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八章 奏歌くんとの八年目
17.奏歌くんと俳優さんの関係
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劇団の雑誌のインタビューにミュージカル特集で歌って踊った俳優さんとの対談が組まれた。俳優さんは誤解を解きたい、私も誤解を解いて欲しいという意図で、劇団が特集を組んでくれたのだ。
ファンの一人としてやってきた俳優さんこと、湯浅真尋さんは茶色っぽい目を輝かせていた。こういうところがちょっと奏歌くんっぽいと思うのだ。顔立ちもちょっと甘めで似ているし、表情も似ている。
「小さい頃に劇団の舞台を見に行って、それ以来ずっとファンだったんです。性別の問題があって、僕は劇団に入ることはできませんでしたが」
女性だけの劇団なのでどれだけ憧れても男性が入ることはできない。その事実を受けてこの湯浅さんは劇団のファンクラブに入って劇団員を応援することにしたのだという。
「橘さんのときも、華村さんのときも、喜咲さんのときも入っていました。瀬川さんは特に僕の憧れを体現したような性別を超えた存在で、ものすごく応援しています」
「ありがとうございます。代々男役トップスターのファンクラブに入っていたんですか?」
「もちろん、河本さんのファンクラブにも入っていますよ! 今は僕は『ちるゆり』の虜なんです!」
湯浅さんは百合のファンクラブにも入っていた。百合は女役トップスターの時期が長いので、入ってしまえば変わることはなかったのだろう。
「『ちるゆり』って、私と百合のことですよね」
「そうです。お二人が演じる恋人同士や、そうじゃなくても交わされる愛に感動しています。最後のお二人のデュエットダンスを見るのが一番の楽しみなんです」
私単体ではなく、俳優さんは百合のことも応援してくれていた。私と百合を恋人同士として応援してくれているのならば、その間に湯浅さんが入ることはない。私と百合が舞台の上で仲良く踊るのを見る観客としての位置が湯浅さんにとっては一番大切なのだと言ってくれている。
「妙な噂を立てられてしまいましたが、あの件に関しては?」
「あれは、本当に不本意でした。僕は純粋な瀬川さんと河本さんのファンで、二人のことを応援しているのに、ファンの気持ちを蔑ろにされた気分でした。ファンクラブのルールも守って応援しているのに!」
怒りを露わにする湯浅さんには、私に対する下心も恋心もないように見えて私は心底ほっとしていた。
「何を言われようとも、僕は一ファンとして瀬川さんと河本さんを応援し続けます。お二人が長くトップスターの座で輝けることを願っています」
「ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」
平和に対談が終わって、椅子から立ち上がろうとしたところで、湯浅さんがもじもじしながら劇団の公式から出ている私の写真集を差し出してきた。
「サインしてもらえますか? 一生の宝物にします」
「いいですよ」
さらさらとサインをすると本当に嬉しそうに写真集を胸に抱いて湯浅さんは帰ろうとした。そこに声をかけたのはやっちゃんだった。雑誌の記事のためにずっと録音と写真撮りをしていてくれたのだ。
「ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
「僕にですか?」
「佐々真里っていう名前を、知っているか?」
佐々真里。
それは奏歌くんのお父さんの名前だった。
百年以上の年月を生きていて、自由人で、奏歌くんに吸血鬼の能力を教えたり、奏歌くんに私のことを忘れさせたり、過去には好き勝手人間の血を吸って記憶を奪っていたり、禄でもないことをした吸血鬼だ。
その名前がここで出て来るとは思わなかった。
「僕の父がそんな名前だったと思います」
湯浅さんは奏歌くんのお母さんの違うお兄さん!?
それは私が似ていると感じても仕方がない。
「僕が生まれたときに『期待外れだった』と言って消えて以来会ったことはないんですが、母から話を聞いたことがあります」
「何が期待外れだったのか聞いてもいいか?」
「それが、母もよく分からないんですよ。ただ、『女の子が欲しかったのかしら』って寂しそうに笑っていましたけどね」
期待外れの意味が聞いているやっちゃんと私にはすぐに思い至った。吸血鬼が生まれてくると思ったのに生まれてこなかったという意味だろう。
吸血鬼としてこの湯浅さんが生まれて来ていたら真里さんは母親から奪っていただろうから、人間として平和に暮らしていけているのならば私たちは関わらない方がいい。
「なんで、知ってるんですか?」
「同じカメラマンとしてちょっとした知り合いだったんだ。ずっと昔のことだけどな」
高校時代に縁があったというのを隠してやっちゃんは湯浅さんにそう誤魔化した。俳優さんは納得したようだった。
「真尋ですからね、僕。名前から分かったかな」
真里さんと同じ『真』の字の使われている湯浅さん。奏歌くんにとってはお兄さんに当たるがこの事実を奏歌くんに伝えて良いのか私は判断しかねていた。湯浅さんが立ち去ってから私はやっちゃんに相談していた。
「奏歌くんにこの話、した方がいいのかな?」
「かなくんにとっては、異母兄だからな」
「奏歌くんはショックを受けないかしら」
自分の父親が真面目なひとではないと知っていても、人間の女性を孕ませた挙句、子どもが生まれて吸血鬼でなければ捨てた。吸血鬼だったら攫って行って育てようとしたかもしれない、なんてことは優しい奏歌くんにとっては物凄くショックだろう。
まずは美歌さんに伝えた方がいいのだろうが、それも躊躇ってしまう。奏歌くんという息子を産んだ美歌さんが、その相手である真里さんの過去を知りたがるだろうか。
「姉さんはもうあの男に見切りをつけてるから平気だと思う。かなくんはまだ中学一年生なんだよな」
今年の春には中学二年生になるといっても、奏歌くんはまだ義務教育中の少年である。父親の過去を知らせていいのか心配になってしまう。
美歌さんには話をしようと連絡を取ると、昼の休憩に劇団の稽古場にわざわざ来てくれた。カフェでやっちゃんと美歌さんと私の三人、コーヒーとサンドイッチを昼食に食べながら話をする。
「湯浅真尋っていう俳優さんと対談をしたんです」
「雑誌で書かれてて、奏歌が怒っていたひとですよね?」
「怒ってたんですか?」
「『海瑠さんは絶対に熱愛なんてない! 記事を捏造した記者は一年間、毎日一回箪笥の角に小指をぶつければいい!』って怒ってましたよ」
私の前では怒っているところは見せなかったけれど、奏歌くんは俳優さんにでも私にでもなく、捏造した記事を書いた雑誌の記者に怒っていた。理不尽な怒りを私にぶつけることのない奏歌くんの男前ぶりに惚れ直してしまう。
「その俳優が、真里さんの息子だったんだ」
「……そういう子どもが世界中に何人もいるとは感じてたのよね」
怒りを通り越して呆れている。美歌さんの反応はそれだった。運命のひともできて、真里さんについて冷静に見ることができるようになったのだろう。そもそも美歌さんが真里さんと関係を持ったのだって、海香という初恋のひとに恋破れたからだった。
今はさくらという小さいけれど可愛い運命のひとができて、美歌さんは幸せそうにしている。人間よりもずっと長い寿命を生きる吸血鬼にしてみれば年の差など気にならないし、さくらの成長を待つのも苦ではないのだろう。
「奏歌くんにこのことをどう伝えればいいのかと悩んでいて。伝えない方がいいですか?」
私の問いかけに美歌さんは表情を緩めた。
「海瑠さんの心遣いは嬉しいですが、奏歌は真里さんのことについては完全に諦めている状態です。真実をありのままに伝えて構わないと思います」
「私から伝えていいのでしょうか?」
「海瑠さんからの方が奏歌は心穏やかに聞けると思います。お願いします」
頭を下げられて、私は奏歌くんに湯浅さんのことを伝える決意をした。
ファンの一人としてやってきた俳優さんこと、湯浅真尋さんは茶色っぽい目を輝かせていた。こういうところがちょっと奏歌くんっぽいと思うのだ。顔立ちもちょっと甘めで似ているし、表情も似ている。
「小さい頃に劇団の舞台を見に行って、それ以来ずっとファンだったんです。性別の問題があって、僕は劇団に入ることはできませんでしたが」
女性だけの劇団なのでどれだけ憧れても男性が入ることはできない。その事実を受けてこの湯浅さんは劇団のファンクラブに入って劇団員を応援することにしたのだという。
「橘さんのときも、華村さんのときも、喜咲さんのときも入っていました。瀬川さんは特に僕の憧れを体現したような性別を超えた存在で、ものすごく応援しています」
「ありがとうございます。代々男役トップスターのファンクラブに入っていたんですか?」
「もちろん、河本さんのファンクラブにも入っていますよ! 今は僕は『ちるゆり』の虜なんです!」
湯浅さんは百合のファンクラブにも入っていた。百合は女役トップスターの時期が長いので、入ってしまえば変わることはなかったのだろう。
「『ちるゆり』って、私と百合のことですよね」
「そうです。お二人が演じる恋人同士や、そうじゃなくても交わされる愛に感動しています。最後のお二人のデュエットダンスを見るのが一番の楽しみなんです」
私単体ではなく、俳優さんは百合のことも応援してくれていた。私と百合を恋人同士として応援してくれているのならば、その間に湯浅さんが入ることはない。私と百合が舞台の上で仲良く踊るのを見る観客としての位置が湯浅さんにとっては一番大切なのだと言ってくれている。
「妙な噂を立てられてしまいましたが、あの件に関しては?」
「あれは、本当に不本意でした。僕は純粋な瀬川さんと河本さんのファンで、二人のことを応援しているのに、ファンの気持ちを蔑ろにされた気分でした。ファンクラブのルールも守って応援しているのに!」
怒りを露わにする湯浅さんには、私に対する下心も恋心もないように見えて私は心底ほっとしていた。
「何を言われようとも、僕は一ファンとして瀬川さんと河本さんを応援し続けます。お二人が長くトップスターの座で輝けることを願っています」
「ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」
平和に対談が終わって、椅子から立ち上がろうとしたところで、湯浅さんがもじもじしながら劇団の公式から出ている私の写真集を差し出してきた。
「サインしてもらえますか? 一生の宝物にします」
「いいですよ」
さらさらとサインをすると本当に嬉しそうに写真集を胸に抱いて湯浅さんは帰ろうとした。そこに声をかけたのはやっちゃんだった。雑誌の記事のためにずっと録音と写真撮りをしていてくれたのだ。
「ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
「僕にですか?」
「佐々真里っていう名前を、知っているか?」
佐々真里。
それは奏歌くんのお父さんの名前だった。
百年以上の年月を生きていて、自由人で、奏歌くんに吸血鬼の能力を教えたり、奏歌くんに私のことを忘れさせたり、過去には好き勝手人間の血を吸って記憶を奪っていたり、禄でもないことをした吸血鬼だ。
その名前がここで出て来るとは思わなかった。
「僕の父がそんな名前だったと思います」
湯浅さんは奏歌くんのお母さんの違うお兄さん!?
それは私が似ていると感じても仕方がない。
「僕が生まれたときに『期待外れだった』と言って消えて以来会ったことはないんですが、母から話を聞いたことがあります」
「何が期待外れだったのか聞いてもいいか?」
「それが、母もよく分からないんですよ。ただ、『女の子が欲しかったのかしら』って寂しそうに笑っていましたけどね」
期待外れの意味が聞いているやっちゃんと私にはすぐに思い至った。吸血鬼が生まれてくると思ったのに生まれてこなかったという意味だろう。
吸血鬼としてこの湯浅さんが生まれて来ていたら真里さんは母親から奪っていただろうから、人間として平和に暮らしていけているのならば私たちは関わらない方がいい。
「なんで、知ってるんですか?」
「同じカメラマンとしてちょっとした知り合いだったんだ。ずっと昔のことだけどな」
高校時代に縁があったというのを隠してやっちゃんは湯浅さんにそう誤魔化した。俳優さんは納得したようだった。
「真尋ですからね、僕。名前から分かったかな」
真里さんと同じ『真』の字の使われている湯浅さん。奏歌くんにとってはお兄さんに当たるがこの事実を奏歌くんに伝えて良いのか私は判断しかねていた。湯浅さんが立ち去ってから私はやっちゃんに相談していた。
「奏歌くんにこの話、した方がいいのかな?」
「かなくんにとっては、異母兄だからな」
「奏歌くんはショックを受けないかしら」
自分の父親が真面目なひとではないと知っていても、人間の女性を孕ませた挙句、子どもが生まれて吸血鬼でなければ捨てた。吸血鬼だったら攫って行って育てようとしたかもしれない、なんてことは優しい奏歌くんにとっては物凄くショックだろう。
まずは美歌さんに伝えた方がいいのだろうが、それも躊躇ってしまう。奏歌くんという息子を産んだ美歌さんが、その相手である真里さんの過去を知りたがるだろうか。
「姉さんはもうあの男に見切りをつけてるから平気だと思う。かなくんはまだ中学一年生なんだよな」
今年の春には中学二年生になるといっても、奏歌くんはまだ義務教育中の少年である。父親の過去を知らせていいのか心配になってしまう。
美歌さんには話をしようと連絡を取ると、昼の休憩に劇団の稽古場にわざわざ来てくれた。カフェでやっちゃんと美歌さんと私の三人、コーヒーとサンドイッチを昼食に食べながら話をする。
「湯浅真尋っていう俳優さんと対談をしたんです」
「雑誌で書かれてて、奏歌が怒っていたひとですよね?」
「怒ってたんですか?」
「『海瑠さんは絶対に熱愛なんてない! 記事を捏造した記者は一年間、毎日一回箪笥の角に小指をぶつければいい!』って怒ってましたよ」
私の前では怒っているところは見せなかったけれど、奏歌くんは俳優さんにでも私にでもなく、捏造した記事を書いた雑誌の記者に怒っていた。理不尽な怒りを私にぶつけることのない奏歌くんの男前ぶりに惚れ直してしまう。
「その俳優が、真里さんの息子だったんだ」
「……そういう子どもが世界中に何人もいるとは感じてたのよね」
怒りを通り越して呆れている。美歌さんの反応はそれだった。運命のひともできて、真里さんについて冷静に見ることができるようになったのだろう。そもそも美歌さんが真里さんと関係を持ったのだって、海香という初恋のひとに恋破れたからだった。
今はさくらという小さいけれど可愛い運命のひとができて、美歌さんは幸せそうにしている。人間よりもずっと長い寿命を生きる吸血鬼にしてみれば年の差など気にならないし、さくらの成長を待つのも苦ではないのだろう。
「奏歌くんにこのことをどう伝えればいいのかと悩んでいて。伝えない方がいいですか?」
私の問いかけに美歌さんは表情を緩めた。
「海瑠さんの心遣いは嬉しいですが、奏歌は真里さんのことについては完全に諦めている状態です。真実をありのままに伝えて構わないと思います」
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