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八章 奏歌くんとの八年目
21.ガラコンサートのオファー
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毎年バレンタインデーのお茶会とディナーショーがあるので、奏歌くんにチョコレートを渡すのは早めにしている。今年のバレンタインのお茶会とディナーショーは、美鳥さんと真月さんも参加しての賑やかなものになりそうだった。
サプライズで女装した美鳥さんと真月さんを相手に私がデュエットをする場面もあって、女役の衣装と仕草に美鳥さんと真月さんは苦しんでいるようだった。
「まさか女装する羽目になるなんて」
「美鳥さんも真月さんも、女性だから女装って言うのかな?」
「普段から男役に相応しい服ばかり着てるから、スカートの履き方なんて分かりませんよ」
衣装を着てリハーサルをするのも美鳥さんと真月さんには一苦労である。
二人とも私よりも背が高いので私が踵の高い靴を履いて、二人には踵の低い靴を履いてもらっている。それでも肩幅や仕草はどうにもならない。
深くスリットの入った衣装を着た美鳥さんの脚を撫でる演技のある私と、真月さんと踊る演技のある私は、普段組んでいる百合との違いに違和感を覚えつつも、必死にこなしていた。
マネージャーの津島さんから話が来たのは、以前の取材の直後だった。
「湯浅さんの劇団がガラコンサートをするんです。そのときに客演を頼まれてくれないかとオファーがありました」
「ガラコンサートに、私が、ですか?」
「テレビでの反響が大きかったから、また死の象徴役をやって欲しいそうです」
ガラコンサートとは特別公演や、記念公園や、祝賀音楽会と言われる特別なコンサートである。今回は湯浅さんの劇団の創立三十周年の記念ということで、大規模に劇場で行われる。
「過去に公演した演目の人気のある歌やダンスを披露することが決まっているようですが、過去に死の象徴を演じた役者さんはもう引退してしまっていて、あの曲を望む観客のためにどうしても海瑠さんが必要なんだそうです」
あの演目は日本で好まれて色んな劇団や劇場で演じられているものである。皇帝と皇妃との悲劇の物語。皇妃の死を美しく描いた演目はとても人気がある。
「皇妃とのデュエットもお願いされています」
完全に私は死の象徴役をやらされるために劇団に招かれるようだ。
「劇団の上層部はなんて言ってるんですか?」
これまでに私は子ども劇団に客演したことがあるが、その一回だけで、他には劇団以外の舞台には立ったことがない。テレビ出演も劇団の専門チャンネルには出るが、それ以外では湯浅さんと共演した番組が初めてだった。
「劇団男役トップスターが客演するなんて前例のないことだけれど、正式にあちらの劇団から申し込まれているし、男役のイメージを壊すものではないので、許可が出ています」
「それなら、やってみます」
ただし、条件があると私は津島さんに付け加える。
「奏歌くんの分のチケットを取ってください」
「分かりました。あちらの劇団に手配するようにお願いします」
こうして私の客演は決まったのだけれど、不安がないわけではなかった。奏歌くんを呼んでしまったが、客席に自分の父親と似た顔を見つけて、湯浅さんは気付いてしまわないだろうか。
奏歌くんが見ないのならば私は舞台に立つ価値はないと思っているので、奏歌くんを招かない客演はあり得なかったのだが、湯浅さんの方にショックを与えたいわけではない。
バレンタインのディナーショーとお茶会の練習を終えて、津島さんとの打ち合わせも終えてマンションに帰ると、奏歌くんは食卓のテーブルで勉強をしていた。奏歌くんの顔を見た瞬間私は縋り付きたいような気分になる。
「奏歌くん、私、仕事引き受けちゃった」
「お帰りなさい。何の仕事?」
「あ、ごめんなさい、ただいまも言ってなかったね。ただいま」
会いたくて話したくてたまらなかった奏歌くん。目の前にするとなかなか話し出せない私に、奏歌くんは百合から貰った抹茶の生チョコレートの残りを出して、紅茶を淹れてくれた。
生チョコレートを食べて紅茶を飲むと、落ち着いてくる。
「湯浅さんの劇団から客演の話が来てたのよ」
「湯浅さんから? 海瑠さんの大ファンだって言ってたからね」
「そうなの。それで、お仕事を引き受けちゃったんだけど、良かったかな?」
今年で32歳になるのに私は奏歌くんの意見を聞かなければ安心できない。困ったように眉を下げている奏歌くんを見ていると、やはりあの仕事は受けるのではなかったかと後悔してくる。
「海瑠さんの活躍の場が増えるのは嬉しいよ。でも、湯浅さんは僕を見たら、きっと気付いちゃう」
「やっぱりそうよね。このお仕事お断りしようかな」
やっちゃんが湯浅さんを見て気付いたように、湯浅さんも奏歌くんを見ればきっと気付いてしまう。奏歌くんにはそれだけ強く真里さんの面影があった。
真里さんと関わりなく生きて来た湯浅さんも、生まれたときに自分を捨てた父親が、大事にしていた息子のことを知ってしまえば傷付かないはずがない。その矛先が奏歌くんに向くのが私は怖いのだ。
「気付かれる前に、僕の方からご挨拶に行ってもいい?」
「奏歌くん……?」
「僕のせいで、海瑠さんの活躍の場を狭めたくないんだ」
仕事を受けるのはやはりやめようと心に決めかけていた私にとって、奏歌くんの言葉は優しく柔らかく響く。
「公演の前に奏歌くんを楽屋に呼んで、湯浅さんと会わせればいい?」
「うん、そうしてくれたら、僕、ちゃんと挨拶をする」
「やっちゃんか美歌さんに来てもらわなくて大丈夫?」
「大丈夫だと思う」
答えてくれた奏歌くんに私は涙ぐんでしまう。
私のために奏歌くんは接触しないことを決めていた湯浅さんに自分から接触していく。吸血鬼だということを隠して上手に湯浅さんには説明をしなければいけなかった。
「奏歌くんが真里さんに気に入られてた理由については、どう話す?」
私の問いかけに奏歌くんが苦く笑う。
「父さんの気まぐれだって言えばいいと思う。あのひとの気まぐれに僕も湯浅さんも振り回されただけ」
「それで大丈夫かな? やっぱり、やっちゃんに同席してもらった方がいいんじゃない?」
「うん……そうだね、やっちゃんにお願いしてみようか」
始めにこの話を気にしてくれていたのはやっちゃんだった。引き受けるとなれば私から奏歌くんのことが湯浅さんに伝わってしまう可能性を考えたのだろう。
やっちゃんに奏歌くんがメッセージを送ると返事が戻って来る。
「やっちゃん、同席してくれるって。相談してくれてありがとうって言ってる」
「よかった。やっちゃんがいてくれるなら安心だわ」
ホッと息をついた私に、奏歌くんが申し訳なさそうに俯いていた。
「僕一人でどうにかしたかったんだけど、まだ子どもでごめんね」
「奏歌くんは私のために湯浅さんと会う決意をしてくれたじゃない。それだけでも、私はどれだけ嬉しかったか」
話し出す前には私が話しやすいようにおやつと紅茶も準備してくれた。奏歌くんができる男だと感心することがあっても、子どもだと落胆することはない。
そのことを告げると奏歌くんの頬がほんのりと赤くなる。色白なので目元が朱鷺色に染まるのがとても可愛い。
「奏歌くんはまだ13歳なんだもの。保護者に頼って当然よ」
「僕は早く大人になりたい」
呟く奏歌くんに私はふるふると首を振った。
「私は学生時代を忘れちゃうくらい適当に過ごしてきたけど、そのツケを大人になってから支払った気がするの。奏歌くんと出会うまで、私の人生は朧気で曖昧だった」
舞台以外はほとんど興味がなく、舞台だけのために生きていた私を変えてくれたのは奏歌くんだった。
「奏歌くんとは長い付き合いになるから、一年一年、大事に生きて、しっかり大人になって欲しい。そのために待てるように私はワーキャットという種族で生まれて来たのだし、奏歌くんの運命のひとなんだから、心変わりもしないからね」
「海瑠さん、僕が大人になるまで待っていてくれるの?」
「大丈夫。これまでだって待ったし、これからだって待てる」
奏歌くんの健やかな成長を願えば、私はどれだけでも待つことができる。そして、奏歌くんは間違いなくますます男前に育っていた。
私の自慢の男前の奏歌くん。大人になる日が楽しみでしかない。
サプライズで女装した美鳥さんと真月さんを相手に私がデュエットをする場面もあって、女役の衣装と仕草に美鳥さんと真月さんは苦しんでいるようだった。
「まさか女装する羽目になるなんて」
「美鳥さんも真月さんも、女性だから女装って言うのかな?」
「普段から男役に相応しい服ばかり着てるから、スカートの履き方なんて分かりませんよ」
衣装を着てリハーサルをするのも美鳥さんと真月さんには一苦労である。
二人とも私よりも背が高いので私が踵の高い靴を履いて、二人には踵の低い靴を履いてもらっている。それでも肩幅や仕草はどうにもならない。
深くスリットの入った衣装を着た美鳥さんの脚を撫でる演技のある私と、真月さんと踊る演技のある私は、普段組んでいる百合との違いに違和感を覚えつつも、必死にこなしていた。
マネージャーの津島さんから話が来たのは、以前の取材の直後だった。
「湯浅さんの劇団がガラコンサートをするんです。そのときに客演を頼まれてくれないかとオファーがありました」
「ガラコンサートに、私が、ですか?」
「テレビでの反響が大きかったから、また死の象徴役をやって欲しいそうです」
ガラコンサートとは特別公演や、記念公園や、祝賀音楽会と言われる特別なコンサートである。今回は湯浅さんの劇団の創立三十周年の記念ということで、大規模に劇場で行われる。
「過去に公演した演目の人気のある歌やダンスを披露することが決まっているようですが、過去に死の象徴を演じた役者さんはもう引退してしまっていて、あの曲を望む観客のためにどうしても海瑠さんが必要なんだそうです」
あの演目は日本で好まれて色んな劇団や劇場で演じられているものである。皇帝と皇妃との悲劇の物語。皇妃の死を美しく描いた演目はとても人気がある。
「皇妃とのデュエットもお願いされています」
完全に私は死の象徴役をやらされるために劇団に招かれるようだ。
「劇団の上層部はなんて言ってるんですか?」
これまでに私は子ども劇団に客演したことがあるが、その一回だけで、他には劇団以外の舞台には立ったことがない。テレビ出演も劇団の専門チャンネルには出るが、それ以外では湯浅さんと共演した番組が初めてだった。
「劇団男役トップスターが客演するなんて前例のないことだけれど、正式にあちらの劇団から申し込まれているし、男役のイメージを壊すものではないので、許可が出ています」
「それなら、やってみます」
ただし、条件があると私は津島さんに付け加える。
「奏歌くんの分のチケットを取ってください」
「分かりました。あちらの劇団に手配するようにお願いします」
こうして私の客演は決まったのだけれど、不安がないわけではなかった。奏歌くんを呼んでしまったが、客席に自分の父親と似た顔を見つけて、湯浅さんは気付いてしまわないだろうか。
奏歌くんが見ないのならば私は舞台に立つ価値はないと思っているので、奏歌くんを招かない客演はあり得なかったのだが、湯浅さんの方にショックを与えたいわけではない。
バレンタインのディナーショーとお茶会の練習を終えて、津島さんとの打ち合わせも終えてマンションに帰ると、奏歌くんは食卓のテーブルで勉強をしていた。奏歌くんの顔を見た瞬間私は縋り付きたいような気分になる。
「奏歌くん、私、仕事引き受けちゃった」
「お帰りなさい。何の仕事?」
「あ、ごめんなさい、ただいまも言ってなかったね。ただいま」
会いたくて話したくてたまらなかった奏歌くん。目の前にするとなかなか話し出せない私に、奏歌くんは百合から貰った抹茶の生チョコレートの残りを出して、紅茶を淹れてくれた。
生チョコレートを食べて紅茶を飲むと、落ち着いてくる。
「湯浅さんの劇団から客演の話が来てたのよ」
「湯浅さんから? 海瑠さんの大ファンだって言ってたからね」
「そうなの。それで、お仕事を引き受けちゃったんだけど、良かったかな?」
今年で32歳になるのに私は奏歌くんの意見を聞かなければ安心できない。困ったように眉を下げている奏歌くんを見ていると、やはりあの仕事は受けるのではなかったかと後悔してくる。
「海瑠さんの活躍の場が増えるのは嬉しいよ。でも、湯浅さんは僕を見たら、きっと気付いちゃう」
「やっぱりそうよね。このお仕事お断りしようかな」
やっちゃんが湯浅さんを見て気付いたように、湯浅さんも奏歌くんを見ればきっと気付いてしまう。奏歌くんにはそれだけ強く真里さんの面影があった。
真里さんと関わりなく生きて来た湯浅さんも、生まれたときに自分を捨てた父親が、大事にしていた息子のことを知ってしまえば傷付かないはずがない。その矛先が奏歌くんに向くのが私は怖いのだ。
「気付かれる前に、僕の方からご挨拶に行ってもいい?」
「奏歌くん……?」
「僕のせいで、海瑠さんの活躍の場を狭めたくないんだ」
仕事を受けるのはやはりやめようと心に決めかけていた私にとって、奏歌くんの言葉は優しく柔らかく響く。
「公演の前に奏歌くんを楽屋に呼んで、湯浅さんと会わせればいい?」
「うん、そうしてくれたら、僕、ちゃんと挨拶をする」
「やっちゃんか美歌さんに来てもらわなくて大丈夫?」
「大丈夫だと思う」
答えてくれた奏歌くんに私は涙ぐんでしまう。
私のために奏歌くんは接触しないことを決めていた湯浅さんに自分から接触していく。吸血鬼だということを隠して上手に湯浅さんには説明をしなければいけなかった。
「奏歌くんが真里さんに気に入られてた理由については、どう話す?」
私の問いかけに奏歌くんが苦く笑う。
「父さんの気まぐれだって言えばいいと思う。あのひとの気まぐれに僕も湯浅さんも振り回されただけ」
「それで大丈夫かな? やっぱり、やっちゃんに同席してもらった方がいいんじゃない?」
「うん……そうだね、やっちゃんにお願いしてみようか」
始めにこの話を気にしてくれていたのはやっちゃんだった。引き受けるとなれば私から奏歌くんのことが湯浅さんに伝わってしまう可能性を考えたのだろう。
やっちゃんに奏歌くんがメッセージを送ると返事が戻って来る。
「やっちゃん、同席してくれるって。相談してくれてありがとうって言ってる」
「よかった。やっちゃんがいてくれるなら安心だわ」
ホッと息をついた私に、奏歌くんが申し訳なさそうに俯いていた。
「僕一人でどうにかしたかったんだけど、まだ子どもでごめんね」
「奏歌くんは私のために湯浅さんと会う決意をしてくれたじゃない。それだけでも、私はどれだけ嬉しかったか」
話し出す前には私が話しやすいようにおやつと紅茶も準備してくれた。奏歌くんができる男だと感心することがあっても、子どもだと落胆することはない。
そのことを告げると奏歌くんの頬がほんのりと赤くなる。色白なので目元が朱鷺色に染まるのがとても可愛い。
「奏歌くんはまだ13歳なんだもの。保護者に頼って当然よ」
「僕は早く大人になりたい」
呟く奏歌くんに私はふるふると首を振った。
「私は学生時代を忘れちゃうくらい適当に過ごしてきたけど、そのツケを大人になってから支払った気がするの。奏歌くんと出会うまで、私の人生は朧気で曖昧だった」
舞台以外はほとんど興味がなく、舞台だけのために生きていた私を変えてくれたのは奏歌くんだった。
「奏歌くんとは長い付き合いになるから、一年一年、大事に生きて、しっかり大人になって欲しい。そのために待てるように私はワーキャットという種族で生まれて来たのだし、奏歌くんの運命のひとなんだから、心変わりもしないからね」
「海瑠さん、僕が大人になるまで待っていてくれるの?」
「大丈夫。これまでだって待ったし、これからだって待てる」
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