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三章 甥の誕生と六年目まで
5.喪が明けて
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龍王が喪に服している期間が終わった夏の日、子睿と麗夏の婚約の儀が行われた。
子睿は二十一歳、麗夏は二十歳だから年齢的にもちょうどいいだろう。
婚約の儀に参加した馬家の一族は恐れ入っていたが、その中でも龍王は朱家と胡家の令嬢についての話を聞いた。
「朱家と胡家は令嬢が子睿殿下に非常に失礼なことを言ってしまったことに対して、そんな教育のなっていない娘では王宮に上がるのに相応しくないと結婚を辞退されたとか」
「それで我が一族の麗夏が子睿殿下の婚約者となれたのですね」
「麗夏が先祖返りだったことを龍王陛下にお伝えしていなかった件に関しても、お許しをいただきました」
馬家の者たちが話しているのに耳を澄ましながらも、龍王は仲睦まじく寄り添っている子睿と麗夏に茶の入った茶杯を渡す。二人が飲み干すと、それを婚約の証とした。
「これより、馬家の麗夏は子睿の婚約者となって赤栄殿で暮らす。麗夏には王族と同じ力があることは、わたし、龍王より民に知らせる。麗夏、これからは赤栄殿で子睿と共に王族としての振る舞いを学ぶといい」
「承知いたしました、龍王陛下」
「龍王陛下と王配陛下のように睦まじい夫婦となれるように結婚までの間、麗夏殿と仲を深めてまいります」
何より子睿が気になっていた女性であるし、麗夏は先祖返りとして水の加護の力を微量だが使えて龍にもなることができる希少な存在なので、子睿の婚約者には相応しかった。子睿と婚約していなくても水の加護の力が使えると分かった時点で王家に知らせて、保護を求めなければいけなかったはずだ。
それを怠った点に関しては馬家にも問題があるとするが、最終的には子睿と婚約することになったのでそれも不問とすることにした。
夏の俊宇の二歳の誕生日には、子睿の隣りに麗夏が座って仲良く出席した。
二歳になった俊宇は必死に何か喋ろうとしていた。
「おーえ」
「伯父上ですよ、俊宇」
「おーえ! おーえ!」
「俊宇、わたしを呼んでくれるのか。二歳の誕生日おめでとう」
「あい!」
小さなお手手を上げて返事をする俊宇は可愛らしくて、龍王の心を和ませた。
龍王の隣りにはヨシュアが座っていたが、俊宇はヨシュアにも話しかけていた。
「おー! おー!」
「王配陛下ですよ、俊宇」
「おーぱ! おーぱ!」
「お喋りが上手ですね。俊宇殿下も大きくなられました」
ヨシュアに抱き上げられて、高い高いをしてもらって、きゃっきゃと喜んでいる俊宇の姿を龍王も微笑みながら見ていた。
二十九歳の誕生日は喪に服していたので祝わなかったし、ヨシュアの誕生日も喪に服していた期間だったので祝わなかったが、喪に服すのが終わると子睿の婚約の儀に、俊宇の誕生日と祝い事が押し寄せてくるようだった。
「星宇、レイチェルが従兄弟のデーヴィッドと結婚することになった」
青陵殿に戻ると届いていた手紙を読んで嬉しそうに龍王に見せてくれるヨシュアに、龍王も大陸共通語で書かれた手紙を読んでそれを確認する。
デーヴィッドはヨシュアの年の離れた従兄弟で、レイチェルの婚約者だった。
「レイチェルも二十二歳になった。デーヴィッドは二十八歳だ。結婚するのにちょうどいい年齢だろう」
レイチェルの結婚の話を聞いたときには複雑そうにしていたヨシュアだが、あれから月日が経ってレイチェルが大人といえる年齢になったので、結婚を楽しみにしているようだ。
「喪も明けていますし、ラバン王国に行きますか?」
「おれも出席しても構わないか?」
「ヨシュアの可愛がっている姪ですからね。一緒に行きましょう」
元々龍王に嫁いでくるのはヨシュアではなくレイチェルだったという話は聞いたことがある。
十八歳になったばかりで、魔力も低いレイチェルが志龍王国で自分の地位を築けるか心配だったヨシュアは、龍王が出した「男女どちらでも構わない」という条件を聞いて自分が嫁ぐと志願したのだった。
それがなければヨシュアと龍王は出会っていないと思うと、ヨシュアでよかったと心から思う。
龍王にとってはヨシュアは今やいなくてはならない存在になっていた。
「恐らく、わたしは梓晴も浩然も、俊宇すらも看取らなければいけないのですよね」
前王妃を看取ってからずっと心にかかっていたことを口にすると、ヨシュアが座ったまま龍王を膝の上に抱き上げてくれる。膝に抱かれると龍王はヨシュアの体温と匂いに包まれて安心する。
力を入れていないときの筋肉は柔らかいので、ヨシュアに寄りかかると柔らかな肉に埋もれる感触がする。特に気に入っている胸もふかふかで、柔らかくて暖かくて心地いい。
「それはおれも同じだ。マシューもレイチェルもレベッカもジェレミーも、みんなおれを置いていく」
「ヨシュア……」
ヨシュアがどれだけ家族を愛していて、家族仲が円満かは知っているので、一人一人の名前を呟くヨシュアの気持ちを考えると、どれだけつらいのだろうと思ってしまう。
「星宇、あなただけはおれを置いて行かない」
「ヨシュア、あなたとわたしは魂で結ばれています。わたしが死ぬときがあなたの死ぬとき、あなたの死ぬときがわたしの死ぬときです」
「おれのせいで後悔してないか?」
置いて行かれる悲しみに心を引きちぎられそうになった前王妃の死。
それから一年経って龍王は少しずつ心の整理をしてきたつもりだった。それでも、二十歳で父を失い、二十八歳で母を失った悲しみは癒えるはずがない。
「悲しみは常にありますが、ヨシュアを置いていくことはできません。愛するヨシュアと生きるためなら、この悲しみも心の整理を付けていかなければいけないと分かっています」
分かってはいても悲しみが消えるわけではない。
いつも以上にヨシュアに甘えてしまっている自覚はあったが、この一年はそうしなければ息をするのもつらかった。
「死んでいくものもいれば、新たに生まれるものもいる。母が死んでも、俊宇は健康に生まれて育っている。わたしは未来を見なければいけませんね」
前王妃が亡くなったという過去に捉われず、未来を見て生きなければいけない。これから何度もこういうことはあるだろうから、そのたびに悲しみ落ち込むことは仕方がないが、立ち直っていかなければいけない。
「玉を賜る約束をした後に、星宇がおれを恨んで殺そうとする夢を見たことがあったな」
「それは夢です。わたしはヨシュアを殺そうとなどしません」
「でも、ただの夢にしては妙に現実味があった。あれが未来に起きることの予見だったら……」
静かに目を伏せるヨシュアに、その顔を見上げていた龍王は体の向きを変えて膝の上に跨るようにしてヨシュアの逞しい体に抱き着いた。肩口に顔を埋めると、洗髪剤の匂いがする。龍王と同じものを使っているはずなのに、ヨシュアの体臭と混ざっているのか、洗髪剤の匂いが爽やかな甘さに感じられる。
このまま押し倒してしまいたい気もしたが、話の途中でヨシュアを誤魔化すようなことはしたくなかった。
「わたしはあなたを殺したのですか?」
「いや、殺さなかった。泣いて絶望してはいたが、おれを殺さずに、絶えた王族の中に戻って最後の龍王になろうとしていた」
「それなら、予見であろうともいいではないですか。わたしはあなたを殺さない。泣いても、絶望しても、必ずあなたをもう一度愛する。わたしの魂をかけて誓います。わたしはあなたを殺さないし、愛さなくなる日もないと」
千年以上、もしかすると数千年のときを龍王とヨシュアは生きるかもしれない。その長い長い時間で少しずつ変わっていくものもあるだろうが、ヨシュアに対する気持ちだけは変わらないと龍王には自信があった。
「ヨシュアへの愛を示させてください」
唇を吸うと、ヨシュアの薄い色の唇が赤くなるのが分かる。興奮しているときや、口付けを交わした後などはヨシュアは血行が良くなるのか唇の色が鮮やかになる。
「まずは湯殿に行こう」
軽々と龍王の体を抱き上げたヨシュアに、龍王は抵抗せず抱き上げられて運ばれていた。
子睿は二十一歳、麗夏は二十歳だから年齢的にもちょうどいいだろう。
婚約の儀に参加した馬家の一族は恐れ入っていたが、その中でも龍王は朱家と胡家の令嬢についての話を聞いた。
「朱家と胡家は令嬢が子睿殿下に非常に失礼なことを言ってしまったことに対して、そんな教育のなっていない娘では王宮に上がるのに相応しくないと結婚を辞退されたとか」
「それで我が一族の麗夏が子睿殿下の婚約者となれたのですね」
「麗夏が先祖返りだったことを龍王陛下にお伝えしていなかった件に関しても、お許しをいただきました」
馬家の者たちが話しているのに耳を澄ましながらも、龍王は仲睦まじく寄り添っている子睿と麗夏に茶の入った茶杯を渡す。二人が飲み干すと、それを婚約の証とした。
「これより、馬家の麗夏は子睿の婚約者となって赤栄殿で暮らす。麗夏には王族と同じ力があることは、わたし、龍王より民に知らせる。麗夏、これからは赤栄殿で子睿と共に王族としての振る舞いを学ぶといい」
「承知いたしました、龍王陛下」
「龍王陛下と王配陛下のように睦まじい夫婦となれるように結婚までの間、麗夏殿と仲を深めてまいります」
何より子睿が気になっていた女性であるし、麗夏は先祖返りとして水の加護の力を微量だが使えて龍にもなることができる希少な存在なので、子睿の婚約者には相応しかった。子睿と婚約していなくても水の加護の力が使えると分かった時点で王家に知らせて、保護を求めなければいけなかったはずだ。
それを怠った点に関しては馬家にも問題があるとするが、最終的には子睿と婚約することになったのでそれも不問とすることにした。
夏の俊宇の二歳の誕生日には、子睿の隣りに麗夏が座って仲良く出席した。
二歳になった俊宇は必死に何か喋ろうとしていた。
「おーえ」
「伯父上ですよ、俊宇」
「おーえ! おーえ!」
「俊宇、わたしを呼んでくれるのか。二歳の誕生日おめでとう」
「あい!」
小さなお手手を上げて返事をする俊宇は可愛らしくて、龍王の心を和ませた。
龍王の隣りにはヨシュアが座っていたが、俊宇はヨシュアにも話しかけていた。
「おー! おー!」
「王配陛下ですよ、俊宇」
「おーぱ! おーぱ!」
「お喋りが上手ですね。俊宇殿下も大きくなられました」
ヨシュアに抱き上げられて、高い高いをしてもらって、きゃっきゃと喜んでいる俊宇の姿を龍王も微笑みながら見ていた。
二十九歳の誕生日は喪に服していたので祝わなかったし、ヨシュアの誕生日も喪に服していた期間だったので祝わなかったが、喪に服すのが終わると子睿の婚約の儀に、俊宇の誕生日と祝い事が押し寄せてくるようだった。
「星宇、レイチェルが従兄弟のデーヴィッドと結婚することになった」
青陵殿に戻ると届いていた手紙を読んで嬉しそうに龍王に見せてくれるヨシュアに、龍王も大陸共通語で書かれた手紙を読んでそれを確認する。
デーヴィッドはヨシュアの年の離れた従兄弟で、レイチェルの婚約者だった。
「レイチェルも二十二歳になった。デーヴィッドは二十八歳だ。結婚するのにちょうどいい年齢だろう」
レイチェルの結婚の話を聞いたときには複雑そうにしていたヨシュアだが、あれから月日が経ってレイチェルが大人といえる年齢になったので、結婚を楽しみにしているようだ。
「喪も明けていますし、ラバン王国に行きますか?」
「おれも出席しても構わないか?」
「ヨシュアの可愛がっている姪ですからね。一緒に行きましょう」
元々龍王に嫁いでくるのはヨシュアではなくレイチェルだったという話は聞いたことがある。
十八歳になったばかりで、魔力も低いレイチェルが志龍王国で自分の地位を築けるか心配だったヨシュアは、龍王が出した「男女どちらでも構わない」という条件を聞いて自分が嫁ぐと志願したのだった。
それがなければヨシュアと龍王は出会っていないと思うと、ヨシュアでよかったと心から思う。
龍王にとってはヨシュアは今やいなくてはならない存在になっていた。
「恐らく、わたしは梓晴も浩然も、俊宇すらも看取らなければいけないのですよね」
前王妃を看取ってからずっと心にかかっていたことを口にすると、ヨシュアが座ったまま龍王を膝の上に抱き上げてくれる。膝に抱かれると龍王はヨシュアの体温と匂いに包まれて安心する。
力を入れていないときの筋肉は柔らかいので、ヨシュアに寄りかかると柔らかな肉に埋もれる感触がする。特に気に入っている胸もふかふかで、柔らかくて暖かくて心地いい。
「それはおれも同じだ。マシューもレイチェルもレベッカもジェレミーも、みんなおれを置いていく」
「ヨシュア……」
ヨシュアがどれだけ家族を愛していて、家族仲が円満かは知っているので、一人一人の名前を呟くヨシュアの気持ちを考えると、どれだけつらいのだろうと思ってしまう。
「星宇、あなただけはおれを置いて行かない」
「ヨシュア、あなたとわたしは魂で結ばれています。わたしが死ぬときがあなたの死ぬとき、あなたの死ぬときがわたしの死ぬときです」
「おれのせいで後悔してないか?」
置いて行かれる悲しみに心を引きちぎられそうになった前王妃の死。
それから一年経って龍王は少しずつ心の整理をしてきたつもりだった。それでも、二十歳で父を失い、二十八歳で母を失った悲しみは癒えるはずがない。
「悲しみは常にありますが、ヨシュアを置いていくことはできません。愛するヨシュアと生きるためなら、この悲しみも心の整理を付けていかなければいけないと分かっています」
分かってはいても悲しみが消えるわけではない。
いつも以上にヨシュアに甘えてしまっている自覚はあったが、この一年はそうしなければ息をするのもつらかった。
「死んでいくものもいれば、新たに生まれるものもいる。母が死んでも、俊宇は健康に生まれて育っている。わたしは未来を見なければいけませんね」
前王妃が亡くなったという過去に捉われず、未来を見て生きなければいけない。これから何度もこういうことはあるだろうから、そのたびに悲しみ落ち込むことは仕方がないが、立ち直っていかなければいけない。
「玉を賜る約束をした後に、星宇がおれを恨んで殺そうとする夢を見たことがあったな」
「それは夢です。わたしはヨシュアを殺そうとなどしません」
「でも、ただの夢にしては妙に現実味があった。あれが未来に起きることの予見だったら……」
静かに目を伏せるヨシュアに、その顔を見上げていた龍王は体の向きを変えて膝の上に跨るようにしてヨシュアの逞しい体に抱き着いた。肩口に顔を埋めると、洗髪剤の匂いがする。龍王と同じものを使っているはずなのに、ヨシュアの体臭と混ざっているのか、洗髪剤の匂いが爽やかな甘さに感じられる。
このまま押し倒してしまいたい気もしたが、話の途中でヨシュアを誤魔化すようなことはしたくなかった。
「わたしはあなたを殺したのですか?」
「いや、殺さなかった。泣いて絶望してはいたが、おれを殺さずに、絶えた王族の中に戻って最後の龍王になろうとしていた」
「それなら、予見であろうともいいではないですか。わたしはあなたを殺さない。泣いても、絶望しても、必ずあなたをもう一度愛する。わたしの魂をかけて誓います。わたしはあなたを殺さないし、愛さなくなる日もないと」
千年以上、もしかすると数千年のときを龍王とヨシュアは生きるかもしれない。その長い長い時間で少しずつ変わっていくものもあるだろうが、ヨシュアに対する気持ちだけは変わらないと龍王には自信があった。
「ヨシュアへの愛を示させてください」
唇を吸うと、ヨシュアの薄い色の唇が赤くなるのが分かる。興奮しているときや、口付けを交わした後などはヨシュアは血行が良くなるのか唇の色が鮮やかになる。
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