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後日談 (受け視点)
3.避妊の必要性
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アルトゥロとの結婚をフリーダに反対されるかと思っていたが、そんなことはなく、フリーダはミヒャエルとアルトゥロとの結婚を祝福してくれた。結婚式の準備もほとんどフリーダに任せることになってしまったが、フリーダは快く引き受けてくれる。
「ミヒャエル様は休んでいてください。ミヒャエル様が大学を卒業するまでは、わたくしがハーマン家の嫡子、ミヒャエル様の後見人ですからね」
タキシードの手配もしてくれて、アルトゥロがミヒャエルと結婚できるように父のゲオルグの生家のフィルツ家との間に交渉もしてくれるフリーダは本当に頼りになった。ハーマン家の嫡子と次子が結婚するというのはよろしくないので、アルトゥロは一度フィルツ家の養子となって、その後でハーマン家の婿養子となることが決まったのだ。
フィルツ家としても元々アルトゥロがディーデリヒの学友となったときからフィルツ家に来るように要請していたので渡りに船のようだった。
「わたくしがいないと何もできない子どもからは卒業してくださいね」
「俺はもう大人です。母上が俺を子ども扱いしすぎるだけです」
「ミヒャエル様に一番大事なことを言い忘れていた分際で」
フリーダとアルトゥロの会話は母子なので遠慮がないのだろう。仲のいい母子だとミヒャエルも見ていて和んでしまう。
「僕も叔母上にはお世話になりっぱなしで申し訳ないです」
「ミヒャエル様はわたくしが一生お世話を致します。ルイーゼのことも任せておいてくださいませ」
その上フリーダはミヒャエルにまで優しくしてくれる。出産前から世話になりっぱなしでミヒャエルはフリーダに頭が上がらない。
「叔母上には出産前から助けていただいて、アルトゥロとの結婚も許していただいて、僕は感謝しかないです」
「ミヒャエル様、あんな子でよろしいのでしたら、ミヒャエル様のお心に添うようにいたします」
「アルトゥロの気持ちはアルトゥロのものですが、家族に祝福されないというのは悲しいですからね」
ミヒャエルが言うと、フリーダはうっとりと微笑む。
「わたくしは今、幸せなのです」
「フリーダ様?」
「お姉様が亡くなってから、わたくしは死んでしまいたいくらいに悲しかった。わたくしには何も残されていないのだと思っていました。そこにミヒャエル様が赤ん坊をお腹に連れてやってきた」
「アルトゥロの子を孕んだ僕を叔母上は罵りもしなかった」
どうしてこんなに優しくしてくれるのか、その理由をずっと知りたかった。
「叔母上はどうして僕にこんなに優しくしてくれるのですか?」
「お姉様を失って闇の中に生きるしかなかったわたくしにとって、ミヒャエル様は光のような存在でした。生まれて来たルイーゼはお姉様そっくりで、わたくしに幸せを与えてくれました。ミヒャエル様とルイーゼと共に生きられるならば、わたくしは手段を選びません」
どういう意味なのか分からないが、フリーダがミヒャエルのことも娘のルイーゼのことも大事に思ってくれているのだけは伝わって来る。
「アルトゥロとミヒャエル様が結婚すればわたくしの息子とお姉様の息子が結婚する。これほど嬉しいことはありません」
「僕たちの結婚を祝福してくれるのですね」
「もちろんです。おめでとうございます、ミヒャエル様」
フリーダの暖かな言葉にミヒャエルは涙が零れそうになっていた。全てを諦めた幼少期から、ミヒャエルは苦しいときや目にゴミが入ったときしか涙は流したことがない。暖かな感情に触れたときにはひとはこんなにも簡単に涙してしまうものなのだろうか。
冬になってアルトゥロの誕生日が来て、大学が冬休みに入ってから結婚式は執り行われた。フリーダが式場を予約して準備をしてくれて、アルトゥロの親友のディーデリヒも学友たちも来ることになっている。
ルイーゼにはベビードレスを着せて、自分は白のタキシードで、アルトゥロはミッドナイトブルーのタキシードで結婚式に臨む。服を選ぶのくらいは自分でできるようになれとアルトゥロに言っていたフリーダだが、結局このタキシードもフリーダが選んで誂えてくれた。
未来の国王陛下であるディーデリヒも参列する結婚式なので、教会もとても広い場所が選ばれていた。そこまで車で移動して、参列者が集まったところで神父の前に出て誓いの言葉を述べる。
「汝、アルトゥロ・フィルツはミヒャエル・ハーマンを生涯愛し、健やかなるときも病めるときも寄り添い、共に過ごすことを誓いますか?」
「はい、誓います」
「汝、ミヒャエル・ハーマンはアルトゥロ・フィルツを生涯愛し、健やかなるときも病めるときも寄り添い、共に過ごすことを誓いますか?」
「誓います」
こんなときまでアルトゥロは顔がいい。さすが英雄だと言わざるを得ない。かっこいいアルトゥロに見惚れるのも悔しかったので、ミヒャエルはベビードレスを着たルイーゼを抱っこして視線をそちらにばかり向けて気を反らすつもりだった。
アルトゥロがルイーゼに手を差し伸べる。
「ルイーゼを抱っこさせてほしい」
「首が据わったばかりだから気を付けて」
父親としての自覚があるのかないのか、アルトゥロは娘のルイーゼを抱いたことがなかった。娘として認めていないからかと思っていたが、ルイーゼを抱っこしたアルトゥロが泣きそうになっているのをミヒャエルは見てしまった。
「ルイーゼ……俺はルイーゼを幸せにする……」
「ルイーゼと結婚するわけじゃないだろう」
「そうだった。ミヒャエルを幸せにする。ルイーゼは父親として責任を持って育てる」
ついつい意地悪なことを言ってしまったが、アルトゥロが父親としてしっかりと自覚を持っていることがミヒャエルには嬉しかった。微笑んでいるとアルトゥロにルイーゼを渡されて、ルイーゼごと抱き上げられる。
教会から出るまで抱き上げられて運ばれて、ミヒャエルは幸福で涙が出そうだった。
初夜にはフリーダが気を利かせてくれてルイーゼを預かってくれていたが、ミヒャエルには一つ不安があった。避妊具を一応用意してきたのだが、ミヒャエルの買える範囲のドラッグストアにあるものの一番大きいサイズを選んだのだが、それで大丈夫か分からない。
頬を撫でてくるアルトゥロが求めていることは分かるのだが、ミヒャエルは冷静になってアルトゥロに言っていた。
「避妊をちゃんとして欲しい」
初めてのときに避妊をしなかったせいでルイーゼが予想外に生まれてしまった。ルイーゼはもういないことが考えられないくらい可愛かったが、それはそれとして、ミヒャエルは予定外に妊娠するつもりはなかった。
「どうして? 俺たちは結婚したんだし、ルイーゼという子どももいるんだよ?」
「そんなに度々孕まされてたら、僕の体がもたない。冬休み明けから、僕も大学に復学しようと思っている。次の子どもは大学を卒業してからだ」
困惑している様子のアルトゥロに説明しても、あまり理解してもらえている気がしない。子どもは多ければ多い方がいいというのが血統主義のこの国の特徴だから仕方ないのかもしれないが、ミヒャエルはまだ次の子どもを孕むつもりはなかった。
着ていたパジャマを捲って、ズボンと下着も少し下げると、ミヒャエルの臍の下には数センチの傷口がある。縫い留めてあるが、それはルイーゼを産んだときに帝王切開で切った傷だった。
「痛むか?」
「少し。切ったんだから、そりゃ痛むよ」
疑似子宮の開発は進んでいても、男性には産み落とす場所がない。男性が子どもを産む場合には必ず帝王切開なので、ミヒャエルは子どもを産むたびにお腹を切らなければいけないし、妊娠期間も大きなお腹を抱えていなければいけない。
そんな状態では大学に復学もできない。
傷口を見せるとアルトゥロは神妙な顔付になった。
「分かった、避妊はする。できるだけ」
「……避妊具を持っているのか?」
「え!?」
できるだけというのが信じられないので、買っておいた避妊具を出してつけるように指示したが、そのときに渋々アルトゥロが下着から取り出した中心の大きさにミヒャエルは悟っていた。
これは絶対に無理だ。こんな凶悪なブツを収納できるコンドームがこの世にあるのか。そもそも、どうやってこんな凶悪なブツが僕の体に入っていたのか。
沈痛な面持ちになるミヒャエルの前で、アルトゥロは何度かコンドームを突けようとしていたが、どうしても入らなくて半泣きになっている。
「入らない……」
「そんな気がしてたよ! 今日はダメだ、アルトゥロ」
「そんなぁ!」
避妊ができないのならば抱かれることはできない。
はっきりと断ると、アルトゥロは急いで携帯端末でサイズの大きなコンドームを注文していたが、それが届くのが三日後だと分かると、土下座する勢いで迫ってくる。
「俺、もう準備万端で期待してたのに」
「ダメなものはダメだ!」
「ミヒャエル、一回だけ」
「その一回が君のは怖いんだ!」
なんで英雄がミヒャエルの前で情けない格好で土下座しているのか意味が分からない。
ダメなものはダメだと断ると、アルトゥロはしょんぼりとしてミヒャエルを腕に抱き締めるだけでその夜は眠った。英雄なのに情けないのだが、これが現実なのかとミヒャエルは徐々に受け入れられるようになってきていた。
「ミヒャエル様は休んでいてください。ミヒャエル様が大学を卒業するまでは、わたくしがハーマン家の嫡子、ミヒャエル様の後見人ですからね」
タキシードの手配もしてくれて、アルトゥロがミヒャエルと結婚できるように父のゲオルグの生家のフィルツ家との間に交渉もしてくれるフリーダは本当に頼りになった。ハーマン家の嫡子と次子が結婚するというのはよろしくないので、アルトゥロは一度フィルツ家の養子となって、その後でハーマン家の婿養子となることが決まったのだ。
フィルツ家としても元々アルトゥロがディーデリヒの学友となったときからフィルツ家に来るように要請していたので渡りに船のようだった。
「わたくしがいないと何もできない子どもからは卒業してくださいね」
「俺はもう大人です。母上が俺を子ども扱いしすぎるだけです」
「ミヒャエル様に一番大事なことを言い忘れていた分際で」
フリーダとアルトゥロの会話は母子なので遠慮がないのだろう。仲のいい母子だとミヒャエルも見ていて和んでしまう。
「僕も叔母上にはお世話になりっぱなしで申し訳ないです」
「ミヒャエル様はわたくしが一生お世話を致します。ルイーゼのことも任せておいてくださいませ」
その上フリーダはミヒャエルにまで優しくしてくれる。出産前から世話になりっぱなしでミヒャエルはフリーダに頭が上がらない。
「叔母上には出産前から助けていただいて、アルトゥロとの結婚も許していただいて、僕は感謝しかないです」
「ミヒャエル様、あんな子でよろしいのでしたら、ミヒャエル様のお心に添うようにいたします」
「アルトゥロの気持ちはアルトゥロのものですが、家族に祝福されないというのは悲しいですからね」
ミヒャエルが言うと、フリーダはうっとりと微笑む。
「わたくしは今、幸せなのです」
「フリーダ様?」
「お姉様が亡くなってから、わたくしは死んでしまいたいくらいに悲しかった。わたくしには何も残されていないのだと思っていました。そこにミヒャエル様が赤ん坊をお腹に連れてやってきた」
「アルトゥロの子を孕んだ僕を叔母上は罵りもしなかった」
どうしてこんなに優しくしてくれるのか、その理由をずっと知りたかった。
「叔母上はどうして僕にこんなに優しくしてくれるのですか?」
「お姉様を失って闇の中に生きるしかなかったわたくしにとって、ミヒャエル様は光のような存在でした。生まれて来たルイーゼはお姉様そっくりで、わたくしに幸せを与えてくれました。ミヒャエル様とルイーゼと共に生きられるならば、わたくしは手段を選びません」
どういう意味なのか分からないが、フリーダがミヒャエルのことも娘のルイーゼのことも大事に思ってくれているのだけは伝わって来る。
「アルトゥロとミヒャエル様が結婚すればわたくしの息子とお姉様の息子が結婚する。これほど嬉しいことはありません」
「僕たちの結婚を祝福してくれるのですね」
「もちろんです。おめでとうございます、ミヒャエル様」
フリーダの暖かな言葉にミヒャエルは涙が零れそうになっていた。全てを諦めた幼少期から、ミヒャエルは苦しいときや目にゴミが入ったときしか涙は流したことがない。暖かな感情に触れたときにはひとはこんなにも簡単に涙してしまうものなのだろうか。
冬になってアルトゥロの誕生日が来て、大学が冬休みに入ってから結婚式は執り行われた。フリーダが式場を予約して準備をしてくれて、アルトゥロの親友のディーデリヒも学友たちも来ることになっている。
ルイーゼにはベビードレスを着せて、自分は白のタキシードで、アルトゥロはミッドナイトブルーのタキシードで結婚式に臨む。服を選ぶのくらいは自分でできるようになれとアルトゥロに言っていたフリーダだが、結局このタキシードもフリーダが選んで誂えてくれた。
未来の国王陛下であるディーデリヒも参列する結婚式なので、教会もとても広い場所が選ばれていた。そこまで車で移動して、参列者が集まったところで神父の前に出て誓いの言葉を述べる。
「汝、アルトゥロ・フィルツはミヒャエル・ハーマンを生涯愛し、健やかなるときも病めるときも寄り添い、共に過ごすことを誓いますか?」
「はい、誓います」
「汝、ミヒャエル・ハーマンはアルトゥロ・フィルツを生涯愛し、健やかなるときも病めるときも寄り添い、共に過ごすことを誓いますか?」
「誓います」
こんなときまでアルトゥロは顔がいい。さすが英雄だと言わざるを得ない。かっこいいアルトゥロに見惚れるのも悔しかったので、ミヒャエルはベビードレスを着たルイーゼを抱っこして視線をそちらにばかり向けて気を反らすつもりだった。
アルトゥロがルイーゼに手を差し伸べる。
「ルイーゼを抱っこさせてほしい」
「首が据わったばかりだから気を付けて」
父親としての自覚があるのかないのか、アルトゥロは娘のルイーゼを抱いたことがなかった。娘として認めていないからかと思っていたが、ルイーゼを抱っこしたアルトゥロが泣きそうになっているのをミヒャエルは見てしまった。
「ルイーゼ……俺はルイーゼを幸せにする……」
「ルイーゼと結婚するわけじゃないだろう」
「そうだった。ミヒャエルを幸せにする。ルイーゼは父親として責任を持って育てる」
ついつい意地悪なことを言ってしまったが、アルトゥロが父親としてしっかりと自覚を持っていることがミヒャエルには嬉しかった。微笑んでいるとアルトゥロにルイーゼを渡されて、ルイーゼごと抱き上げられる。
教会から出るまで抱き上げられて運ばれて、ミヒャエルは幸福で涙が出そうだった。
初夜にはフリーダが気を利かせてくれてルイーゼを預かってくれていたが、ミヒャエルには一つ不安があった。避妊具を一応用意してきたのだが、ミヒャエルの買える範囲のドラッグストアにあるものの一番大きいサイズを選んだのだが、それで大丈夫か分からない。
頬を撫でてくるアルトゥロが求めていることは分かるのだが、ミヒャエルは冷静になってアルトゥロに言っていた。
「避妊をちゃんとして欲しい」
初めてのときに避妊をしなかったせいでルイーゼが予想外に生まれてしまった。ルイーゼはもういないことが考えられないくらい可愛かったが、それはそれとして、ミヒャエルは予定外に妊娠するつもりはなかった。
「どうして? 俺たちは結婚したんだし、ルイーゼという子どももいるんだよ?」
「そんなに度々孕まされてたら、僕の体がもたない。冬休み明けから、僕も大学に復学しようと思っている。次の子どもは大学を卒業してからだ」
困惑している様子のアルトゥロに説明しても、あまり理解してもらえている気がしない。子どもは多ければ多い方がいいというのが血統主義のこの国の特徴だから仕方ないのかもしれないが、ミヒャエルはまだ次の子どもを孕むつもりはなかった。
着ていたパジャマを捲って、ズボンと下着も少し下げると、ミヒャエルの臍の下には数センチの傷口がある。縫い留めてあるが、それはルイーゼを産んだときに帝王切開で切った傷だった。
「痛むか?」
「少し。切ったんだから、そりゃ痛むよ」
疑似子宮の開発は進んでいても、男性には産み落とす場所がない。男性が子どもを産む場合には必ず帝王切開なので、ミヒャエルは子どもを産むたびにお腹を切らなければいけないし、妊娠期間も大きなお腹を抱えていなければいけない。
そんな状態では大学に復学もできない。
傷口を見せるとアルトゥロは神妙な顔付になった。
「分かった、避妊はする。できるだけ」
「……避妊具を持っているのか?」
「え!?」
できるだけというのが信じられないので、買っておいた避妊具を出してつけるように指示したが、そのときに渋々アルトゥロが下着から取り出した中心の大きさにミヒャエルは悟っていた。
これは絶対に無理だ。こんな凶悪なブツを収納できるコンドームがこの世にあるのか。そもそも、どうやってこんな凶悪なブツが僕の体に入っていたのか。
沈痛な面持ちになるミヒャエルの前で、アルトゥロは何度かコンドームを突けようとしていたが、どうしても入らなくて半泣きになっている。
「入らない……」
「そんな気がしてたよ! 今日はダメだ、アルトゥロ」
「そんなぁ!」
避妊ができないのならば抱かれることはできない。
はっきりと断ると、アルトゥロは急いで携帯端末でサイズの大きなコンドームを注文していたが、それが届くのが三日後だと分かると、土下座する勢いで迫ってくる。
「俺、もう準備万端で期待してたのに」
「ダメなものはダメだ!」
「ミヒャエル、一回だけ」
「その一回が君のは怖いんだ!」
なんで英雄がミヒャエルの前で情けない格好で土下座しているのか意味が分からない。
ダメなものはダメだと断ると、アルトゥロはしょんぼりとしてミヒャエルを腕に抱き締めるだけでその夜は眠った。英雄なのに情けないのだが、これが現実なのかとミヒャエルは徐々に受け入れられるようになってきていた。
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