2 / 151
一章 ご寵愛の理由
2.婚約破棄と突然の求婚
しおりを挟む
学園の卒業式が終わって、わたくしは卒業パーティーに出るために部屋で着替えていた。寮の部屋を使うのもこれで最後になる。同室のソフィアがわたくしの仕度を手伝ってくれた。
ソフィアはまだ四年生なのだが、成績優秀者として在校生代表として卒業パーティーに出席する。
わたくしのドレスもソフィアのドレスも、わたくしが仕立てたものだった。仕立て職人を呼んで誂えさせるなど、我が家の財政では厳しかったし、中古のドレスを着るのは流行遅れがよく分かってしまうので恥ずかしすぎる。それくらいならわたくしがドレスくらい仕立てる。
いい生地は買えなかったが、刺繍とレース編みで豪華に仕上げたドレスは、仕立て職人が誂えたものに見劣りしないと自負していた。
わたくしのドレスはラベンダー色、ソフィアのドレスは薄桃色。わたくしは黒髪をハーフアップにして、ソフィアは金髪を清楚にまとめて、卒業パーティーに出席した。
卒業パーティーは卒業生はそれぞれパートナーを伴ってくる。
わたくしは婚約者のレナン・ドルベル男爵令息がエスコートしてくれるはずだったが、全く現れないので、訝しく思いながらもソフィアと共に会場に入った。
会場は普段は講堂として使われている場所で、今日は音楽隊も呼ばれてパーティー形式になっている。
音楽隊に合わせて踊っている男女の中にレナン殿を見つけて、わたくしは呆気にとられた。
女性の中ではそこそこ身長が高いので、わたくしは踵の高い靴を履かない。それは、婚約者のレナン殿があまり身長が高い方ではないことをコンプレックスに思っているからだった。
レナン殿はわたくしに気付くと、ダンスの輪から外れて、真っすぐにこちらに歩いてきた。その腕にはブルネットの胸の大きな女性がまとわりついている。
ちなみにわたくしの胸はささやかである。ディアン子爵家が貧しかったのでそうなのかと思っていたが、ソフィアはそんなことがなくてそこそこ豊かなので、わたくしはそういう遺伝子なのだろう。
「レナン殿はお姉様の婚約者だと思っておりましたが、その方はどなたですか?」
棘のある口調で言ったのはソフィアだった。ソフィアはわたくしがレナン殿と婚約したときからレナン殿が気に入らない様子だった。レナン殿はディアン子爵家が貧しいのを揶揄するような発言をしたり、わたくしではなくソフィアと婚約したかったなどと堂々と口にするような相手だった。
「これはこれは、ソフィア嬢、レイシー嬢、ご紹介が遅れましたね。彼女はエミリー・モロー。モロー商会のご令嬢ですよ」
この学園は基本的に貴族しか入学することはできないが、成績のいい平民の特待生が入学することが稀にあった。しかし、エミリー嬢はそうではなさそうだ。
モロー商会のエミリー嬢など、この学園で名前を聞いたことがない。
「ディアン子爵家に婿入りしたら、レナン様は御苦労なさるでしょう? それで、賢明な判断をなさいましたの」
「どういう意味ですか?」
「レイシー嬢との婚約を破棄して、わたくしと結婚するんです」
「何を言っているか分かっているのですか? あなたはディアン子爵家を侮辱しているのですよ?」
「貧乏子爵家ごとき、わたくしには怖くもなんともありませんわ。ねぇ、レナン様もそうですわよね?」
怒りに燃えるソフィアが噛み付いていくのに、エミリー嬢は下品に胸の大きく開いたドレスを強調し、どぎつく赤く塗られた唇を歪めて笑った。
「レナン殿、わたくしとの婚約は破棄したいとそういうことですね?」
「ディアン子爵家は一昔前までなら皇帝一族に恩のある素晴らしい家柄だったかもしれませんが、今はドレスの一枚も誂える資金がないのでしょう? そのドレスも素晴らしい出来ですが、レイシー嬢のお手製と思うと」
「あら、素敵なご趣味ではないですか。ぜひわたくしの結婚衣装も作ってほしいものですわ」
笑いものにされていると分かっていたが、わたくしの心はそれに構っている余裕はなかった。
婚約が破棄される。
元々政略結婚なんて嫌だった。
婿など取らずに一人で家を守っていければと思っていた。
これは絶好のチャンスなのではないだろうか。
婚約を破棄されたわたくしに、新しい縁談が来ることはほぼないだろう。わたくしには婚約を破棄されたという瑕疵がついたのだ。
これを利用すればわたくしは一生独身のまま、家を継いで自由にスローライフが送れるのではないだろうか。
田舎にあるディアン子爵家の庭を全部家庭菜園にして、野菜を育て、刺繍をして家計を支え、領地経営もそれなりにしていけばいいのでは。
後継者は、ソフィアの子どもを養子にもらえばいい。
「婚約破棄に関しては、両親に申し出てください。慰謝料をしっかりといただきます」
しかも慰謝料まで入って新しい生活を始められるなんてわたくしはなんてラッキーなんだろう。
天にも昇る心地で、喜びを抑えつつ、沈痛な面持ちを作って告げた瞬間、後方の高い位置から声が上がった。
「婚約を破棄されたのならば、レイシー・ディアンにわたしが求婚することも許されるな?」
え?
誰?
そういうの、いらないんですけど!
もうお一人様ライフを楽しむつもりだったわたくしに声をかけてきた相手が誰か、確かめようと振り返ると、レナン殿が顔を真っ青にして膝を突いている。エミリー嬢も、周囲の貴族たちも、みんな床に膝を突いて頭を深く垂れていた。
振り返って見たのは、白銀の髪を長く伸ばした、真紅の瞳の長身の男性だった。
白い衣装に赤と金で縁取りがされている。
「皇帝陛下……」
ぽかんと口を開けたソフィアが呟いた。
え!?
皇帝陛下!?
慌ててわたくしとソフィアも膝を突いて深く頭を下げようとすると、皇帝陛下の大きな手がわたくしの二の腕を掴んで立たせた。力強い腕に支えられて、逃げることができない。
「わたしはアレクサンテリ・ルクセリオン、ご存じの通り、この国の皇帝だ」
「あの、手を……」
「レイシーは婚約を破棄されて婚約者がいなくなったのだな?」
「は、はい」
「それでは、わたしと結婚してくれないか?」
えぇー!?
わたくし、完全にお一人様として生涯生きることを決めてその計画まで頭の中で立てていたのですが?
皇帝陛下と結婚するということは、どういうことですか?
「側妃になれ、ということですか?」
驚きすぎて声が出ないわたくしの代わりに、ソフィアが地を這うような低い声で問いかけている。膝を突いて頭を下げたままだが、ソフィアが怒りに燃えてるのはわたくしも感じる。
「わたしは側妃は持つつもりはない」
「それでは、妾ですか?」
「皇后になってほしいと言っているつもりだが?」
皇后!?
ちょっと何を言っているのか分からないんですけど。
わたくし、片田舎の貧乏子爵家の長女で、皇帝陛下に会ったのなんて、十五歳のデビュタントのときにご挨拶したくらいで、それ以外話したことも、接触したこともない。
貴族は十五歳になるとデビュタントといって社交界デビューをするのだが、そのときに皇帝陛下にご挨拶をするのだ。男性は片膝を突いて、女性はカーテシーで。
その年十五歳になる貴族が集まってくるのだから、挨拶は一瞬で、「皇帝陛下におかれましてはご機嫌麗しく」と言ったのくらいしか覚えていない。
そのときもほとんど顔を見られなかったので、皇帝陛下のお顔をまともに見るのは初めてだった。
眩しいほどに整ったお顔立ち。
「わたくしが、皇后? 誰か違う方とお間違いでは?」
「レイシー・ディアン、あなたがいいのだ」
レイシー・ディアン。
それは確かにわたくしの名前だった。
どうしてこんなことになっているのか分からないけれど、皇帝陛下にはどうか手を放してほしい。
蚊の鳴くような声でそれだけは言えたようだった。
皇帝陛下はご自分のために用意された席に、わたくしを連れて行った後で、手を放してくれた。
ソフィアはまだ四年生なのだが、成績優秀者として在校生代表として卒業パーティーに出席する。
わたくしのドレスもソフィアのドレスも、わたくしが仕立てたものだった。仕立て職人を呼んで誂えさせるなど、我が家の財政では厳しかったし、中古のドレスを着るのは流行遅れがよく分かってしまうので恥ずかしすぎる。それくらいならわたくしがドレスくらい仕立てる。
いい生地は買えなかったが、刺繍とレース編みで豪華に仕上げたドレスは、仕立て職人が誂えたものに見劣りしないと自負していた。
わたくしのドレスはラベンダー色、ソフィアのドレスは薄桃色。わたくしは黒髪をハーフアップにして、ソフィアは金髪を清楚にまとめて、卒業パーティーに出席した。
卒業パーティーは卒業生はそれぞれパートナーを伴ってくる。
わたくしは婚約者のレナン・ドルベル男爵令息がエスコートしてくれるはずだったが、全く現れないので、訝しく思いながらもソフィアと共に会場に入った。
会場は普段は講堂として使われている場所で、今日は音楽隊も呼ばれてパーティー形式になっている。
音楽隊に合わせて踊っている男女の中にレナン殿を見つけて、わたくしは呆気にとられた。
女性の中ではそこそこ身長が高いので、わたくしは踵の高い靴を履かない。それは、婚約者のレナン殿があまり身長が高い方ではないことをコンプレックスに思っているからだった。
レナン殿はわたくしに気付くと、ダンスの輪から外れて、真っすぐにこちらに歩いてきた。その腕にはブルネットの胸の大きな女性がまとわりついている。
ちなみにわたくしの胸はささやかである。ディアン子爵家が貧しかったのでそうなのかと思っていたが、ソフィアはそんなことがなくてそこそこ豊かなので、わたくしはそういう遺伝子なのだろう。
「レナン殿はお姉様の婚約者だと思っておりましたが、その方はどなたですか?」
棘のある口調で言ったのはソフィアだった。ソフィアはわたくしがレナン殿と婚約したときからレナン殿が気に入らない様子だった。レナン殿はディアン子爵家が貧しいのを揶揄するような発言をしたり、わたくしではなくソフィアと婚約したかったなどと堂々と口にするような相手だった。
「これはこれは、ソフィア嬢、レイシー嬢、ご紹介が遅れましたね。彼女はエミリー・モロー。モロー商会のご令嬢ですよ」
この学園は基本的に貴族しか入学することはできないが、成績のいい平民の特待生が入学することが稀にあった。しかし、エミリー嬢はそうではなさそうだ。
モロー商会のエミリー嬢など、この学園で名前を聞いたことがない。
「ディアン子爵家に婿入りしたら、レナン様は御苦労なさるでしょう? それで、賢明な判断をなさいましたの」
「どういう意味ですか?」
「レイシー嬢との婚約を破棄して、わたくしと結婚するんです」
「何を言っているか分かっているのですか? あなたはディアン子爵家を侮辱しているのですよ?」
「貧乏子爵家ごとき、わたくしには怖くもなんともありませんわ。ねぇ、レナン様もそうですわよね?」
怒りに燃えるソフィアが噛み付いていくのに、エミリー嬢は下品に胸の大きく開いたドレスを強調し、どぎつく赤く塗られた唇を歪めて笑った。
「レナン殿、わたくしとの婚約は破棄したいとそういうことですね?」
「ディアン子爵家は一昔前までなら皇帝一族に恩のある素晴らしい家柄だったかもしれませんが、今はドレスの一枚も誂える資金がないのでしょう? そのドレスも素晴らしい出来ですが、レイシー嬢のお手製と思うと」
「あら、素敵なご趣味ではないですか。ぜひわたくしの結婚衣装も作ってほしいものですわ」
笑いものにされていると分かっていたが、わたくしの心はそれに構っている余裕はなかった。
婚約が破棄される。
元々政略結婚なんて嫌だった。
婿など取らずに一人で家を守っていければと思っていた。
これは絶好のチャンスなのではないだろうか。
婚約を破棄されたわたくしに、新しい縁談が来ることはほぼないだろう。わたくしには婚約を破棄されたという瑕疵がついたのだ。
これを利用すればわたくしは一生独身のまま、家を継いで自由にスローライフが送れるのではないだろうか。
田舎にあるディアン子爵家の庭を全部家庭菜園にして、野菜を育て、刺繍をして家計を支え、領地経営もそれなりにしていけばいいのでは。
後継者は、ソフィアの子どもを養子にもらえばいい。
「婚約破棄に関しては、両親に申し出てください。慰謝料をしっかりといただきます」
しかも慰謝料まで入って新しい生活を始められるなんてわたくしはなんてラッキーなんだろう。
天にも昇る心地で、喜びを抑えつつ、沈痛な面持ちを作って告げた瞬間、後方の高い位置から声が上がった。
「婚約を破棄されたのならば、レイシー・ディアンにわたしが求婚することも許されるな?」
え?
誰?
そういうの、いらないんですけど!
もうお一人様ライフを楽しむつもりだったわたくしに声をかけてきた相手が誰か、確かめようと振り返ると、レナン殿が顔を真っ青にして膝を突いている。エミリー嬢も、周囲の貴族たちも、みんな床に膝を突いて頭を深く垂れていた。
振り返って見たのは、白銀の髪を長く伸ばした、真紅の瞳の長身の男性だった。
白い衣装に赤と金で縁取りがされている。
「皇帝陛下……」
ぽかんと口を開けたソフィアが呟いた。
え!?
皇帝陛下!?
慌ててわたくしとソフィアも膝を突いて深く頭を下げようとすると、皇帝陛下の大きな手がわたくしの二の腕を掴んで立たせた。力強い腕に支えられて、逃げることができない。
「わたしはアレクサンテリ・ルクセリオン、ご存じの通り、この国の皇帝だ」
「あの、手を……」
「レイシーは婚約を破棄されて婚約者がいなくなったのだな?」
「は、はい」
「それでは、わたしと結婚してくれないか?」
えぇー!?
わたくし、完全にお一人様として生涯生きることを決めてその計画まで頭の中で立てていたのですが?
皇帝陛下と結婚するということは、どういうことですか?
「側妃になれ、ということですか?」
驚きすぎて声が出ないわたくしの代わりに、ソフィアが地を這うような低い声で問いかけている。膝を突いて頭を下げたままだが、ソフィアが怒りに燃えてるのはわたくしも感じる。
「わたしは側妃は持つつもりはない」
「それでは、妾ですか?」
「皇后になってほしいと言っているつもりだが?」
皇后!?
ちょっと何を言っているのか分からないんですけど。
わたくし、片田舎の貧乏子爵家の長女で、皇帝陛下に会ったのなんて、十五歳のデビュタントのときにご挨拶したくらいで、それ以外話したことも、接触したこともない。
貴族は十五歳になるとデビュタントといって社交界デビューをするのだが、そのときに皇帝陛下にご挨拶をするのだ。男性は片膝を突いて、女性はカーテシーで。
その年十五歳になる貴族が集まってくるのだから、挨拶は一瞬で、「皇帝陛下におかれましてはご機嫌麗しく」と言ったのくらいしか覚えていない。
そのときもほとんど顔を見られなかったので、皇帝陛下のお顔をまともに見るのは初めてだった。
眩しいほどに整ったお顔立ち。
「わたくしが、皇后? 誰か違う方とお間違いでは?」
「レイシー・ディアン、あなたがいいのだ」
レイシー・ディアン。
それは確かにわたくしの名前だった。
どうしてこんなことになっているのか分からないけれど、皇帝陛下にはどうか手を放してほしい。
蚊の鳴くような声でそれだけは言えたようだった。
皇帝陛下はご自分のために用意された席に、わたくしを連れて行った後で、手を放してくれた。
515
あなたにおすすめの小説
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
目覚めたら魔法の国で、令嬢の中の人でした
エス
恋愛
転生JK×イケメン公爵様の異世界スローラブ
女子高生・高野みつきは、ある日突然、異世界のお嬢様シャルロットになっていた。
過保護すぎる伯爵パパに泣かれ、無愛想なイケメン公爵レオンといきなりお見合いさせられ……あれよあれよとレオンの婚約者に。
公爵家のクセ強ファミリーに囲まれて、能天気王太子リオに振り回されながらも、みつきは少しずつ異世界での居場所を見つけていく。
けれど心の奥では、「本当にシャルロットとして生きていいのか」と悩む日々。そんな彼女の夢に現れた“本物のシャルロット”が、みつきに大切なメッセージを託す──。
これは、異世界でシャルロットとして生きることを託された1人の少女の、葛藤と成長の物語。
イケメン公爵様とのラブも……気づけばちゃんと育ってます(たぶん)
※他サイトに投稿していたものを、改稿しています。
※他サイトにも投稿しています。
【完結】愛を知らない伯爵令嬢は執着激重王太子の愛を一身に受ける。
扇 レンナ
恋愛
スパダリ系執着王太子×愛を知らない純情令嬢――婚約破棄から始まる、極上の恋
伯爵令嬢テレジアは小さな頃から両親に《次期公爵閣下の婚約者》という価値しか見出してもらえなかった。
それでもその利用価値に縋っていたテレジアだが、努力も虚しく婚約破棄を突きつけられる。
途方に暮れるテレジアを助けたのは、留学中だったはずの王太子ラインヴァルト。彼は何故かテレジアに「好きだ」と告げて、熱烈に愛してくれる。
その真意が、テレジアにはわからなくて……。
*hotランキング 最高68位ありがとうございます♡
▼掲載先→ベリーズカフェ、エブリスタ、アルファポリス
『婚約なんて予定にないんですが!? 転生モブの私に公爵様が迫ってくる』
ヤオサカ
恋愛
この物語は完結しました。
現代で過労死した原田あかりは、愛読していた恋愛小説の世界に転生し、主人公の美しい姉を引き立てる“妹モブ”ティナ・ミルフォードとして生まれ変わる。今度こそ静かに暮らそうと決めた彼女だったが、絵の才能が公爵家嫡男ジークハルトの目に留まり、婚約を申し込まれてしまう。のんびり人生を望むティナと、穏やかに心を寄せるジーク――絵と愛が織りなす、やがて幸せな結婚へとつながる転生ラブストーリー。
家族に支度金目当てで売られた令嬢ですが、成り上がり伯爵に溺愛されました
日下奈緒
恋愛
そばかす令嬢クラリスは、家族に支度金目当てで成り上がり伯爵セドリックに嫁がされる。
だが彼に溺愛され家は再興。
見下していた美貌の妹リリアナは婚約破棄される。
【完結】後宮の片隅にいた王女を拾いましたが、才女すぎて妃にしたくなりました
藤原遊
恋愛
【溺愛・成長・政略・糖度高め】
※ヒーロー目線で進んでいきます。
王位継承権を放棄し、外交を司る第六王子ユーリ・サファイア・アレスト。
ある日、後宮の片隅でひっそりと暮らす少女――カティア・アゲート・アレストに出会う。
不遇の生まれながらも聡明で健気な少女を、ユーリは自らの正妃候補として引き取る決断を下す。
才能を開花させ成長していくカティア。
そして、次第に彼女を「妹」としてではなく「たった一人の妃」として深く愛していくユーリ。
立場も政略も超えた二人の絆が、やがて王宮の静かな波紋を生んでいく──。
「私はもう一人ではありませんわ、ユーリ」
「これからも、私の隣には君がいる」
甘く静かな後宮成長溺愛物語、ここに開幕。
聖獣使い唯一の末裔である私は追放されたので、命の恩人の牧場に尽力します。~お願いですから帰ってきてください?はて?~
雪丸
恋愛
【あらすじ】
聖獣使い唯一の末裔としてキルベキア王国に従事していた主人公”アメリア・オルコット”は、聖獣に関する重大な事実を黙っていた裏切り者として国外追放と婚約破棄を言い渡された。
追放されたアメリアは、キルベキア王国と隣の大国ラルヴァクナ王国の間にある森を彷徨い、一度は死を覚悟した。
そんな中、ブランディという牧場経営者一家に拾われ、人の温かさに触れて、彼らのために尽力することを心の底から誓う。
「もう恋愛はいいや。私はブランディ牧場に骨を埋めるって決めたんだ。」
「羊もふもふ!猫吸いうはうは!楽しい!楽しい!」
「え?この国の王子なんて聞いてないです…。」
命の恩人の牧場に尽力すると決めた、アメリアの第二の人生の行く末はいかに?
◇◇◇
小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
カクヨムにて先行公開中(敬称略)
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる