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第六章 ダンジョン発見
第八十話 やはりダンジョンは奇々怪々
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勉強熱心?なセレスから解放されたイズミは、再び周囲の警戒に戻る事にした。
何度か休憩や仮眠を挟み、ふと腕時計を見ると6 時になる所だった。
見立が正しければ、そろそろ夜が明けるはずだ。
平原の地平線を見ていると、遠くが明るくなり始めた。
夜明けだ。
「ダンジョンで拝む日の出ってのも、悪くないな」
イズミはショットガンを持ちつつ背伸びをする。
肩周りの骨がゴリゴリと鳴った。
「おはよう!調査も終わってる事だし、朝食を取ったら撤収準備をしよう」
トーマスが仲間に声をかける。
「撤収前に魔物のドロップ品があるか調べておくとしよう」
ヴィルハイムが隣にいる剣士に合図を送る。
「サイクロプスのドロップ品があれば、冒険者ギルドの動きも変わるだろうしな」
剣士が朝食を食べつつ答えた。
「ではそうしよう。ヴィルハイム、ホーランド頼んだぞ」
朝食を食べ終えたヴィルハイムとホーランドは、片付けを済ませると平原を調べに向かって行った。
「さて、俺達は先に戻るとするか」
イズミはカレンを呼んだ後で、撤収準備をしているトーマス達に声をかけた。
「おいおい、サイクロプスを倒したのはイズミだろう。ドロップ品はイズミの物になるのだから、回収されたのを見てからでも遅くは無いんじゃないか?」
「うーむ…俺は冒険者じゃ無いのだが」
トーマスの話を聞いたイズミだったが、ドロップ品に関する取り決めが分からずカレンへ相談した。
「冒険者でなくても、倒した魔物のドロップ品は原則として倒した人の物ですよ」
カレンの回答を聞いたイズミは、結局ドロップ品を確認するまでは待つ事にした。
ドロップ品回収を終えた2人が戻って来た。
大きな布袋を背負っているが、かなり大物がドロップしたのだろうか。
「いやはや、中々のドロップ品があったぞ」
ヴィルハイムが布袋からドロップ品を取り出す。
大人の拳サイズの魔石がゴロゴロと出て来ると、トーマス達からも声が上がる。
次に出て来たのはネックレスだった。
チェーンは細い鎖型の金属で、小振りなペンダントトップが付いている。
「これは魔石か?それとも宝石か?」
じっとペンダントトップを見つめながらイズミが聞いた。
「恐らく宝石じゃろう。赤いからガーネットか、あるいはルビーか」
ヴィルハイムがネックレスを丁寧に置いた後で、布袋から出て来たのは2本の短剣だった。
「これは一度、ギルドにて鑑定して貰った方が良いと思う。業物かもしれん」
「鑑定についてはトーマス達に頼むとしよう。俺が持って行くと何かと面倒な事になる」
イズミは短剣をトーマスへ渡すと、自分の入手分を考える。
「出て来た魔石の半分とネックレスは俺達が貰って、残りはトーマス達の分でどうだ?」
「それではコッチの取り分が多過ぎるよ」
トーマス達は多過ぎると言うが、調査で消耗した物や駄目になった物を買い替える費用分は、なるべく回収して欲しいと伝えた。
「短剣も鑑定したらイズミに返すよ」
「短剣は専門外なんでね、トーマス達で有効活用してくれ」
どうしてもと言われたので、魔石の分配比率を7:3にする事で互いに同意した。
先にダンジョンの入口まで戻ったイズミが見たのは、ゲッソリとした顔のガルシアだった。
怪我は無いように見えるが、疲労困憊と言った感じだった。
「イズミ殿!やっと戻って来たな!」
マスタングに乗ったイズミ達を確認したガルシアは、剣を置いて両手を振っている。
「コッチも大変だったんだ。ガルシアは大丈夫だったか?」
「イズミ殿から渡された剣のお陰で何とかなったが、生きた心地がしなかったぞ!」
聞くとあの頭が2つある魔物以外に、オークやゴブリンまで現れて一時は死を覚悟したそうだ。
イズミが広場に入ると、マスタングがゴリ押しで入って来た階段が綺麗になっていた。
ついでに横幅も広くなっている。
「アレは俺が応戦してる最中に霧が立ち込めてな、その霧が晴れたら綺麗になってた」
ガルシアの説明を聞いたイズミとカレンは首を傾げるしか無かったが、地上に戻る際にマスタングが傷付かないのを喜ぶ事にした。
何度か休憩や仮眠を挟み、ふと腕時計を見ると6 時になる所だった。
見立が正しければ、そろそろ夜が明けるはずだ。
平原の地平線を見ていると、遠くが明るくなり始めた。
夜明けだ。
「ダンジョンで拝む日の出ってのも、悪くないな」
イズミはショットガンを持ちつつ背伸びをする。
肩周りの骨がゴリゴリと鳴った。
「おはよう!調査も終わってる事だし、朝食を取ったら撤収準備をしよう」
トーマスが仲間に声をかける。
「撤収前に魔物のドロップ品があるか調べておくとしよう」
ヴィルハイムが隣にいる剣士に合図を送る。
「サイクロプスのドロップ品があれば、冒険者ギルドの動きも変わるだろうしな」
剣士が朝食を食べつつ答えた。
「ではそうしよう。ヴィルハイム、ホーランド頼んだぞ」
朝食を食べ終えたヴィルハイムとホーランドは、片付けを済ませると平原を調べに向かって行った。
「さて、俺達は先に戻るとするか」
イズミはカレンを呼んだ後で、撤収準備をしているトーマス達に声をかけた。
「おいおい、サイクロプスを倒したのはイズミだろう。ドロップ品はイズミの物になるのだから、回収されたのを見てからでも遅くは無いんじゃないか?」
「うーむ…俺は冒険者じゃ無いのだが」
トーマスの話を聞いたイズミだったが、ドロップ品に関する取り決めが分からずカレンへ相談した。
「冒険者でなくても、倒した魔物のドロップ品は原則として倒した人の物ですよ」
カレンの回答を聞いたイズミは、結局ドロップ品を確認するまでは待つ事にした。
ドロップ品回収を終えた2人が戻って来た。
大きな布袋を背負っているが、かなり大物がドロップしたのだろうか。
「いやはや、中々のドロップ品があったぞ」
ヴィルハイムが布袋からドロップ品を取り出す。
大人の拳サイズの魔石がゴロゴロと出て来ると、トーマス達からも声が上がる。
次に出て来たのはネックレスだった。
チェーンは細い鎖型の金属で、小振りなペンダントトップが付いている。
「これは魔石か?それとも宝石か?」
じっとペンダントトップを見つめながらイズミが聞いた。
「恐らく宝石じゃろう。赤いからガーネットか、あるいはルビーか」
ヴィルハイムがネックレスを丁寧に置いた後で、布袋から出て来たのは2本の短剣だった。
「これは一度、ギルドにて鑑定して貰った方が良いと思う。業物かもしれん」
「鑑定についてはトーマス達に頼むとしよう。俺が持って行くと何かと面倒な事になる」
イズミは短剣をトーマスへ渡すと、自分の入手分を考える。
「出て来た魔石の半分とネックレスは俺達が貰って、残りはトーマス達の分でどうだ?」
「それではコッチの取り分が多過ぎるよ」
トーマス達は多過ぎると言うが、調査で消耗した物や駄目になった物を買い替える費用分は、なるべく回収して欲しいと伝えた。
「短剣も鑑定したらイズミに返すよ」
「短剣は専門外なんでね、トーマス達で有効活用してくれ」
どうしてもと言われたので、魔石の分配比率を7:3にする事で互いに同意した。
先にダンジョンの入口まで戻ったイズミが見たのは、ゲッソリとした顔のガルシアだった。
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「イズミ殿!やっと戻って来たな!」
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「コッチも大変だったんだ。ガルシアは大丈夫だったか?」
「イズミ殿から渡された剣のお陰で何とかなったが、生きた心地がしなかったぞ!」
聞くとあの頭が2つある魔物以外に、オークやゴブリンまで現れて一時は死を覚悟したそうだ。
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「アレは俺が応戦してる最中に霧が立ち込めてな、その霧が晴れたら綺麗になってた」
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