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第五章 カレンの故郷
第五十七話 挨拶は勢いに任せて
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昼間に記録した男の魔法反応を、まったりと追いかける事およそ1時間。
寺院の跡地の近くまでやって来たイズミは、マスタングに頼んで有効な奇襲攻撃のポイントを探って貰った。
跡地は中心に寺院、その周囲に建物があったようだが、どれも面影は無いようだ。
奇襲は素早く一方的に、ささっと攻撃してとっとと帰りたい。
イズミはグレネードランチャーを2つ実体化させて、カレンにも撃ち込んでもらう事に決めた。
カレンは既にクロスボウの準備が出来ていたようなので、奇襲の際は近くに置いて素早く持ち変えられるように指示を出した。
マスタングが実体化を済ませたのか、トランクが開いたので現物を確認する。
単発式のグレネードランチャーが2つ鎮座していた。
弾は布袋に入っていたが、数えると50発入っていた。
イズミはグレネードランチャーの使い方を簡単にレクチャーすると、マスタングを徐行運転で奇襲攻撃ポイントまで進ませた。
マスタングが選んだ場所は、相手からは若干見辛い建物の残骸が残る所だった。
「敵拠点までの距離はおよそ200メートルです」
マスタングが相手の距離を計測してくれた、
イズミは折りたたみ式の照準器を200メートルにセットして、奇襲攻撃…挨拶の準備を整える。
「カレン、焦る必要は無い。撃ち込めるだけ撃ち込んで、反撃の動きがあったら帰るだけだし」
弾を装填しつつ目的地へ狙いを付ける。
「俺もコイツを使うのは初めてだからな。練習がてら派手に行くか」
カレンもイズミの動きを見て、同じ様に構える。
引き金に指をかける。
ボコーン。
そんな音と共に、グレネードランチャーから弾が発射された。
イズミが撃ったのを見たカレンも、レクチャーした通りに1発撃ち込んだ。
弾着は映画みたいに派手な爆発にならないだろうと、のほほんと構えていたがのだが。
景気の良い爆発が見えた。
元いた世界のよりも魔力も使われているからか、威力が割増になっているかのようだ。
爆裂魔法の豪華版みたいな感じだった。
イズミ達は交互にグレネードランチャーを撃ち込んでいった。
ゆっくりと確実に再装填を始める。
撃った直後の空薬莢は熱く、ローブで手を保護して取り出した。
2人で合わせて30発は撃っただろうか。
良い感じに拠点を奇襲出来た所で、相手から反撃の動きがあった。
2人は装備一式をトランクへ仕舞いマスタングに乗り込む。
カレンが助手席の窓を下ろすと、クロスボウを連射した。
流石に200メートルでは近過ぎたかと反省しつつも、カレンの放ったクロスボウが魔法で爆発して相手の動きを止めてくれた。
「カレン、それは何発撃てるんだっけか?」
イズミは余りにもドカンドカンと連続して爆発する矢を見て、思わずカレンに聞いてしまった。
「30発と50発のがあります。マスタングさんのお陰です」
カレンの笑顔とその奥で発生している爆発を見て、イズミは改めて魔法の恐ろしさに表情が固くなった。
「…えげつねぇ」
マスタングのアクセルを踏み込みながら、念の為に大回りでカレンの村へと戻る。
イズミは明日の昼にでも一度、この寺院跡地の偵察にでも来ようかと考え始めていた。
寺院の跡地の近くまでやって来たイズミは、マスタングに頼んで有効な奇襲攻撃のポイントを探って貰った。
跡地は中心に寺院、その周囲に建物があったようだが、どれも面影は無いようだ。
奇襲は素早く一方的に、ささっと攻撃してとっとと帰りたい。
イズミはグレネードランチャーを2つ実体化させて、カレンにも撃ち込んでもらう事に決めた。
カレンは既にクロスボウの準備が出来ていたようなので、奇襲の際は近くに置いて素早く持ち変えられるように指示を出した。
マスタングが実体化を済ませたのか、トランクが開いたので現物を確認する。
単発式のグレネードランチャーが2つ鎮座していた。
弾は布袋に入っていたが、数えると50発入っていた。
イズミはグレネードランチャーの使い方を簡単にレクチャーすると、マスタングを徐行運転で奇襲攻撃ポイントまで進ませた。
マスタングが選んだ場所は、相手からは若干見辛い建物の残骸が残る所だった。
「敵拠点までの距離はおよそ200メートルです」
マスタングが相手の距離を計測してくれた、
イズミは折りたたみ式の照準器を200メートルにセットして、奇襲攻撃…挨拶の準備を整える。
「カレン、焦る必要は無い。撃ち込めるだけ撃ち込んで、反撃の動きがあったら帰るだけだし」
弾を装填しつつ目的地へ狙いを付ける。
「俺もコイツを使うのは初めてだからな。練習がてら派手に行くか」
カレンもイズミの動きを見て、同じ様に構える。
引き金に指をかける。
ボコーン。
そんな音と共に、グレネードランチャーから弾が発射された。
イズミが撃ったのを見たカレンも、レクチャーした通りに1発撃ち込んだ。
弾着は映画みたいに派手な爆発にならないだろうと、のほほんと構えていたがのだが。
景気の良い爆発が見えた。
元いた世界のよりも魔力も使われているからか、威力が割増になっているかのようだ。
爆裂魔法の豪華版みたいな感じだった。
イズミ達は交互にグレネードランチャーを撃ち込んでいった。
ゆっくりと確実に再装填を始める。
撃った直後の空薬莢は熱く、ローブで手を保護して取り出した。
2人で合わせて30発は撃っただろうか。
良い感じに拠点を奇襲出来た所で、相手から反撃の動きがあった。
2人は装備一式をトランクへ仕舞いマスタングに乗り込む。
カレンが助手席の窓を下ろすと、クロスボウを連射した。
流石に200メートルでは近過ぎたかと反省しつつも、カレンの放ったクロスボウが魔法で爆発して相手の動きを止めてくれた。
「カレン、それは何発撃てるんだっけか?」
イズミは余りにもドカンドカンと連続して爆発する矢を見て、思わずカレンに聞いてしまった。
「30発と50発のがあります。マスタングさんのお陰です」
カレンの笑顔とその奥で発生している爆発を見て、イズミは改めて魔法の恐ろしさに表情が固くなった。
「…えげつねぇ」
マスタングのアクセルを踏み込みながら、念の為に大回りでカレンの村へと戻る。
イズミは明日の昼にでも一度、この寺院跡地の偵察にでも来ようかと考え始めていた。
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