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八章 奏歌くんとの八年目
28.あなたのためのミュージカル
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奏歌くんのお誕生日に贈るのは毎年「奏歌くんのためのコンサートチケット」だが、今年は私は少し趣向を変えてみようと思っていた。身近に奏歌くんそっくりの真尋さんがいて、真尋さんも舞台役者なのだ。
これは何かできるのではないか。
「真尋さん、奏歌くんのお誕生日お祝いに小さな演目を開きたいんです」
「奏歌くんの誕生日があるんですね。それは兄としても祝わないと」
真尋さんの劇団のガラコンサートのDVDの映像特典の仕事で会ったときに提案してみると、快く了承してくれる。こうなると後は説得するべきは一人だけだった。
「百合、奏歌くんとクッキーを焼いてきたよ」
「え!? ダーリンのクッキー? ちょうだい!」
「待って! 条件があるの」
さっと奪い取ろうとするクッキーの袋を百合の届かない位置に持ち上げて私はじっと百合の目を見た。百合の目は獲物を狙う猛禽類のようになっている。
「条件、聞こうじゃないの」
「奏歌くんのお誕生日にミニコンサートをやるのよ。出るよね?」
「……ダーリンのお誕生日なら仕方がないわ」
早くクッキーを寄越せと百合の目が言っている。私はクッキーの袋を百合の手の平の上に乗せた。商談は成立だ。
その日、奏歌くんが「百合さんクッキー喜んでた?」と聞いたのに、私は「大喜びだったよ」と答えておいた。
公民館の小ホールを借りる手続きをしてくれたのは、真尋さんだった。私も百合も全然その辺に関しては分からない。公民館の小ホールで海香に作らせた短めの皇妃の演目を演じる。
海香ともやり取りがあった。
「奏歌くんのお誕生日に短い演目を一人だけのためにやりたいの。脚本、書いてくれるでしょう?」
「私、二人目を妊娠してて、さくらはやんちゃだし、大変なんだけど」
「海香……ここにクッキーがあります」
「くっちー!」
反応したのはさくらだった。私の周りをぐるぐる回ってクッキーを欲しがり、もらえないと分かると海香によじ登って、「ちょーだい! ちょーだい!」と強請って来る。
「ママ、さく、くっちー、たべたい!」
「海瑠、あなた、さくらを懐柔しようという作戦ね?」
「奏歌くんの作った美味しいバター一杯のクッキー、さくらは食べたいよね?」
「あい! たべる!」
椅子に座っている海香の膝の上によじ登ってバンバンとテーブルを叩くさくらに、海香は勝てなかった。
「分かったわよ。書く。書くから、クッキーはさくらにあげて!」
「ありがとう、海香!」
クッキーの包みを渡すと海香に開けてもらって早速さくさくと良い音を立てながら食べ始めるさくら。両手に持って食べてご満悦だ。
さくらが食べて落ち着いている間に、海香が詳しいことを私に聞く。
「何分くらいの劇を考えてるの?」
「三十分くらいかな?」
「それじゃダイジェスト版になるわね、キャストは?」
「私と真尋さんと百合」
「演目は?」
「皇妃エリザベート!」
打ち合わせが終わって海香は三日以内くらいには脚本を書き上げて、楽譜と一緒に送ってくれると約束をした。
待ち遠しい三日間が終わると、劇団で津島さんが私に大きな茶封筒をくれた。
「海香さんから預かってます」
「ありがとうございます!」
脚本は無事に出来上がったようだ。
稽古が終わると公民館に集まって真尋さんと百合と私で脚本を見る。曲はアレンジはしていないようだった。
「なにこれ、脚本がおかしくない?」
「死の象徴に皇妃と皇太子がキスを求める……?」
「キスしたら、死んじゃうじゃない!?」
脅すようにして無理やりに頼んだのは悪かったが、海香は脚本で逆襲して来た。皇妃と皇太子に愛されて追いかけられる死の象徴。見初められたのは死の象徴の方で、皇妃にドン引きして地上に戻したことになっている。
その後も皇妃は死の象徴が忘れられず、結婚して皇太子を産んだ後も、皇太子に死の象徴の話をする。皇太子も幼い頃から死の象徴の話を聞いていて、現れるのを待ってキスを求める。
「なにこれ、海瑠のハーレムじゃない!」
爆笑する百合と、困惑している真尋さん。
それでもギャグテイストにしてあって脚本は面白いものだったので、仕方なく使うことにした。
全員の仕事の終わりに集まって、練習を繰り返してアカペラだが仕上げていく。
奏歌くんのお誕生日前には、皇妃の演目は出来上がっていた。
この年の奏歌くんのお誕生日は学校が休みの土曜日だったので、奏歌くんを招いて午前中に「奏歌くんのためのミュージカル」を開幕する。
小ホールの客席に一人座った奏歌くんを前に私と百合と真尋さんが頭を下げた。
「本日は篠田奏歌くんのお誕生日のための演目にお越しいただきありがとうございます。奏歌くんのお誕生日を祝って、三人で精一杯演じさせていただきます」
皇妃の物語は皇帝の母親との間に軋轢のできた皇妃が、自由のない生活に疲れ切って国を巡って逃げ出したり、皇帝の浮気に傷ついたり、皇太子の反乱と自殺に苦しんだりするシリアスなのだが、死の象徴に最初から惚れている皇妃と、その話を聞いて憧れている皇太子という解釈なのだ、どうしてもコミカルにならざるを得ない。
「わたくしは、死をも受け入れます!」
「は? そこは受け入れていいところか?」
「さあ、わたくしにキスをするのです!」
「いやいやいや、まだそなたは生きるべきだ、うん、生きよう。生きよ!」
少女の時期に死にかけた皇妃は死の象徴に追い返されて蘇る。それからも死の象徴に恋し続けた皇妃は皇太子に語る。
「わたくしは、恋をしているのです」
「父上以外の方に!?」
「あの方は、そんなものは超越した存在……生も死も超越して、性別も超越して、美しい方でした」
何度も語る皇妃に皇太子も死の象徴に憧れを抱いていく。
「いつか僕のところにも来てくれるだろうか、母上の恋した方」
恋に恋する皇太子の前に死の象徴が皇妃を諦めさせるために皇太子を奪おうとして現れたから話はややこしくなる。
「僕が願ったから来てくださったのですね?」
「へ? 願った? 死を願ったのか、そなたは?」
「ずっとお会いしたかったです、僕の憧れの方」
拍子抜けしてしまう死の象徴だが、誘惑する歌を歌うと皇太子がグイグイと迫って来て、いつの間にか皇妃も混じって挟まれて、その場は逃げだしてしまう。
その後も皇太子の死の場面もあるのだが、全く悲劇的ではなく、皇太子は喜んで死の象徴の口付けを受けてしまうし、皇妃も来るべき日に死の象徴の元へ飛び込んで行ってしまう。
全く悲劇の印象のない演目が終わって、私と真尋さんと百合が頭を下げていると、奏歌くんが席から立って拍手をしてくれていた。
「すごく面白かった。僕、笑っちゃった。秋公演がこの演目だから、全く違うように演出してくれたんでしょ? 僕だけのための演目とか、嬉しかった」
白い頬を紅潮させて喜ぶ奏歌くんに私も嬉しくなる。
「真尋兄さんも、百合さんもありがとう」
「弟と出会ってから初めての誕生日だから、気合を入れないとと思ってね」
「真尋兄さん、素敵だったよ」
「ダーリンにはいつもお世話になっているもの」
「百合さん、最高に綺麗だった」
真尋さんと百合と三人で演じられてよかったと私がほっとしていると、奏歌くんが真尋さんと百合を篠田家に誘う。
「僕のお誕生日、一緒に食事をしてケーキを食べませんか?」
「僕もいいのかな?」
「ダーリンのお家のご飯! 食べたいわ!」
遠慮する真尋さんと喜ぶ百合に、奏歌くんは「来てくれたら嬉しいです」と微笑んで答えていた。
「劇団の男役トップスターと女役トップスターと、真尋兄さんの三人の、僕だけのミュージカルなんて、最高に豪華で幸せだった。本当に嬉しいお誕生日プレゼントだよ」
百合の車で篠田家に行きながら喜んでくれる奏歌くんの声を聞いていると、私も嬉しくなってくる。
この日、奏歌くんは14歳になった。
これは何かできるのではないか。
「真尋さん、奏歌くんのお誕生日お祝いに小さな演目を開きたいんです」
「奏歌くんの誕生日があるんですね。それは兄としても祝わないと」
真尋さんの劇団のガラコンサートのDVDの映像特典の仕事で会ったときに提案してみると、快く了承してくれる。こうなると後は説得するべきは一人だけだった。
「百合、奏歌くんとクッキーを焼いてきたよ」
「え!? ダーリンのクッキー? ちょうだい!」
「待って! 条件があるの」
さっと奪い取ろうとするクッキーの袋を百合の届かない位置に持ち上げて私はじっと百合の目を見た。百合の目は獲物を狙う猛禽類のようになっている。
「条件、聞こうじゃないの」
「奏歌くんのお誕生日にミニコンサートをやるのよ。出るよね?」
「……ダーリンのお誕生日なら仕方がないわ」
早くクッキーを寄越せと百合の目が言っている。私はクッキーの袋を百合の手の平の上に乗せた。商談は成立だ。
その日、奏歌くんが「百合さんクッキー喜んでた?」と聞いたのに、私は「大喜びだったよ」と答えておいた。
公民館の小ホールを借りる手続きをしてくれたのは、真尋さんだった。私も百合も全然その辺に関しては分からない。公民館の小ホールで海香に作らせた短めの皇妃の演目を演じる。
海香ともやり取りがあった。
「奏歌くんのお誕生日に短い演目を一人だけのためにやりたいの。脚本、書いてくれるでしょう?」
「私、二人目を妊娠してて、さくらはやんちゃだし、大変なんだけど」
「海香……ここにクッキーがあります」
「くっちー!」
反応したのはさくらだった。私の周りをぐるぐる回ってクッキーを欲しがり、もらえないと分かると海香によじ登って、「ちょーだい! ちょーだい!」と強請って来る。
「ママ、さく、くっちー、たべたい!」
「海瑠、あなた、さくらを懐柔しようという作戦ね?」
「奏歌くんの作った美味しいバター一杯のクッキー、さくらは食べたいよね?」
「あい! たべる!」
椅子に座っている海香の膝の上によじ登ってバンバンとテーブルを叩くさくらに、海香は勝てなかった。
「分かったわよ。書く。書くから、クッキーはさくらにあげて!」
「ありがとう、海香!」
クッキーの包みを渡すと海香に開けてもらって早速さくさくと良い音を立てながら食べ始めるさくら。両手に持って食べてご満悦だ。
さくらが食べて落ち着いている間に、海香が詳しいことを私に聞く。
「何分くらいの劇を考えてるの?」
「三十分くらいかな?」
「それじゃダイジェスト版になるわね、キャストは?」
「私と真尋さんと百合」
「演目は?」
「皇妃エリザベート!」
打ち合わせが終わって海香は三日以内くらいには脚本を書き上げて、楽譜と一緒に送ってくれると約束をした。
待ち遠しい三日間が終わると、劇団で津島さんが私に大きな茶封筒をくれた。
「海香さんから預かってます」
「ありがとうございます!」
脚本は無事に出来上がったようだ。
稽古が終わると公民館に集まって真尋さんと百合と私で脚本を見る。曲はアレンジはしていないようだった。
「なにこれ、脚本がおかしくない?」
「死の象徴に皇妃と皇太子がキスを求める……?」
「キスしたら、死んじゃうじゃない!?」
脅すようにして無理やりに頼んだのは悪かったが、海香は脚本で逆襲して来た。皇妃と皇太子に愛されて追いかけられる死の象徴。見初められたのは死の象徴の方で、皇妃にドン引きして地上に戻したことになっている。
その後も皇妃は死の象徴が忘れられず、結婚して皇太子を産んだ後も、皇太子に死の象徴の話をする。皇太子も幼い頃から死の象徴の話を聞いていて、現れるのを待ってキスを求める。
「なにこれ、海瑠のハーレムじゃない!」
爆笑する百合と、困惑している真尋さん。
それでもギャグテイストにしてあって脚本は面白いものだったので、仕方なく使うことにした。
全員の仕事の終わりに集まって、練習を繰り返してアカペラだが仕上げていく。
奏歌くんのお誕生日前には、皇妃の演目は出来上がっていた。
この年の奏歌くんのお誕生日は学校が休みの土曜日だったので、奏歌くんを招いて午前中に「奏歌くんのためのミュージカル」を開幕する。
小ホールの客席に一人座った奏歌くんを前に私と百合と真尋さんが頭を下げた。
「本日は篠田奏歌くんのお誕生日のための演目にお越しいただきありがとうございます。奏歌くんのお誕生日を祝って、三人で精一杯演じさせていただきます」
皇妃の物語は皇帝の母親との間に軋轢のできた皇妃が、自由のない生活に疲れ切って国を巡って逃げ出したり、皇帝の浮気に傷ついたり、皇太子の反乱と自殺に苦しんだりするシリアスなのだが、死の象徴に最初から惚れている皇妃と、その話を聞いて憧れている皇太子という解釈なのだ、どうしてもコミカルにならざるを得ない。
「わたくしは、死をも受け入れます!」
「は? そこは受け入れていいところか?」
「さあ、わたくしにキスをするのです!」
「いやいやいや、まだそなたは生きるべきだ、うん、生きよう。生きよ!」
少女の時期に死にかけた皇妃は死の象徴に追い返されて蘇る。それからも死の象徴に恋し続けた皇妃は皇太子に語る。
「わたくしは、恋をしているのです」
「父上以外の方に!?」
「あの方は、そんなものは超越した存在……生も死も超越して、性別も超越して、美しい方でした」
何度も語る皇妃に皇太子も死の象徴に憧れを抱いていく。
「いつか僕のところにも来てくれるだろうか、母上の恋した方」
恋に恋する皇太子の前に死の象徴が皇妃を諦めさせるために皇太子を奪おうとして現れたから話はややこしくなる。
「僕が願ったから来てくださったのですね?」
「へ? 願った? 死を願ったのか、そなたは?」
「ずっとお会いしたかったです、僕の憧れの方」
拍子抜けしてしまう死の象徴だが、誘惑する歌を歌うと皇太子がグイグイと迫って来て、いつの間にか皇妃も混じって挟まれて、その場は逃げだしてしまう。
その後も皇太子の死の場面もあるのだが、全く悲劇的ではなく、皇太子は喜んで死の象徴の口付けを受けてしまうし、皇妃も来るべき日に死の象徴の元へ飛び込んで行ってしまう。
全く悲劇の印象のない演目が終わって、私と真尋さんと百合が頭を下げていると、奏歌くんが席から立って拍手をしてくれていた。
「すごく面白かった。僕、笑っちゃった。秋公演がこの演目だから、全く違うように演出してくれたんでしょ? 僕だけのための演目とか、嬉しかった」
白い頬を紅潮させて喜ぶ奏歌くんに私も嬉しくなる。
「真尋兄さんも、百合さんもありがとう」
「弟と出会ってから初めての誕生日だから、気合を入れないとと思ってね」
「真尋兄さん、素敵だったよ」
「ダーリンにはいつもお世話になっているもの」
「百合さん、最高に綺麗だった」
真尋さんと百合と三人で演じられてよかったと私がほっとしていると、奏歌くんが真尋さんと百合を篠田家に誘う。
「僕のお誕生日、一緒に食事をしてケーキを食べませんか?」
「僕もいいのかな?」
「ダーリンのお家のご飯! 食べたいわ!」
遠慮する真尋さんと喜ぶ百合に、奏歌くんは「来てくれたら嬉しいです」と微笑んで答えていた。
「劇団の男役トップスターと女役トップスターと、真尋兄さんの三人の、僕だけのミュージカルなんて、最高に豪華で幸せだった。本当に嬉しいお誕生日プレゼントだよ」
百合の車で篠田家に行きながら喜んでくれる奏歌くんの声を聞いていると、私も嬉しくなってくる。
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