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最終章 わたくしの結婚一年目とクリスタの結婚
2.クリスタ、十七歳
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辺境伯領に帰って数日後にはわたくしとエクムント様はディッペル公爵領に向かっていた。
クリスタのお誕生日があるのだ。
お誕生日のお茶会は正式なパーティーではなく、家族だけで祝うものだったが、クリスタも来年のお誕生日にはハインリヒ殿下と結婚をする。そうなるとディッペル家で祝うことはなくなるので、最後ということでわたくしはディッペル家でのお祝いに参加することを決めていた。
わたくしが嫁ぐ前からエクムント様はわたくしの婚約者として毎年クリスタの家族だけのお祝いにも参加してくださっていたので、嫁いでからクリスタのお誕生日の家族だけのお茶会に行くのに反対はしなかった。
馬車と列車を乗り継いでディッペル公爵領に行く。
わたくしは少しラフな雰囲気のドレスを着て、エクムント様はフロックコート形式のスーツを着ていた。
ディッペル公爵家のお屋敷で馬車から降りると、小雨が降っていた。エクムント様がわたくしに傘を差しかけてくれる。この国では小雨程度では傘はあまりささないのだが、ドレスが濡れると大変だと思ってくださったのだろう。
貴族のお屋敷というものはほとんど庭がとても広くて門で馬車を停めるとそこからかなり歩かなければいけない。
わたくしやクリスタが毎朝フランツとマリアに起こされて、朝のお散歩に行っていたのも、これだけ庭が広いからだった。
傘は完全にわたくしに差し掛けてくださっているので、エクムント様が濡れないようにわたくしはドレスのスカートの裾を持ち上げ、小走りでお屋敷に入った。
お屋敷にはレーニ嬢とオリヴァー殿も来ていた。
フランツとマリアの婚約者としてクリスタのお誕生日をお祝いに来てくれたのだろう。
クリスタの隣りにはハインリヒ殿下が自然に立っている。
「クリスタ、十七歳のお誕生日おめでとうございます」
「ありがとうございます、お姉様」
クリスタは学年の終わりの方の生まれなので、今度の誕生日でやっと十七歳になる。学園を卒業するときにもまだ十七歳で、学園が春休みに入って次の年度に入るぎりぎりまで結婚式は待たなければいけなかった。
「ハインリヒ殿下と結婚の衣装について話していたのです。お姉様のウエディングドレスがとても素敵だったので、わたくしもあんなウエディングドレスを着れないか相談していました」
「あのウエディングドレスも王宮の書庫にデザインがありました。王族の結婚式で使われたものには違いありません。王家の書庫を調べれば、クリスタ嬢にぴったりのデザインが出てくるのではないかと思っているのです」
「わたくし、ハインリヒ殿下のお誕生日には王宮の書庫に行ってみようと思っています」
辺境伯夫人になるとなると、結婚式の準備もわたくしはかなり時間をかけたが、クリスタは皇太子妃になるのである。結婚式の準備に一年くらいかかってもおかしくはなかった。
「母上がクリスタ嬢に自分の使ったティアラを譲りたいと言っているのです。エリザベート夫人が結婚式のときにカサンドラ様のティアラを使ったのを聞いて、自分もそのようにしたいと思ったようなのです」
「とても光栄なことなので、喜んで使わせていただきたいと思います」
クリスタも結婚式には王妃殿下のティアラを使うようになるようだ。王妃殿下からティアラを譲られるということはとても名誉なので、クリスタも喜んでいる。
新しく作るものだけが素晴らしいのではない。特に伝統ある王家ならば、王妃殿下や国王陛下から譲られるものもあるだろう。それを代々大事にしていくのも皇太子や皇太子妃の役目であった。
それにしても、結婚したのでハインリヒ殿下がわたくしのことを「夫人」と呼んでくださるのが、少し恥ずかしいような、照れるような気分になってしまう。
間違いなくわたくしは辺境伯夫人なのだが、実際に呼ばれたのは初めてだった。
「エリザベート嬢……いいえ、これからはエリザベート夫人と呼ばなければいけませんね。エリザベート夫人の結婚式の衣装は本当に素敵でしたわ」
「ありがとうございます、レーニ嬢。王宮の書庫にあったデザインから着想を得て誂えてもらいました」
「エクムント様もとても格好良かったです」
「お褒めに預かり光栄です、レーニ嬢。レーニ嬢も結婚式の衣装は考えているのですか?」
「わたくしはまだまだ先ですし、もっと近くなってからフランツ殿と話し合って決めたいと思っております」
フランツはまだ十歳なので、レーニ嬢と結婚するまでには八年の年月が必要だ。そのころにはレーニ嬢は二十六歳になっているだろう。わたくしとエクムント様ほどではないが、レーニ嬢とフランツも年が離れているのだ。
「わたくしは、エリザベートお姉様のウエディングドレスを着たいです」
「マリア!?」
「わたくし、エリザベートお姉様に似ているとよく言われます。きっと身長もエリザベートお姉様くらい伸びると思うのです。わたくしのドレスはエリザベートお姉様とクリスタお姉様のお譲りを着させてもらっています。わたくしはウエディングドレスもエリザベートお姉様の着たものを着たいのです」
まだ八歳のマリアがそこまで考えていただなんて思わなかった。
気が早すぎると思うが、マリアがそういうのならばわたくしはウエディングドレスを譲ってもいい気持ちになっていた。
「マリアの身長がわたくしほど伸びなくても、ウエディングドレスに手を加えれば着られるのではないでしょうか。わたくし一人だけでわたくしのウエディングドレスが終わってしまうのは確かにもったいない気がします。マリアが結婚する年になってもわたくしのウエディングドレスを着たいというのならば譲ってもいいと思います。どうでしょう、エクムント様?」
「私もマリア嬢がエリザベートのウエディングドレスを着るのは悪くないと思いますよ」
「嬉しいです、エリザベートお姉様」
喜んで飛び跳ねているマリアに、わたくしは考える。
マリアがどれだけ望んでも、皇太子であるハインリヒ殿下に嫁ぐクリスタのウエディングドレスを譲ってもらうことはできない。できるのは辺境伯夫人であるわたくしのウエディングドレスを譲ることくらいだった。
「辺境伯領へ嫁いでくるディッペル家のご令嬢が二人とも同じウエディングドレスというのもいいかもしれませんね」
「オリヴァー殿もそう思われますか?」
「マリア様にもあのウエディングドレスは似合うと思います」
オリヴァー殿もマリアの意見に賛成しているようだった。
わたくしのウエディングドレスはわたくしが着ただけで終わってしまうのかと思っていたが、十年後にマリアがそのウエディングドレスを着て辺境伯領のシュタール家に嫁いでくることになりそうだ。
ウエディングドレスは一生に一度のものなので新しく作らなくていいのかと考えなくもなかったが、マリアがそれを望んでいるのならば構わないだろう。マリアも十年の成長の過程で気が変わるかもしれない。そのときにはディッペル家で最高のウエディングドレスを準備するだけのことだろう。
「ハインリヒ殿下との結婚まで残り一年になったなんて信じられません。わたくし、この一年が過ぎるのが待ちきれませんわ」
わたくしも結婚前には毎日が過ぎるのが遅く感じられて、ずっと結婚が待ちきれない気持ちでいっぱいだったが、クリスタも同じ気持ちのようだった。
「クリスタ嬢、皇太子妃になると色々と不自由なこともあると思います。この一年でたっぷりと自由を満喫して、私の元へ嫁いできてください」
「わたくし、皇太子妃になる覚悟はできております。ハインリヒ殿下のお優しいお言葉、胸に刻んでこの一年を過ごしますわ」
クリスタとハインリヒ殿下の言葉でお茶会が始まった。
食堂で椅子に座ってのお茶会なので、テーブルの上のサンドイッチやキッシュを取り分けていると、給仕が紅茶を持ってくる。紅茶にミルクポットからたっぷりと牛乳を入れてミルクティーにした。
ミルクティーを飲んでいると、エクムント様も紅茶に牛乳を入れてミルクティーにしている。
「エリザベートがミルクティーが好きなので私もすっかりミルクティーが好きになってしまいましたよ」
「こうして好みも似てくるのですね」
似たもの夫婦という言葉があるが、一緒に過ごすうちに同じものが好きになって、似てくるのではないだろうか。わたくしとエクムント様は似たもの夫婦になれるだろうか。
エクムント様と過ごす長い年月をわたくしは考えていた。
クリスタのお誕生日があるのだ。
お誕生日のお茶会は正式なパーティーではなく、家族だけで祝うものだったが、クリスタも来年のお誕生日にはハインリヒ殿下と結婚をする。そうなるとディッペル家で祝うことはなくなるので、最後ということでわたくしはディッペル家でのお祝いに参加することを決めていた。
わたくしが嫁ぐ前からエクムント様はわたくしの婚約者として毎年クリスタの家族だけのお祝いにも参加してくださっていたので、嫁いでからクリスタのお誕生日の家族だけのお茶会に行くのに反対はしなかった。
馬車と列車を乗り継いでディッペル公爵領に行く。
わたくしは少しラフな雰囲気のドレスを着て、エクムント様はフロックコート形式のスーツを着ていた。
ディッペル公爵家のお屋敷で馬車から降りると、小雨が降っていた。エクムント様がわたくしに傘を差しかけてくれる。この国では小雨程度では傘はあまりささないのだが、ドレスが濡れると大変だと思ってくださったのだろう。
貴族のお屋敷というものはほとんど庭がとても広くて門で馬車を停めるとそこからかなり歩かなければいけない。
わたくしやクリスタが毎朝フランツとマリアに起こされて、朝のお散歩に行っていたのも、これだけ庭が広いからだった。
傘は完全にわたくしに差し掛けてくださっているので、エクムント様が濡れないようにわたくしはドレスのスカートの裾を持ち上げ、小走りでお屋敷に入った。
お屋敷にはレーニ嬢とオリヴァー殿も来ていた。
フランツとマリアの婚約者としてクリスタのお誕生日をお祝いに来てくれたのだろう。
クリスタの隣りにはハインリヒ殿下が自然に立っている。
「クリスタ、十七歳のお誕生日おめでとうございます」
「ありがとうございます、お姉様」
クリスタは学年の終わりの方の生まれなので、今度の誕生日でやっと十七歳になる。学園を卒業するときにもまだ十七歳で、学園が春休みに入って次の年度に入るぎりぎりまで結婚式は待たなければいけなかった。
「ハインリヒ殿下と結婚の衣装について話していたのです。お姉様のウエディングドレスがとても素敵だったので、わたくしもあんなウエディングドレスを着れないか相談していました」
「あのウエディングドレスも王宮の書庫にデザインがありました。王族の結婚式で使われたものには違いありません。王家の書庫を調べれば、クリスタ嬢にぴったりのデザインが出てくるのではないかと思っているのです」
「わたくし、ハインリヒ殿下のお誕生日には王宮の書庫に行ってみようと思っています」
辺境伯夫人になるとなると、結婚式の準備もわたくしはかなり時間をかけたが、クリスタは皇太子妃になるのである。結婚式の準備に一年くらいかかってもおかしくはなかった。
「母上がクリスタ嬢に自分の使ったティアラを譲りたいと言っているのです。エリザベート夫人が結婚式のときにカサンドラ様のティアラを使ったのを聞いて、自分もそのようにしたいと思ったようなのです」
「とても光栄なことなので、喜んで使わせていただきたいと思います」
クリスタも結婚式には王妃殿下のティアラを使うようになるようだ。王妃殿下からティアラを譲られるということはとても名誉なので、クリスタも喜んでいる。
新しく作るものだけが素晴らしいのではない。特に伝統ある王家ならば、王妃殿下や国王陛下から譲られるものもあるだろう。それを代々大事にしていくのも皇太子や皇太子妃の役目であった。
それにしても、結婚したのでハインリヒ殿下がわたくしのことを「夫人」と呼んでくださるのが、少し恥ずかしいような、照れるような気分になってしまう。
間違いなくわたくしは辺境伯夫人なのだが、実際に呼ばれたのは初めてだった。
「エリザベート嬢……いいえ、これからはエリザベート夫人と呼ばなければいけませんね。エリザベート夫人の結婚式の衣装は本当に素敵でしたわ」
「ありがとうございます、レーニ嬢。王宮の書庫にあったデザインから着想を得て誂えてもらいました」
「エクムント様もとても格好良かったです」
「お褒めに預かり光栄です、レーニ嬢。レーニ嬢も結婚式の衣装は考えているのですか?」
「わたくしはまだまだ先ですし、もっと近くなってからフランツ殿と話し合って決めたいと思っております」
フランツはまだ十歳なので、レーニ嬢と結婚するまでには八年の年月が必要だ。そのころにはレーニ嬢は二十六歳になっているだろう。わたくしとエクムント様ほどではないが、レーニ嬢とフランツも年が離れているのだ。
「わたくしは、エリザベートお姉様のウエディングドレスを着たいです」
「マリア!?」
「わたくし、エリザベートお姉様に似ているとよく言われます。きっと身長もエリザベートお姉様くらい伸びると思うのです。わたくしのドレスはエリザベートお姉様とクリスタお姉様のお譲りを着させてもらっています。わたくしはウエディングドレスもエリザベートお姉様の着たものを着たいのです」
まだ八歳のマリアがそこまで考えていただなんて思わなかった。
気が早すぎると思うが、マリアがそういうのならばわたくしはウエディングドレスを譲ってもいい気持ちになっていた。
「マリアの身長がわたくしほど伸びなくても、ウエディングドレスに手を加えれば着られるのではないでしょうか。わたくし一人だけでわたくしのウエディングドレスが終わってしまうのは確かにもったいない気がします。マリアが結婚する年になってもわたくしのウエディングドレスを着たいというのならば譲ってもいいと思います。どうでしょう、エクムント様?」
「私もマリア嬢がエリザベートのウエディングドレスを着るのは悪くないと思いますよ」
「嬉しいです、エリザベートお姉様」
喜んで飛び跳ねているマリアに、わたくしは考える。
マリアがどれだけ望んでも、皇太子であるハインリヒ殿下に嫁ぐクリスタのウエディングドレスを譲ってもらうことはできない。できるのは辺境伯夫人であるわたくしのウエディングドレスを譲ることくらいだった。
「辺境伯領へ嫁いでくるディッペル家のご令嬢が二人とも同じウエディングドレスというのもいいかもしれませんね」
「オリヴァー殿もそう思われますか?」
「マリア様にもあのウエディングドレスは似合うと思います」
オリヴァー殿もマリアの意見に賛成しているようだった。
わたくしのウエディングドレスはわたくしが着ただけで終わってしまうのかと思っていたが、十年後にマリアがそのウエディングドレスを着て辺境伯領のシュタール家に嫁いでくることになりそうだ。
ウエディングドレスは一生に一度のものなので新しく作らなくていいのかと考えなくもなかったが、マリアがそれを望んでいるのならば構わないだろう。マリアも十年の成長の過程で気が変わるかもしれない。そのときにはディッペル家で最高のウエディングドレスを準備するだけのことだろう。
「ハインリヒ殿下との結婚まで残り一年になったなんて信じられません。わたくし、この一年が過ぎるのが待ちきれませんわ」
わたくしも結婚前には毎日が過ぎるのが遅く感じられて、ずっと結婚が待ちきれない気持ちでいっぱいだったが、クリスタも同じ気持ちのようだった。
「クリスタ嬢、皇太子妃になると色々と不自由なこともあると思います。この一年でたっぷりと自由を満喫して、私の元へ嫁いできてください」
「わたくし、皇太子妃になる覚悟はできております。ハインリヒ殿下のお優しいお言葉、胸に刻んでこの一年を過ごしますわ」
クリスタとハインリヒ殿下の言葉でお茶会が始まった。
食堂で椅子に座ってのお茶会なので、テーブルの上のサンドイッチやキッシュを取り分けていると、給仕が紅茶を持ってくる。紅茶にミルクポットからたっぷりと牛乳を入れてミルクティーにした。
ミルクティーを飲んでいると、エクムント様も紅茶に牛乳を入れてミルクティーにしている。
「エリザベートがミルクティーが好きなので私もすっかりミルクティーが好きになってしまいましたよ」
「こうして好みも似てくるのですね」
似たもの夫婦という言葉があるが、一緒に過ごすうちに同じものが好きになって、似てくるのではないだろうか。わたくしとエクムント様は似たもの夫婦になれるだろうか。
エクムント様と過ごす長い年月をわたくしは考えていた。
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