17 / 23
17.空の旅
しおりを挟む
カルラに乗ったファイに手を引かれ上に乗る。
カルラの羽根はとてもふわふわしていてずっと乗っててもお尻は痛くならなさそう。
ふわふわが気持ちよくて思わず撫で回して顔を寄せてしまった。
「ナル…お前他の男に頬擦りすんじゃないよ…」
「ふぇ…?他の男…?」
「カルラだってこう見えて雄なんだぞ」
「…あ…ごめんさない」
こういうのも気をつけないとファイに嫌われちゃう…。
「ナル寒くないか…?」
「ん、大丈夫。ファイが抱きしめててくれるから温かいよ…」
「落ちないようにしっかり捕まっておけよ?」
「はぁ~い」
「…お前らイチャイチャするのいいけど俺達も一緒に乗ってんの忘れんなよ…」
空から見る世界はとても広くて、俺はとても小さい世界にいたんだと改めて思った。
「王都はどっち?」
「あっちだ。その西の方に俺の村がある。落ち着いたら村へ帰ろう。家族にお前を紹介したい…」
「!!紹介してくれるの?」
「何言ってんだ。当たり前だろう。お前は俺の番で家族なんだ」
「…嬉しい」
ちゅっと頬にキスしてくれる。
この行為もやっと慣れてきた。
俺からするのはまだちょっと恥ずかしくて出来てないけど…。
その代わりぎゅっと抱きついた。
「ファイ。少し先の山にメタルリザードが溜まっとるぞ?」
「ん?この先って廃鉱山があるところか?あそこは綺麗に掃除したハズだけど…。」
「また湧いたみたいだな。どうする?」
「コーガ!!メタルリザードが廃鉱山のとこに湧いてるけどやるか?」
「やるやる!!俺がやる!!」
「了解。カルラ向かってくれ」
「メタルリザードって強いの?」
「メタルリザード自体はそこまでじゃないけどたまに混ざってミスリルリザードがいるんだよ。ミスリルリザードはミスリル鉱石をたんまり食ったメタルリザードの進化後ってやつなんだが、ミスリルリザードは魔法が通らないから少し面倒なんだ。サイールでも手こずる。俺も倒せるけど魔法が効かない魔獣は物理特化のコーガが一番効率いいんだ。ミスリルも手に入っていい素材なんだけどな。面倒…」
「俺も戦いたい!一人でミスリルリザード討伐したーい!!」
「聞いてた?魔法通り辛いんだって」
「通るまで魔法浴びせちゃえばいいんでしょ?」
「お前は今日は魔力充填日だから使うなって朝言ったよな?」
「聞いたけど…次いつ討伐出来るかわかんないじゃん。どのくらいで倒せるか知りたいもん」
「魔法で倒す時は傷口から魔法を当てる戦い方も出来るから魔法の最大火力は必要ないんだよ」
「それじゃつまんない」
「…ナルもそこそこ脳筋だな…はぁ…倒れるまでは使うなよ?魔力なくなる前に辞めるように」
「やったー!!ありがと、ファイ!!」
こういう難易度の高いやつやってみたかったんだよね!
楽しめそう!!
「番には甘いな…ファイ」
「っぐ…仕方ないだろ…あんなキラキラした笑顔で言われちゃ…」
「じゃあ俺はコーガのファイとルトラはナル君のサポートかな?」
「よろしく頼む…」
わくわくしながら廃鉱山へ着くと鉱山の入り口からメタルリザードが大量に出てきていた。
「わぁ~…いっぱいいるね…」
「ナルはミスリルリザードのみやれメタルリザードはコーガが片付ける」
「わかった」
「了解」
「コーガに身体強化かけるよ~」
「よろしく」
「俺とルトラはミスリルリザードの動きを止めるからその後ナルよろしくな」
「うんっ!!」
「ナル君~自分の魔力量は常に把握して倒れないように使うんだよ~」
「わかりました師匠!!」
「よし。じゃあ掃除開始だ」
コーガさんが単独でメタルリザードへ走っていく。
難なくメタルリザードを蹴散らしていくのは圧巻だ…。
コーガさんの取り零しはその後ろでサイールさんが倒していく。
皆慣れてるなぁ流石Sランクパーティー。
「あ、ミスリルリザードが入り口から出てきた」
「よし、ルトラ行くぞ」
「了解」
ルトラはミスリルリザードへ近づくと自分へのヘイトを買いながらファイの方へと連れて行く。ファイは魔法で罠を張っていたのかその場所にミスリルリザードが入った瞬間麻痺状態になって動けなくなっていた。
「よし、ナル準備は出来たぞ。思いっきりやれ!!」
よし、全体的に通すには雷が一番いいかなぁ…?
素材が吹っ飛ばないように気をつけなきゃ…。
「サンダーボルト」
そう唱えると紫色の雷鎚がミスリルリザードへ落ちていく。
俺は一点集中で落とし続けるとボコッとミスリルリザードの身体に穴が開いたと同時に焼け死んだ。
ふむ…こんなもんか…。
魔力量も特に問題はない。まだまだ残ってるし、もう2~3匹出ても大丈夫そう。
「呆気なく終わったねぇ…。ナル君体調は大丈夫そ?」
「あ、ルトラ君ありがと!大丈夫だよ~!!」
「ナル君魔力量はどのくらい残ってる?」
「2/3は残ってますよ。まだやれそうです」
「いや、もう今日はやらせないけど…。今のは全力?」
「全力…でやったら素材残らなさそうだと思って抑えちゃいました」
「…抑えてあの威力かぁ…」
「お疲れナル。よくやった。もし命の危険がありそうな時は全力で使えよ?」
「わかった」
頭を撫でて褒められるのは嬉しい。
ファイに褒められるのはもっと嬉しい。
そんな俺の魔法の試し撃ちで廃鉱山は綺麗に掃除されたのでした。
「お前ら素材回収だ。ナルはアイテムボックスに剥ぎ取った素材をどんどん入れてくれ」
「は~い」
「暫く金に困らないな…」
「酒!!酒飲むぞ~!!」
「魔導具買いたい」
「お菓子食べに行くぅ~」
「ナルは欲しいものあるか?」
「ん?俺?今は特にないかなぁ…」
「ナル君は無欲だねぇ~…」
「欲しいものあったら言えよ?何でも買ってやるからな?報酬も皆で山分けだから自分で欲しいもの買いに行ってもいいし」
俺は無欲なんかじゃないと思う。
だだそれはお金で買えないだけで。
俺は皆とずっとこうやって居られればいいだけなんだよね…。
カルラの羽根はとてもふわふわしていてずっと乗っててもお尻は痛くならなさそう。
ふわふわが気持ちよくて思わず撫で回して顔を寄せてしまった。
「ナル…お前他の男に頬擦りすんじゃないよ…」
「ふぇ…?他の男…?」
「カルラだってこう見えて雄なんだぞ」
「…あ…ごめんさない」
こういうのも気をつけないとファイに嫌われちゃう…。
「ナル寒くないか…?」
「ん、大丈夫。ファイが抱きしめててくれるから温かいよ…」
「落ちないようにしっかり捕まっておけよ?」
「はぁ~い」
「…お前らイチャイチャするのいいけど俺達も一緒に乗ってんの忘れんなよ…」
空から見る世界はとても広くて、俺はとても小さい世界にいたんだと改めて思った。
「王都はどっち?」
「あっちだ。その西の方に俺の村がある。落ち着いたら村へ帰ろう。家族にお前を紹介したい…」
「!!紹介してくれるの?」
「何言ってんだ。当たり前だろう。お前は俺の番で家族なんだ」
「…嬉しい」
ちゅっと頬にキスしてくれる。
この行為もやっと慣れてきた。
俺からするのはまだちょっと恥ずかしくて出来てないけど…。
その代わりぎゅっと抱きついた。
「ファイ。少し先の山にメタルリザードが溜まっとるぞ?」
「ん?この先って廃鉱山があるところか?あそこは綺麗に掃除したハズだけど…。」
「また湧いたみたいだな。どうする?」
「コーガ!!メタルリザードが廃鉱山のとこに湧いてるけどやるか?」
「やるやる!!俺がやる!!」
「了解。カルラ向かってくれ」
「メタルリザードって強いの?」
「メタルリザード自体はそこまでじゃないけどたまに混ざってミスリルリザードがいるんだよ。ミスリルリザードはミスリル鉱石をたんまり食ったメタルリザードの進化後ってやつなんだが、ミスリルリザードは魔法が通らないから少し面倒なんだ。サイールでも手こずる。俺も倒せるけど魔法が効かない魔獣は物理特化のコーガが一番効率いいんだ。ミスリルも手に入っていい素材なんだけどな。面倒…」
「俺も戦いたい!一人でミスリルリザード討伐したーい!!」
「聞いてた?魔法通り辛いんだって」
「通るまで魔法浴びせちゃえばいいんでしょ?」
「お前は今日は魔力充填日だから使うなって朝言ったよな?」
「聞いたけど…次いつ討伐出来るかわかんないじゃん。どのくらいで倒せるか知りたいもん」
「魔法で倒す時は傷口から魔法を当てる戦い方も出来るから魔法の最大火力は必要ないんだよ」
「それじゃつまんない」
「…ナルもそこそこ脳筋だな…はぁ…倒れるまでは使うなよ?魔力なくなる前に辞めるように」
「やったー!!ありがと、ファイ!!」
こういう難易度の高いやつやってみたかったんだよね!
楽しめそう!!
「番には甘いな…ファイ」
「っぐ…仕方ないだろ…あんなキラキラした笑顔で言われちゃ…」
「じゃあ俺はコーガのファイとルトラはナル君のサポートかな?」
「よろしく頼む…」
わくわくしながら廃鉱山へ着くと鉱山の入り口からメタルリザードが大量に出てきていた。
「わぁ~…いっぱいいるね…」
「ナルはミスリルリザードのみやれメタルリザードはコーガが片付ける」
「わかった」
「了解」
「コーガに身体強化かけるよ~」
「よろしく」
「俺とルトラはミスリルリザードの動きを止めるからその後ナルよろしくな」
「うんっ!!」
「ナル君~自分の魔力量は常に把握して倒れないように使うんだよ~」
「わかりました師匠!!」
「よし。じゃあ掃除開始だ」
コーガさんが単独でメタルリザードへ走っていく。
難なくメタルリザードを蹴散らしていくのは圧巻だ…。
コーガさんの取り零しはその後ろでサイールさんが倒していく。
皆慣れてるなぁ流石Sランクパーティー。
「あ、ミスリルリザードが入り口から出てきた」
「よし、ルトラ行くぞ」
「了解」
ルトラはミスリルリザードへ近づくと自分へのヘイトを買いながらファイの方へと連れて行く。ファイは魔法で罠を張っていたのかその場所にミスリルリザードが入った瞬間麻痺状態になって動けなくなっていた。
「よし、ナル準備は出来たぞ。思いっきりやれ!!」
よし、全体的に通すには雷が一番いいかなぁ…?
素材が吹っ飛ばないように気をつけなきゃ…。
「サンダーボルト」
そう唱えると紫色の雷鎚がミスリルリザードへ落ちていく。
俺は一点集中で落とし続けるとボコッとミスリルリザードの身体に穴が開いたと同時に焼け死んだ。
ふむ…こんなもんか…。
魔力量も特に問題はない。まだまだ残ってるし、もう2~3匹出ても大丈夫そう。
「呆気なく終わったねぇ…。ナル君体調は大丈夫そ?」
「あ、ルトラ君ありがと!大丈夫だよ~!!」
「ナル君魔力量はどのくらい残ってる?」
「2/3は残ってますよ。まだやれそうです」
「いや、もう今日はやらせないけど…。今のは全力?」
「全力…でやったら素材残らなさそうだと思って抑えちゃいました」
「…抑えてあの威力かぁ…」
「お疲れナル。よくやった。もし命の危険がありそうな時は全力で使えよ?」
「わかった」
頭を撫でて褒められるのは嬉しい。
ファイに褒められるのはもっと嬉しい。
そんな俺の魔法の試し撃ちで廃鉱山は綺麗に掃除されたのでした。
「お前ら素材回収だ。ナルはアイテムボックスに剥ぎ取った素材をどんどん入れてくれ」
「は~い」
「暫く金に困らないな…」
「酒!!酒飲むぞ~!!」
「魔導具買いたい」
「お菓子食べに行くぅ~」
「ナルは欲しいものあるか?」
「ん?俺?今は特にないかなぁ…」
「ナル君は無欲だねぇ~…」
「欲しいものあったら言えよ?何でも買ってやるからな?報酬も皆で山分けだから自分で欲しいもの買いに行ってもいいし」
俺は無欲なんかじゃないと思う。
だだそれはお金で買えないだけで。
俺は皆とずっとこうやって居られればいいだけなんだよね…。
319
あなたにおすすめの小説
【第一部・完結】毒を飲んだマリス~冷徹なふりして溺愛したい皇帝陛下と毒親育ちの転生人質王子が恋をした~
蛮野晩
BL
マリスは前世で毒親育ちなうえに不遇の最期を迎えた。
転生したらヘデルマリア王国の第一王子だったが、祖国は帝国に侵略されてしまう。
戦火のなかで帝国の皇帝陛下ヴェルハルトに出会う。
マリスは人質として帝国に赴いたが、そこで皇帝の弟(エヴァン・八歳)の世話役をすることになった。
皇帝ヴェルハルトは噂どおりの冷徹な男でマリスは人質として不遇な扱いを受けたが、――――じつは皇帝ヴェルハルトは戦火で出会ったマリスにすでにひと目惚れしていた!
しかもマリスが帝国に来てくれて内心大喜びだった!
ほんとうは溺愛したいが、溺愛しすぎはかっこよくない……。苦悩する皇帝ヴェルハルト。
皇帝陛下のラブコメと人質王子のシリアスがぶつかりあう。ラブコメvsシリアスのハッピーエンドです。
平民男子と騎士団長の行く末
きわ
BL
平民のエリオットは貴族で騎士団長でもあるジェラルドと体だけの関係を持っていた。
ある日ジェラルドの見合い話を聞き、彼のためにも離れたほうがいいと決意する。
好きだという気持ちを隠したまま。
過去の出来事から貴族などの権力者が実は嫌いなエリオットと、エリオットのことが好きすぎて表からでは分からないように手を回す隠れ執着ジェラルドのお話です。
第十一回BL大賞参加作品です。
婚約破棄されてヤケになって戦に乱入したら、英雄にされた上に美人で可愛い嫁ができました。
零壱
BL
自己肯定感ゼロ×圧倒的王太子───美形スパダリ同士の成長と恋のファンタジーBL。
鎖国国家クルシュの第三王子アースィムは、結婚式目前にして長年の婚約を一方的に破棄される。
ヤケになり、賑やかな幼馴染み達を引き連れ無関係の戦場に乗り込んだ結果───何故か英雄に祭り上げられ、なぜか嫁(男)まで手に入れてしまう。
「自分なんかがこんなどちゃくそ美人(男)を……」と悩むアースィム(攻)と、
「この私に不満があるのか」と詰め寄る王太子セオドア(受)。
互いを想い合う二人が紡ぐ、恋と成長の物語。
他にも幼馴染み達の一抹の寂寥を切り取った短篇や、
両想いなのに攻めの鈍感さで拗れる二人の恋を含む全四篇。
フッと笑えて、ギュッと胸が詰まる。
丁寧に読みたい、大人のためのファンタジーBL。
他サイトでも公開しております。
悪役令息(Ω)に転生した俺、破滅回避のためΩ隠してαを装ってたら、冷徹α第一王子に婚約者にされて溺愛されてます!?
水凪しおん
BL
前世の記憶を持つ俺、リオネルは、BL小説の悪役令息に転生していた。
断罪される運命を回避するため、本来希少なΩである性を隠し、出来損ないのαとして目立たず生きてきた。
しかし、突然、原作のヒーローである冷徹な第一王子アシュレイの婚約者にされてしまう。
これは破滅フラグに違いないと絶望する俺だが、アシュレイの態度は原作とどこか違っていて……?
無能の騎士~退職させられたいので典型的な無能で最低最悪な騎士を演じます~
紫鶴
BL
早く退職させられたい!!
俺は労働が嫌いだ。玉の輿で稼ぎの良い婚約者をゲットできたのに、家族に俺には勿体なさ過ぎる!というので騎士団に入団させられて働いている。くそう、ヴィがいるから楽できると思ったのになんでだよ!!でも家族の圧力が怖いから自主退職できない!
はっ!そうだ!退職させた方が良いと思わせればいいんだ!!
なので俺は無能で最悪最低な悪徳貴族(騎士)を演じることにした。
「ベルちゃん、大好き」
「まっ!準備してないから!!ちょっとヴィ!服脱がせないでよ!!」
でろでろに主人公を溺愛している婚約者と早く退職させられたい主人公のらぶあまな話。
ーーー
ムーンライトノベルズでも連載中。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
麗しの眠り姫は義兄の腕で惰眠を貪る
黒木 鳴
BL
妖精のように愛らしく、深窓の姫君のように美しいセレナードのあだ名は「眠り姫」。学園祭で主役を演じたことが由来だが……皮肉にもそのあだ名はぴったりだった。公爵家の出と学年一位の学力、そしてなによりその美貌に周囲はいいように勘違いしているが、セレナードの中身はアホの子……もとい睡眠欲求高めの不思議ちゃん系(自由人なお子さま)。惰眠とおかしを貪りたいセレナードと、そんなセレナードが可愛くて仕方がない義兄のギルバート、なんやかんやで振り回される従兄のエリオットたちのお話し。完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる