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転生したらまた魔女の男子だった件
84.僕とリラの小学校の卒業式
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春が来て、小学校を卒業する日が近付いて来ていた。
僕は卒業式のために母と一緒に服を縫っていた。
これまでは服自体は母が縫ってくれて、刺繍だけを僕が請け負っていたのだが、やっと母も僕の縫物の腕を認めてくれて服作りに参加させてくれることになったのだ。
縫うものは僕とリラの卒業式の服。
襟高で袷が斜めになっていて、紐の飾りボタンで留めるタイプのシャツに、シンプルだが刺繍のたっぷりと入ったズボンを合わせることにしている。
リラはワンピースでもいいかと思ったのだが、リラから要望があったのだ。
「卒業式はお兄ちゃんとお揃いにして。高等学校に行ったら制服で、お兄ちゃんの作った服は着ていけないから」
卒業式に着る服を僕とお揃いにして欲しいというリラの願いは僕にとっては嬉しいものだった。
シャツの襟と前身ごろと後ろ身ごろと袖を計った通りに型紙を作って、布を切っていく。
僕のシャツが青紫で、リラのシャツが赤紫だ。
襟を縫って組み立てて裏返すのは難しくて一度では覚えられないが、母が僕の分で見本を見せてくれて、リラの分はほとんど僕だけでやるようにしていたら、少しずつ上達してくる。
こういうときには双子というのは便利だ。
二着同じ服を作るのだから、教えてもらうと同時に、復習までできてしまう。
袖の付け方が難しくて、くしゃっと布が寄ってしまって、解いてやり直したが、それくらいでは僕もめげなかった。
無事にシャツとズボンを作り終えると、次は刺繍の図案を作る。
刺繍には魔法を込めて、一針一針大事に縫って行く。
リラには薔薇の花の刺繍、僕には星の刺繍を施して、シャツは出来上がった。
ズボンにはランダムに自由な模様を刺繍した。
出来上がったシャツとズボンを合わせて、僕とリラはセイラン様とレイリ様に見せに行った。
「セイラン様、出来上がりました! これで卒業式に出ます!」
「お兄ちゃんが作ってくれたのよ! お母さんは新しい薔薇の髪飾りも作ってくれたの」
両手を広げて見せると、セイラン様もレイリ様も目を細めて優し気に微笑む。
「ラーイ、頑張ったのだな」
「とてもよく似合っていますよ、リラ。可愛いです」
褒められて僕もリラも誇らしくて胸を張っていた。
魔女の森の小学校の卒業式には、色んな衣装の子が出席していた。
この地方の衣装である着物に袴を合わせている子もいれば、振り袖姿の子もいる。ドレス姿の子もいれば、異国風の布を纏っている子もいる。
ナンシーちゃんが異国風の刺繍がされたシャツとズボンに、布を纏っていたので、僕とリラは興味を持って近寄って行った。
「ナンシーちゃんの布、すごく綺麗だね」
「今日の衣装、とても素敵だわ」
僕とリラが褒めるとナンシーちゃんは布を押さえて嬉しそうに微笑む。
「お父さんの住んでいた地域では、日差しが強いから、この布で女性は髪を隠して肌を守っていたんですって。お父さんが卒業のお祝いに私にこの布をくれたのよ」
小学校を卒業して大人の階段を登るナンシーちゃんに、ナンシーちゃんのお父さんは自分の故郷の布をプレゼントしていた。色鮮やかで風通しのよさそうなその布は、暑い地域に住んでいたナンシーちゃんのお父さんが持ってきたものだろう。
「お母さんと私が旅行に行って、もうすぐ一緒に暮らせるようになるかもしれないって伝えたときから、お父さんはこの布をいつか私に渡せるように準備してくれていたの。私の宝物よ」
とても綺麗な布は花嫁衣裳のようで、ナンシーちゃんを華やかに彩っている。
僕もリラもナンシーちゃんの嬉しそうな様子とその布の美しさに見惚れていた。
「今日で皆さんとお別れなんて寂しいです」
カルロッタ先生は六年生の前で最後の挨拶をしてくれた。
「これから働きに出るひと、高等学校に進むひと、魔女の森を出るひと……それぞれに行き先は違いますが、同じ小学校で学んだ仲間だということはずっと忘れないでください。皆さんの心に、友人の姿があることを願っています」
カルロッタ先生の言葉に僕は泣きそうになっていた。
初めて小学校に入学した五歳のとき、僕もリラも本当に幼かった。女性しかいない魔女の森の小学校には男子生徒用のトイレがなくて、僕は職員用のトイレを使わせてもらった。
それから男子生徒用のトイレができて、そのトイレから近い教室で六年間僕は勉強をさせてもらった。教室が変わらなかったのも、トイレとの距離を考えてくれたからだ。
そのトイレは洗面所が広くて、僕は体育のときにはそこで着替えることができた。
入学のときにはリラはまだ下半身の服を全部脱がなくてはトイレに行けなくて、服を汚してしまうことも多かった。教室で着替えていると、ナンシーちゃんを中心とした女の子たちがリラを取り囲んで、壁になって見えないようにしてくれていた。
小学校で一番小さかった僕とリラはクラスの女の子たちにずっと助けられて来た。
思いだしていると目が潤んでくる。
一年生と二年生の優しいヘルミーナ先生、三年生と四年生の真面目なミネルヴァ先生、五年生と六年生のベテランのカルロッタ先生。どの先生も素晴らしい先生だった。
「カルロッタ先生、ありがとうございました!」
「カルロッタ先生、これまでありがとう!」
僕が言えばリラも言う。クラスの女の子たちも口々にお礼を言って、教室は賑やかになった。
最後に講堂で校長先生のお話を聞く。
校長先生は僕やリラとは直接のやり取りはなかったが、二年も早く入学した僕とリラを受け入れてくれて、二年早く卒業させて高等学校に進学する手続きもしてくれた方だ。
感謝しつつ話を聞いて、卒業証書を受け取って、セイラン様とレイリ様の元に走って行った。
保護者席で一際背の高い大きなセイラン様とレイリ様は目立っていてすぐに分かる。セイラン様に飛び付くと、軽々と抱き上げられてしまった。
「卒業おめでとう、ラーイ」
「ありがとうございます、セイラン様」
リラもレイリ様に抱き上げられている。
「大きくなりましたね。小学校卒業だなんて」
「これからももっともっと大きくなるわ」
「楽しみにしていますよ」
セイラン様とレイリ様に祝われて、僕とリラの卒業式は終わった。
社に帰るとマオさんがご馳走を作って待っていてくれた。
社の中にはスパイスのいい香りが漂っている。
「カレーね、マオお姉ちゃん!」
「当たりです、リラ様。でも、それだけではないのですよ」
「え!? それだけじゃないの!?」
目を輝かせるリラにマオさんがカレーとご飯とトンカツを持ってくる。
「カツカレーです。チーズをトッピングしても美味しいとアナ様から習いました」
「カレーとトンカツが一緒だなんて、美味しいに決まってるわ!」
「チーズをのせてもいいの!?」
豪華なカツカレーとチーズに僕もごくりと唾を飲み込む。
「好きなだけご飯を盛ってください。トンカツは柔らかいヒレカツにしました」
ヒレカツなんてものすごく贅沢だ。
この地域ではあまり肉を食べる習慣がないのだが、マオさんは今日のために豚のヒレ肉を仕入れて来てくれたのだろう。それをカレーと合わせるなんて、素晴らしいアイデアだ。
アナ姉さんから聞いたにせよ、実際に実行してくれるマオさんに感謝しかない。
ご飯をお皿の上に盛って、マオさんに切ったトンカツを乗せてもらって、チーズも乗せて、カレーをかける。いい香りにお腹はぺこぺこになっている。
「牛乳とレモンで作るラッシーという飲み物も作ってみました」
「ラッシー?」
「聞いたことない」
「アナ様が、カレーによく合うと仰っていたので」
牛乳が少しヨーグルト状になったような飲み物をグラスに注がれて、僕はカレーを一口食べてから、それを飲んでみる。爽やかな飲み口で、甘さもあって、カレーによく合う。
「美味しい!」
「カレーにぴったりだわ!」
贅沢なカツカレーのチーズトッピングとラッシーで僕とリラの卒業式はマオさんにも祝われたのだった。
僕は卒業式のために母と一緒に服を縫っていた。
これまでは服自体は母が縫ってくれて、刺繍だけを僕が請け負っていたのだが、やっと母も僕の縫物の腕を認めてくれて服作りに参加させてくれることになったのだ。
縫うものは僕とリラの卒業式の服。
襟高で袷が斜めになっていて、紐の飾りボタンで留めるタイプのシャツに、シンプルだが刺繍のたっぷりと入ったズボンを合わせることにしている。
リラはワンピースでもいいかと思ったのだが、リラから要望があったのだ。
「卒業式はお兄ちゃんとお揃いにして。高等学校に行ったら制服で、お兄ちゃんの作った服は着ていけないから」
卒業式に着る服を僕とお揃いにして欲しいというリラの願いは僕にとっては嬉しいものだった。
シャツの襟と前身ごろと後ろ身ごろと袖を計った通りに型紙を作って、布を切っていく。
僕のシャツが青紫で、リラのシャツが赤紫だ。
襟を縫って組み立てて裏返すのは難しくて一度では覚えられないが、母が僕の分で見本を見せてくれて、リラの分はほとんど僕だけでやるようにしていたら、少しずつ上達してくる。
こういうときには双子というのは便利だ。
二着同じ服を作るのだから、教えてもらうと同時に、復習までできてしまう。
袖の付け方が難しくて、くしゃっと布が寄ってしまって、解いてやり直したが、それくらいでは僕もめげなかった。
無事にシャツとズボンを作り終えると、次は刺繍の図案を作る。
刺繍には魔法を込めて、一針一針大事に縫って行く。
リラには薔薇の花の刺繍、僕には星の刺繍を施して、シャツは出来上がった。
ズボンにはランダムに自由な模様を刺繍した。
出来上がったシャツとズボンを合わせて、僕とリラはセイラン様とレイリ様に見せに行った。
「セイラン様、出来上がりました! これで卒業式に出ます!」
「お兄ちゃんが作ってくれたのよ! お母さんは新しい薔薇の髪飾りも作ってくれたの」
両手を広げて見せると、セイラン様もレイリ様も目を細めて優し気に微笑む。
「ラーイ、頑張ったのだな」
「とてもよく似合っていますよ、リラ。可愛いです」
褒められて僕もリラも誇らしくて胸を張っていた。
魔女の森の小学校の卒業式には、色んな衣装の子が出席していた。
この地方の衣装である着物に袴を合わせている子もいれば、振り袖姿の子もいる。ドレス姿の子もいれば、異国風の布を纏っている子もいる。
ナンシーちゃんが異国風の刺繍がされたシャツとズボンに、布を纏っていたので、僕とリラは興味を持って近寄って行った。
「ナンシーちゃんの布、すごく綺麗だね」
「今日の衣装、とても素敵だわ」
僕とリラが褒めるとナンシーちゃんは布を押さえて嬉しそうに微笑む。
「お父さんの住んでいた地域では、日差しが強いから、この布で女性は髪を隠して肌を守っていたんですって。お父さんが卒業のお祝いに私にこの布をくれたのよ」
小学校を卒業して大人の階段を登るナンシーちゃんに、ナンシーちゃんのお父さんは自分の故郷の布をプレゼントしていた。色鮮やかで風通しのよさそうなその布は、暑い地域に住んでいたナンシーちゃんのお父さんが持ってきたものだろう。
「お母さんと私が旅行に行って、もうすぐ一緒に暮らせるようになるかもしれないって伝えたときから、お父さんはこの布をいつか私に渡せるように準備してくれていたの。私の宝物よ」
とても綺麗な布は花嫁衣裳のようで、ナンシーちゃんを華やかに彩っている。
僕もリラもナンシーちゃんの嬉しそうな様子とその布の美しさに見惚れていた。
「今日で皆さんとお別れなんて寂しいです」
カルロッタ先生は六年生の前で最後の挨拶をしてくれた。
「これから働きに出るひと、高等学校に進むひと、魔女の森を出るひと……それぞれに行き先は違いますが、同じ小学校で学んだ仲間だということはずっと忘れないでください。皆さんの心に、友人の姿があることを願っています」
カルロッタ先生の言葉に僕は泣きそうになっていた。
初めて小学校に入学した五歳のとき、僕もリラも本当に幼かった。女性しかいない魔女の森の小学校には男子生徒用のトイレがなくて、僕は職員用のトイレを使わせてもらった。
それから男子生徒用のトイレができて、そのトイレから近い教室で六年間僕は勉強をさせてもらった。教室が変わらなかったのも、トイレとの距離を考えてくれたからだ。
そのトイレは洗面所が広くて、僕は体育のときにはそこで着替えることができた。
入学のときにはリラはまだ下半身の服を全部脱がなくてはトイレに行けなくて、服を汚してしまうことも多かった。教室で着替えていると、ナンシーちゃんを中心とした女の子たちがリラを取り囲んで、壁になって見えないようにしてくれていた。
小学校で一番小さかった僕とリラはクラスの女の子たちにずっと助けられて来た。
思いだしていると目が潤んでくる。
一年生と二年生の優しいヘルミーナ先生、三年生と四年生の真面目なミネルヴァ先生、五年生と六年生のベテランのカルロッタ先生。どの先生も素晴らしい先生だった。
「カルロッタ先生、ありがとうございました!」
「カルロッタ先生、これまでありがとう!」
僕が言えばリラも言う。クラスの女の子たちも口々にお礼を言って、教室は賑やかになった。
最後に講堂で校長先生のお話を聞く。
校長先生は僕やリラとは直接のやり取りはなかったが、二年も早く入学した僕とリラを受け入れてくれて、二年早く卒業させて高等学校に進学する手続きもしてくれた方だ。
感謝しつつ話を聞いて、卒業証書を受け取って、セイラン様とレイリ様の元に走って行った。
保護者席で一際背の高い大きなセイラン様とレイリ様は目立っていてすぐに分かる。セイラン様に飛び付くと、軽々と抱き上げられてしまった。
「卒業おめでとう、ラーイ」
「ありがとうございます、セイラン様」
リラもレイリ様に抱き上げられている。
「大きくなりましたね。小学校卒業だなんて」
「これからももっともっと大きくなるわ」
「楽しみにしていますよ」
セイラン様とレイリ様に祝われて、僕とリラの卒業式は終わった。
社に帰るとマオさんがご馳走を作って待っていてくれた。
社の中にはスパイスのいい香りが漂っている。
「カレーね、マオお姉ちゃん!」
「当たりです、リラ様。でも、それだけではないのですよ」
「え!? それだけじゃないの!?」
目を輝かせるリラにマオさんがカレーとご飯とトンカツを持ってくる。
「カツカレーです。チーズをトッピングしても美味しいとアナ様から習いました」
「カレーとトンカツが一緒だなんて、美味しいに決まってるわ!」
「チーズをのせてもいいの!?」
豪華なカツカレーとチーズに僕もごくりと唾を飲み込む。
「好きなだけご飯を盛ってください。トンカツは柔らかいヒレカツにしました」
ヒレカツなんてものすごく贅沢だ。
この地域ではあまり肉を食べる習慣がないのだが、マオさんは今日のために豚のヒレ肉を仕入れて来てくれたのだろう。それをカレーと合わせるなんて、素晴らしいアイデアだ。
アナ姉さんから聞いたにせよ、実際に実行してくれるマオさんに感謝しかない。
ご飯をお皿の上に盛って、マオさんに切ったトンカツを乗せてもらって、チーズも乗せて、カレーをかける。いい香りにお腹はぺこぺこになっている。
「牛乳とレモンで作るラッシーという飲み物も作ってみました」
「ラッシー?」
「聞いたことない」
「アナ様が、カレーによく合うと仰っていたので」
牛乳が少しヨーグルト状になったような飲み物をグラスに注がれて、僕はカレーを一口食べてから、それを飲んでみる。爽やかな飲み口で、甘さもあって、カレーによく合う。
「美味しい!」
「カレーにぴったりだわ!」
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改稿前とストーリーがやや異なっています。ムーンライトノベルズでも掲載しております。
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