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第二十九章 普通の旅は期待出来ない
第六百三十八話 討伐と言うより処理
「マスター。2時の方向500m先に魔物の出現を確認しました」
「来ましたか」
イズミは立ち上がると、身体を伸ばしてマスタングの元へ向かう。
「ミレイユ、ちょいと魔物退治に行ってくるから、マスタングで待っててくれ」
「分かった…イズミおじさん、死んじゃ嫌だよ」
「大丈夫さ」
マスタングの後部座席に座らせると、ドアを閉めてベリアとオリヴィアに声を掛ける。
「ベリア、オリヴィア!魔物が出たらしい」
「おう!」
「マスター。魔物は3体です」
マスタングはスキャンを終えたようで位置情報をメガネに転送したとの事で、イズミはメガネをかけて情報を確認する。
「他には…居ないようだな」
「魔物へと止めはオリヴィア様に刺してもらい、アイテムのドロップ率を調査したいのてすが」
「オリーは冒険者じゃないのだが?」
「オリヴィア様に与えられた加護の能力は未知数です。より多くのデータが必要です」
マスタングが金棒をトランクに実体化したので、オリヴィアは子供用の傘を振り回すような軽快さで肩に担ぐ。
「俺の武器で遠距離から中距離攻撃を仕掛ける。ベリアは接近戦に備えてくれ、厳しいかもしれないがオリヴィアが止めを刺すイメージで頼みたい」
「アタシは別に良いけど、魔物次第じゃない?」
「努力するって話さ。加護に関してのデータ収集をしたいんだと」
装備を整え準備を済ませると、エーテルに周囲の警戒を頼み徒歩で移動をする。
「エーテルさん、魔物が現れたようですので警戒をお願いします」
「分かりました。皆さんは討伐に?」
「そうなります」
移動を始めて直ぐにベリアが魔物を視認する。
「イズミ、アレはミノタウロスだ。ダンジョン以外でも現れるもんなのか?」
「俺に聞かれても困るな」
「しかも面倒だな…2体は武器持ち、もう1体は他のより図体がデカい」
メガネにもミノタウロスの情報が表示されたが、その姿はイズミの知っているミノタウロスのほとんど一緒であった。
「この前戦った筋骨隆々なオークよりもガタイが良いんだけど」
「だとしても、討伐はしないとな」
イズミはショルダーバッグからグレネードランチャーを取り出すと、ミノタウロスに狙いを定める。
「ベリア、魔物が持ってる武器ってのは、冒険者ギルドで買取ってくれたりするのか?」
「あ?買取ってくれはするけど、価格は武器の状態次第だな」
「そうか…」
「見る限り…バカでかい斧とハンマーだな。アタイらが1発でも食らったら終わりな威力は出るぞ」
「なら近付かれる前にご挨拶をするとしよう」
グレネードランチャーを撃ち込むと、巨大なハンマーを持ったミノタウロスの足元に着弾し爆発する。
ミノタウロスは右脚と胴体がズタズタになり、その場に倒れ込んだ。
それと同時に、残る2体のミノタウロスがイズミ達を発見する。
「ベリア、援護を頼む」
「はいよ!」
素早くグレネードランチャーに弾を込め、2発目を武器を持っていないミノタウロスに撃ち込む。
それと同時にベリアが火属性の魔法と風属性の魔法を組み合わせたファイヤーボールで、闘牛のように突進をするミノタウロスを火達磨にする。
その後ろから現れた斧持ちのミノタウロスがその巨大な斧を振り上げたので、イズミはショルダーバッグからフルオートショットガンを取り出すとミノタウロスの下半身を狙いドラムマガジンを全弾撃ち尽くす勢いで撃った。
「よいしょ!」
下半身がズタボロになったミノタウロスは前のめりに倒れ込むと、斧を持った右腕をオリヴィアが金棒を振り下ろして骨を砕く。
ベリアが風属性魔法で斧をミノタウロスから遠ざけると、ミノタウロスが素手で攻撃を仕掛ける前にオリヴィアが両手で構えた金棒のフルスイングで頭部を粉砕された。
イズミはショットガンの弾倉を交換してからグレネードランチャーに持ち替え、図体のデカいミノタウロスに撃ち込む。
爆発と共に悲鳴が聞こえるものの、このミノタウロスは倒れる様子が無い。
「イズミ、そのミノタウロスは回復と言うか…修復とか再生能力持ちかもしれない」
「厄介だな、上手く仕留めないとってやつか」
ベリアは腰に下げたナイフを抜くと、魔力を込めてからミノタウロスへ斬りかかる。
ミノタウロスは左腕と胴体を両断され、両断箇所が灼熱の炎で包まれた。
「これでどうだ…って、くっつくのかよ」
ミノタウロスは上半身と下半身がサヨウナラしていたが、自身の能力で修復して立ち上がる。
左腕は燃え尽きてしまっていたようでまだ再生してはいないが、時間が経つと生えてくるかもしれない。
イズミはハンマー持ちのミノタウロスにグレネードランチャーを撃ち込んだ後で、ベリアが両断した筈のミノタウロス対応に使えそうな武器を取り出す。
「デカブツ相手にはデカブツだよな」
ショルダーバッグにグレネードランチャーを仕舞い、イズミが取り出したのは久しく活躍の場が無い対物ライフルだった。
全長約1.45m、重量凡そ13kg、使用弾薬12.7×99mm弾の怪物ライフルだ。
装弾数は10発プラス1発で、弁当箱のような重量級の弾倉が挿し込まれている。
「あまり使いたくないんだよな…このライフルは」
そのデカさと重さはイズミにとって扱いに困る代物であり、担いで動こうものなら翌日から筋肉痛と向き合う羽目になる。
初弾を装填したイズミは2人にアナウンスをして距離をとって貰うと、ミノタウロスに狙いを定め引き金に指をかけた。
「来ましたか」
イズミは立ち上がると、身体を伸ばしてマスタングの元へ向かう。
「ミレイユ、ちょいと魔物退治に行ってくるから、マスタングで待っててくれ」
「分かった…イズミおじさん、死んじゃ嫌だよ」
「大丈夫さ」
マスタングの後部座席に座らせると、ドアを閉めてベリアとオリヴィアに声を掛ける。
「ベリア、オリヴィア!魔物が出たらしい」
「おう!」
「マスター。魔物は3体です」
マスタングはスキャンを終えたようで位置情報をメガネに転送したとの事で、イズミはメガネをかけて情報を確認する。
「他には…居ないようだな」
「魔物へと止めはオリヴィア様に刺してもらい、アイテムのドロップ率を調査したいのてすが」
「オリーは冒険者じゃないのだが?」
「オリヴィア様に与えられた加護の能力は未知数です。より多くのデータが必要です」
マスタングが金棒をトランクに実体化したので、オリヴィアは子供用の傘を振り回すような軽快さで肩に担ぐ。
「俺の武器で遠距離から中距離攻撃を仕掛ける。ベリアは接近戦に備えてくれ、厳しいかもしれないがオリヴィアが止めを刺すイメージで頼みたい」
「アタシは別に良いけど、魔物次第じゃない?」
「努力するって話さ。加護に関してのデータ収集をしたいんだと」
装備を整え準備を済ませると、エーテルに周囲の警戒を頼み徒歩で移動をする。
「エーテルさん、魔物が現れたようですので警戒をお願いします」
「分かりました。皆さんは討伐に?」
「そうなります」
移動を始めて直ぐにベリアが魔物を視認する。
「イズミ、アレはミノタウロスだ。ダンジョン以外でも現れるもんなのか?」
「俺に聞かれても困るな」
「しかも面倒だな…2体は武器持ち、もう1体は他のより図体がデカい」
メガネにもミノタウロスの情報が表示されたが、その姿はイズミの知っているミノタウロスのほとんど一緒であった。
「この前戦った筋骨隆々なオークよりもガタイが良いんだけど」
「だとしても、討伐はしないとな」
イズミはショルダーバッグからグレネードランチャーを取り出すと、ミノタウロスに狙いを定める。
「ベリア、魔物が持ってる武器ってのは、冒険者ギルドで買取ってくれたりするのか?」
「あ?買取ってくれはするけど、価格は武器の状態次第だな」
「そうか…」
「見る限り…バカでかい斧とハンマーだな。アタイらが1発でも食らったら終わりな威力は出るぞ」
「なら近付かれる前にご挨拶をするとしよう」
グレネードランチャーを撃ち込むと、巨大なハンマーを持ったミノタウロスの足元に着弾し爆発する。
ミノタウロスは右脚と胴体がズタズタになり、その場に倒れ込んだ。
それと同時に、残る2体のミノタウロスがイズミ達を発見する。
「ベリア、援護を頼む」
「はいよ!」
素早くグレネードランチャーに弾を込め、2発目を武器を持っていないミノタウロスに撃ち込む。
それと同時にベリアが火属性の魔法と風属性の魔法を組み合わせたファイヤーボールで、闘牛のように突進をするミノタウロスを火達磨にする。
その後ろから現れた斧持ちのミノタウロスがその巨大な斧を振り上げたので、イズミはショルダーバッグからフルオートショットガンを取り出すとミノタウロスの下半身を狙いドラムマガジンを全弾撃ち尽くす勢いで撃った。
「よいしょ!」
下半身がズタボロになったミノタウロスは前のめりに倒れ込むと、斧を持った右腕をオリヴィアが金棒を振り下ろして骨を砕く。
ベリアが風属性魔法で斧をミノタウロスから遠ざけると、ミノタウロスが素手で攻撃を仕掛ける前にオリヴィアが両手で構えた金棒のフルスイングで頭部を粉砕された。
イズミはショットガンの弾倉を交換してからグレネードランチャーに持ち替え、図体のデカいミノタウロスに撃ち込む。
爆発と共に悲鳴が聞こえるものの、このミノタウロスは倒れる様子が無い。
「イズミ、そのミノタウロスは回復と言うか…修復とか再生能力持ちかもしれない」
「厄介だな、上手く仕留めないとってやつか」
ベリアは腰に下げたナイフを抜くと、魔力を込めてからミノタウロスへ斬りかかる。
ミノタウロスは左腕と胴体を両断され、両断箇所が灼熱の炎で包まれた。
「これでどうだ…って、くっつくのかよ」
ミノタウロスは上半身と下半身がサヨウナラしていたが、自身の能力で修復して立ち上がる。
左腕は燃え尽きてしまっていたようでまだ再生してはいないが、時間が経つと生えてくるかもしれない。
イズミはハンマー持ちのミノタウロスにグレネードランチャーを撃ち込んだ後で、ベリアが両断した筈のミノタウロス対応に使えそうな武器を取り出す。
「デカブツ相手にはデカブツだよな」
ショルダーバッグにグレネードランチャーを仕舞い、イズミが取り出したのは久しく活躍の場が無い対物ライフルだった。
全長約1.45m、重量凡そ13kg、使用弾薬12.7×99mm弾の怪物ライフルだ。
装弾数は10発プラス1発で、弁当箱のような重量級の弾倉が挿し込まれている。
「あまり使いたくないんだよな…このライフルは」
そのデカさと重さはイズミにとって扱いに困る代物であり、担いで動こうものなら翌日から筋肉痛と向き合う羽目になる。
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