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第二十二章 一斉捜査
第三百四十三話 依頼探し
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ベリアが新たなナイフに慣れる為に、冒険者ギルドの依頼を受けたいと言う。
「やっぱりさ、武器は実際に使わないと慣れない訳で」
「それは良いけど、そもそもこの町にどんな依頼があるんだ?」
「そうだな…分かりやすいのは素材採取や魔物討伐だな。冒険者ギルドには色んな依頼が来るから壁に掲示されていて、それを冒険者パーティーが確認して受けるって感じ」
イズミの異世界に関する浅い知識でもイメージが出来る説明に、相槌を打ちながら話しを続けてもらう。
「掲示板に貼られてない上級の依頼は直接聞いてみないと分からないけど、素材採取と低級の魔物討伐はどの町でも普通にあるぞ」
「そうなのか。俺は冒険者にもなれなかったから勝手が分からなくてな」
「そう言うなよ。イズミはそこらの冒険者パーティー以上の実力を見せつけてるし」
「運が良いだけさ。ベリアも見てて分かるだろ?俺の使う武器の長所と短所が」
「まあな」
イズミはフラウリアに話を通してから、ベリアと共に冒険者ギルドへと足を運んだ。
今回は後学の為に依頼を受ける過程を見学させて貰う事になったのだ。
「ベリアさん、今日はどうされました?」
「最近は依頼を受ける頻度が減ってるから、何があるかを見に来たんだ」
「分かりました…現在掲示板にあるのは素材採取の依頼がほとんどですね。上級の依頼も確認しますか?」
「そうだな。一応見ておきたい」
冒険者ギルドの受付嬢が奥の部屋に入ると、一冊のファイルを持って戻って来た。
「昨日までの依頼を職員がまとめ終えた、最新の上級依頼リストです」
「スタンピード調査も残ってるのか。討伐系は…キマイラ?」
「半月程前に町の外で2度の目撃情報があり、ギルドとして登録したのですが…その後は追加の目撃情報も無く、巣なしの可能性があります」
「巣なしの魔物か。もう近くに居ない可能性もあるし、強力な魔物だから事前調査も進まないと」
キマイラはAランク冒険者パーティーでも難しい強力な魔物であり、巣なしは行動範囲が広い為に発見するまでが大変だとベリアが教えてくれた。
「目撃情報のあった場所が此方になります」
受付嬢が綺麗に丸められた地図を広げると、ヒュミトールと目撃場所の大まかな位置関係が分かった。
ゴーレム討伐の場所とも違う。
「じゃあ調べるだけ調べてみるか、アタイは鼻も効くからな。他に大きな依頼もヒュミトールには無いみたいだし」
「かしこまりました。目撃情報付近の調査のみですと、物的証拠が発見されない場合は報酬が減ってしまいますが、よろしいでしょうか」
「半月も前の情報だからなぁ…期待しないでおくよ」
話を聞いていたイズミだったが、純粋な興味で質問をした。
「ちょっと良いか?調査で物的証拠の有無は分かるが、調査中に出会した場合はどうなるんだ」
「そりゃ勿論、討伐して物的証拠を持ち帰って来れば良い。報酬も満額貰える…キマイラ討伐だと素材抜きで金貨50枚くらいが相場だけど、サイズによって変動する」
「成る程ね」
キマイラ調査の依頼を正式に受けると地図を受け取り、早速冒険者ギルドから出てマスタングへと乗り込む。
「さて。取り敢えず目撃情報のあった場所へ向かうか」
「そうだな。何か痕跡が残っていれば儲けものだ」
マスタングのエンジンを始動させたイズミは、安全運転でヒュミトールの門まで移動する。
門の前に居た衛兵にキマイラ調査で町の外へ出ると話をすると、すんなりと通してくれた。
「此処の門は原則として日が沈みきったら閉門だ。開門は翌日の夜が開けてからになるから、そこだけ注意してくれ。緊急時は別だがな」
「分かった。太陽の位置には注意しておこう」
イズミはヒュミトールの門を抜けると、徐々にマスタングのアクセルを踏んで加速させる。
「やっぱりさ、武器は実際に使わないと慣れない訳で」
「それは良いけど、そもそもこの町にどんな依頼があるんだ?」
「そうだな…分かりやすいのは素材採取や魔物討伐だな。冒険者ギルドには色んな依頼が来るから壁に掲示されていて、それを冒険者パーティーが確認して受けるって感じ」
イズミの異世界に関する浅い知識でもイメージが出来る説明に、相槌を打ちながら話しを続けてもらう。
「掲示板に貼られてない上級の依頼は直接聞いてみないと分からないけど、素材採取と低級の魔物討伐はどの町でも普通にあるぞ」
「そうなのか。俺は冒険者にもなれなかったから勝手が分からなくてな」
「そう言うなよ。イズミはそこらの冒険者パーティー以上の実力を見せつけてるし」
「運が良いだけさ。ベリアも見てて分かるだろ?俺の使う武器の長所と短所が」
「まあな」
イズミはフラウリアに話を通してから、ベリアと共に冒険者ギルドへと足を運んだ。
今回は後学の為に依頼を受ける過程を見学させて貰う事になったのだ。
「ベリアさん、今日はどうされました?」
「最近は依頼を受ける頻度が減ってるから、何があるかを見に来たんだ」
「分かりました…現在掲示板にあるのは素材採取の依頼がほとんどですね。上級の依頼も確認しますか?」
「そうだな。一応見ておきたい」
冒険者ギルドの受付嬢が奥の部屋に入ると、一冊のファイルを持って戻って来た。
「昨日までの依頼を職員がまとめ終えた、最新の上級依頼リストです」
「スタンピード調査も残ってるのか。討伐系は…キマイラ?」
「半月程前に町の外で2度の目撃情報があり、ギルドとして登録したのですが…その後は追加の目撃情報も無く、巣なしの可能性があります」
「巣なしの魔物か。もう近くに居ない可能性もあるし、強力な魔物だから事前調査も進まないと」
キマイラはAランク冒険者パーティーでも難しい強力な魔物であり、巣なしは行動範囲が広い為に発見するまでが大変だとベリアが教えてくれた。
「目撃情報のあった場所が此方になります」
受付嬢が綺麗に丸められた地図を広げると、ヒュミトールと目撃場所の大まかな位置関係が分かった。
ゴーレム討伐の場所とも違う。
「じゃあ調べるだけ調べてみるか、アタイは鼻も効くからな。他に大きな依頼もヒュミトールには無いみたいだし」
「かしこまりました。目撃情報付近の調査のみですと、物的証拠が発見されない場合は報酬が減ってしまいますが、よろしいでしょうか」
「半月も前の情報だからなぁ…期待しないでおくよ」
話を聞いていたイズミだったが、純粋な興味で質問をした。
「ちょっと良いか?調査で物的証拠の有無は分かるが、調査中に出会した場合はどうなるんだ」
「そりゃ勿論、討伐して物的証拠を持ち帰って来れば良い。報酬も満額貰える…キマイラ討伐だと素材抜きで金貨50枚くらいが相場だけど、サイズによって変動する」
「成る程ね」
キマイラ調査の依頼を正式に受けると地図を受け取り、早速冒険者ギルドから出てマスタングへと乗り込む。
「さて。取り敢えず目撃情報のあった場所へ向かうか」
「そうだな。何か痕跡が残っていれば儲けものだ」
マスタングのエンジンを始動させたイズミは、安全運転でヒュミトールの門まで移動する。
門の前に居た衛兵にキマイラ調査で町の外へ出ると話をすると、すんなりと通してくれた。
「此処の門は原則として日が沈みきったら閉門だ。開門は翌日の夜が開けてからになるから、そこだけ注意してくれ。緊急時は別だがな」
「分かった。太陽の位置には注意しておこう」
イズミはヒュミトールの門を抜けると、徐々にマスタングのアクセルを踏んで加速させる。
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