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二章 ノメンゼン子爵の断罪
22.ブリギッテ様からの手紙
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国王陛下のお誕生日の式典が近付いていた。
その前にクリスタ嬢とわたくしにブリギッテ嬢から手紙が来ていた。
わたくしは両親に付き添ってもらってその手紙を慎重に開けて読んだ。
『エリザベート・ディッペル様
寒さの続く折、いかがお過ごしでしょうか。
この度、国王陛下の御生誕の式典が王都で執り行われます。
その際に両親は王都に招かれておりますので、子どもだけで友好を深めるためにクリスタ嬢と共に我が家へいらっしゃいませんか?
ディッペル公爵領と違う風景をお見せできると思います。きっと楽しんでいただけるのではないでしょうか。
ブリギッテ・バーデン』
内容を見比べてみると、クリスタ嬢への手紙もほとんど同じだった。ただ、文章が馬鹿にするように易しく書かれている。
『クリスタ・ノメンゼンじょうへ
こくおうへいかのおたんじょうびのしきてんがありますね。
しきてんのときには、ディッペルこうしゃくふさいもいないのではないですか?
そのあいだにバーデンけでわたくしとあそびましょう。
こどもだけなのできっとたのしいですよ。
エリザベートさまもおさそいしています。
ブリギッテ・バーデン』
子どもだけで留守番という時点で警戒しなければいけないのに、バーデン家に招待されるというのはとても信用できない。手紙を読んでいた両親も苦い表情になっている。
「これは、私たちからお断りしておこうね」
「バーデン家は何を考えているのでしょう。十歳のブリギッテ嬢と七歳のエリザベートと五歳のクリスタ嬢だけで過ごせるわけがないのに」
「親の目がないところで、またクリスタ嬢を苛めようという考えなのかもしれない」
「両親が許可しませんでしたとお返事をしていいですよ。わたくしたちからも、バーデン家の公爵夫妻に手紙を書きます」
両親が完全にわたくしとクリスタ嬢の味方なので、わたくしは安心して手紙の返事を書くことができた。手紙の返事には『せっかくのお誘いですが、両親が留守中に子どもだけで出歩くのは許可できないとのことでしたので、申し訳ありません』と丁寧に書いた。
クリスタ嬢は『おじうえと、おばうえが、ダメっていってます。ごめんなさい』と書いていた。
わたくしとクリスタ嬢はブリギッテ嬢に、両親はバーデン家に手紙を書いて送った。
両親が王都に出かける日、わたくしは不安になってしまった。
『クリスタ・ノメンゼンの真実の愛』でわたくし、エリザベート・ディッペルが初登場のときには、公爵令嬢だった。それがいつの間にか公爵に表記が変わっていた。
エリザベート・ディッペルはあの物語の中で脇役で、悪役だったので詳しく書かれていなかったが、物語の期間中に両親に何かが起きてわたくしに公爵位が引き継がれたのではないだろうか。
そこは書かれていなかったので想像するしかないが、両親にいつ何が起きるか分からないということは七歳のわたくしの胸を騒がせた。
読んでいるときには違和感を覚えずにいたが、実際に物語の中で生きてみると、あの物語は矛盾点や書かれていない部分が多すぎるのだ。
バーデン公爵家のことだって全く書かれていなかった。
クリスタ嬢にこんなにも執着して、バーデン家に連れ去ろうとするのには絶対に意味があるのだ。ノメンゼン子爵とバーデン公爵家が手を結んでいるのも怪しすぎる。
わたくしは両親がいない日々に不安を抱いていた。
それでも国王陛下のお誕生日の式典なのだ。行かないで欲しいとは言えない。
両親を笑顔で送り出せずに玄関で震えていると、両親がエクムント様を呼ぶ。
「今回は留守をエクムントに頼んでいるからね」
「何かあったら、エクムントを頼るんですよ」
エクムント様は侯爵家の三男でそれなりに地位のある方だ。エクムント様がいてくれるとなると心強い。
「執事やメイドたちもいますが、エクムントは騎士として腕も立つし、頼りになるからね」
「エクムント、エリザベートとクリスタ嬢をしっかり守ってくださいね」
「心得ました。旦那様、奥様、行ってらっしゃいませ」
胸に手を当ててエクムント様が深々と礼をするのにわたくしは見惚れてしまう。
エクムント様がいてくれるのならばわたくしも安心だった。
「お父様、お母様、気を付けてくださいね。無事に帰って来てください」
「おじうえ、おばうえ、いってらっしゃいませ」
送り出すわたくしとクリスタ嬢を、父と母は抱き締めてから馬車に乗り込んだ。わたくしとクリスタ嬢は庭に出て、馬車が見えなくなるまで見送っていた。
「エリザベートお嬢様、クリスタお嬢様、体が冷えてしまいますよ」
「もう少しだけ……お父様とお母様の馬車が無事なのを見ておきたいのです」
「おねえさま、わたくし、さむい。くちんっ!」
「あ、いけないわ。クリスタ嬢が風邪を引いてしまいますね。お部屋に戻りましょう」
可愛いクリスタ嬢のくしゃみを聞いて、わたくしは我に返ってお屋敷の中に戻った。
お屋敷の中で勉強室に行くと、リップマン先生が待っていてくれた。
「お見送りは終わりましたか?」
「遅れてごめんなさい。名残惜しくて」
「おじうえとおばうえがいないの、さびしいのです」
「お二人の年齢でしたら、旦那様と奥様がいないのを寂しがるのは普通ですよ。お勉強はできそうですか?」
「はい、お勉強させてください」
「わたくしも、おべんきょうしたいです」
わたくしはリップマン先生に聞きたいことがあった。
バーデン家のことだ。この国にはディッペル家とバーデン家という二つの公爵家しかない。ディッペル家は王家の方も臣籍降下している王家と繋がりの深い公爵家だが、バーデン家はどうなのだろう。
「バーデン家の歴史について教えてください」
わたくしがお願いすると、リップマン先生はすぐに答えてくれる。
「バーデン家は、この国の前身であった帝国が隣国との戦争によって分裂したときに、隣国との戦いで武勲を立てた功績として公爵家に陞爵した家ですね」
「元は公爵家ではなかったのですね」
「そうです。ディッペル家は前身であった帝国の頃から続く長い歴史を持つ公爵家ですが、バーデン家はこの帝国ができたときに公爵家となりました」
バーデン家の公爵家としての歴史はディッペル家よりも浅かった。その分権力に執着しているのかもしれない。
「この国にディッペル家とバーデン家しか公爵家がないのは何故ですか?」
「それは、この国の前身であった帝国が戦争によって分裂したときに、他の公爵家は独立していったのです。ディッペル公爵家は独立せずに国王陛下の元でずっとお仕えしていたので、王家はディッペル家をとても信頼していて、王家から臣籍降下した王族もいるくらいです」
長い歴史的な繋がりがあるからこそ、国王陛下はわたくしの父が学生時代の学友だったというだけではなくて、ディッペル公爵家を大事に思ってくださって、ノルベルト殿下とわたくしの婚約の話も、「独り言」という形で終わらせてくれたのだ。
王命を使えばわたくしとノルベルト殿下を婚約させることは容易だったはずなのに、そうしなかった。それが確かなディッペル家と王家との信頼の証だった。
「ノメンゼンししゃくけは、どうなのですか?」
「ノメンゼン子爵家は、ディッペル公爵家の遠縁が自分の子どもに領地を分けるときにできた家ですね。国王陛下に許可を得て、子爵位をいただいて、領地を分けたのです」
「どれくらいまえですか?」
「今のノメンゼン子爵が三代目なので、かなり最近のことですよ」
クリスタ嬢の好奇心のおかげでわたくしはノメンゼン子爵家のことも知ることができた。
ノメンゼン子爵家はまだ三代目で、ディッペル公爵家の遠縁が領地を分けるときにできた家のようだ。
「貴族社会では家の成り立ちを知ることも大事です。しっかりとお勉強してくださいね」
「はい、リップマン先生」
「わたくし、いっしょうけんめいおぼえます!」
リップマン先生に言われてわたくしとクリスタ嬢はしっかりと返事をした。
歴史の長いディッペル家にしてみれば、バーデン家は先の戦争で成り上がった家のように感じられる。そういう劣等感がバーデン家にもあるのではないだろうか。
だからこそ、クリスタ嬢を利用しようとしている。
バーデン家がクリスタ嬢を連れ去ろうとする理由にわたくしは一歩近付けた気がしていた。
その前にクリスタ嬢とわたくしにブリギッテ嬢から手紙が来ていた。
わたくしは両親に付き添ってもらってその手紙を慎重に開けて読んだ。
『エリザベート・ディッペル様
寒さの続く折、いかがお過ごしでしょうか。
この度、国王陛下の御生誕の式典が王都で執り行われます。
その際に両親は王都に招かれておりますので、子どもだけで友好を深めるためにクリスタ嬢と共に我が家へいらっしゃいませんか?
ディッペル公爵領と違う風景をお見せできると思います。きっと楽しんでいただけるのではないでしょうか。
ブリギッテ・バーデン』
内容を見比べてみると、クリスタ嬢への手紙もほとんど同じだった。ただ、文章が馬鹿にするように易しく書かれている。
『クリスタ・ノメンゼンじょうへ
こくおうへいかのおたんじょうびのしきてんがありますね。
しきてんのときには、ディッペルこうしゃくふさいもいないのではないですか?
そのあいだにバーデンけでわたくしとあそびましょう。
こどもだけなのできっとたのしいですよ。
エリザベートさまもおさそいしています。
ブリギッテ・バーデン』
子どもだけで留守番という時点で警戒しなければいけないのに、バーデン家に招待されるというのはとても信用できない。手紙を読んでいた両親も苦い表情になっている。
「これは、私たちからお断りしておこうね」
「バーデン家は何を考えているのでしょう。十歳のブリギッテ嬢と七歳のエリザベートと五歳のクリスタ嬢だけで過ごせるわけがないのに」
「親の目がないところで、またクリスタ嬢を苛めようという考えなのかもしれない」
「両親が許可しませんでしたとお返事をしていいですよ。わたくしたちからも、バーデン家の公爵夫妻に手紙を書きます」
両親が完全にわたくしとクリスタ嬢の味方なので、わたくしは安心して手紙の返事を書くことができた。手紙の返事には『せっかくのお誘いですが、両親が留守中に子どもだけで出歩くのは許可できないとのことでしたので、申し訳ありません』と丁寧に書いた。
クリスタ嬢は『おじうえと、おばうえが、ダメっていってます。ごめんなさい』と書いていた。
わたくしとクリスタ嬢はブリギッテ嬢に、両親はバーデン家に手紙を書いて送った。
両親が王都に出かける日、わたくしは不安になってしまった。
『クリスタ・ノメンゼンの真実の愛』でわたくし、エリザベート・ディッペルが初登場のときには、公爵令嬢だった。それがいつの間にか公爵に表記が変わっていた。
エリザベート・ディッペルはあの物語の中で脇役で、悪役だったので詳しく書かれていなかったが、物語の期間中に両親に何かが起きてわたくしに公爵位が引き継がれたのではないだろうか。
そこは書かれていなかったので想像するしかないが、両親にいつ何が起きるか分からないということは七歳のわたくしの胸を騒がせた。
読んでいるときには違和感を覚えずにいたが、実際に物語の中で生きてみると、あの物語は矛盾点や書かれていない部分が多すぎるのだ。
バーデン公爵家のことだって全く書かれていなかった。
クリスタ嬢にこんなにも執着して、バーデン家に連れ去ろうとするのには絶対に意味があるのだ。ノメンゼン子爵とバーデン公爵家が手を結んでいるのも怪しすぎる。
わたくしは両親がいない日々に不安を抱いていた。
それでも国王陛下のお誕生日の式典なのだ。行かないで欲しいとは言えない。
両親を笑顔で送り出せずに玄関で震えていると、両親がエクムント様を呼ぶ。
「今回は留守をエクムントに頼んでいるからね」
「何かあったら、エクムントを頼るんですよ」
エクムント様は侯爵家の三男でそれなりに地位のある方だ。エクムント様がいてくれるとなると心強い。
「執事やメイドたちもいますが、エクムントは騎士として腕も立つし、頼りになるからね」
「エクムント、エリザベートとクリスタ嬢をしっかり守ってくださいね」
「心得ました。旦那様、奥様、行ってらっしゃいませ」
胸に手を当ててエクムント様が深々と礼をするのにわたくしは見惚れてしまう。
エクムント様がいてくれるのならばわたくしも安心だった。
「お父様、お母様、気を付けてくださいね。無事に帰って来てください」
「おじうえ、おばうえ、いってらっしゃいませ」
送り出すわたくしとクリスタ嬢を、父と母は抱き締めてから馬車に乗り込んだ。わたくしとクリスタ嬢は庭に出て、馬車が見えなくなるまで見送っていた。
「エリザベートお嬢様、クリスタお嬢様、体が冷えてしまいますよ」
「もう少しだけ……お父様とお母様の馬車が無事なのを見ておきたいのです」
「おねえさま、わたくし、さむい。くちんっ!」
「あ、いけないわ。クリスタ嬢が風邪を引いてしまいますね。お部屋に戻りましょう」
可愛いクリスタ嬢のくしゃみを聞いて、わたくしは我に返ってお屋敷の中に戻った。
お屋敷の中で勉強室に行くと、リップマン先生が待っていてくれた。
「お見送りは終わりましたか?」
「遅れてごめんなさい。名残惜しくて」
「おじうえとおばうえがいないの、さびしいのです」
「お二人の年齢でしたら、旦那様と奥様がいないのを寂しがるのは普通ですよ。お勉強はできそうですか?」
「はい、お勉強させてください」
「わたくしも、おべんきょうしたいです」
わたくしはリップマン先生に聞きたいことがあった。
バーデン家のことだ。この国にはディッペル家とバーデン家という二つの公爵家しかない。ディッペル家は王家の方も臣籍降下している王家と繋がりの深い公爵家だが、バーデン家はどうなのだろう。
「バーデン家の歴史について教えてください」
わたくしがお願いすると、リップマン先生はすぐに答えてくれる。
「バーデン家は、この国の前身であった帝国が隣国との戦争によって分裂したときに、隣国との戦いで武勲を立てた功績として公爵家に陞爵した家ですね」
「元は公爵家ではなかったのですね」
「そうです。ディッペル家は前身であった帝国の頃から続く長い歴史を持つ公爵家ですが、バーデン家はこの帝国ができたときに公爵家となりました」
バーデン家の公爵家としての歴史はディッペル家よりも浅かった。その分権力に執着しているのかもしれない。
「この国にディッペル家とバーデン家しか公爵家がないのは何故ですか?」
「それは、この国の前身であった帝国が戦争によって分裂したときに、他の公爵家は独立していったのです。ディッペル公爵家は独立せずに国王陛下の元でずっとお仕えしていたので、王家はディッペル家をとても信頼していて、王家から臣籍降下した王族もいるくらいです」
長い歴史的な繋がりがあるからこそ、国王陛下はわたくしの父が学生時代の学友だったというだけではなくて、ディッペル公爵家を大事に思ってくださって、ノルベルト殿下とわたくしの婚約の話も、「独り言」という形で終わらせてくれたのだ。
王命を使えばわたくしとノルベルト殿下を婚約させることは容易だったはずなのに、そうしなかった。それが確かなディッペル家と王家との信頼の証だった。
「ノメンゼンししゃくけは、どうなのですか?」
「ノメンゼン子爵家は、ディッペル公爵家の遠縁が自分の子どもに領地を分けるときにできた家ですね。国王陛下に許可を得て、子爵位をいただいて、領地を分けたのです」
「どれくらいまえですか?」
「今のノメンゼン子爵が三代目なので、かなり最近のことですよ」
クリスタ嬢の好奇心のおかげでわたくしはノメンゼン子爵家のことも知ることができた。
ノメンゼン子爵家はまだ三代目で、ディッペル公爵家の遠縁が領地を分けるときにできた家のようだ。
「貴族社会では家の成り立ちを知ることも大事です。しっかりとお勉強してくださいね」
「はい、リップマン先生」
「わたくし、いっしょうけんめいおぼえます!」
リップマン先生に言われてわたくしとクリスタ嬢はしっかりと返事をした。
歴史の長いディッペル家にしてみれば、バーデン家は先の戦争で成り上がった家のように感じられる。そういう劣等感がバーデン家にもあるのではないだろうか。
だからこそ、クリスタ嬢を利用しようとしている。
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