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四章 婚約式
7.お手紙でのやり取り
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王都からお屋敷に帰る列車の中でふーちゃんはご機嫌が悪かった。大きな声で泣いて、父の抱っこでも泣き止まない。母がお乳を飲ませてみても飲みたがらないし、少しうとうとと眠っては起きて泣いている。
「こんなに泣いていては脱水症状になるのではないでしょうか」
「パウリーネ先生に同行してもらうべきだったか」
困り切った両親を助けてくれたのは、隣りの個室席から移動してきたヘルマンさんだった。ヘルマンさんは横抱きにされていたふーちゃんを縦抱きにして、首を支えて窓の外が見えるようにしたのだ。
それでも少しは泣いていたけれど、ふーちゃんは落ち着いてきて泣き止んで丸い水色のお目目で窓の外を見ていた。そしてそのうちに眠ってしまった。
「周囲が見えなかったのが不安だったのだと思います。行きと違って、この列車に乗せられたら違う場所に連れて行かれると理解されているので」
行きは何も分からないままふーちゃんは乗っていたが、帰りはこの列車に乗せられるとどこか別の場所に連れて行かれてしまうと理解していたようだ。
ヘルマンさんが適切な処置をしてくれたのでわたくしも両親も安心することができた。
「フランツは周囲が見たかったのか。すまない、気付けなくて」
「これからはフランツを縦抱きにすることも考えてみましょうね。ヘルマンさん、よくやりました」
「ありがとうございます、奥様」
褒められてヘルマンさんは誇らしそうだった。
ふーちゃんはヘルマンさんに抱かれたまま眠ってしまったので、ヘルマンさんはしばらくわたくしたちの個室席にいた。
クリスタちゃんが水色の目を興味深そうにきょろきょろとさせてヘルマンさんに問いかける。
「ヘルマンさんは何人兄弟なのですか?」
「わたくしは、女四人、男一人の五人兄弟です」
「すごく多いのですね」
「わたくしは次女で第二子で、姉が男爵家の後継者、下には小さな弟妹がおりました。弟妹の世話で慣れているのですよ」
ふーちゃんを縦抱っこにして周囲を見せたのも、ヘルマンさんが弟妹がいて世話に慣れているからだった。
ヘルマンさんがふーちゃんの乳母でよかったとわたくしはしみじみと思っていた。
お屋敷に帰ると、日常が戻ってくる。
変わったのは、わたくしとエクムント様との関係だ。
わたくしはエクムント様の婚約者になっているし、エクムント様はわたくしの婚約者になっている。
残り二年と少し経ったら、エクムント様は辺境伯領に行くのだ。それまでの期間、わたくしはしっかりとエクムント様の心を掴んでおきたかった。
王都から大切に持ち帰ったアバランチェの花は儚くも花びらが落ちて枯れてしまった。落ちた花びらを見てわたくしが残念がっていると、マルレーンが教えてくれた。
「花びらを乾かしてポプリを作るのはどうですか?」
「ポプリとは何ですか?」
「香りのある花で作る、香り袋のことですよ。花びらを乾かして小さな袋に入れたら完成します」
わたくしは落ちた花びらを乾かして、小さな袋に詰めた。ポプリの袋を枕元に置いておくとよく眠れるとマルレーンが教えてくれたので、薔薇の香りのする小さな袋はわたくしの枕元に置かれた。
「お母様、レーニ嬢をお屋敷に呼んで一緒に遊んではいけませんか?」
クリスタちゃんは早速母におねだりをしていた。
「レーニ嬢は式典の間も部屋に遊びに来ていましたね。それだけ仲良くなったのですね」
「わたくし、レーニ嬢と遊びたいのです。レーニ嬢もわたくしと遊びたいと言っていました」
熱心なクリスタちゃんの物言いに、母も考えている。
「リリエンタール侯爵にお手紙を書きましょうか」
「わたくしも一緒に書いていいですか?」
「クリスタも一緒に書いたら気持ちが伝わるかも知れませんね」
領地が離れているので頻繁には遊びに来られないかも知れないが、クリスタちゃんを引き取った次の年の春に宿泊式のパーティーをしたように、リリエンタール侯爵親子も遊びに来てくれればいい。そう思っていたが、わたくしにとっては意外な返事が来た。
お茶の時間に、両親がリリエンタール侯爵から来た返事を読み上げてくれる。
「『エリザベート様、クリスタ様、娘のレーニと仲良くしていただいてありがとうございます。レーニもエリザベート様とクリスタ様と遊びたがっています。レーニには元夫の件でつらい思いをさせました。新しい夫との結婚式でレーニが笑顔でいられるように、エリザベート様とクリスタ様も参列してくださらないでしょうか? よいお返事を期待しております』とのことです」
「リリエンタール侯爵の結婚式に招待されたということは、泊まりがけになるけれど、私たちと行ってみるかな?」
「いいのですか、お父様、お母様?」
レーニちゃんが笑顔で新しいお父様を迎えられるのならば、わたくしも一肌脱がなければいけないだろう。クリスタちゃんとわたくしがいれば、レーニちゃんも心強いことだろう。
「リリエンタール侯爵には今度こそ幸せになってほしいものです。前の婿養子は家柄はよかったけれど、貴族としての教育がなっていませんでした」
「婿養子なのに妾を持つなど、信じられない」
「しかも、罪人の妾を匿っていたなど、許されません」
今は実家に帰らされて出られないようにされているのかも知れないが、リリエンタール侯爵の前の夫は酷かった。
前の夫の元にローザ嬢がいることを考えると、ぞっとしてしまうのだが、ローザ嬢も簡単にはわたくしたちの前に顔を出せないだろう。
「お母様、お父様、わたくし、レーニ嬢を応援してあげたいのです。行かせてください」
お願いするクリスタちゃんに、両親は頷き、返事を書いていた。
レーニちゃんのお母様の再婚の結婚式に出席する。
わたくしはどのドレスで行けばいいのか悩んでいた。
結婚式に出席するなど初めてなのだ。
前世では結婚式に出席するときには色の薄いドレスはダメだとか、ストッキングをはいていなければいけないだとか、色んな制約があったのだが、この世界ではどうなのかよく分からない。
素直にわたくしは模範的なレディの母に聞いてみることにした。
「わたくしはどんなドレスを着て、髪はどのようにして結婚式に出席すればいいのですか?」
「エリザベートは結婚式に出席するのは初めてでしたね。ドレスは派手すぎないシックなものがいいでしょう。髪はいつも通りにハーフアップで構わないと思いますよ。大人になると、女性は正式な場では髪を上げないといけないのですが、エリザベートはまだ八歳ですからね」
詳しく教えてもらったので安心していると、クリスタちゃんが声を上げる。
「わたくし、三つ編みではいけないの? レーニ嬢とお揃いの三つ編みにしようって前にお部屋に来たときにお話ししたのです」
「三つ編みでも構いませんよ。子どもは髪型は自由でいいのです」
「よかった。レーニ嬢も三つ編みにして来てくれるかしら」
安堵しているクリスタちゃんに、わたくしは「きっとお揃いにしてくれますよ」と声をかけた。
「お母様、わたくしは辺境伯領にも行きたいのですが」
辺境伯領にはカサンドラ様に会いに行きたかったし、エクムント様の婚約者として辺境伯領に慣れておく必要がある。
わたくしが言うと、母はお手紙を持ってきた。
「カサンドラ様から王都でお手紙を預かっていました。レーニ嬢のことがあったので、忘れていました」
渡されたお手紙を覗き込んでくるクリスタちゃんと一緒に読む。
『エリザベート・ディッペル嬢
この度は我が養子、エクムントとの婚約を了承してくださってありがとうございます。今度のエクムントの誕生日に、辺境伯家でもエクムントとエリザベート嬢の婚約式を開きたいと思っています。どうか辺境伯領にお越しください』
辺境伯領の貴族や有力者の前でもわたくしとエクムント様の婚約式をすることで、カサンドラ様は辺境伯領の今後を示すおつもりなのだろう。
母に見せると、母が手紙を何度も読み、頷いている。
「一度しか着ることがないかと思っていた婚約式のドレスが活躍しますね」
「わたくし、もう一度あのドレスを着られるのですね」
「エリザベート、美しく着飾りましょうね」
母に言われてわたくしは辺境伯領に行くのが楽しみになる。
リリエンタール侯爵の結婚式と、辺境伯領への旅と、わたくしのお誕生日。
これからイベントが目白押しだった。
「こんなに泣いていては脱水症状になるのではないでしょうか」
「パウリーネ先生に同行してもらうべきだったか」
困り切った両親を助けてくれたのは、隣りの個室席から移動してきたヘルマンさんだった。ヘルマンさんは横抱きにされていたふーちゃんを縦抱きにして、首を支えて窓の外が見えるようにしたのだ。
それでも少しは泣いていたけれど、ふーちゃんは落ち着いてきて泣き止んで丸い水色のお目目で窓の外を見ていた。そしてそのうちに眠ってしまった。
「周囲が見えなかったのが不安だったのだと思います。行きと違って、この列車に乗せられたら違う場所に連れて行かれると理解されているので」
行きは何も分からないままふーちゃんは乗っていたが、帰りはこの列車に乗せられるとどこか別の場所に連れて行かれてしまうと理解していたようだ。
ヘルマンさんが適切な処置をしてくれたのでわたくしも両親も安心することができた。
「フランツは周囲が見たかったのか。すまない、気付けなくて」
「これからはフランツを縦抱きにすることも考えてみましょうね。ヘルマンさん、よくやりました」
「ありがとうございます、奥様」
褒められてヘルマンさんは誇らしそうだった。
ふーちゃんはヘルマンさんに抱かれたまま眠ってしまったので、ヘルマンさんはしばらくわたくしたちの個室席にいた。
クリスタちゃんが水色の目を興味深そうにきょろきょろとさせてヘルマンさんに問いかける。
「ヘルマンさんは何人兄弟なのですか?」
「わたくしは、女四人、男一人の五人兄弟です」
「すごく多いのですね」
「わたくしは次女で第二子で、姉が男爵家の後継者、下には小さな弟妹がおりました。弟妹の世話で慣れているのですよ」
ふーちゃんを縦抱っこにして周囲を見せたのも、ヘルマンさんが弟妹がいて世話に慣れているからだった。
ヘルマンさんがふーちゃんの乳母でよかったとわたくしはしみじみと思っていた。
お屋敷に帰ると、日常が戻ってくる。
変わったのは、わたくしとエクムント様との関係だ。
わたくしはエクムント様の婚約者になっているし、エクムント様はわたくしの婚約者になっている。
残り二年と少し経ったら、エクムント様は辺境伯領に行くのだ。それまでの期間、わたくしはしっかりとエクムント様の心を掴んでおきたかった。
王都から大切に持ち帰ったアバランチェの花は儚くも花びらが落ちて枯れてしまった。落ちた花びらを見てわたくしが残念がっていると、マルレーンが教えてくれた。
「花びらを乾かしてポプリを作るのはどうですか?」
「ポプリとは何ですか?」
「香りのある花で作る、香り袋のことですよ。花びらを乾かして小さな袋に入れたら完成します」
わたくしは落ちた花びらを乾かして、小さな袋に詰めた。ポプリの袋を枕元に置いておくとよく眠れるとマルレーンが教えてくれたので、薔薇の香りのする小さな袋はわたくしの枕元に置かれた。
「お母様、レーニ嬢をお屋敷に呼んで一緒に遊んではいけませんか?」
クリスタちゃんは早速母におねだりをしていた。
「レーニ嬢は式典の間も部屋に遊びに来ていましたね。それだけ仲良くなったのですね」
「わたくし、レーニ嬢と遊びたいのです。レーニ嬢もわたくしと遊びたいと言っていました」
熱心なクリスタちゃんの物言いに、母も考えている。
「リリエンタール侯爵にお手紙を書きましょうか」
「わたくしも一緒に書いていいですか?」
「クリスタも一緒に書いたら気持ちが伝わるかも知れませんね」
領地が離れているので頻繁には遊びに来られないかも知れないが、クリスタちゃんを引き取った次の年の春に宿泊式のパーティーをしたように、リリエンタール侯爵親子も遊びに来てくれればいい。そう思っていたが、わたくしにとっては意外な返事が来た。
お茶の時間に、両親がリリエンタール侯爵から来た返事を読み上げてくれる。
「『エリザベート様、クリスタ様、娘のレーニと仲良くしていただいてありがとうございます。レーニもエリザベート様とクリスタ様と遊びたがっています。レーニには元夫の件でつらい思いをさせました。新しい夫との結婚式でレーニが笑顔でいられるように、エリザベート様とクリスタ様も参列してくださらないでしょうか? よいお返事を期待しております』とのことです」
「リリエンタール侯爵の結婚式に招待されたということは、泊まりがけになるけれど、私たちと行ってみるかな?」
「いいのですか、お父様、お母様?」
レーニちゃんが笑顔で新しいお父様を迎えられるのならば、わたくしも一肌脱がなければいけないだろう。クリスタちゃんとわたくしがいれば、レーニちゃんも心強いことだろう。
「リリエンタール侯爵には今度こそ幸せになってほしいものです。前の婿養子は家柄はよかったけれど、貴族としての教育がなっていませんでした」
「婿養子なのに妾を持つなど、信じられない」
「しかも、罪人の妾を匿っていたなど、許されません」
今は実家に帰らされて出られないようにされているのかも知れないが、リリエンタール侯爵の前の夫は酷かった。
前の夫の元にローザ嬢がいることを考えると、ぞっとしてしまうのだが、ローザ嬢も簡単にはわたくしたちの前に顔を出せないだろう。
「お母様、お父様、わたくし、レーニ嬢を応援してあげたいのです。行かせてください」
お願いするクリスタちゃんに、両親は頷き、返事を書いていた。
レーニちゃんのお母様の再婚の結婚式に出席する。
わたくしはどのドレスで行けばいいのか悩んでいた。
結婚式に出席するなど初めてなのだ。
前世では結婚式に出席するときには色の薄いドレスはダメだとか、ストッキングをはいていなければいけないだとか、色んな制約があったのだが、この世界ではどうなのかよく分からない。
素直にわたくしは模範的なレディの母に聞いてみることにした。
「わたくしはどんなドレスを着て、髪はどのようにして結婚式に出席すればいいのですか?」
「エリザベートは結婚式に出席するのは初めてでしたね。ドレスは派手すぎないシックなものがいいでしょう。髪はいつも通りにハーフアップで構わないと思いますよ。大人になると、女性は正式な場では髪を上げないといけないのですが、エリザベートはまだ八歳ですからね」
詳しく教えてもらったので安心していると、クリスタちゃんが声を上げる。
「わたくし、三つ編みではいけないの? レーニ嬢とお揃いの三つ編みにしようって前にお部屋に来たときにお話ししたのです」
「三つ編みでも構いませんよ。子どもは髪型は自由でいいのです」
「よかった。レーニ嬢も三つ編みにして来てくれるかしら」
安堵しているクリスタちゃんに、わたくしは「きっとお揃いにしてくれますよ」と声をかけた。
「お母様、わたくしは辺境伯領にも行きたいのですが」
辺境伯領にはカサンドラ様に会いに行きたかったし、エクムント様の婚約者として辺境伯領に慣れておく必要がある。
わたくしが言うと、母はお手紙を持ってきた。
「カサンドラ様から王都でお手紙を預かっていました。レーニ嬢のことがあったので、忘れていました」
渡されたお手紙を覗き込んでくるクリスタちゃんと一緒に読む。
『エリザベート・ディッペル嬢
この度は我が養子、エクムントとの婚約を了承してくださってありがとうございます。今度のエクムントの誕生日に、辺境伯家でもエクムントとエリザベート嬢の婚約式を開きたいと思っています。どうか辺境伯領にお越しください』
辺境伯領の貴族や有力者の前でもわたくしとエクムント様の婚約式をすることで、カサンドラ様は辺境伯領の今後を示すおつもりなのだろう。
母に見せると、母が手紙を何度も読み、頷いている。
「一度しか着ることがないかと思っていた婚約式のドレスが活躍しますね」
「わたくし、もう一度あのドレスを着られるのですね」
「エリザベート、美しく着飾りましょうね」
母に言われてわたくしは辺境伯領に行くのが楽しみになる。
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