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エレメント正邪激闘編
399話 とにかく大きい
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「ソラちゃん、確保っ!」
一人用の壺風呂、面積は――小さい。
無理やり詰め込まれたので、否が応じにも全身が触れ合ってしまう。特にホムラは仲間内でもデデッ! うん、大きい――なにが大きいかというと、それはもう男がそう明言する箇所は一つに絞られる。
ホムラは僕を後ろから抱き締める形にて、
「完全固定の完璧なフォーメーション、ソラちゃんの肌スベッスベで気持ちいいなぁ」
「ホムラ、苦しいよ」
あと、背中からすっごい感触が伝わる。
くぅっ! 今の身体には存在しないなにかが――奮い立つ気がする。ペルファリア大山脈をホムラと攻略して以来、ホムラの僕に対する接し方は激しく変化した。弱々な男に尽くすという精神、未来が心配になる癖の持ち主である。
ホムラは僕の身体をなで回しながら、
「ソラちゃん、してほしいことある?」
「ホムラ、くすぐったいって」
「えー、どこら辺がくすぐったいの? 手で触るより舌の方がいい?」
「ふわぁ」
ヌルっと。
耳から全身に衝撃が突き抜けていく。いやぁ、前にキスされた時も思ったけど――ホムラってこういうの上手なんだよな。
恥ずかしながら、声がでてしまった。
「私、ソラちゃんになら――なんでもしてあげるよ」
「じゃあ、おっぱい触りたい」
「生でもいいよ」
「えー、いいのっ?」
「ま、ままま、待ちなさいよっ! なに2人の世界に浸ってるのよっ!! ソラも触りたいなんて本気で言ってるのっ?!」
固まっていたゴザルが口を開く。
「ゴザル、半分冗談だよ」
「半分本気ってことじゃないのっ!」
「背中に当たる胸の感触がすごくて、ついつい口走っちゃったんだ」
「……うぅ。どうせ、私はホムには敵わないわよ」
ゴザルが両手を胸に――視線を落とす。
比較する意味合いではないのだが――失言だった。ここは一秒でも早くホムラの拘束から逃れるが吉だろう。
そう思い、立ち上がろうとしたが、
「……っ?!」
ど、土龍か?
一ミリ足りとも身動きできない。魔力の気配すら感じず、いつの間に僕を――縛り付けていたんだ。
ホムラが耳もとで囁く。
「ソラちゃんの中にね、精霊を入れたの覚えてるかな? あれから、まだ追加しておいたんだ」
「シンプルに怖いんですけど」
「あはは。いつでもどこでも――即座に発動可能だからね。逃さない、ソラちゃんは逃さないよ」
ナコ、助けて。
一人用の壺風呂、面積は――小さい。
無理やり詰め込まれたので、否が応じにも全身が触れ合ってしまう。特にホムラは仲間内でもデデッ! うん、大きい――なにが大きいかというと、それはもう男がそう明言する箇所は一つに絞られる。
ホムラは僕を後ろから抱き締める形にて、
「完全固定の完璧なフォーメーション、ソラちゃんの肌スベッスベで気持ちいいなぁ」
「ホムラ、苦しいよ」
あと、背中からすっごい感触が伝わる。
くぅっ! 今の身体には存在しないなにかが――奮い立つ気がする。ペルファリア大山脈をホムラと攻略して以来、ホムラの僕に対する接し方は激しく変化した。弱々な男に尽くすという精神、未来が心配になる癖の持ち主である。
ホムラは僕の身体をなで回しながら、
「ソラちゃん、してほしいことある?」
「ホムラ、くすぐったいって」
「えー、どこら辺がくすぐったいの? 手で触るより舌の方がいい?」
「ふわぁ」
ヌルっと。
耳から全身に衝撃が突き抜けていく。いやぁ、前にキスされた時も思ったけど――ホムラってこういうの上手なんだよな。
恥ずかしながら、声がでてしまった。
「私、ソラちゃんになら――なんでもしてあげるよ」
「じゃあ、おっぱい触りたい」
「生でもいいよ」
「えー、いいのっ?」
「ま、ままま、待ちなさいよっ! なに2人の世界に浸ってるのよっ!! ソラも触りたいなんて本気で言ってるのっ?!」
固まっていたゴザルが口を開く。
「ゴザル、半分冗談だよ」
「半分本気ってことじゃないのっ!」
「背中に当たる胸の感触がすごくて、ついつい口走っちゃったんだ」
「……うぅ。どうせ、私はホムには敵わないわよ」
ゴザルが両手を胸に――視線を落とす。
比較する意味合いではないのだが――失言だった。ここは一秒でも早くホムラの拘束から逃れるが吉だろう。
そう思い、立ち上がろうとしたが、
「……っ?!」
ど、土龍か?
一ミリ足りとも身動きできない。魔力の気配すら感じず、いつの間に僕を――縛り付けていたんだ。
ホムラが耳もとで囁く。
「ソラちゃんの中にね、精霊を入れたの覚えてるかな? あれから、まだ追加しておいたんだ」
「シンプルに怖いんですけど」
「あはは。いつでもどこでも――即座に発動可能だからね。逃さない、ソラちゃんは逃さないよ」
ナコ、助けて。
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