われて私は全身の力が抜けていく気がした。
「奏歌くんにちょっと似ているかなって思ったの……それで、後ろめたかったのかもしれない」
「僕に似てる? 僕とあの俳優さん、似てるかな?」
「髪の色とかちょっと……」
似ているせいで私が好意的な態度を取ってしまったかもしれないと反省していたのだと話すと、奏歌くんはソファに座って私を招いた。猫の姿になって奏歌くんのお膝に頭を乗せる。
奏歌くんと出会う前は妙な男性ばかり近付いてきていた。奏歌くんと出会ってから、もう他の男性はいらないと思っているのに、奏歌くんと似ている俳優さんが少し気になってしまった。
「奏歌くんが大人になったらあんな風になるのかなって、想像しちゃったの」
「僕が大人になったら?」
「うん……奏歌くんのことしか考えてなかったの」
少しでも奏歌くんと似ていると思わなければあの俳優さんと握手をすることもなかっただろう。手を握るのすら奏歌くんでないと抵抗がある。舞台ならば演技でラブシーンも抱き合うのも構わないのだが、プライベートでは奏歌くん以外に触れられたいとは思わなかった。
「奏歌くん、いっぱい撫でて」
「うん、撫でるよ」
「奏歌くんにしか触られたくないの。これは本当よ」
言うと奏歌くんがぽっと顔を赤くした気がした。
「海瑠さん、そういうことを軽々しく言わないで」
「いけない?」
「僕だって、男なんだよ?」
男だと言われて私の心臓が跳ねる。
撫でる奏歌くんの手にうっとりしてしまうが、それも奏歌くんだからだ。そうでなければ猫の姿も見せたくはない。
撫でられていると心が落ち着いてきた。
「奏歌くんは、私に触れたいの?」
撫でられて夢心地で呟くと、奏歌くんがふっと笑った。
「海瑠さんに触れたいよ。海瑠さんは、油断しないでね?」
ちょっと大人っぽく響く奏歌くんに私は猫の姿ではなければ、真っ赤になっていたかもしれない。
放映の日には奏歌くんはその日に見て、録画も撮っておいたようだった。次の日に奏歌くんがマンションで待っているのに、私はハラハラしながら感想を聞いてみた。
「奏歌くん、歌番組、どうだった?」
「僕、何となく分かっちゃった」
「え?」
分かっちゃったという言葉に私は何が分かったのかと気になってしまう。
「魅力的過ぎるんだもん、海瑠さん。あの俳優さんが惹かれるのも分かるなぁと」
「あの一回だけで二度と会ってないのよ?」
「演技を超えて、あの俳優さん、海瑠さんに惹かれてたと思うよ」
私は奏歌くんとちょっと似ているくらいにしか思っていなかった俳優さんは、私に惹かれているように見えたようだった。それもステージの雰囲気のせいだろう。
「大ファンだとは言われたけど」
「恋愛感情にならなくて良かったね! 海瑠さんは、僕の運命だからね!」
いつになく強く言われる私は、奏歌くんの嫉妬がちょっと嬉しかったりもした。
「きっと、もうあの俳優さんとは共演しない。共演したとしても、奏歌くんのことは思い出さない。奏歌くんはここにいる奏歌くんだけだよ」
思わず抱き締めてしまうと、奏歌くんが意外と骨ばっていることに気付く。抱きしめた奏歌くんは背も伸びていたような気がする。
「奏歌くん、背が伸びた?」
「気軽に抱き締めないでっ! もう、海瑠さんは油断しすぎ!」
「抱き締めちゃだめなの!?」
抱き締めないでと言われて私はショックを受けてしまう。
「僕も大きくなってきてるんだよ。僕も大人に近付いてるんだから、海瑠さんは警戒してね?」
でも、たまに泊りには来るけど。
大人と子どもの中間地点の奏歌くん。
小声で付け加えられた内容に、私は笑顔になってしまった。
基本的に劇団の団員は専門チャンネル以外のメディアに露出しない。専門チャンネルは加入者だけが見ることができるファンの皆様のためのものだから、そうでない普通のテレビ番組に出るということで劇団員は緊張しているようだった。
歌うのは『紅ハコベ』の紋章を掲げてフランス革命時にフランス貴族を守ったイギリス貴族の物語の演目からだった。ヒロインと主役の百合と私のデュエットに、ロベスピエール役の真月さんと革命軍側の役の美鳥さんの歌、百合と私と美鳥さんでの仮面舞踏会の場面の歌など、メドレー形式で歌うことになっていた。
華やかな衣装を身に着けて収録現場に入ると、他の歌手のひとたちからの視線が痛い。
「あれ、本当に女性か?」
「背、高い!」
「細い」
様々な感想が飛び交う中私たちはステージに上がる。普段はオーケストラの演奏で歌っているが、ステージでは数名の伴奏者がいるだけでいつもとの違いに戸惑ってしまう。
それも最初だけで、歌って踊り始めると調子が出てくる。
リハーサルを終えて、本番の収録に入ると、百合も美鳥さんも真月さんも気合が入っていた。周囲で踊る団員たちも顔つきが違う。
この番組には男性も出ている。本物の男性よりも男らしい男性を演じることが私たちに求められていることだった。
「瀬川さんとミュージカル俳優とのデュエットも企画されているんですが」
「え?」
団員以外のひとと歌うとは思っていなかったので驚きはしたものの、同じミュージカルを演じている俳優さんならばそれほど違和感はないかもしれない。リハーサルを始めると、俳優さんが挨拶をしてきた。
「初めまして。今日はよろしくお願いします」
若い俳優さんで、茶色っぽい髪がどこか奏歌くんを思わせる。嫌な気分にはならなかったので、私は握手をしてその俳優さんに挨拶をした。
「瀬川海瑠です。よろしくお願いします」
「僕、劇団の大ファンで! 共演も、僕がどうしてもってお願いして実現したんです」
劇団に入りたかったが性別的に無理だったというその俳優さんは、私や百合の大ファンだと言っていた。幼い皇太子を誘惑する死の象徴。皇太子がその俳優さんで、死の象徴が私だ。
歌いながら誘うように手を差し伸べると、俳優さんが手を握って来る。
「ここ、そういう振り付けでしたっけ?」
「あ、すみません、つい」
手を握られる振り付けなどなかったと指摘すると俳優さんはすぐに謝ってくれた。
「誘い込まれるような雰囲気に吞まれちゃいました。本当に瀬川さんはすごい」
褒められたのは悪い気持ではなかったけれど、本番まで手を取られてしまって、それが収録されて私は若干そのことが引っかかっていた。
放映の日までに奏歌くんにこのことを話しておかなければいけない。
そう思っていたのに、奏歌くんが試験で忙しくなって私と時間が合わなくて、マンションの部屋で会うことができなくなった矢先に、週刊誌に私の記事が出た。
『劇団の男役トップスター、瀬川海瑠、年下俳優と熱愛か』
津島さんに雑誌を見せられてあまりのことに私は絶句してしまった。
そういう話は一切していないし、あの俳優さんも奏歌くんにちょっと似ているから笑顔を見せたりしたかもしれないが、共演者以上の関係になっていない。
「共演したとき以来会ってもいないんですよ」
「収録現場で恋が生まれたとか書き立ててるんですね。劇団から正式に文書を出してもらいましょう」
劇団から瀬川海瑠は熱愛などないと文書が出されて、あの俳優さんの事務所からもそんな事実はないと文書が出された。ファンの皆様は騒ぎ立てずに公式サイトからの文書を見て対応してくれていたが、私は奏歌くんに誤解されたのではないかと気が気ではなかった。
どうにか奏歌くんに説明ができたのは、放映の数日前のことだった。
「奏歌くん! 誤解なの!」
マンションに帰ると奏歌くんの姿を見つけて真っすぐに奏歌くんのところに駆け寄った私に、奏歌くんが目を丸くしている。
「何が誤解だったのかな?」
「奏歌くん、雑誌見てない?」
心配していた私とは対照的に奏歌くんは冷静だった。
「雑誌は見たけど、劇団の公式サイトから文書が出たでしょう? 僕は海瑠さんのこと信じてるから大丈夫だよ」
信じているから大丈夫と言われて私は全身の力が抜けていく気がした。
「奏歌くんにちょっと似ているかなって思ったの……それで、後ろめたかったのかもしれない」
「僕に似てる? 僕とあの俳優さん、似てるかな?」
「髪の色とかちょっと……」
似ているせいで私が好意的な態度を取ってしまったかもしれないと反省していたのだと話すと、奏歌くんはソファに座って私を招いた。猫の姿になって奏歌くんのお膝に頭を乗せる。
奏歌くんと出会う前は妙な男性ばかり近付いてきていた。奏歌くんと出会ってから、もう他の男性はいらないと思っているのに、奏歌くんと似ている俳優さんが少し気になってしまった。
「奏歌くんが大人になったらあんな風になるのかなって、想像しちゃったの」
「僕が大人になったら?」
「うん……奏歌くんのことしか考えてなかったの」
少しでも奏歌くんと似ていると思わなければあの俳優さんと握手をすることもなかっただろう。手を握るのすら奏歌くんでないと抵抗がある。舞台ならば演技でラブシーンも抱き合うのも構わないのだが、プライベートでは奏歌くん以外に触れられたいとは思わなかった。
「奏歌くん、いっぱい撫でて」
「うん、撫でるよ」
「奏歌くんにしか触られたくないの。これは本当よ」
言うと奏歌くんがぽっと顔を赤くした気がした。
「海瑠さん、そういうことを軽々しく言わないで」
「いけない?」
「僕だって、男なんだよ?」
男だと言われて私の心臓が跳ねる。
撫でる奏歌くんの手にうっとりしてしまうが、それも奏歌くんだからだ。そうでなければ猫の姿も見せたくはない。
撫でられていると心が落ち着いてきた。
「奏歌くんは、私に触れたいの?」
撫でられて夢心地で呟くと、奏歌くんがふっと笑った。
「海瑠さんに触れたいよ。海瑠さんは、油断しないでね?」
ちょっと大人っぽく響く奏歌くんに私は猫の姿ではなければ、真っ赤になっていたかもしれない。
放映の日には奏歌くんはその日に見て、録画も撮っておいたようだった。次の日に奏歌くんがマンションで待っているのに、私はハラハラしながら感想を聞いてみた。
「奏歌くん、歌番組、どうだった?」
「僕、何となく分かっちゃった」
「え?」
分かっちゃったという言葉に私は何が分かったのかと気になってしまう。
「魅力的過ぎるんだもん、海瑠さん。あの俳優さんが惹かれるのも分かるなぁと」
「あの一回だけで二度と会ってないのよ?」
「演技を超えて、あの俳優さん、海瑠さんに惹かれてたと思うよ」
私は奏歌くんとちょっと似ているくらいにしか思っていなかった俳優さんは、私に惹かれているように見えたようだった。それもステージの雰囲気のせいだろう。
「大ファンだとは言われたけど」
「恋愛感情にならなくて良かったね! 海瑠さんは、僕の運命だからね!」
いつになく強く言われる私は、奏歌くんの嫉妬がちょっと嬉しかったりもした。
「きっと、もうあの俳優さんとは共演しない。共演したとしても、奏歌くんのことは思い出さない。奏歌くんはここにいる奏歌くんだけだよ」
思わず抱き締めてしまうと、奏歌くんが意外と骨ばっていることに気付く。抱きしめた奏歌くんは背も伸びていたような気がする。
「奏歌くん、背が伸びた?」
「気軽に抱き締めないでっ! もう、海瑠さんは油断しすぎ!」
「抱き締めちゃだめなの!?」
抱き締めないでと言われて私はショックを受けてしまう。
「僕も大きくなってきてるんだよ。僕も大人に近付いてるんだから、海瑠さんは警戒してね?」
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