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帰って来た
スイ…は?
しおりを挟む私とミレイが、鞄からほんの少し顔を出して居る…そんなスイの方をパッと向くと
スイの声が聞こえていない皆んなが少しびっくりした様子で私たちの方を見て
「どうしたんだい?」
とお父さんが、不思議そうな声色でそう声をかけて来た
「スイが…僕は?って、、、」
そりゃそうなるよね…⁉︎
でももちろんスイは私と一緒にいようね♪
だってなんだかんだミレイもスイもいなくなったら寂しいもん♪
『僕は、、、友達の所に一度帰ってくる!』
とスイが言った。
ん???え???
スイ様?
まさかの私を置いて行ってしまうのかい、、、
なんで一瞬思ったけど、そりゃスイもずっとあの森で過ごしてたわけで、友達いるよね、、、
でもね、私一つ心配。
1人であの森に帰って大丈夫⁉︎
私ドラゴンの里で聞いたよ?
あの森はかなり危険な場所なんだって
「スイがね、1人で森に帰ってくるって言ってるんだけど、、やっぱり危ないよね?」
とお父さんとお母さんに同意を求めてみると
「森がどこか分からないけれど…しっかり管理されていない森には基本魔物が沢山出るところが多いから確かに危険かもしれないわね…」
とお母さんが言うと
「なら僕一緒に森まで行ってくるよ!
帰り道に寄ればいいしね♪」
とミレイが言った
なんと言う事でしょう。。。
でもこれは私が何か言えば、ダメな気しかしないから、、、つまり、1人、、
とは言えお父さんとお母さんと居れるしね♪
そう思った瞬間
「シャル中心部に行っちゃうならスイは入れないしね、丁度いいね!」
とミレイが言った。
………確かに⁉︎
ミレイの言う通りだね。。。
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