21 / 67
始まりのバレンタイン
目覚めたら、そこは──!
しおりを挟む
今日、俺はきっと疲れていたんだと思う。
異世界から戻ってから長時間の二度寝もしたし、学校でもしこたま寝たが、それでも疲れていたんだと思う。
生クリームを買いに往復ダッシュしたし、トリュフチョコを作るのもぜんぜん簡単ではなかった。
ずっとルイと2人だけという状況も、多分に影響があったんだと思う。
だから、ルイちゃんのチョコレート講座を終え、自宅へと帰り、お土産となったチョコを冷蔵庫にしまい、夕飯あとは部屋にいき、今日のことを考えならがベッドに横になったらすぐ寝てしまった。
やることもやりたいこともあったが、うっかり寝てしまった。宿題とかいうやつもあったんだが、学校で見せてもらえばいいか……。そう思ってました。
どうしてこんなことを言うのか?
それは言い訳が必要な状況というか、言い訳するしかないというか、身動き取れないというか、寝たんだから途中目が覚めても夜のはずだろう? とか。とかとかとかとか、あるからだ。
感のいいみんなは、そろそろ気づいたかなー?
何故だか、目覚めたらお姫様の部屋だった。
部屋には、すっげーー! 怒っている様子のお姫様。
そして俺は安定のやつにされてました。
「おい、何で俺はまた簀巻きなんだ!? というか何で自分の部屋にいない! これって誘拐っていうんじゃないのか! 犯罪だぞ!」
「──うるさい! 約束を守らない男が何を言ってるのかしら? あんた、『また夜な!』って去っていったのに、結局来ないじゃない!」
そういえばそうだった。確かに言ったわ。
今日はお姫様にケーキをホールで買ってくるって約束して、それを帰りに買ってるし。忘れてたというか寝てた。
「……Zzz……Zzz……」
「──寝たふりするな!」
名探偵には寝たふりすら見破られてしまうのか。
うっかり寝てたのは悪かったけど、それにしたってこんなに怒んなくてもよくない? ケーキが待ち遠しかったのか?
「ごめんなさい。これ解いてください。ちゃんとケーキもあるし、今日は手作りトリュフチョコもあるんだ! ねっ? 疲れてたんだってー」
「──うるさい! 誤魔化されないわよ。待ってたのに一向にこない! あたしは1日以上待ってたのよ!」
「そんなバカな……」
そうは思いながらもふいに、『時間は世界が帳尻を合わせてくれる』。何故だが、お姫様のその言葉を思い出した。それに1日待ったとお姫様は言った。
「今日は木曜日だよね?」
「──金曜日よ!」
「何で、そんなに進んで……」
「──あんたがバカだからでしょ!」
昨夜うっかり約束を破ったら、異世界は金曜日になってました。こわいね。異世界。
なんかいろいろ説明されたが、ほぼほぼ分かりませんでした。こわいね。異世界。
分かったところだけお伝えすると、待ちぼうけたお姫様はクローゼットに鍵をかけなかった。
いつくるともしれない俺を甲斐甲斐しく待ち、うっかりそのままにしてしまったらしい。可愛いやつめ。
「ぎゃぁぁぁぁ──。簀巻きでそれはアカン! 転がしたらアカンって! サッカーボールじゃないんだぞ! ぎゃぁぁぁぁ────」
「言ったことすら守らないなんて最低! このくらいで許されるなら安いもんでしょ!」
「やめ、もうやめ、ぎゃぁぁぁぁ──」
これからは、ちゃんと約束は守ろうと思います。
この後、お姫様に続き(俺を攫ってきた)セバスにもめっちゃ叱られました。
悪魔は時間にうるさいらしいです。きっと、悪魔が時間を調整しているんでしょう。
えっ……正解なの。嘘だろ……。
そんな感じで異世界の話が始まります。
ここまで『異世界らしさねーじゃん』と思っていたキミ。ここからは異世界らしさしかないぞ!
おかげで木曜日はしばらく来ない。よってルイちゃんのチョコレート講座は、しばらくお休みです。
楽しみだったみんなにはごめんね。
◇◇◇
お姫様に簀巻きのままサッカーボールにされ、下の階までそのまま運ばれ、謎の部屋に蹴り入れられた。
そこで待っていたメイドさんたちにドン引かれ、業務的に寸法を測られ、謎の衣装に着替えさせられました。
そのどっかで見たことある衣装の自分を鏡で見て気づいた。どうやら俺は、ニクス始め人間ぽい人たちの仲間入りをしてしまったらしい。
「プロデューサー殿って言われたけど、あれなに?」
その格好となった俺に持ってこさせたケーキを、ホールでパクつくお姫様に尋ねてみる。
俺には絶対にできない所行である。また、その所行を止めることもできない。
「あんたの役職でしょ。良かったわね。プロデューサー殿」
役職とな? この衣装は役職についてる人が着てるのか。それはつまり……。
「俺は偉いやつになったのか?」
「そうよ。名実共にプロデューサーという役職に就いた。権限もあれば、責任もある……ね」
知らぬ間に偉くなったら、知らぬ間に責任もついてくるらしい。
プロデューサーと言い出したのは俺だが、責任はあまりほしくないな。
「ちなみに責任とは?」
「バレンタインが失敗したりしたら、こう」
お姫様は自分の首の前にフォークを持っていない方の手で、こう親指を立てて横に引っ張る。
女の子がそんなことしちゃいけません! ていうかマジで!? バレンタインを失敗すると首切られんの!
「じょ、冗談だよね?」
「どうかしらね。ただ、『できませんでした』じゃあ、もう済まないのは確かねー」
ケーキでいくらか和らいだが、未だ機嫌の悪いお姫様は俺に冷たい。
きっと冗談で言ってるんだよね? 怖がらせようとしているんだよね?
「具体的にどうなるのかを説明してください。そんなふうに追い詰められたりすると、僕は力が発揮できないタイプです。のびのびとやらせてくれた方が、いい結果を生むと思います。失敗しても『どんまい!』くらいの気持ちで──」
「それより出掛けるわよ」
「──それより!? ってどこに?」
「下よ。今から城下に行くわよ。案内してあげる」
俺はそれよりスルーされた危機の話をしてほしい。だって行きたくない。しょーじき行きたくない。
「だから俺が買った服着てんのか。普段着になったのかと思った」
「そのへんも解決するためにいくのよ」
「嫌だ! 俺は安全なお城の中で、権力を振りかざして痛い!」
「ふざけてないで行くわよ!」
……城下に行きたくない理由?
これまで機会がなかったから言わなかったが、この城から下って見えないんだぜ? 城下ってどこ? どうやって下に行くの? 浮いてるんだよ、この城。
バレンタインはやりたいし、チョコレートは欲しい。だけど、異世界らしさはいらないんだけどなー。
異世界から戻ってから長時間の二度寝もしたし、学校でもしこたま寝たが、それでも疲れていたんだと思う。
生クリームを買いに往復ダッシュしたし、トリュフチョコを作るのもぜんぜん簡単ではなかった。
ずっとルイと2人だけという状況も、多分に影響があったんだと思う。
だから、ルイちゃんのチョコレート講座を終え、自宅へと帰り、お土産となったチョコを冷蔵庫にしまい、夕飯あとは部屋にいき、今日のことを考えならがベッドに横になったらすぐ寝てしまった。
やることもやりたいこともあったが、うっかり寝てしまった。宿題とかいうやつもあったんだが、学校で見せてもらえばいいか……。そう思ってました。
どうしてこんなことを言うのか?
それは言い訳が必要な状況というか、言い訳するしかないというか、身動き取れないというか、寝たんだから途中目が覚めても夜のはずだろう? とか。とかとかとかとか、あるからだ。
感のいいみんなは、そろそろ気づいたかなー?
何故だか、目覚めたらお姫様の部屋だった。
部屋には、すっげーー! 怒っている様子のお姫様。
そして俺は安定のやつにされてました。
「おい、何で俺はまた簀巻きなんだ!? というか何で自分の部屋にいない! これって誘拐っていうんじゃないのか! 犯罪だぞ!」
「──うるさい! 約束を守らない男が何を言ってるのかしら? あんた、『また夜な!』って去っていったのに、結局来ないじゃない!」
そういえばそうだった。確かに言ったわ。
今日はお姫様にケーキをホールで買ってくるって約束して、それを帰りに買ってるし。忘れてたというか寝てた。
「……Zzz……Zzz……」
「──寝たふりするな!」
名探偵には寝たふりすら見破られてしまうのか。
うっかり寝てたのは悪かったけど、それにしたってこんなに怒んなくてもよくない? ケーキが待ち遠しかったのか?
「ごめんなさい。これ解いてください。ちゃんとケーキもあるし、今日は手作りトリュフチョコもあるんだ! ねっ? 疲れてたんだってー」
「──うるさい! 誤魔化されないわよ。待ってたのに一向にこない! あたしは1日以上待ってたのよ!」
「そんなバカな……」
そうは思いながらもふいに、『時間は世界が帳尻を合わせてくれる』。何故だが、お姫様のその言葉を思い出した。それに1日待ったとお姫様は言った。
「今日は木曜日だよね?」
「──金曜日よ!」
「何で、そんなに進んで……」
「──あんたがバカだからでしょ!」
昨夜うっかり約束を破ったら、異世界は金曜日になってました。こわいね。異世界。
なんかいろいろ説明されたが、ほぼほぼ分かりませんでした。こわいね。異世界。
分かったところだけお伝えすると、待ちぼうけたお姫様はクローゼットに鍵をかけなかった。
いつくるともしれない俺を甲斐甲斐しく待ち、うっかりそのままにしてしまったらしい。可愛いやつめ。
「ぎゃぁぁぁぁ──。簀巻きでそれはアカン! 転がしたらアカンって! サッカーボールじゃないんだぞ! ぎゃぁぁぁぁ────」
「言ったことすら守らないなんて最低! このくらいで許されるなら安いもんでしょ!」
「やめ、もうやめ、ぎゃぁぁぁぁ──」
これからは、ちゃんと約束は守ろうと思います。
この後、お姫様に続き(俺を攫ってきた)セバスにもめっちゃ叱られました。
悪魔は時間にうるさいらしいです。きっと、悪魔が時間を調整しているんでしょう。
えっ……正解なの。嘘だろ……。
そんな感じで異世界の話が始まります。
ここまで『異世界らしさねーじゃん』と思っていたキミ。ここからは異世界らしさしかないぞ!
おかげで木曜日はしばらく来ない。よってルイちゃんのチョコレート講座は、しばらくお休みです。
楽しみだったみんなにはごめんね。
◇◇◇
お姫様に簀巻きのままサッカーボールにされ、下の階までそのまま運ばれ、謎の部屋に蹴り入れられた。
そこで待っていたメイドさんたちにドン引かれ、業務的に寸法を測られ、謎の衣装に着替えさせられました。
そのどっかで見たことある衣装の自分を鏡で見て気づいた。どうやら俺は、ニクス始め人間ぽい人たちの仲間入りをしてしまったらしい。
「プロデューサー殿って言われたけど、あれなに?」
その格好となった俺に持ってこさせたケーキを、ホールでパクつくお姫様に尋ねてみる。
俺には絶対にできない所行である。また、その所行を止めることもできない。
「あんたの役職でしょ。良かったわね。プロデューサー殿」
役職とな? この衣装は役職についてる人が着てるのか。それはつまり……。
「俺は偉いやつになったのか?」
「そうよ。名実共にプロデューサーという役職に就いた。権限もあれば、責任もある……ね」
知らぬ間に偉くなったら、知らぬ間に責任もついてくるらしい。
プロデューサーと言い出したのは俺だが、責任はあまりほしくないな。
「ちなみに責任とは?」
「バレンタインが失敗したりしたら、こう」
お姫様は自分の首の前にフォークを持っていない方の手で、こう親指を立てて横に引っ張る。
女の子がそんなことしちゃいけません! ていうかマジで!? バレンタインを失敗すると首切られんの!
「じょ、冗談だよね?」
「どうかしらね。ただ、『できませんでした』じゃあ、もう済まないのは確かねー」
ケーキでいくらか和らいだが、未だ機嫌の悪いお姫様は俺に冷たい。
きっと冗談で言ってるんだよね? 怖がらせようとしているんだよね?
「具体的にどうなるのかを説明してください。そんなふうに追い詰められたりすると、僕は力が発揮できないタイプです。のびのびとやらせてくれた方が、いい結果を生むと思います。失敗しても『どんまい!』くらいの気持ちで──」
「それより出掛けるわよ」
「──それより!? ってどこに?」
「下よ。今から城下に行くわよ。案内してあげる」
俺はそれよりスルーされた危機の話をしてほしい。だって行きたくない。しょーじき行きたくない。
「だから俺が買った服着てんのか。普段着になったのかと思った」
「そのへんも解決するためにいくのよ」
「嫌だ! 俺は安全なお城の中で、権力を振りかざして痛い!」
「ふざけてないで行くわよ!」
……城下に行きたくない理由?
これまで機会がなかったから言わなかったが、この城から下って見えないんだぜ? 城下ってどこ? どうやって下に行くの? 浮いてるんだよ、この城。
バレンタインはやりたいし、チョコレートは欲しい。だけど、異世界らしさはいらないんだけどなー。
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる