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リオネル(攻め)視点
10.エメラルドの結婚指輪
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冬場でもカリスは領主としての仕事がある。
リオネルの首にマフラーを厳重に巻いて、手袋をつけさせ、厚手の靴下を履かせて、防水のブーツを履かせ、コートもきっちりと着こませて、カリスは満足げに頷いて、自分はコートだけ羽織って馬車に乗り込んだ。
寒がりなリオネルは脂肪が少ないのだろう。カリスは筋肉と脂肪のバランスがいいようだが、リオネルは奴隷時代からずっと寒がりだった。
「リオネル、こっちに来るか?」
「失礼いたします、閣下」
馬車の中で手招きされて、カリスの膝の上に抱き上げられて包み込まれるように背中から抱き締められて、リオネルは暖かさに身を委ねる。
戦場でもカリスに温められていたが、体温の高いカリスに抱き締められるとリオネルはいい匂いがするし、暖かいし、とても心地よかった。
甘やかされることに完全に慣れてしまったリオネルに、カリスはますます「かわいい」と言い続けている。
成人した男性だし、アルファでかなり厳ついはずなのに、カリスにしてみればリオネルは初めて会ったときと同じイメージなのかもしれない。
寒さで垂れてきた鼻を啜ると、カリスがティッシュを手渡してくれた。
今日は夏の増水で壊れてしまった橋の修復現場の視察だった。
カリスに手を差し出されてリオネルも馬車から降りて現場を見る。
石の橋は途中まで修復されていて、そこで作業が止まっていた。
「春までは作業を再開できないか?」
「この水の冷たさでは作業員が凍えてしまいます」
「夏の増水に耐えられる橋が建築できそうか?」
「夏までには完成すると思います。増水は、起きてみなければ分かりませんが、以前の橋は老朽化が進んでいたので、今回新しく修復したものは、以前の橋よりも丈夫にはなるでしょう」
作業現場の監督と話をしているカリスの横で、リオネルも話を聞いていた。
この橋がなければ、王都に荷を運ぶ馬車が大きく迂回しなければいけなくなる。そうなると王都との荷物のやり取りも日数がかかって、日持ちしないものは運べなくなってしまうし、この領地の収入に関わってくる問題だった。
「雪が溶けたら、人員を増員して作業にあたってもらおう」
「心得ました、閣下」
「頼むぞ」
橋の修復現場の視察の後は、冬の町に出てカリスとリオネルはお茶をすることになっていた。
雪かきがされた石畳の道を馬車で町に向かい、町の入り口で馬車を降りて、馬車は停留所に預けると、カリスがリオネルの手を引いてカフェに連れていってくれる。
騎士学校時代もカリスは休みのたびにリオネルを町に連れて行ってくれていた。
カリスは騎士団長を務めるほどの剣技があるし、リオネルも騎士学校の生徒で優秀だったので剣には自信があった。だからこそ、護衛がなくても二人で町を歩くことができた。
平民から奴隷に落とされて、それ以来酷い暮らしをしていたリオネルに、カリスは美味しいものを食べさせてくれて、特にリオネルが甘いものを食べるのを見ているのが好きな様子だった。
カリス自身は甘いものはあまり好まないようで、お茶だけ飲んでいることが多かったが、リオネルは口の中で溶けるような柔らかなパンケーキや、美しく重なったミルクレープ、艶々のチョコレートのオペラ、食感の面白いマカロン、チョコレート菓子に焼き菓子など、王都の有名店に連れて行ってもらうたびに、目を輝かせてスイーツを食べた。
こんなに美味しいものがあるなんて知らなかったし、カリスが進めてくれるものは何でも嬉しかった。
カフェの席に座ると、カリスがリオネルにメニューを見せる。
たっぷりとお酒に漬けたドライフルーツとナッツが入ったケーキがあったので、それを頼むと、カリスは珍しく同じものを頼んだ。
運ばれてきたケーキはずっしりと重く、アルコールの香りがして、ドライフルーツとナッツの味わいが口の中に広がる、とても美味しいものだった。
お茶と一緒に楽しんでいると、カリスもフォークで優雅にケーキを切って食べている。
騎士学校である程度のマナーは習ったのだが、リオネルはどうしてもカリスのような生まれながらにして高貴な方の優雅な動作には敵わないと思う。
食べ終わると、お茶のお代わりをして、カリスがリオネルを見つめていた。
「閣下もこのケーキが好きなのですか?」
「リオネルが食べていると美味しいのかと思って、いつも気になっていた」
「言ってくだされば一口差し上げたのに」
「そういうことができるのか」
「もちろん、閣下がお嫌でなければです」
上品なカリスはリオネルから一口ケーキをもらって味見するなどということは頭に浮かばなかったようだ。
王弟で今は大公となっているカリスは、生まれたときから王子で、誰かと食べ物を分け合うなどという経験はないようだった。
「これからはわたしのものを一口差し上げます」
「あーんしてくれるのか?」
「お望みでしたら」
こういうやり取りをしていると新婚だと実感できるのだが、リオネルはカリスと結婚したという実感がまだしっかりとなかった。カリスとは番になって互いに愛し合っているつもりなのだが、結婚自体契約に基づいたものだったし、夫夫として生活しているが、本当に結婚しているのかはあまり実感できていなかった。
「実は予約している店があるんだ」
「どちらにでもお供いたしますよ」
「リオネルはおれを信頼しすぎている。おれが悪いことを考えていたらどうする?」
「閣下と共に悪人になりましょうか」
真面目に答えると、カリスが吹き出す。
カフェの支払いを終えて、カリスがリオネルを連れて行ったのは宝飾店だった。
「予約していたカリス・ヴェルナートだ」
「ようこそいらっしゃいました、閣下。こちらへどうぞ」
カリスが名乗れば、すぐに個室に通されて、手袋をつけて、髪を撫でつけた上品な店員が対応してくれる。
カリスが店員を促すと、店員はビロードの箱を持ってきた。
中には指輪が二つ入っている。
指輪には小さな四角い青みがかった緑のエメラルドがはまっていて、台座はプラチナのようでかなりのお値段だとリオネルにもすぐに分かった。
「結婚指輪を贈っていなかっただろう? 受け取ってくれるか、リオネル?」
「わたしと閣下の結婚指輪ですか?」
「そうだ。エメラルドはリオネルの目の色に近いものを選んだ」
そろりと手を伸ばして指輪に触れると、カリスがリオネルの手を取って、左手の薬指に指輪を通した。指のサイズぴったりだったので、これが前々から準備されていたものだと分かる。
「閣下、わたしと結婚してください!」
「もう結婚しているのだが」
「分かっていますが、わたしは閣下にプロポーズしていませんし、閣下からも契約結婚を持ち掛けられた他は、プロポーズの言葉はいただいていません。ここでしっかりと閣下との関係を明らかにしておきたいのです」
結婚に実感がなかったのも、お互いにプロポーズしての結婚ではなかったし、最初が契約結婚だったからだ。これから結婚に実感を持っていくためにも、リオネルはカリスの返事を聞きたかった。
「おれから申し込むべきだったな。リオネル、結婚してほしい」
「わたしから申し込んだのです。わたしの返事は決まっています。閣下の返事が欲しいです」
「リオネル、おれでよければ喜んで」
「閣下がいいのです。愛しています」
返事を聞いてカリスの左手の薬指にリオネルはエメラルドのはまった指輪を通した。カリスの手に自分の色が飾られていると思うと、満足感で胸がいっぱいになる。
嬉しすぎて泣いてしまいそうなリオネルを、カリスが抱き締めてくれて、顔中にキスを降らせるのを、店員は席を外して見ないでいてくれた。
結婚指輪を身に着けて、リオネルとカリスは領地の屋敷に戻った。
馬車から降りると、カリスがリオネルのマフラーを解いて、手袋を外し、コートを脱がせる。
本来ならば執事や使用人に任せるところなのだが、カリスはリオネルのことは何でも自分でしたがった。
リオネルもカリスにしてもらうことに文句はないのでされるがままになっている。
本来ならばアルファの方がオメガの面倒を見たくて、大事にしたくてたまらなくなるのかもしれないが、カリスの庇護欲はリオネルと初めて出会ったときからずっと募っていたようで、それを解消するかのように今になってリオネルの世話を焼いてくれる。
「リオネル、領地で新しく出すフレーバーティーの試飲を頼まれている」
「それでは、お茶の時間にいただきましょう」
「リオネル、おいで」
ソファに座るときにはカリスの足の間に座るのが定位置になってしまったリオネルだが、冬の間は寒いし、カリスの体温を背中に感じられるのは幸せなので、それでいいと思っていた。
リオネルの首にマフラーを厳重に巻いて、手袋をつけさせ、厚手の靴下を履かせて、防水のブーツを履かせ、コートもきっちりと着こませて、カリスは満足げに頷いて、自分はコートだけ羽織って馬車に乗り込んだ。
寒がりなリオネルは脂肪が少ないのだろう。カリスは筋肉と脂肪のバランスがいいようだが、リオネルは奴隷時代からずっと寒がりだった。
「リオネル、こっちに来るか?」
「失礼いたします、閣下」
馬車の中で手招きされて、カリスの膝の上に抱き上げられて包み込まれるように背中から抱き締められて、リオネルは暖かさに身を委ねる。
戦場でもカリスに温められていたが、体温の高いカリスに抱き締められるとリオネルはいい匂いがするし、暖かいし、とても心地よかった。
甘やかされることに完全に慣れてしまったリオネルに、カリスはますます「かわいい」と言い続けている。
成人した男性だし、アルファでかなり厳ついはずなのに、カリスにしてみればリオネルは初めて会ったときと同じイメージなのかもしれない。
寒さで垂れてきた鼻を啜ると、カリスがティッシュを手渡してくれた。
今日は夏の増水で壊れてしまった橋の修復現場の視察だった。
カリスに手を差し出されてリオネルも馬車から降りて現場を見る。
石の橋は途中まで修復されていて、そこで作業が止まっていた。
「春までは作業を再開できないか?」
「この水の冷たさでは作業員が凍えてしまいます」
「夏の増水に耐えられる橋が建築できそうか?」
「夏までには完成すると思います。増水は、起きてみなければ分かりませんが、以前の橋は老朽化が進んでいたので、今回新しく修復したものは、以前の橋よりも丈夫にはなるでしょう」
作業現場の監督と話をしているカリスの横で、リオネルも話を聞いていた。
この橋がなければ、王都に荷を運ぶ馬車が大きく迂回しなければいけなくなる。そうなると王都との荷物のやり取りも日数がかかって、日持ちしないものは運べなくなってしまうし、この領地の収入に関わってくる問題だった。
「雪が溶けたら、人員を増員して作業にあたってもらおう」
「心得ました、閣下」
「頼むぞ」
橋の修復現場の視察の後は、冬の町に出てカリスとリオネルはお茶をすることになっていた。
雪かきがされた石畳の道を馬車で町に向かい、町の入り口で馬車を降りて、馬車は停留所に預けると、カリスがリオネルの手を引いてカフェに連れていってくれる。
騎士学校時代もカリスは休みのたびにリオネルを町に連れて行ってくれていた。
カリスは騎士団長を務めるほどの剣技があるし、リオネルも騎士学校の生徒で優秀だったので剣には自信があった。だからこそ、護衛がなくても二人で町を歩くことができた。
平民から奴隷に落とされて、それ以来酷い暮らしをしていたリオネルに、カリスは美味しいものを食べさせてくれて、特にリオネルが甘いものを食べるのを見ているのが好きな様子だった。
カリス自身は甘いものはあまり好まないようで、お茶だけ飲んでいることが多かったが、リオネルは口の中で溶けるような柔らかなパンケーキや、美しく重なったミルクレープ、艶々のチョコレートのオペラ、食感の面白いマカロン、チョコレート菓子に焼き菓子など、王都の有名店に連れて行ってもらうたびに、目を輝かせてスイーツを食べた。
こんなに美味しいものがあるなんて知らなかったし、カリスが進めてくれるものは何でも嬉しかった。
カフェの席に座ると、カリスがリオネルにメニューを見せる。
たっぷりとお酒に漬けたドライフルーツとナッツが入ったケーキがあったので、それを頼むと、カリスは珍しく同じものを頼んだ。
運ばれてきたケーキはずっしりと重く、アルコールの香りがして、ドライフルーツとナッツの味わいが口の中に広がる、とても美味しいものだった。
お茶と一緒に楽しんでいると、カリスもフォークで優雅にケーキを切って食べている。
騎士学校である程度のマナーは習ったのだが、リオネルはどうしてもカリスのような生まれながらにして高貴な方の優雅な動作には敵わないと思う。
食べ終わると、お茶のお代わりをして、カリスがリオネルを見つめていた。
「閣下もこのケーキが好きなのですか?」
「リオネルが食べていると美味しいのかと思って、いつも気になっていた」
「言ってくだされば一口差し上げたのに」
「そういうことができるのか」
「もちろん、閣下がお嫌でなければです」
上品なカリスはリオネルから一口ケーキをもらって味見するなどということは頭に浮かばなかったようだ。
王弟で今は大公となっているカリスは、生まれたときから王子で、誰かと食べ物を分け合うなどという経験はないようだった。
「これからはわたしのものを一口差し上げます」
「あーんしてくれるのか?」
「お望みでしたら」
こういうやり取りをしていると新婚だと実感できるのだが、リオネルはカリスと結婚したという実感がまだしっかりとなかった。カリスとは番になって互いに愛し合っているつもりなのだが、結婚自体契約に基づいたものだったし、夫夫として生活しているが、本当に結婚しているのかはあまり実感できていなかった。
「実は予約している店があるんだ」
「どちらにでもお供いたしますよ」
「リオネルはおれを信頼しすぎている。おれが悪いことを考えていたらどうする?」
「閣下と共に悪人になりましょうか」
真面目に答えると、カリスが吹き出す。
カフェの支払いを終えて、カリスがリオネルを連れて行ったのは宝飾店だった。
「予約していたカリス・ヴェルナートだ」
「ようこそいらっしゃいました、閣下。こちらへどうぞ」
カリスが名乗れば、すぐに個室に通されて、手袋をつけて、髪を撫でつけた上品な店員が対応してくれる。
カリスが店員を促すと、店員はビロードの箱を持ってきた。
中には指輪が二つ入っている。
指輪には小さな四角い青みがかった緑のエメラルドがはまっていて、台座はプラチナのようでかなりのお値段だとリオネルにもすぐに分かった。
「結婚指輪を贈っていなかっただろう? 受け取ってくれるか、リオネル?」
「わたしと閣下の結婚指輪ですか?」
「そうだ。エメラルドはリオネルの目の色に近いものを選んだ」
そろりと手を伸ばして指輪に触れると、カリスがリオネルの手を取って、左手の薬指に指輪を通した。指のサイズぴったりだったので、これが前々から準備されていたものだと分かる。
「閣下、わたしと結婚してください!」
「もう結婚しているのだが」
「分かっていますが、わたしは閣下にプロポーズしていませんし、閣下からも契約結婚を持ち掛けられた他は、プロポーズの言葉はいただいていません。ここでしっかりと閣下との関係を明らかにしておきたいのです」
結婚に実感がなかったのも、お互いにプロポーズしての結婚ではなかったし、最初が契約結婚だったからだ。これから結婚に実感を持っていくためにも、リオネルはカリスの返事を聞きたかった。
「おれから申し込むべきだったな。リオネル、結婚してほしい」
「わたしから申し込んだのです。わたしの返事は決まっています。閣下の返事が欲しいです」
「リオネル、おれでよければ喜んで」
「閣下がいいのです。愛しています」
返事を聞いてカリスの左手の薬指にリオネルはエメラルドのはまった指輪を通した。カリスの手に自分の色が飾られていると思うと、満足感で胸がいっぱいになる。
嬉しすぎて泣いてしまいそうなリオネルを、カリスが抱き締めてくれて、顔中にキスを降らせるのを、店員は席を外して見ないでいてくれた。
結婚指輪を身に着けて、リオネルとカリスは領地の屋敷に戻った。
馬車から降りると、カリスがリオネルのマフラーを解いて、手袋を外し、コートを脱がせる。
本来ならば執事や使用人に任せるところなのだが、カリスはリオネルのことは何でも自分でしたがった。
リオネルもカリスにしてもらうことに文句はないのでされるがままになっている。
本来ならばアルファの方がオメガの面倒を見たくて、大事にしたくてたまらなくなるのかもしれないが、カリスの庇護欲はリオネルと初めて出会ったときからずっと募っていたようで、それを解消するかのように今になってリオネルの世話を焼いてくれる。
「リオネル、領地で新しく出すフレーバーティーの試飲を頼まれている」
「それでは、お茶の時間にいただきましょう」
「リオネル、おいで」
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