1 / 11
1.6歳のアルファ
十代から二十代にかけて、オメガのフェロモンを自在に操れるのをいいことに、アルファを傅かせて遊んでは捨てて、好き勝手に生きて来た。三十歳になったジェルマン・カリエは人生を考え直さなければいけない出来事が起きた。
好きに家の金を使って遊んでいたのに、その家が借金まみれになってその借金のカタにジェルマンを売るしかなくなったのだ。三十歳で男でオメガ。どんな劣悪な環境に売られるかと覚悟はしていた。
オメガだということを理由に孕ませられるのか、発情状態にする薬を飲まされて複数の相手をさせられるのか。
恐れていたジェルマンの前に現れたのは、泣きそうな顔の蜂蜜色の髪の少年だった。
「この方は、ニコラ・ジルー。この方の面倒を見てください」
名乗ったその子はこの国でも名門の出身で、大会社の社長の子どもなのに、両親が忙しすぎて子どもの面倒を見ている暇などなく、ベビーシッターに預けられているのだが、人嫌いが激しくてベビーシッターの8人目を止めさせたというところで、ジェルマンに白羽の矢が立ったのだ。
年は6歳。年齢の割りに発育不良で、身体が小さい気がする。
甘く柔らかな蜂蜜色の髪と、大きな零れ落ちそうな菫色の瞳。美しい少女か天使のような少年。
「だっこ、して?」
年相応の可愛い子どもだと思っていた。
抱き上げると、肩口に顔を埋めてぎゅっと細い腕で抱き付いてくる。
「気に入られたようですね」
子育てなどしたことがないし、子どもを産む予定もなかったジェルマン。
押し付けられた幼い少年は、ジェルマンの人生を狂わせることになる。
「ねむれないの、いっしょにねて?」
幼いお願いは、潤んだ瞳で愛らしく薄ピンクの唇から出て来た。
6歳の子どもが眠れないのならば、一緒に寝てやるのが世話役としての務めなのかもしれない。そう思って添い寝をしていると、目を閉じたニコラがジェルマンの胸をまさぐって来る。
「あっ! そこは、だめ……」
「おっぱい……」
「おっぱいを飲む年じゃないでしょう? それに、出ません!」
シャツを乱されないように攻防を続けていると、諦めたのかニコラはシャツの上からジェルマンの胸を弄るだけで満足したようだった。小さな手がシャツの上から、発達した大胸筋を揉みしだき、乳首を摘まむのが背徳的でならない。
赤ん坊が母親のお乳を欲しがるように、幼い頃から触れ合いの少なかったニコラは、ジェルマンに母親役を求めているのかもしれない。そう考えて耐えるのだが、これまでベッドを共にした相手に主導権を与えたことなどなく、重点的に胸を責められることもなかったジェルマンにとっては、それは交わる快感を知っているだけにきついものがあった。
世話役になった初日、ニコラが胸を弄りながら眠ってしまった後で、ジェルマンはバスルームに閉じこもった。シャワーのコックを捻って熱いお湯を浴びながら、濡れてしまった後孔に触れる。今までに誰かに触れられても、嫌悪感で振り払うか、フェロモンで腰を砕けさせて乗って搾り取るかしかしなかったジェルマンにとっては、自慰はほとんどしたことがない。
後ろに指を這わせてぐちぐちと入口に指を差し込んでも、興奮が冷めない。指を激しく抜き差ししても、中を抉る質量が足りずに中途半端にしか熱を逃せない。
相手はたった6歳の少年である。
欲しいとねだって与えられるはずもないし、自分を買うようにして雇った主人にそんなことをしていいはずもない。
明日は絶対に一緒に寝るのは断ろうと心に決めて、ジェルマンは中途半端に高ぶり、疼く身体を持て余しながら布団に入った。
二日目の朝、起きて来たニコラは朝食を前に黙って座っていた。食べるそぶりを見せないニコラに、ジェルマンは困ってしまう。
「なにかお嫌いなものがございましたか?」
「べつに……」
食事をしたくないというのは、命に関わることだ。特にニコラのように小さく痩せていると、すぐに栄養失調になりかねない。既に栄養失調気味なのか、ニコラの顔色は悪かった。
キッチンを借りて、ミルクを温めて中に蜂蜜を溶かしてくる。
暖かなカップを差し出すと、ニコラはそれを持って、菫色の目を見開いてジェルマンを見ていた。
「少し飲むとお腹が空いていたことを思い出しますよ?」
「ぎゅうにゅう、きらい」
「そう言わずに、一口だけでも」
ふうふうとカップの中身を吹いて冷まして、ニコラが蜂蜜入りのホットミルクを一口飲む。生気のない白い頬に赤みがさして、菫色の目が輝きを取り戻す。
カップの中のミルクを飲み干してから、ニコラはサンドイッチを半分食べて、スープを二口飲んだ。
キッチンに食べ残しを返すと、料理人がトレイの上を見て目を見張る。
「ニコラ様が口を付けてくださったのか!?」
「普段からそんなに食べてないのですか?」
「朝食は口をつけることがないし、昼食もデザートの果物はお食べになるけどそれ以外は手を付けるか付けないか。夕食も少ししか食べないですよ」
栄養を考えてメニューを組んでいるのに、帰って来るトレイに残る料理に、毎日料理人は心を痛めているようだった。
そんなに食べていないのだったら、元気もなく、夜も空腹で眠れないに違いない。ニコラの食生活から改善を始めなければいけない。
元は遊び人だがあの痩せて小さな少年が気になって、ジェルマンは過去の好き勝手やっていた時代を忘れるくらいになっていた。あの子が健康に大きく育って欲しい。
小学校にニコラを送って行くのも、ジェルマンの仕事だった。車の免許は持っていたが、高級車を貸し出されて若干挙動不審になりはしたものの、ニコラを小学校まで無事送り届ける。
後部座席のドアに回り込んで、車からニコラを降ろすと、ニコラは細い両腕を広げていた。
「どうされました? 校門まで抱っこで行きますか?」
「いってらっしゃいの、ハグ」
「あぁ。行ってらっしゃいませ」
抱き締めて送り出すと、ニコラは満足そうな顔をしてバックパックを背負って小学校に入って行った。
ニコラが小学校に行っている間に、料理人と話し合った。具だくさんのスープなど食べやすくて暖かいものを用意すること、パンは柔らかなものに変えることなど、決めて夕飯から取り掛かることにした。
お昼ご飯に持って行ったランチボックスは、手を付けられないまま、水筒の飲み物だけ減って帰って来た。やる気がなさそうに宿題をして、後はタブレット端末で遊んでいるニコラを、ジェルマンはキッチンに連れ出した。
「なにをするの?」
「クッキーの型抜きですよ。なんの動物がお好きですか?」
「べつに」
「私は象とキリンが好きです」
型を取ってジェルマンが薄く延ばされたクッキー生地に押し当てて抜いていくと、最初は興味がなさそうだったニコラも、クッキー型を手に取った。
「ぞうも、きりんも、みたことがない……ねこは、かってたけど、しんじゃった」
「猫を飼われてたんですか?」
「ははがけっこんまえからかってたねこで、ぼくといっしょにねてくれた……なかよしだったのに、しんじゃった」
4歳のときにそれまでずっと一緒に寝ていた猫が死んでしまってから、ニコラはこんなに生気のない子どもになってしまったのだと、ジェルマンは料理人から教えてもらった。それまでは、猫と一緒に楽しく食事もして、笑顔もよく見られたのに、4歳になってすぐの朝に猫がベッドで死んでいるのを見てから、ニコラは変わってしまった。
「それは、一人で眠るのが怖いですよね」
一緒に寝て欲しいというニコラの切なる願いの理由も、ジェルマンには理解できた。
その夜もジェルマンは眠れないニコラに添い寝をして、胸を揉まれてしまったのだが、必死に耐えてニコラが眠った後にバスルームで自分で処理をしたのだった。
好きに家の金を使って遊んでいたのに、その家が借金まみれになってその借金のカタにジェルマンを売るしかなくなったのだ。三十歳で男でオメガ。どんな劣悪な環境に売られるかと覚悟はしていた。
オメガだということを理由に孕ませられるのか、発情状態にする薬を飲まされて複数の相手をさせられるのか。
恐れていたジェルマンの前に現れたのは、泣きそうな顔の蜂蜜色の髪の少年だった。
「この方は、ニコラ・ジルー。この方の面倒を見てください」
名乗ったその子はこの国でも名門の出身で、大会社の社長の子どもなのに、両親が忙しすぎて子どもの面倒を見ている暇などなく、ベビーシッターに預けられているのだが、人嫌いが激しくてベビーシッターの8人目を止めさせたというところで、ジェルマンに白羽の矢が立ったのだ。
年は6歳。年齢の割りに発育不良で、身体が小さい気がする。
甘く柔らかな蜂蜜色の髪と、大きな零れ落ちそうな菫色の瞳。美しい少女か天使のような少年。
「だっこ、して?」
年相応の可愛い子どもだと思っていた。
抱き上げると、肩口に顔を埋めてぎゅっと細い腕で抱き付いてくる。
「気に入られたようですね」
子育てなどしたことがないし、子どもを産む予定もなかったジェルマン。
押し付けられた幼い少年は、ジェルマンの人生を狂わせることになる。
「ねむれないの、いっしょにねて?」
幼いお願いは、潤んだ瞳で愛らしく薄ピンクの唇から出て来た。
6歳の子どもが眠れないのならば、一緒に寝てやるのが世話役としての務めなのかもしれない。そう思って添い寝をしていると、目を閉じたニコラがジェルマンの胸をまさぐって来る。
「あっ! そこは、だめ……」
「おっぱい……」
「おっぱいを飲む年じゃないでしょう? それに、出ません!」
シャツを乱されないように攻防を続けていると、諦めたのかニコラはシャツの上からジェルマンの胸を弄るだけで満足したようだった。小さな手がシャツの上から、発達した大胸筋を揉みしだき、乳首を摘まむのが背徳的でならない。
赤ん坊が母親のお乳を欲しがるように、幼い頃から触れ合いの少なかったニコラは、ジェルマンに母親役を求めているのかもしれない。そう考えて耐えるのだが、これまでベッドを共にした相手に主導権を与えたことなどなく、重点的に胸を責められることもなかったジェルマンにとっては、それは交わる快感を知っているだけにきついものがあった。
世話役になった初日、ニコラが胸を弄りながら眠ってしまった後で、ジェルマンはバスルームに閉じこもった。シャワーのコックを捻って熱いお湯を浴びながら、濡れてしまった後孔に触れる。今までに誰かに触れられても、嫌悪感で振り払うか、フェロモンで腰を砕けさせて乗って搾り取るかしかしなかったジェルマンにとっては、自慰はほとんどしたことがない。
後ろに指を這わせてぐちぐちと入口に指を差し込んでも、興奮が冷めない。指を激しく抜き差ししても、中を抉る質量が足りずに中途半端にしか熱を逃せない。
相手はたった6歳の少年である。
欲しいとねだって与えられるはずもないし、自分を買うようにして雇った主人にそんなことをしていいはずもない。
明日は絶対に一緒に寝るのは断ろうと心に決めて、ジェルマンは中途半端に高ぶり、疼く身体を持て余しながら布団に入った。
二日目の朝、起きて来たニコラは朝食を前に黙って座っていた。食べるそぶりを見せないニコラに、ジェルマンは困ってしまう。
「なにかお嫌いなものがございましたか?」
「べつに……」
食事をしたくないというのは、命に関わることだ。特にニコラのように小さく痩せていると、すぐに栄養失調になりかねない。既に栄養失調気味なのか、ニコラの顔色は悪かった。
キッチンを借りて、ミルクを温めて中に蜂蜜を溶かしてくる。
暖かなカップを差し出すと、ニコラはそれを持って、菫色の目を見開いてジェルマンを見ていた。
「少し飲むとお腹が空いていたことを思い出しますよ?」
「ぎゅうにゅう、きらい」
「そう言わずに、一口だけでも」
ふうふうとカップの中身を吹いて冷まして、ニコラが蜂蜜入りのホットミルクを一口飲む。生気のない白い頬に赤みがさして、菫色の目が輝きを取り戻す。
カップの中のミルクを飲み干してから、ニコラはサンドイッチを半分食べて、スープを二口飲んだ。
キッチンに食べ残しを返すと、料理人がトレイの上を見て目を見張る。
「ニコラ様が口を付けてくださったのか!?」
「普段からそんなに食べてないのですか?」
「朝食は口をつけることがないし、昼食もデザートの果物はお食べになるけどそれ以外は手を付けるか付けないか。夕食も少ししか食べないですよ」
栄養を考えてメニューを組んでいるのに、帰って来るトレイに残る料理に、毎日料理人は心を痛めているようだった。
そんなに食べていないのだったら、元気もなく、夜も空腹で眠れないに違いない。ニコラの食生活から改善を始めなければいけない。
元は遊び人だがあの痩せて小さな少年が気になって、ジェルマンは過去の好き勝手やっていた時代を忘れるくらいになっていた。あの子が健康に大きく育って欲しい。
小学校にニコラを送って行くのも、ジェルマンの仕事だった。車の免許は持っていたが、高級車を貸し出されて若干挙動不審になりはしたものの、ニコラを小学校まで無事送り届ける。
後部座席のドアに回り込んで、車からニコラを降ろすと、ニコラは細い両腕を広げていた。
「どうされました? 校門まで抱っこで行きますか?」
「いってらっしゃいの、ハグ」
「あぁ。行ってらっしゃいませ」
抱き締めて送り出すと、ニコラは満足そうな顔をしてバックパックを背負って小学校に入って行った。
ニコラが小学校に行っている間に、料理人と話し合った。具だくさんのスープなど食べやすくて暖かいものを用意すること、パンは柔らかなものに変えることなど、決めて夕飯から取り掛かることにした。
お昼ご飯に持って行ったランチボックスは、手を付けられないまま、水筒の飲み物だけ減って帰って来た。やる気がなさそうに宿題をして、後はタブレット端末で遊んでいるニコラを、ジェルマンはキッチンに連れ出した。
「なにをするの?」
「クッキーの型抜きですよ。なんの動物がお好きですか?」
「べつに」
「私は象とキリンが好きです」
型を取ってジェルマンが薄く延ばされたクッキー生地に押し当てて抜いていくと、最初は興味がなさそうだったニコラも、クッキー型を手に取った。
「ぞうも、きりんも、みたことがない……ねこは、かってたけど、しんじゃった」
「猫を飼われてたんですか?」
「ははがけっこんまえからかってたねこで、ぼくといっしょにねてくれた……なかよしだったのに、しんじゃった」
4歳のときにそれまでずっと一緒に寝ていた猫が死んでしまってから、ニコラはこんなに生気のない子どもになってしまったのだと、ジェルマンは料理人から教えてもらった。それまでは、猫と一緒に楽しく食事もして、笑顔もよく見られたのに、4歳になってすぐの朝に猫がベッドで死んでいるのを見てから、ニコラは変わってしまった。
「それは、一人で眠るのが怖いですよね」
一緒に寝て欲しいというニコラの切なる願いの理由も、ジェルマンには理解できた。
その夜もジェルマンは眠れないニコラに添い寝をして、胸を揉まれてしまったのだが、必死に耐えてニコラが眠った後にバスルームで自分で処理をしたのだった。
あなたにおすすめの小説
すみっこぼっちとお日さま後輩のベタ褒め愛
虎ノ威きよひ
BL
「満点とっても、どうせ誰も褒めてくれない」
高校2年生の杉菜幸哉《すぎなゆきや》は、いつも一人で黙々と勉強している。
友だちゼロのすみっこぼっちだ。
どうせ自分なんて、と諦めて、鬱々とした日々を送っていた。
そんなある日、イケメンの後輩・椿海斗《つばきかいと》がいきなり声をかけてくる。
「幸哉先輩、いつも満点ですごいです!」
「努力してる幸哉先輩、かっこいいです!」
「俺、頑張りました! 褒めてください!」
笑顔で名前を呼ばれ、思いっきり抱きつかれ、褒められ、褒めさせられ。
最初は「何だこいつ……」としか思ってなかった幸哉だったが。
「頑張ってるね」「えらいね」と真正面から言われるたびに、心の奥がじんわり熱くなっていく。
――椿は、太陽みたいなやつだ。
お日さま後輩×すみっこぼっち先輩
褒め合いながら、恋をしていくお話です。
【完結】おじさんはΩである
藤吉とわ
BL
隠れ執着嫉妬激強年下α×αと誤診を受けていたおじさんΩ
門村雄大(かどむらゆうだい)34歳。とある朝母親から「小学生の頃バース検査をした病院があんたと連絡を取りたがっている」という電話を貰う。
何の用件か分からぬまま、折り返しの連絡をしてみると「至急お知らせしたいことがある。自宅に伺いたい」と言われ、招いたところ三人の男がやってきて部屋の中で突然土下座をされた。よくよく話を聞けば23年前のバース検査で告知ミスをしていたと告げられる。
今更Ωと言われても――と戸惑うものの、αだと思い込んでいた期間も自分のバース性にしっくり来ていなかった雄大は悩みながらも正しいバース性を受け入れていく。
治療のため、まずはΩ性の発情期であるヒートを起こさなければならず、謝罪に来た三人の男の内の一人・研修医でαの戸賀井 圭(とがいけい)と同居を開始することにーー。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【完結】逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
いい加減観念して結婚してください
彩根梨愛
BL
平凡なオメガが成り行きで決まった婚約解消予定のアルファに結婚を迫られる話
元々ショートショートでしたが、続編を書きましたので短編になりました。
2025/05/05時点でBL18位ありがとうございます。
作者自身驚いていますが、お楽しみ頂き光栄です。