2 / 11
2.愛猫のジェルマン
ジェルマンが来てから、ニコラは食事をするようになった。
初めは小鳥のように小食だったが、ジェルマンが食事に同席して一緒に食べるようになってからは、もりもりと食欲旺盛に食べているジェルマンの顔をじっと見て、自分でもスプーンやフォークを使って積極的にニコラは食事をした。
時々甘えて、ジェルマンにお口を開けて食べさせてもらうが、その様子も可愛いのでついジェルマンはニコラに従ってしまう。
痩せて青白かった頬は赤みがさしてふっくらと幼い少年らしく丸みを帯びて、菫色の瞳はきらきらと生気を宿す。お弁当に持たせているサンドイッチも、半分くらいは食べられるようになっていた。
「ぼくのジェルマンはしんでしまったの……かなしかった」
産まれたときから両親よりも側にいて、ニコラを見守ってくれていたメインクーンの名前は、ジェルマン。同じ名前だったから、ニコラはジェルマンに興味を持ったのだという。
「あさおきたら、もううごかなくなってて、だきしめてもつめたくて、かたくて……ジェルマンをうめないでっておねがいしたのに、とうさまもかあさまも、きいてくれなかった」
思い出すと悲しいのかニコラの目が潤む。
小さな体を抱き締めて慰めていると、ジェルマンはオメガだからなのか母性本能のようなものに目覚めそうだった。
ニコラの住んでいる屋敷に連れて来られてひと月、毎日ニコラの世話だけをして、小学校に送り迎えして、仕事内容はあっけないくらいに楽だ。
夜にニコラがジェルマンと一緒に寝たがるのを拒むことさえできれば。
表情の乏しいニコラが寂しそうな空気を纏って、ジェルマンのシャツの裾を摘まんで俯いている。毎晩のやり取りだが、ジェルマンも必死だった。
「ニコラ様は一人で眠れるようにならないと」
「ぼくのジェルマンがいなくなってから、ずっとよるがいやだった。あたらしいねこをかおうかってりょうしんはいったけど、ジェルマンはジェルマンだけだった。あなたがきて、ぼくのジェルマンがかえってきてくれたんだとおもった」
あまり動かない表情の中でも、菫色の瞳が潤むのを見ると、ジェルマンは落ち着かなくなってきてしまう。泣かせてしまいたくない。けれど、ジェルマンは大人のオメガで、身体にむやみに触れられると反応してしまうのも確かだ。
「胸に触らないでくださいよ?」
「どうして? ジェルマンのむねにかおをうずめて、ずっとねてたんだよ」
「それは猫のジェルマンで、私ではありません」
言い聞かせるのに、ニコラは隣りに添い寝するとジェルマンの胸を揉んでくる。小さな手がふにふにと発達した豊かな胸を揉んで、乳首を小さな指で摘まむのに、妙な声が出そうになるのを必死に耐える。
触っていると安心するのか、ニコラはそのうちに眠りについた。やっと解放されて、腰の辺りからずくずくと疼く快感に苛まれて、ジェルマンはバスルームに入る。
シャワーを浴びながら後孔に指を這わせて、目を閉じるとあの菫色の瞳が浮かんでくる。
「ダメだ。違う」
性の対象にしていい年齢ではない。分かっているのに、ニコラは明らかにアルファで、それまでのアルファはジェルマンのフェロモンの前に傅いてきたのに、ジェルマンが欲しいとねだってしまいそうなくらいのオーラを幼いながらに持っていた。
背徳の自慰を終えて廊下に出ると、冷たい床の上にニコラが膝を抱えて座っている。
その姿を想像して後ろに触れたなど分かるはずがないが、心臓が跳ねて挙動不審になりそうになったジェルマンに、ニコラが顔を上げた。
「いなくなったのかとおもった」
眠っている間に産まれたときから見守り、一緒に寝てくれていた愛猫が死んでいたというのは、幼いニコラでなくとも物凄いショックだっただろう。小さな体を抱き上げると冷え切っていて、ジェルマンは背骨の数えられそうな背中を摩った。
「猫は死期を悟ると姿を消すって言うけど、最期まで側にいたのはよっぽどニコラ様が大好きだったんでしょうね」
「ジェルマン……ぼくのジェルマン……」
抱き締めるニコラの口から嗚咽が漏れ始めて、ジェルマンは猫と同等にされていることに、不思議と嫌な思いはしなかった。それどころか、どれだけニコラがジェルマンと同じ名前の猫を愛していたか痛いほど伝わってくる。
泣いているニコラを宥めて、添い寝をして、ジェルマンもそのまま広いベッドで眠ってしまった。
胸に違和感がある。
小さな口で吸われて、胸を揉まれて、痺れる快感にジェルマンは悶えた。
「ひぁっ! もっと……そこだけじゃなくて……」
こっちにもと後孔を示そうとしたところで、目が覚めてジェルマンは悲鳴をあげそうになった。寝ながらシャツをたくし上げたニコラが、ジェルマンの乳首に吸い付いている。時々甘噛みされて、もう片方の手では一生懸命胸を捏ねているから堪らない。
「だ、だめですぅ!?」
「ジェルマン……?」
寝ぼけ眼で起き上がったニコラに、ジェルマンの後孔は濡れ、前は勃っているという見せられない状態になっていて、ジェルマンはニコラを置いてバスルームに駆け込んでいた。
シャワーを浴びて処理を済ませて出て来ると、ニコラがぽつんとベッドに座っている。キングサイズくらいあるベッドは、メインクーンのジェルマンと眠るために設置されたものなのだろう。
「ぼくのこと、きらいになった?」
項垂れるニコラにジェルマンは動揺する。寝ぼけてしたのだから仕方がないとは分かっているが、ジェルマンは大人でオメガで性交の快感を知った身である。こんなことを続けられれば身が持たない。
「嫌いにはなってないですが、もうしないでくださいね」
「ねぼけちゃったの……」
「私にも発情期があるし、大人なんですからね」
本当は発情期もフェロモンも操れるので抑制剤も使っていないジェルマンだが、ニコラの傍にいると調子が狂うことが多い。体が火照って来ているのは、発情期が来かけているからかもしれない。
「せきにん、とる」
「へ?」
「ジェルマンを、ぼくがおよめさんにする。ぼくのところにかえってきてくれたんだもん、もうはなさない」
「いやいやいやいや、年の差が」
年の差がありすぎるし、ニコラが成人する頃にはジェルマンは四十路である。大会社の社長の一人息子のニコラがそんな年上の結婚相手を持つことが許されるはずがない。
「いや? きらいじゃないって、すきってことでしょう?」
小首を傾げる天使のようなニコラから、強いアルファのオーラを感じる。それに屈服して跪いてしまえば楽になれることを、ジェルマンの本能が訴えていた。
それでも6歳の子どもとどうにかなることはできない。
「二コラ様が大人になったら……」
自分でも何を答えているのか分からないままに、ジェルマンはその言葉を口にしていた。
それまでには自分は解雇されるだろうし、ニコラは年上のジェルマンに飽きてしまうだろう。
「かがんで?」
「抱っこですか?」
手招きされて屈んだジェルマンのうなじに、ニコラが歯を立てた。ちくりと痛みは走ったが、血は出ていないようだ。
「なんで、噛んで……」
「つがい。ぼくとジェルマンはつがいなんだよ」
白濁を注ぎ込まれてうなじを噛まれなければ番にはなれないのだが、そんなことは賢い6歳のアルファのニコラでも知らないのかもしれない。うなじを押さえて絶句しているジェルマンに、ニコラがほんのりと頬を染めて微笑む。
「ぼくのジェルマン……ずっといっしょ」
無邪気に喜ぶニコラを否定することなど、ジェルマンにはできない。
うなじに残った赤い痕を隠すために、ジェルマンはニコラが学校に行っている間にチョーカーを買ってきたのだが、それに関してニコラは不満そうだった。
「こんやくのあかしに、ぼくがえらびたかった」
オメガにつけるチョーカーの意味をニコラは知っているのだ。
「これは、そういうのじゃないですから」
誤魔化しつつも、ジェルマンはニコラから離れられなくなりそうな自分に気付いて、僅かな恐怖を覚えていた。
初めは小鳥のように小食だったが、ジェルマンが食事に同席して一緒に食べるようになってからは、もりもりと食欲旺盛に食べているジェルマンの顔をじっと見て、自分でもスプーンやフォークを使って積極的にニコラは食事をした。
時々甘えて、ジェルマンにお口を開けて食べさせてもらうが、その様子も可愛いのでついジェルマンはニコラに従ってしまう。
痩せて青白かった頬は赤みがさしてふっくらと幼い少年らしく丸みを帯びて、菫色の瞳はきらきらと生気を宿す。お弁当に持たせているサンドイッチも、半分くらいは食べられるようになっていた。
「ぼくのジェルマンはしんでしまったの……かなしかった」
産まれたときから両親よりも側にいて、ニコラを見守ってくれていたメインクーンの名前は、ジェルマン。同じ名前だったから、ニコラはジェルマンに興味を持ったのだという。
「あさおきたら、もううごかなくなってて、だきしめてもつめたくて、かたくて……ジェルマンをうめないでっておねがいしたのに、とうさまもかあさまも、きいてくれなかった」
思い出すと悲しいのかニコラの目が潤む。
小さな体を抱き締めて慰めていると、ジェルマンはオメガだからなのか母性本能のようなものに目覚めそうだった。
ニコラの住んでいる屋敷に連れて来られてひと月、毎日ニコラの世話だけをして、小学校に送り迎えして、仕事内容はあっけないくらいに楽だ。
夜にニコラがジェルマンと一緒に寝たがるのを拒むことさえできれば。
表情の乏しいニコラが寂しそうな空気を纏って、ジェルマンのシャツの裾を摘まんで俯いている。毎晩のやり取りだが、ジェルマンも必死だった。
「ニコラ様は一人で眠れるようにならないと」
「ぼくのジェルマンがいなくなってから、ずっとよるがいやだった。あたらしいねこをかおうかってりょうしんはいったけど、ジェルマンはジェルマンだけだった。あなたがきて、ぼくのジェルマンがかえってきてくれたんだとおもった」
あまり動かない表情の中でも、菫色の瞳が潤むのを見ると、ジェルマンは落ち着かなくなってきてしまう。泣かせてしまいたくない。けれど、ジェルマンは大人のオメガで、身体にむやみに触れられると反応してしまうのも確かだ。
「胸に触らないでくださいよ?」
「どうして? ジェルマンのむねにかおをうずめて、ずっとねてたんだよ」
「それは猫のジェルマンで、私ではありません」
言い聞かせるのに、ニコラは隣りに添い寝するとジェルマンの胸を揉んでくる。小さな手がふにふにと発達した豊かな胸を揉んで、乳首を小さな指で摘まむのに、妙な声が出そうになるのを必死に耐える。
触っていると安心するのか、ニコラはそのうちに眠りについた。やっと解放されて、腰の辺りからずくずくと疼く快感に苛まれて、ジェルマンはバスルームに入る。
シャワーを浴びながら後孔に指を這わせて、目を閉じるとあの菫色の瞳が浮かんでくる。
「ダメだ。違う」
性の対象にしていい年齢ではない。分かっているのに、ニコラは明らかにアルファで、それまでのアルファはジェルマンのフェロモンの前に傅いてきたのに、ジェルマンが欲しいとねだってしまいそうなくらいのオーラを幼いながらに持っていた。
背徳の自慰を終えて廊下に出ると、冷たい床の上にニコラが膝を抱えて座っている。
その姿を想像して後ろに触れたなど分かるはずがないが、心臓が跳ねて挙動不審になりそうになったジェルマンに、ニコラが顔を上げた。
「いなくなったのかとおもった」
眠っている間に産まれたときから見守り、一緒に寝てくれていた愛猫が死んでいたというのは、幼いニコラでなくとも物凄いショックだっただろう。小さな体を抱き上げると冷え切っていて、ジェルマンは背骨の数えられそうな背中を摩った。
「猫は死期を悟ると姿を消すって言うけど、最期まで側にいたのはよっぽどニコラ様が大好きだったんでしょうね」
「ジェルマン……ぼくのジェルマン……」
抱き締めるニコラの口から嗚咽が漏れ始めて、ジェルマンは猫と同等にされていることに、不思議と嫌な思いはしなかった。それどころか、どれだけニコラがジェルマンと同じ名前の猫を愛していたか痛いほど伝わってくる。
泣いているニコラを宥めて、添い寝をして、ジェルマンもそのまま広いベッドで眠ってしまった。
胸に違和感がある。
小さな口で吸われて、胸を揉まれて、痺れる快感にジェルマンは悶えた。
「ひぁっ! もっと……そこだけじゃなくて……」
こっちにもと後孔を示そうとしたところで、目が覚めてジェルマンは悲鳴をあげそうになった。寝ながらシャツをたくし上げたニコラが、ジェルマンの乳首に吸い付いている。時々甘噛みされて、もう片方の手では一生懸命胸を捏ねているから堪らない。
「だ、だめですぅ!?」
「ジェルマン……?」
寝ぼけ眼で起き上がったニコラに、ジェルマンの後孔は濡れ、前は勃っているという見せられない状態になっていて、ジェルマンはニコラを置いてバスルームに駆け込んでいた。
シャワーを浴びて処理を済ませて出て来ると、ニコラがぽつんとベッドに座っている。キングサイズくらいあるベッドは、メインクーンのジェルマンと眠るために設置されたものなのだろう。
「ぼくのこと、きらいになった?」
項垂れるニコラにジェルマンは動揺する。寝ぼけてしたのだから仕方がないとは分かっているが、ジェルマンは大人でオメガで性交の快感を知った身である。こんなことを続けられれば身が持たない。
「嫌いにはなってないですが、もうしないでくださいね」
「ねぼけちゃったの……」
「私にも発情期があるし、大人なんですからね」
本当は発情期もフェロモンも操れるので抑制剤も使っていないジェルマンだが、ニコラの傍にいると調子が狂うことが多い。体が火照って来ているのは、発情期が来かけているからかもしれない。
「せきにん、とる」
「へ?」
「ジェルマンを、ぼくがおよめさんにする。ぼくのところにかえってきてくれたんだもん、もうはなさない」
「いやいやいやいや、年の差が」
年の差がありすぎるし、ニコラが成人する頃にはジェルマンは四十路である。大会社の社長の一人息子のニコラがそんな年上の結婚相手を持つことが許されるはずがない。
「いや? きらいじゃないって、すきってことでしょう?」
小首を傾げる天使のようなニコラから、強いアルファのオーラを感じる。それに屈服して跪いてしまえば楽になれることを、ジェルマンの本能が訴えていた。
それでも6歳の子どもとどうにかなることはできない。
「二コラ様が大人になったら……」
自分でも何を答えているのか分からないままに、ジェルマンはその言葉を口にしていた。
それまでには自分は解雇されるだろうし、ニコラは年上のジェルマンに飽きてしまうだろう。
「かがんで?」
「抱っこですか?」
手招きされて屈んだジェルマンのうなじに、ニコラが歯を立てた。ちくりと痛みは走ったが、血は出ていないようだ。
「なんで、噛んで……」
「つがい。ぼくとジェルマンはつがいなんだよ」
白濁を注ぎ込まれてうなじを噛まれなければ番にはなれないのだが、そんなことは賢い6歳のアルファのニコラでも知らないのかもしれない。うなじを押さえて絶句しているジェルマンに、ニコラがほんのりと頬を染めて微笑む。
「ぼくのジェルマン……ずっといっしょ」
無邪気に喜ぶニコラを否定することなど、ジェルマンにはできない。
うなじに残った赤い痕を隠すために、ジェルマンはニコラが学校に行っている間にチョーカーを買ってきたのだが、それに関してニコラは不満そうだった。
「こんやくのあかしに、ぼくがえらびたかった」
オメガにつけるチョーカーの意味をニコラは知っているのだ。
「これは、そういうのじゃないですから」
誤魔化しつつも、ジェルマンはニコラから離れられなくなりそうな自分に気付いて、僅かな恐怖を覚えていた。
あなたにおすすめの小説
すみっこぼっちとお日さま後輩のベタ褒め愛
虎ノ威きよひ
BL
「満点とっても、どうせ誰も褒めてくれない」
高校2年生の杉菜幸哉《すぎなゆきや》は、いつも一人で黙々と勉強している。
友だちゼロのすみっこぼっちだ。
どうせ自分なんて、と諦めて、鬱々とした日々を送っていた。
そんなある日、イケメンの後輩・椿海斗《つばきかいと》がいきなり声をかけてくる。
「幸哉先輩、いつも満点ですごいです!」
「努力してる幸哉先輩、かっこいいです!」
「俺、頑張りました! 褒めてください!」
笑顔で名前を呼ばれ、思いっきり抱きつかれ、褒められ、褒めさせられ。
最初は「何だこいつ……」としか思ってなかった幸哉だったが。
「頑張ってるね」「えらいね」と真正面から言われるたびに、心の奥がじんわり熱くなっていく。
――椿は、太陽みたいなやつだ。
お日さま後輩×すみっこぼっち先輩
褒め合いながら、恋をしていくお話です。
【完結】おじさんはΩである
藤吉とわ
BL
隠れ執着嫉妬激強年下α×αと誤診を受けていたおじさんΩ
門村雄大(かどむらゆうだい)34歳。とある朝母親から「小学生の頃バース検査をした病院があんたと連絡を取りたがっている」という電話を貰う。
何の用件か分からぬまま、折り返しの連絡をしてみると「至急お知らせしたいことがある。自宅に伺いたい」と言われ、招いたところ三人の男がやってきて部屋の中で突然土下座をされた。よくよく話を聞けば23年前のバース検査で告知ミスをしていたと告げられる。
今更Ωと言われても――と戸惑うものの、αだと思い込んでいた期間も自分のバース性にしっくり来ていなかった雄大は悩みながらも正しいバース性を受け入れていく。
治療のため、まずはΩ性の発情期であるヒートを起こさなければならず、謝罪に来た三人の男の内の一人・研修医でαの戸賀井 圭(とがいけい)と同居を開始することにーー。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
【完結】逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
いい加減観念して結婚してください
彩根梨愛
BL
平凡なオメガが成り行きで決まった婚約解消予定のアルファに結婚を迫られる話
元々ショートショートでしたが、続編を書きましたので短編になりました。
2025/05/05時点でBL18位ありがとうございます。
作者自身驚いていますが、お楽しみ頂き光栄です。