191 / 619
第十四章 運び屋稼業も楽じゃない
第百八十五話 魔王は行動派
しおりを挟む
魔王とルノさん夫妻と一緒に、イズミ達は焚き火を囲っている。
イズミは努めて冷静でいようとしているものの、ベリアの動きがかなりぎこちない。
イズミはルノの事を知っているので、敵意は無いと分かるが…ベリアはまだ慣れていない。
そして魔王が目の前にいるとなったら、気絶していないだけマシなのかもしれない。
「それで、魔王様はどのようなご要件で?」
「ブラントン。この酒の礼と言うのもあるが、お主に幾つか聞きたい事もあってな」
魔王が取り出した酒は、ルノへ渡した酒の1つだった。
イズミは細かな確認をしていなかったが、マスタングは良い酒を実体化させたようだ。
「懐かしい味わいだった…我が魂の一部には転移者や転生者の魂も含まれているからな。どの魂かは分からぬが、良い気分である」
「それは何よりです…聞きたい事とは?」
イズミは自分用の酒を水割りにして、軽く飲んでから質問をする。
「お主はどのようにして、この世界に転移を?」
「それは…あのアーティファクトが関係しています。元々はアーティファクトのみが転移する予定だったのですが、偶然にも転移魔法の発動時に私が乗っていたので、そのまま一緒にやって来たのです」
説明を聞いた魔王が頭を抱える。
「あの女神は、本当に気まぐれと言うか悪戯好きと言うか…」
「特に私に使命は与えられてませんので、この世界をマスタング…アーティファクトと旅をするのが目的です」
「マスタング?マスタングと言ったか!?」
魔王が立ち上がると、マスタングの元へ歩き出した。
「確かにマスタングである。知っている物とは型が違うが」
「マスタングをご存知なのですか?」
後を追ってきたイズミが尋ねる。
「フォードのマスタングだろう?我はダッジの方が好きだが、これはこれで素晴らしい車だ」
「魔王様…何故私のいた世界に関して知っているのです?」
魔王がイズミの方へ振り向いた。
「我の魂は大きく分けて3つある。1つは、この世界の人間としての魂。1つは、原初魔族としての魂。最後の1つは、転生者の魂なのだ…それさ3つの魂を掛け合わせられた1つの魂、それが我なのだ」
魔王は笑顔で言った。
酒盛りは続く。
魔王に褒められたマスタングが、酒を幾つか実体化したのもある。
しかし盛り上がった話はもっとシンプルだった。
「イズミよ、ハーレーと言うバイクを知っているか?」
「勿論です。私のいた時の世界では水冷がメインですが」
「何?空冷こそハーレーの真髄と記憶していたが、そうか向こうの世界の時の流れもあるのか…」
とうやら、魔王が持つ転生者の魂はメカ好きだったのかもしれない。
「…マスター。ハーレーであれば実体化が可能です」
「マスタング、それを言うのはちと不味くないか?」
「なんと!?あのハーレーを作り出せるのか?」
イズミの疑問は直ぐ様確信に変わった。
魔王の目が輝いている。
仕方なくマスタングに近付くと、モニターを確認する。
「マスターの魔力の30%、魔王の魔力の70%、幾つかの上質な魔石を使用すれば、旧式ですが実体化は可能です」
モニターに表示されたバイクは、間違いなく空冷エンジンのハーレーの見た目だった。
丁寧に2人乗り使用になっている。
「イズミ、マスタング殿、どうかハーレーの実体化に協力してはくれないか?」
まさか魔王から頼まれてしまうとは。
世の中本当に分からないものである。
しかし話として面白いので、イズミは二つ返事で受け入れた。
「やりましょう」
イズミと魔王がマスタングのルーフに手を乗せ、ルノが何処からか取り出した大量の魔石をトランクへ入れる。
そしてマスタングが光に包まれる…
『ご成約、ありがとうございます』
今まで聞いた事のない音声が流れ、ガコンと音がしてハーレーが実体化された。
「これが本物のハーレーか」
そう言う魔王だったが、馬に跨るかのようにシートへ座ると、キックペダルの練習を始める。
「確か…こんなだった筈」
幾つかの操作を確かめた魔王は、キックスタートを決め込んだ。
ドルルン…
ハーレーの独特な重低音が鳴り響く。
「我は感動している。この世界でもハーレーに乗れるとは」
魔王の周囲を黒い煙が包む。
その煙が晴れると、魔王は上下黒のレザーの服になっていた。
棘のある鋲は無かったが、やろうと思えば出てきそうである。
「その格好は?」
「以前現れた転移者が持っていた書物の登場人物を参考にして実体化させたのだ」
恐らく、過去の転移者にアメコミが好きな者がいたのだろう。
「オイルとガソリンは魔力で常時最適化されます。ハーレー自体に自動修復機能が搭載されておりますので、魔力を与えれば何時でも走り出せます」
マスタングの説明を聞いた魔王は、アクセルを回して吹け上がりを確認する。
「ルノ。後ろに」
そう言われたルノがハーレーに座ると魔王の腰に手を回した。
「少し走ってくる」
魔王はそう言い残し、颯爽と走り出した。
魔王の高笑いが聞こえた気がするが、聞かなかった事にした。
イズミは酒を飲み干してから焚き火に戻ると、ベリアは緊張しすぎたのか気を失っていた。
カーネリアと一緒に簡易寝床へ移動させると、イズミは大きなため息をついた。
イズミは努めて冷静でいようとしているものの、ベリアの動きがかなりぎこちない。
イズミはルノの事を知っているので、敵意は無いと分かるが…ベリアはまだ慣れていない。
そして魔王が目の前にいるとなったら、気絶していないだけマシなのかもしれない。
「それで、魔王様はどのようなご要件で?」
「ブラントン。この酒の礼と言うのもあるが、お主に幾つか聞きたい事もあってな」
魔王が取り出した酒は、ルノへ渡した酒の1つだった。
イズミは細かな確認をしていなかったが、マスタングは良い酒を実体化させたようだ。
「懐かしい味わいだった…我が魂の一部には転移者や転生者の魂も含まれているからな。どの魂かは分からぬが、良い気分である」
「それは何よりです…聞きたい事とは?」
イズミは自分用の酒を水割りにして、軽く飲んでから質問をする。
「お主はどのようにして、この世界に転移を?」
「それは…あのアーティファクトが関係しています。元々はアーティファクトのみが転移する予定だったのですが、偶然にも転移魔法の発動時に私が乗っていたので、そのまま一緒にやって来たのです」
説明を聞いた魔王が頭を抱える。
「あの女神は、本当に気まぐれと言うか悪戯好きと言うか…」
「特に私に使命は与えられてませんので、この世界をマスタング…アーティファクトと旅をするのが目的です」
「マスタング?マスタングと言ったか!?」
魔王が立ち上がると、マスタングの元へ歩き出した。
「確かにマスタングである。知っている物とは型が違うが」
「マスタングをご存知なのですか?」
後を追ってきたイズミが尋ねる。
「フォードのマスタングだろう?我はダッジの方が好きだが、これはこれで素晴らしい車だ」
「魔王様…何故私のいた世界に関して知っているのです?」
魔王がイズミの方へ振り向いた。
「我の魂は大きく分けて3つある。1つは、この世界の人間としての魂。1つは、原初魔族としての魂。最後の1つは、転生者の魂なのだ…それさ3つの魂を掛け合わせられた1つの魂、それが我なのだ」
魔王は笑顔で言った。
酒盛りは続く。
魔王に褒められたマスタングが、酒を幾つか実体化したのもある。
しかし盛り上がった話はもっとシンプルだった。
「イズミよ、ハーレーと言うバイクを知っているか?」
「勿論です。私のいた時の世界では水冷がメインですが」
「何?空冷こそハーレーの真髄と記憶していたが、そうか向こうの世界の時の流れもあるのか…」
とうやら、魔王が持つ転生者の魂はメカ好きだったのかもしれない。
「…マスター。ハーレーであれば実体化が可能です」
「マスタング、それを言うのはちと不味くないか?」
「なんと!?あのハーレーを作り出せるのか?」
イズミの疑問は直ぐ様確信に変わった。
魔王の目が輝いている。
仕方なくマスタングに近付くと、モニターを確認する。
「マスターの魔力の30%、魔王の魔力の70%、幾つかの上質な魔石を使用すれば、旧式ですが実体化は可能です」
モニターに表示されたバイクは、間違いなく空冷エンジンのハーレーの見た目だった。
丁寧に2人乗り使用になっている。
「イズミ、マスタング殿、どうかハーレーの実体化に協力してはくれないか?」
まさか魔王から頼まれてしまうとは。
世の中本当に分からないものである。
しかし話として面白いので、イズミは二つ返事で受け入れた。
「やりましょう」
イズミと魔王がマスタングのルーフに手を乗せ、ルノが何処からか取り出した大量の魔石をトランクへ入れる。
そしてマスタングが光に包まれる…
『ご成約、ありがとうございます』
今まで聞いた事のない音声が流れ、ガコンと音がしてハーレーが実体化された。
「これが本物のハーレーか」
そう言う魔王だったが、馬に跨るかのようにシートへ座ると、キックペダルの練習を始める。
「確か…こんなだった筈」
幾つかの操作を確かめた魔王は、キックスタートを決め込んだ。
ドルルン…
ハーレーの独特な重低音が鳴り響く。
「我は感動している。この世界でもハーレーに乗れるとは」
魔王の周囲を黒い煙が包む。
その煙が晴れると、魔王は上下黒のレザーの服になっていた。
棘のある鋲は無かったが、やろうと思えば出てきそうである。
「その格好は?」
「以前現れた転移者が持っていた書物の登場人物を参考にして実体化させたのだ」
恐らく、過去の転移者にアメコミが好きな者がいたのだろう。
「オイルとガソリンは魔力で常時最適化されます。ハーレー自体に自動修復機能が搭載されておりますので、魔力を与えれば何時でも走り出せます」
マスタングの説明を聞いた魔王は、アクセルを回して吹け上がりを確認する。
「ルノ。後ろに」
そう言われたルノがハーレーに座ると魔王の腰に手を回した。
「少し走ってくる」
魔王はそう言い残し、颯爽と走り出した。
魔王の高笑いが聞こえた気がするが、聞かなかった事にした。
イズミは酒を飲み干してから焚き火に戻ると、ベリアは緊張しすぎたのか気を失っていた。
カーネリアと一緒に簡易寝床へ移動させると、イズミは大きなため息をついた。
42
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
召喚した勇者がクズでした。魔王を討伐して欲しいのに、勇者が魔王に見えてきた。助けて
自ら
ファンタジー
異世界は、勇者を待ち望んでいた。
だが現れたのは──強すぎて、無自覚で、少しだけズレた現代の若者たち。
最初は祝福と喝采。人々はその力に酔いしれ、国王すら彼らを「救い」と信じた。
けれど、英雄譚は長く続かない。
小さな勘違い、軽いノリ、深く考えない一手が、国の仕組みや信仰、暮らしの均衡を少しずつ壊していく。
それは破壊のつもりなどない。ただの“善意”と“暇つぶし”の延長。
だが世界は、静かに壊れていった。
王は迷い、魔王は冷静に見つめ、民衆は熱狂し、やがて狂信と恐怖が入り混じる。
誰も「この結末」を望んだわけではないのに、歯車は止まらない。
これは、
「英雄」を信じすぎた世界の物語であり、
「無自覚な力」が招く悲喜劇を描く、風刺とブラックコメディの物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる