転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ？

学園

よし、決まったぜ！

「あの…ほんとに大丈夫ですか？？」
　そう心配になりつつ聞くと

「そうだな、魔剣については魔剣の魔道具を作る方じゃなくて、自らの力で魔剣にする方の部活であってるよな？」
　と聞かれた


　あ、魔道具の方もあるんだ！
「はいっユナ先輩が入ってた部活に入りたくて」
　そう返事をすると


「そう言えば担当だったな
　自力魔剣部の方は使えるようになるかは正直わからないが、今は”ユナ様が入って強くなった部活”って少し有名だからな

　なんとか部員も5人くらいは残ってるし、皆んないい子だったはずだからいいと思うぞ

　もふもふ部は…実は入部条件があるんだ…」
　と言われた。


「入部条件ですか⁉︎」
　癒されるのにも対価は…いるのかっ


「あぁ、シャルはスライムと契約してたよな？
　もふもふ部はそんな従魔契約をしてる者達が従魔と仲を深めるためにゆっくりする時間なんだ

　それで…スライムの場合だと、もふもふって名前だけで従魔の種類は問題ないんだがそれを知らないこの方が多くてな、、、

　入部しても正直もふもふした魔物と契約してる者しか今居なかったはずだから、、少～し気まずいかもしれん」
　そう教えてくれた



　なるほど、、、
「ならもふもふした魔物さんとも契約してこればいいんですね！わかりました♪」
　そんで～

　スイをお腹に乗せて～まだ会えてない出来れば大きめのもふもふの魔物さんのお腹に包まれながら～寝るのである♪


「そう…だな、それじゃあその３つにするか？
　(すでにスライムと契約してるから…今は無理だとは思うが…言わない方がいいよな？)」


　そんな先生の言葉に頷き、その日のうちに無事部活の入部届等の書類は書き終える事ができた


　新しい部活については、最初の部費を決めないといけないのです、しっかり理事長さんから許可が降りたらまた先生と話すことになった


　と言う事で、部屋に戻った瞬間どっと疲れが出てきて倒れそうだったので、さっとクリーン魔法を掛けてベットに飛び込んで、気がついたらそのまま眠っていた


　そんなこんなで迎えた次の日。

　いつもなら多分能面かな？くらいに顔が無になるテストの日。


　でも今日は、正直凄いとまではいかなくても、結構頑張ってきた魔法だから、少し自信あるんだよね♪


　そんな事を考えつつテストの時間を待っていると
「俺魔法は苦手なんだよなぁ」
　としょんぼり姿のカイトがそう言った


　そんなカイトに向かって
「そうなの？
　魔法楽しくない？

　私はね～少しだけど自信あるんだぁ♪」
　そうニヤッと言うと


「…裏切り者だ！
　タオもスミカもどう考えても頭も良さそうだし魔法も出来そうだけど…シャルはこっち側だろ⁉︎」
　と言われた。


　え？？？喧嘩売られてるかなこれ。