10 / 30
第一部
10.全ての解決方法
しおりを挟む
バシレオスは私の隣りの部屋に移動してきて、いつでも私が呼べば来てくれるようになった。私が取材に行っている間は、バシレオスには紙に箔押しをしてもらって、小説を書く準備をしていてもらうことにした。
シャムス様を迎えてお茶を入れるのは、毎朝の習慣になって来た。
今日は蜜の国のニキアス様のところに取材に行くつもりだった。
計画はしていたのだが、私はこの取材が本当に意味のあるものなのか疑問に思い始めていた。
「私は側室の方々を疑っていましたが、身分の低い妾の自殺未遂事件が起きて以降、皇帝陛下が千里様以外の方と褥を共にしたという話は聞いていません」
「そうなのだ。皇帝陛下は、どこまでも千里様だけを愛し続けており、側室や妾の部屋に行ってもお茶を飲んで話をして、夜には自分の寝室に戻って眠っておられたのだ」
側室や他の妾のことも気にかけているという気持ちを伝えるために、夜に部屋を訪ねて行っても、皇帝陛下はどの側室とも、妾達とも褥は共にせず、お茶するだけで自分の寝室に帰って眠っていた。
褥を共にするのは相変わらず千里様一人だけで、千里様が皇帝陛下の寵愛を独り占めしていることには変わりない。
「イフラース様が言っていたことも気になります。神の教えで『平等に愛せる限り、夫は何人でも持っていい』と」
平等に夫を愛しているかと言えば、皇帝陛下にそれができているとはとても言えない。皇帝陛下が愛しているのは正室の千里様だけなのだ。
形だけ別の側室や妾達の部屋に行っても、それで周囲が納得するとは思えないのだ。
「皇帝陛下の後宮でのあり方に、不満を抱いているのは、後宮の側室や妾だけではないということか」
「その可能性もあると思うのです」
皇帝陛下の後宮に自分の身内を送り込んだり、自分が教育した男性を送り込んだ立場とすれば、皇帝陛下の寵愛の偏りぶりは面白くないに違いない。
「アズハル様の母君は、この国の宰相だ。皇帝陛下が宰相に力を持たせるようなことはしていないが、それでも、国の権力者であることには変わりない」
「宰相閣下がこの件に関わっていると?」
「いや、可能性としての一例だ。イフサーン殿とイフラース殿を後宮に入れたのも、この国で一番の富を持っているという貴族であるし、ニキアス様は蜜の国の王族、ジェレミア様は太陽の国の王の一人息子だ」
宰相に、この国で一番の富を持っている貴族、蜜の国の王族、太陽の国の王。誰が後宮のあり方に不満を抱いていてもおかしくはない。
「後宮とは、絶対に必要なものなのですか?」
私の問いかけは間抜けなものだっただろう。シャムス様は私を笑ったりしなかった。ただ、苦いものを飲み込む表情になった。
「後宮を解体してしまえればと、皇帝陛下がお思いになっているのは分かっている。だが、後宮に入ったものには一人一人理由がある。後宮は人質を入れておく場所でもあるのだ」
皇帝陛下のお子のためだけでなく、後宮は人質の居場所としても月の帝国に必要なのだとシャムス様は苦く笑う。
後宮が解体されれば、人質も解放することになって、国同士の均衡が保てなくなるのだ。
「私は、やることを間違っていたのではないかと思い始めています」
「伝達殿?」
「自殺未遂事件はきっかけに過ぎなかった。私がすべきは、自殺未遂事件の真相を暴くことでもあるのですが、その後に、後宮を解体できるようにすることなのではないでしょうか?」
大それたことを口にしてしまっているという自覚はあった。
しかし、全ての側室と妾が幸せになれる方法があるとすれば、これしかないのではないだろうか。
「皇帝陛下は神に背いている。確かにその通りなのだ。伝達殿、私もそのことに気付いていた」
畏れ多くて口に出せなかっただけで。
シャムス様の小さく呟いた言葉を私はしっかりと聞き取った。
「シャムス様、まずは自殺未遂事件の真相を暴きましょう。それができた暁には、後宮の解体を皇帝陛下に進言してみるのです」
「後宮にいる男が全員この国の貴族に下げ渡されれば、それも不可能ではないのではないだろうか」
シャムス様もやる気になってくれている。
私は明るい光が見えて来た気がしていた。
ニキアス様の部屋にはなかなか入れなかった。
ニキアス様が部屋の中でずっと抵抗しておられる様子だった。
「私は誰にも会わない! 月の帝国の言いなりにはならない! 皇帝陛下であろうとも、私の心には制約を課せない!」
このままでは時間が過ぎていくだけなので、私はシャムス様を廊下に待たせてニキアス様の部屋に入った。ニキアス様は従者に髪を隠すように布を渡されているが、それを絶対に身に着けない気でいたようだ。
女性のシャムス様は皇帝陛下の夫であるニキアス様の髪を見ることは許されていないが、男性の私ならば問題はない。
そう思って油断していた。
私が入って来た瞬間、ニキアス様は果物籠の横にあった果物ナイフを手に取って、私に襲い掛かって来たのだ。
果物ナイフで突き刺されそうになって、私は慌てて横に逃げる。素早い動きに髪を覆う布が乱れてしまった。
「ニキアス様、いけません!」
「嫌だああああ! 私に近寄るなぁぁ!」
果物ナイフを振り回して暴れるニキアス様に、シャムス様が異変に気付いて廊下から部屋の中に走り込んでくる。果物ナイフを無茶苦茶に振り回すニキアス様の手首を掴んで、シャムス様が果物ナイフを取り上げた。
「ニキアス様、失礼いたします」
「触るなぁぁ! 私に触るな!」
暴れるニキアス様の首の後ろにすこんっとシャムス様の手刀が入った。
ニキアス様はそのまま昏倒して倒れてしまった。
ニキアス様の部屋は蜜の国のような作りになっていて、テーブルと椅子がある。シャムス様はニキアス様を椅子に座らせて、布で髪を隠した。頬を叩かれて、ニキアス様が目を覚ます。
「皇帝陛下の乳姉妹ふぜいが……無礼な……」
けほけほと咳をしながらも、ニキアス様は少し落ち着いたようだった。従者がニキアス様にレモン水を持ってきている。
素焼きの壺に入ったレモン水は、壺の表面に無数の見えない穴が開いているので、常にそこから水が気化していて、中のレモン水は冷たく保たれているのだという。
私とシャムス様にもレモン水が出されたが、私もシャムス様も口を付けなかった。
「ニキアス様は、皇帝陛下がお渡りにならなくてもよいと思われているのですか?」
「蛮族の女に抱かれたくなどない!」
「ニキアス様! 皇帝陛下です!」
吐き捨てるニキアス様に、従者が慌てて言い直させようとしている。
「戦うことしかできない月の帝国と、我が故郷、蜜の国とは格が違うのだ」
「まだそんなことを仰って! ニキアス様は皇帝陛下の側室なのですよ」
「あんな蛮族の夫になりたくて生まれてきたのではない!」
ニキアス様は蜜の国から、辺境の異民族を月の帝国が倒す代わりに連れて来られた人質であり、誰よりもこの月の帝国に馴染んでいなかった。
「ニキアス様、デメトリオという名前をご存じですか?」
「知らぬ。そもそも、私はこの部屋から出ることはない。他の誰が何をしていようが、知ったことではない」
素っ気ない物言いに嘘はなさそうだが、ニキアス様が後宮を憎んでいるのは間違いなかった。
部屋に戻ってシャムス様を見送ってから、私はニキアス様の小説を考える。
小説を考えるのはこれまでの取材を頭の中で纏めるのにちょうどよかった。
隣りの部屋からバシレオスを呼んで、小説の構想を語る。
「ニキアス様のような気の強い方が抱かれる方が、皇帝陛下はお好きだと思うんだ」
「そうなのですね。気の強い方は、女性的なので抱く方だと思っていました」
「いや、皇帝陛下は身分の高いものが身分の低い者に抱かれたり、気の強いものが優しいものに抱かれたりするのがお好きなのだ」
これまでの傾向でそれは分かっていた。
今回はニキアス様を必死に庇っていた従者との間の恋にするのはどうだろう。
「祖国からニキアス様をずっとお守りしてきた従者に、ニキアス様が実は恋をしていて、それで皇帝陛下すら拒んでいるのだとしたら……」
「待ってください、紙とペンを用意します」
「よし、頼む」
机についたバシレオスに、私は今日の小説を書いてもらっていた。
シャムス様を迎えてお茶を入れるのは、毎朝の習慣になって来た。
今日は蜜の国のニキアス様のところに取材に行くつもりだった。
計画はしていたのだが、私はこの取材が本当に意味のあるものなのか疑問に思い始めていた。
「私は側室の方々を疑っていましたが、身分の低い妾の自殺未遂事件が起きて以降、皇帝陛下が千里様以外の方と褥を共にしたという話は聞いていません」
「そうなのだ。皇帝陛下は、どこまでも千里様だけを愛し続けており、側室や妾の部屋に行ってもお茶を飲んで話をして、夜には自分の寝室に戻って眠っておられたのだ」
側室や他の妾のことも気にかけているという気持ちを伝えるために、夜に部屋を訪ねて行っても、皇帝陛下はどの側室とも、妾達とも褥は共にせず、お茶するだけで自分の寝室に帰って眠っていた。
褥を共にするのは相変わらず千里様一人だけで、千里様が皇帝陛下の寵愛を独り占めしていることには変わりない。
「イフラース様が言っていたことも気になります。神の教えで『平等に愛せる限り、夫は何人でも持っていい』と」
平等に夫を愛しているかと言えば、皇帝陛下にそれができているとはとても言えない。皇帝陛下が愛しているのは正室の千里様だけなのだ。
形だけ別の側室や妾達の部屋に行っても、それで周囲が納得するとは思えないのだ。
「皇帝陛下の後宮でのあり方に、不満を抱いているのは、後宮の側室や妾だけではないということか」
「その可能性もあると思うのです」
皇帝陛下の後宮に自分の身内を送り込んだり、自分が教育した男性を送り込んだ立場とすれば、皇帝陛下の寵愛の偏りぶりは面白くないに違いない。
「アズハル様の母君は、この国の宰相だ。皇帝陛下が宰相に力を持たせるようなことはしていないが、それでも、国の権力者であることには変わりない」
「宰相閣下がこの件に関わっていると?」
「いや、可能性としての一例だ。イフサーン殿とイフラース殿を後宮に入れたのも、この国で一番の富を持っているという貴族であるし、ニキアス様は蜜の国の王族、ジェレミア様は太陽の国の王の一人息子だ」
宰相に、この国で一番の富を持っている貴族、蜜の国の王族、太陽の国の王。誰が後宮のあり方に不満を抱いていてもおかしくはない。
「後宮とは、絶対に必要なものなのですか?」
私の問いかけは間抜けなものだっただろう。シャムス様は私を笑ったりしなかった。ただ、苦いものを飲み込む表情になった。
「後宮を解体してしまえればと、皇帝陛下がお思いになっているのは分かっている。だが、後宮に入ったものには一人一人理由がある。後宮は人質を入れておく場所でもあるのだ」
皇帝陛下のお子のためだけでなく、後宮は人質の居場所としても月の帝国に必要なのだとシャムス様は苦く笑う。
後宮が解体されれば、人質も解放することになって、国同士の均衡が保てなくなるのだ。
「私は、やることを間違っていたのではないかと思い始めています」
「伝達殿?」
「自殺未遂事件はきっかけに過ぎなかった。私がすべきは、自殺未遂事件の真相を暴くことでもあるのですが、その後に、後宮を解体できるようにすることなのではないでしょうか?」
大それたことを口にしてしまっているという自覚はあった。
しかし、全ての側室と妾が幸せになれる方法があるとすれば、これしかないのではないだろうか。
「皇帝陛下は神に背いている。確かにその通りなのだ。伝達殿、私もそのことに気付いていた」
畏れ多くて口に出せなかっただけで。
シャムス様の小さく呟いた言葉を私はしっかりと聞き取った。
「シャムス様、まずは自殺未遂事件の真相を暴きましょう。それができた暁には、後宮の解体を皇帝陛下に進言してみるのです」
「後宮にいる男が全員この国の貴族に下げ渡されれば、それも不可能ではないのではないだろうか」
シャムス様もやる気になってくれている。
私は明るい光が見えて来た気がしていた。
ニキアス様の部屋にはなかなか入れなかった。
ニキアス様が部屋の中でずっと抵抗しておられる様子だった。
「私は誰にも会わない! 月の帝国の言いなりにはならない! 皇帝陛下であろうとも、私の心には制約を課せない!」
このままでは時間が過ぎていくだけなので、私はシャムス様を廊下に待たせてニキアス様の部屋に入った。ニキアス様は従者に髪を隠すように布を渡されているが、それを絶対に身に着けない気でいたようだ。
女性のシャムス様は皇帝陛下の夫であるニキアス様の髪を見ることは許されていないが、男性の私ならば問題はない。
そう思って油断していた。
私が入って来た瞬間、ニキアス様は果物籠の横にあった果物ナイフを手に取って、私に襲い掛かって来たのだ。
果物ナイフで突き刺されそうになって、私は慌てて横に逃げる。素早い動きに髪を覆う布が乱れてしまった。
「ニキアス様、いけません!」
「嫌だああああ! 私に近寄るなぁぁ!」
果物ナイフを振り回して暴れるニキアス様に、シャムス様が異変に気付いて廊下から部屋の中に走り込んでくる。果物ナイフを無茶苦茶に振り回すニキアス様の手首を掴んで、シャムス様が果物ナイフを取り上げた。
「ニキアス様、失礼いたします」
「触るなぁぁ! 私に触るな!」
暴れるニキアス様の首の後ろにすこんっとシャムス様の手刀が入った。
ニキアス様はそのまま昏倒して倒れてしまった。
ニキアス様の部屋は蜜の国のような作りになっていて、テーブルと椅子がある。シャムス様はニキアス様を椅子に座らせて、布で髪を隠した。頬を叩かれて、ニキアス様が目を覚ます。
「皇帝陛下の乳姉妹ふぜいが……無礼な……」
けほけほと咳をしながらも、ニキアス様は少し落ち着いたようだった。従者がニキアス様にレモン水を持ってきている。
素焼きの壺に入ったレモン水は、壺の表面に無数の見えない穴が開いているので、常にそこから水が気化していて、中のレモン水は冷たく保たれているのだという。
私とシャムス様にもレモン水が出されたが、私もシャムス様も口を付けなかった。
「ニキアス様は、皇帝陛下がお渡りにならなくてもよいと思われているのですか?」
「蛮族の女に抱かれたくなどない!」
「ニキアス様! 皇帝陛下です!」
吐き捨てるニキアス様に、従者が慌てて言い直させようとしている。
「戦うことしかできない月の帝国と、我が故郷、蜜の国とは格が違うのだ」
「まだそんなことを仰って! ニキアス様は皇帝陛下の側室なのですよ」
「あんな蛮族の夫になりたくて生まれてきたのではない!」
ニキアス様は蜜の国から、辺境の異民族を月の帝国が倒す代わりに連れて来られた人質であり、誰よりもこの月の帝国に馴染んでいなかった。
「ニキアス様、デメトリオという名前をご存じですか?」
「知らぬ。そもそも、私はこの部屋から出ることはない。他の誰が何をしていようが、知ったことではない」
素っ気ない物言いに嘘はなさそうだが、ニキアス様が後宮を憎んでいるのは間違いなかった。
部屋に戻ってシャムス様を見送ってから、私はニキアス様の小説を考える。
小説を考えるのはこれまでの取材を頭の中で纏めるのにちょうどよかった。
隣りの部屋からバシレオスを呼んで、小説の構想を語る。
「ニキアス様のような気の強い方が抱かれる方が、皇帝陛下はお好きだと思うんだ」
「そうなのですね。気の強い方は、女性的なので抱く方だと思っていました」
「いや、皇帝陛下は身分の高いものが身分の低い者に抱かれたり、気の強いものが優しいものに抱かれたりするのがお好きなのだ」
これまでの傾向でそれは分かっていた。
今回はニキアス様を必死に庇っていた従者との間の恋にするのはどうだろう。
「祖国からニキアス様をずっとお守りしてきた従者に、ニキアス様が実は恋をしていて、それで皇帝陛下すら拒んでいるのだとしたら……」
「待ってください、紙とペンを用意します」
「よし、頼む」
机についたバシレオスに、私は今日の小説を書いてもらっていた。
0
あなたにおすすめの小説
狼隊長さんは、私のやわはだのトリコになりました。
汐瀬うに
恋愛
目が覚めたら、そこは獣人たちの国だった。
元看護師の百合は、この世界では珍しい“ヒト”として、狐の婆さんが仕切る風呂屋で働くことになる。
与えられた仕事は、獣人のお客を湯に通し、その体を洗ってもてなすこと。
本来ならこの先にあるはずの行為まで求められてもおかしくないのに、百合の素肌で背中を撫でられた獣人たちは、皆ふわふわの毛皮を揺らして眠りに落ちてしまうのだった。
人間の肌は、獣人にとって子犬の毛並みのようなもの――そう気づいた時には、百合は「眠りを売る“やわはだ嬢”」として静かな人気者になっていた。
そんな百合の元へある日、一つの依頼が舞い込む。
「眠れない狼隊長を、あんたの手で眠らせてやってほしい」
戦場の静けさに怯え、目を閉じれば仲間の最期がよみがえる狼隊長ライガ。
誰よりも強くあろうとする男の震えに触れた百合は、自分もまた失った人を忘れられずにいることを思い出す。
やわらかな人肌と、眠れない心。
静けさを怖がるふたりが、湯気の向こうで少しずつ寄り添っていく、獣人×ヒトの異世界恋愛譚。
[こちらは以前あげていた「やわはだの、お風呂やさん」の改稿ver.になります]
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる