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十章 ふーちゃんとまーちゃんの婚約
22.まーちゃんの初恋
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「我が愛しのレーニ嬢。レーニ嬢を思うと、私の胸は疼き、左手に第三の目が開くかと思うのです。開いた第三の目で、私は世界の全てを見通して、レーニ嬢をずっと見守り、幸せに導きたい。私に特別な力があればと、願わずにはいられないのです」
これは、また別方向に難しい詩が完成している気がする。
第三の目とか何なのだろう。
これをオリヴァー殿は解釈できるのだろうか。
困惑しているわたくしと両親とまーちゃんとエクムント様とカサンドラ様とレーニちゃん。
オリヴァー殿がごくりと喉を鳴らして唾を飲み込んだのが分かった。
「この詩は新しいですね。これまでになかったタイプだと思います」
「私は格好いい詩を作りたかったのです。今回、工夫してみました」
胸を張って誇らしげなふーちゃんに、わたくしは姉として、ずっと見守っているなどストーカー的なことはよくないと言わなければいけないのかと悩んでいた。
「解釈ができるかな?」
カサンドラ様に問いかけられて、オリヴァー殿が口を開く。
「胸の疼きは恋心によるものだと思います。第三の目というのがとても特徴的ですね。特別な力を得て、レーニ様をお守りしたいという気持ちが溢れています。六歳でフランツ様はレーニ様を守り切れない場面もあるという負い目があるのでしょう。それをなくすために、第三の目という自分だけの特別な力でレーニ様を幸せに導きたいという気持ちが現れています」
「第三の目とは結局何のことなのだ?」
「自分にしかない特別な力のことだと考えていいでしょう」
オリヴァー殿の解説があると少しは意味が分かる気がする。
まーちゃんも目を輝かせてオリヴァー殿の言葉を聞いている。
「ぜんぜんいみがわからない、おにいさまのしが、すこしはわかるようなきがします。オリヴァーどのはすごいです」
「ありがとうございます、マリア様。マリア様も学園に入学したら詩の授業があります。詩を勉強しておくのは今後のこの国の上流階級で生きていくうえで必要なことかもしれません」
「はい! わたくし、オリヴァーどののかいしゃくをおてほんに、がんばってべんきょうします」
ふーちゃんの詩を正直に「いりません」とまで言ったまーちゃんが、詩に興味を持っている。オリヴァー殿の存在はそれだけ大きなものだった。
「フランツがそんなことを考えていただなんて。フランツは、力が足りないなんてことはないよ。ガブリエラ嬢のお誕生日のお茶会でも、レーニ嬢を守ったじゃないか」
「フランツの心を知ることができて嬉しく思います。オリヴァー殿、ありがとうございます」
詩を聞いたときには困惑しかなかった両親も、解釈を聞いてふーちゃんが自分の力不足に悩んでいたことを言い当てられて、ふーちゃんを慰め、オリヴァー殿にお礼を言っている。
「解釈できるものなのですね。私は諦めてフランツ殿に詩集を譲ってしまいましたが、もう一度買い直しましょうか」
「いや、エクムント、私の分をあげよう」
「いいのですか、カサンドラ様?」
「私は詩は向いていないようだ」
解釈を聞いてもカサンドラ様は詩は自分には向いていないと判断されて、詩集をエクムント様に譲ると言っていた。
続いてクリスタちゃんが詩の書かれた紙を取り出す。
「それでは、わたくしも読ませていただきます。この辺境伯領の美しさを詠ってみました」
広げた紙を見ながらクリスタちゃんが口を開いた。
「ブーゲンビリアにハイビスカス、アラマンダにプルメリア、辺境伯家の庭に咲く美しい花々よ。例えその花弁が散ってしまうとしても、あなたたちはわたくしたちの目を楽しませ、心に喜びをもたらしました。花の命は短く、季節は移り変わるもの。この移り変わる季節の中で、一番美しいときを、わたくしはこの辺境伯領で生きているのかもしれません」
読み終わったクリスタちゃんは誇らし気である。
わたくしもこの詩はオリヴァー殿に解釈を習っていたし、少しは意味が分かりそうな気がしていた。
「これは、わたくしが解釈してみてもいいですか? オリヴァー殿に合っているか聞いてみたいのです」
「エリザベート嬢の解釈を聞いてみたいですね」
「エリザベート様、どうぞ」
エクムント様とオリヴァー殿に促されて、わたくしが解釈する。
「辺境伯家の庭に咲いている花々をだして、その花が散ってしまうとしてもひと時の喜びをわたくしたちにもたらしたことを賛歌している詩だと思いました。辺境伯領の夏は厳しいですがとても美しいことを詠っているのだと思います」
恋の喜びを詠う詩よりも辺境伯領の美しさを詠う詩の方が理解はしやすい。解釈を自分なりに口にすると、オリヴァー殿が拍手をしてくださる。
「素晴らしい解釈だと思います。私も同じように感じました。クリスタ様、どうですか?」
「わたくしが詩に込めた思いの通り伝わったようです。嬉しいですわ、お姉様」
どうやら、わたくしも詩を理解できるようになってきているようだ。
今のこの国では詩が理解できないと、上流階級の社会では生きていけなくなるかもしれない。それだけ詩は国王陛下にも王妃殿下にも認められたものだった。
「オリヴァー殿の教えでわたくしも成長することができました」
「私も詩は全く分からないと諦めていたのが、オリヴァー殿が教えてくれたおかげで理解できそうな気がします」
わたくしとエクムント様に言われて、オリヴァー殿が恐縮している。
「私でお役に立てたなら幸いです。辺境伯とその婚約者様のお力になれたとなれば、シュタール家でも父が喜ぶでしょう」
「オリヴァー殿、クリスタもフランツもオリヴァー殿に詩を解釈してもらってとても満足しているようです」
「今後、オリヴァー殿をディッペル家が主催するお茶会に招待してもいいですか?」
「そんな光栄なこと、よろしいのですか?」
「我が娘、エリザベートはいずれ辺境伯領に嫁ぐ身です。辺境伯領の貴族とも交流を持っておきたいのです」
「特にオリヴァー殿はクリスタとフランツのよき理解者ですからね」
両親がオリヴァー殿をディッペル家のお茶会に招待すると言っている。これはわたくしが考えた辺境伯領の貴族が中央の貴族と交流を持てるいい機会なのではないだろうか。
「フランツ殿の詩を、わたくしにも分かるように解釈してくださいました。オリヴァー殿、リリエンタール家のお茶会にも招待していいか、母に聞いてみてよろしいですか?」
「とても光栄です。ありがとうございます、レーニ様」
レーニちゃんもオリヴァー殿をリリエンタール家のお茶会に招待するようにリリエンタール公爵に聞いてみると言っている。
「オリヴァーどのがディッペルけにやってくるのですね。わたくし、とてもうれしいです」
このことで一番喜んでいるのはまーちゃんだろう。
まーちゃんがオリヴァー殿に恋心を抱いたのは間違いない。
まーちゃんの初恋がわたくしの同級生というのは少し複雑だが、それでもまーちゃんの恋をわたくしは応援したかった。
「シュタール家とは辺境伯家もこれまで以上に交流を持ちたいところですね」
「オリヴァー殿はエクムントに詩の解釈を教えてくれる逸材に違いない」
エクムント様もカサンドラ様もオリヴァー殿を評価している。
オリヴァー殿は評価されてとても誇らしそうにしていた。
お茶会が終わるとオリヴァー殿は帰って行く。
馬車に乗るオリヴァー殿に、まーちゃんが声をかけていた。
「またあったときに、えほんをよんでくれますか?」
「マリア様のためならば、何冊でも読みましょう」
「オリヴァーどののおかげで、わたくし、おにいさまをみるめがかわりました。ありがとうございました」
「見る目が変わったのはマリア様がご自分で気付かれたからだと思いますよ。私はその手助けをしただけです」
「オリヴァーどのがいなかったら、しなんて、りかいできないとずっとおもっていたとおもいます」
オリヴァー殿の手を握って放さないまーちゃんに、オリヴァー殿がそっとまーちゃんの小さな手に手を重ねる。
「こんな風に言っていただけて幸せです。またお会い致しましょう、マリア様」
「はい、オリヴァーさま……」
名残惜しそうなまーちゃんが、オリヴァー殿を「殿」ではなく、「様」と呼んでしまったことに、気付いていたのはわたくしだけかもしれない。
わたくしが小さな頃心の中でエクムント様を「様」で呼んでいたのと同じように、まーちゃんも心の中ではオリヴァー殿を「様」で呼ぶのかもしれない。
心の中は自由なので誰も止めることはできない。
まーちゃんの恋がどうなるかは、まだまだ分からない。
これは、また別方向に難しい詩が完成している気がする。
第三の目とか何なのだろう。
これをオリヴァー殿は解釈できるのだろうか。
困惑しているわたくしと両親とまーちゃんとエクムント様とカサンドラ様とレーニちゃん。
オリヴァー殿がごくりと喉を鳴らして唾を飲み込んだのが分かった。
「この詩は新しいですね。これまでになかったタイプだと思います」
「私は格好いい詩を作りたかったのです。今回、工夫してみました」
胸を張って誇らしげなふーちゃんに、わたくしは姉として、ずっと見守っているなどストーカー的なことはよくないと言わなければいけないのかと悩んでいた。
「解釈ができるかな?」
カサンドラ様に問いかけられて、オリヴァー殿が口を開く。
「胸の疼きは恋心によるものだと思います。第三の目というのがとても特徴的ですね。特別な力を得て、レーニ様をお守りしたいという気持ちが溢れています。六歳でフランツ様はレーニ様を守り切れない場面もあるという負い目があるのでしょう。それをなくすために、第三の目という自分だけの特別な力でレーニ様を幸せに導きたいという気持ちが現れています」
「第三の目とは結局何のことなのだ?」
「自分にしかない特別な力のことだと考えていいでしょう」
オリヴァー殿の解説があると少しは意味が分かる気がする。
まーちゃんも目を輝かせてオリヴァー殿の言葉を聞いている。
「ぜんぜんいみがわからない、おにいさまのしが、すこしはわかるようなきがします。オリヴァーどのはすごいです」
「ありがとうございます、マリア様。マリア様も学園に入学したら詩の授業があります。詩を勉強しておくのは今後のこの国の上流階級で生きていくうえで必要なことかもしれません」
「はい! わたくし、オリヴァーどののかいしゃくをおてほんに、がんばってべんきょうします」
ふーちゃんの詩を正直に「いりません」とまで言ったまーちゃんが、詩に興味を持っている。オリヴァー殿の存在はそれだけ大きなものだった。
「フランツがそんなことを考えていただなんて。フランツは、力が足りないなんてことはないよ。ガブリエラ嬢のお誕生日のお茶会でも、レーニ嬢を守ったじゃないか」
「フランツの心を知ることができて嬉しく思います。オリヴァー殿、ありがとうございます」
詩を聞いたときには困惑しかなかった両親も、解釈を聞いてふーちゃんが自分の力不足に悩んでいたことを言い当てられて、ふーちゃんを慰め、オリヴァー殿にお礼を言っている。
「解釈できるものなのですね。私は諦めてフランツ殿に詩集を譲ってしまいましたが、もう一度買い直しましょうか」
「いや、エクムント、私の分をあげよう」
「いいのですか、カサンドラ様?」
「私は詩は向いていないようだ」
解釈を聞いてもカサンドラ様は詩は自分には向いていないと判断されて、詩集をエクムント様に譲ると言っていた。
続いてクリスタちゃんが詩の書かれた紙を取り出す。
「それでは、わたくしも読ませていただきます。この辺境伯領の美しさを詠ってみました」
広げた紙を見ながらクリスタちゃんが口を開いた。
「ブーゲンビリアにハイビスカス、アラマンダにプルメリア、辺境伯家の庭に咲く美しい花々よ。例えその花弁が散ってしまうとしても、あなたたちはわたくしたちの目を楽しませ、心に喜びをもたらしました。花の命は短く、季節は移り変わるもの。この移り変わる季節の中で、一番美しいときを、わたくしはこの辺境伯領で生きているのかもしれません」
読み終わったクリスタちゃんは誇らし気である。
わたくしもこの詩はオリヴァー殿に解釈を習っていたし、少しは意味が分かりそうな気がしていた。
「これは、わたくしが解釈してみてもいいですか? オリヴァー殿に合っているか聞いてみたいのです」
「エリザベート嬢の解釈を聞いてみたいですね」
「エリザベート様、どうぞ」
エクムント様とオリヴァー殿に促されて、わたくしが解釈する。
「辺境伯家の庭に咲いている花々をだして、その花が散ってしまうとしてもひと時の喜びをわたくしたちにもたらしたことを賛歌している詩だと思いました。辺境伯領の夏は厳しいですがとても美しいことを詠っているのだと思います」
恋の喜びを詠う詩よりも辺境伯領の美しさを詠う詩の方が理解はしやすい。解釈を自分なりに口にすると、オリヴァー殿が拍手をしてくださる。
「素晴らしい解釈だと思います。私も同じように感じました。クリスタ様、どうですか?」
「わたくしが詩に込めた思いの通り伝わったようです。嬉しいですわ、お姉様」
どうやら、わたくしも詩を理解できるようになってきているようだ。
今のこの国では詩が理解できないと、上流階級の社会では生きていけなくなるかもしれない。それだけ詩は国王陛下にも王妃殿下にも認められたものだった。
「オリヴァー殿の教えでわたくしも成長することができました」
「私も詩は全く分からないと諦めていたのが、オリヴァー殿が教えてくれたおかげで理解できそうな気がします」
わたくしとエクムント様に言われて、オリヴァー殿が恐縮している。
「私でお役に立てたなら幸いです。辺境伯とその婚約者様のお力になれたとなれば、シュタール家でも父が喜ぶでしょう」
「オリヴァー殿、クリスタもフランツもオリヴァー殿に詩を解釈してもらってとても満足しているようです」
「今後、オリヴァー殿をディッペル家が主催するお茶会に招待してもいいですか?」
「そんな光栄なこと、よろしいのですか?」
「我が娘、エリザベートはいずれ辺境伯領に嫁ぐ身です。辺境伯領の貴族とも交流を持っておきたいのです」
「特にオリヴァー殿はクリスタとフランツのよき理解者ですからね」
両親がオリヴァー殿をディッペル家のお茶会に招待すると言っている。これはわたくしが考えた辺境伯領の貴族が中央の貴族と交流を持てるいい機会なのではないだろうか。
「フランツ殿の詩を、わたくしにも分かるように解釈してくださいました。オリヴァー殿、リリエンタール家のお茶会にも招待していいか、母に聞いてみてよろしいですか?」
「とても光栄です。ありがとうございます、レーニ様」
レーニちゃんもオリヴァー殿をリリエンタール家のお茶会に招待するようにリリエンタール公爵に聞いてみると言っている。
「オリヴァーどのがディッペルけにやってくるのですね。わたくし、とてもうれしいです」
このことで一番喜んでいるのはまーちゃんだろう。
まーちゃんがオリヴァー殿に恋心を抱いたのは間違いない。
まーちゃんの初恋がわたくしの同級生というのは少し複雑だが、それでもまーちゃんの恋をわたくしは応援したかった。
「シュタール家とは辺境伯家もこれまで以上に交流を持ちたいところですね」
「オリヴァー殿はエクムントに詩の解釈を教えてくれる逸材に違いない」
エクムント様もカサンドラ様もオリヴァー殿を評価している。
オリヴァー殿は評価されてとても誇らしそうにしていた。
お茶会が終わるとオリヴァー殿は帰って行く。
馬車に乗るオリヴァー殿に、まーちゃんが声をかけていた。
「またあったときに、えほんをよんでくれますか?」
「マリア様のためならば、何冊でも読みましょう」
「オリヴァーどののおかげで、わたくし、おにいさまをみるめがかわりました。ありがとうございました」
「見る目が変わったのはマリア様がご自分で気付かれたからだと思いますよ。私はその手助けをしただけです」
「オリヴァーどのがいなかったら、しなんて、りかいできないとずっとおもっていたとおもいます」
オリヴァー殿の手を握って放さないまーちゃんに、オリヴァー殿がそっとまーちゃんの小さな手に手を重ねる。
「こんな風に言っていただけて幸せです。またお会い致しましょう、マリア様」
「はい、オリヴァーさま……」
名残惜しそうなまーちゃんが、オリヴァー殿を「殿」ではなく、「様」と呼んでしまったことに、気付いていたのはわたくしだけかもしれない。
わたくしが小さな頃心の中でエクムント様を「様」で呼んでいたのと同じように、まーちゃんも心の中ではオリヴァー殿を「様」で呼ぶのかもしれない。
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