7 / 46
6話
しおりを挟む
「…え、……ロロ?」
シャルロットが、突然「ロロって呼んでくれていいよ」とフランス語で言ってきたとき、俺は一瞬きょとんとしてしまった。
──ロロって、何?
「……あだ名みたいなもんだろ」
東雲梓真がぼそりと補足してくれた。
聞いてないようで聞いてることが、ちょっとだけ悔しい。
けど、助かる。
春の午後、ぽかぽかとした陽射しが教室に差し込んでいる。
机を三つ並べた“秘密基地”のようなこの席は、俺の新たな居場所になりつつあった。……並べたのは俺なんだけど。
シャルロット・ベラミーと東雲梓真。
今の俺は、この二人と一緒に勉強している。
いや、正確には……ほとんどロロと喋ってるだけなんだけど!
最近、ちょっとずつ東雲のことが分かってきた、ような気がする。
それは授業中に、うとうとしてる東雲を肘で突いて起こした時のこと。
「東雲…おい、東雲って…!」
「──…ん、」
例えば、この前の数学の授業。
テスト範囲が広くて有名なうえ、先生の板書スピードも速い。
みんな必死にノートを取ってるのに、東雲のノートは真っ白。
「大丈夫かよ、ノート真っ白だぞ」
そう言ってやると東雲が、ふぁ、と気の抜けた欠伸をしながら「いいんだよ。どうせ黒板の字見えねぇし」と言ったのに目を剥いたのだった。
「え?お前黒板の字見えてねぇの?」
「全然見えねぇな…」
「マジかよ…どのぐらいまでなら見えるんだよ。」
そう聞いた瞬間、東雲がぐっと顔を近づけてくる。
びっくりして下がったが、相手は巨体な熊。逃げ場はない。
でも、逃げると言っても限界があるし、しかも相手は熊だ。
筋肉が固まって動けないうちに、30センチぐらいの距離にまで近寄ってこられた。
「お前、そんな円らな目してたのか」
──いや、トゥンクはしないからな!
背後ではロロが「ずるい!」と東雲のシャツを引っ張っている。
──俺は東雲に顔を近づけられても、全然嬉しくないから!
プゥっと頬を膨らませて怒るロロの姿は、俺にしてみれば、そりゃあもう可愛いの塊だったのだが、それも東雲には見えていないのかもしれない。
そうか。東雲が目が悪くてロロの可愛い姿が見えてなかったのか。
なるほどな!と思う反面、こいつどうやって今まで生きて来たんだ?と思ったが、きっと今までもこんな感じでのらりくらり交わしながら生きて来たんだろう。
でも、まったくノートを取らないわけでもない。
教科書の文字と先生の言葉を頼りに、ちゃんと抑えるところは抑えてる(気がする)。
テストの点は低空飛行だけど。
時々、妙に核心を突くことも言う。
今日もそうだった。
「Tu sais ce que c’est, ça ?」
(これ、何か分かる?)
「えっとね…それは…」
ロロがペンの先で問題文をつつきながら、唇を尖らせる。
それは日本語のことわざ
「二兎を追う者は一兎をも得ず」だ──。
(……にと?……え、二兎!? うさぎ!?)
(待て待て、これフランス語でどう言うんだよ……うわっ、直訳しても絶対通じねぇやつじゃん!!)
俺は手を動かしながら、必死に言葉を探した。
「うーんとね、例えば……うさぎが二匹いて、どっちも捕まえようとすると、結局どっちも逃げちゃうって話」
ロロが首を小さく傾げる。
「要は、“欲張ると何も手に入らない”って意味だよ」
横から東雲が、簡潔な日本語に直してくれる。
「そう、それ! 東雲、すごっ!」
「Merci!」
「……どういたしまして」※超小声
そう言って、東雲はまた頬杖をついた。
けど、ぼんやりと黒板を見つめる目が、どこか穏やかだったのを俺は見逃さなかった。
隣で、口元に当てたペンで難しそうに黒板を見つめるロロ。
ちょっと唇が尖ってるのが可愛い。
東雲のせいで、他の学生が近寄って来れなくて、なかなか言葉を交わせないロロ。
それが、唯一心を許してるように見えるのが、この距離、この空気ーー。
だから、俺はこの席を選んだんだ。
…だけど、少しずつ気づいてしまう。
分かりたくなかったのに、どうしたって分かってしまう。
ロロの視線は、どれだけ言葉を交わしても。
どれだけ、ロロの相手をしても──
1番に向くのは、俺じゃないってこと。
ロロが東雲を見ている目は、特別だってこと。
そして、東雲もーーまんざらではなさそうで。
────
「たい焼き、オイシ? テレビ、見た。タベタイ。」
放課後、荷物をカバンに詰め込んでる時にロロが急に言い出した。
「え、ロロ、食べたことないの?!」
「……Hhm……ナイ」
ぷうっと頬を膨らませて呟くロロは相変わらず可愛い。
「たい焼き屋なら、商店街の角の店があるからさ、行ってみよ!!」
そう答えながら、思わず隣の東雲を見ると、無言でカバンを背負っていた。
──こいつは来ないよな?たい焼きなんか興味ないよな?
何せ、初めてのロロと校外デートだ。
こいつがいたら、アピールなんかできないじゃないか。
でも、東雲は「俺も行く」なんてことは口にせず、スマホを見ていた。
──しめしめ。
そう思ったのに──まさかのロロ!
「たい焼き、イッショ、いこ?」
東雲のスマホを持つ腕に触れて、軽く引っ張りながらたどたどしい日本語で話し掛ける。
自分の腕に触れる指先に瞳と向けたあと、ロロと目が合うと、ふっと視線を逸らしした。
「……ちょっとだけならな」
(……何だよ…今の!意識してませんけど?アピールか!?)
いやもう、東雲がいようが関係ない。ロロと“放課後を過ごす“ことに意味がある!
当然のように俺がロロの横に並んで歩きながら、「たいやきはね、しっぽまであんこが入ってるやつが当たりだぞ」なんて得意気に語った。
「しっ、ぽ…?」
ロロが首を傾げた瞬間――
「クゥ」
隣で、東雲が妙な声をあげた。
「は?何だよ。そんな可愛い子犬みたいな声出して!!お前似合わないぞ!!!」
思わず突っ込むと、東雲は目を見開き──次の瞬間、心底おかしそうに大口を開けて笑った。
え……笑うとこんな顔すんの!?
少年みたいで、なんかちょっと……可愛いじゃん。
ポカンとしていたロロも、次第に笑顔になった。
それは、すごく優しくて、胸がきゅっとした。
「クーだ。“しっぽ”って意味。鳴き声じゃねぇよ」
「……えっ…?!尻尾!?いや、だって、紛らわしくない?!」
それを聞いた東雲が、思い出したのかククッとまた笑う。
そんな彼を見て、ロロも楽しそうに笑っていた。
たぶん、あれが――東雲の“歩み寄り”の第一歩だった。
それは大きな変化じゃなかったけど、俺たちが振り返って話しかければ、ほんの少し口角が上がるようになってきた気がした。
シャルロットが、突然「ロロって呼んでくれていいよ」とフランス語で言ってきたとき、俺は一瞬きょとんとしてしまった。
──ロロって、何?
「……あだ名みたいなもんだろ」
東雲梓真がぼそりと補足してくれた。
聞いてないようで聞いてることが、ちょっとだけ悔しい。
けど、助かる。
春の午後、ぽかぽかとした陽射しが教室に差し込んでいる。
机を三つ並べた“秘密基地”のようなこの席は、俺の新たな居場所になりつつあった。……並べたのは俺なんだけど。
シャルロット・ベラミーと東雲梓真。
今の俺は、この二人と一緒に勉強している。
いや、正確には……ほとんどロロと喋ってるだけなんだけど!
最近、ちょっとずつ東雲のことが分かってきた、ような気がする。
それは授業中に、うとうとしてる東雲を肘で突いて起こした時のこと。
「東雲…おい、東雲って…!」
「──…ん、」
例えば、この前の数学の授業。
テスト範囲が広くて有名なうえ、先生の板書スピードも速い。
みんな必死にノートを取ってるのに、東雲のノートは真っ白。
「大丈夫かよ、ノート真っ白だぞ」
そう言ってやると東雲が、ふぁ、と気の抜けた欠伸をしながら「いいんだよ。どうせ黒板の字見えねぇし」と言ったのに目を剥いたのだった。
「え?お前黒板の字見えてねぇの?」
「全然見えねぇな…」
「マジかよ…どのぐらいまでなら見えるんだよ。」
そう聞いた瞬間、東雲がぐっと顔を近づけてくる。
びっくりして下がったが、相手は巨体な熊。逃げ場はない。
でも、逃げると言っても限界があるし、しかも相手は熊だ。
筋肉が固まって動けないうちに、30センチぐらいの距離にまで近寄ってこられた。
「お前、そんな円らな目してたのか」
──いや、トゥンクはしないからな!
背後ではロロが「ずるい!」と東雲のシャツを引っ張っている。
──俺は東雲に顔を近づけられても、全然嬉しくないから!
プゥっと頬を膨らませて怒るロロの姿は、俺にしてみれば、そりゃあもう可愛いの塊だったのだが、それも東雲には見えていないのかもしれない。
そうか。東雲が目が悪くてロロの可愛い姿が見えてなかったのか。
なるほどな!と思う反面、こいつどうやって今まで生きて来たんだ?と思ったが、きっと今までもこんな感じでのらりくらり交わしながら生きて来たんだろう。
でも、まったくノートを取らないわけでもない。
教科書の文字と先生の言葉を頼りに、ちゃんと抑えるところは抑えてる(気がする)。
テストの点は低空飛行だけど。
時々、妙に核心を突くことも言う。
今日もそうだった。
「Tu sais ce que c’est, ça ?」
(これ、何か分かる?)
「えっとね…それは…」
ロロがペンの先で問題文をつつきながら、唇を尖らせる。
それは日本語のことわざ
「二兎を追う者は一兎をも得ず」だ──。
(……にと?……え、二兎!? うさぎ!?)
(待て待て、これフランス語でどう言うんだよ……うわっ、直訳しても絶対通じねぇやつじゃん!!)
俺は手を動かしながら、必死に言葉を探した。
「うーんとね、例えば……うさぎが二匹いて、どっちも捕まえようとすると、結局どっちも逃げちゃうって話」
ロロが首を小さく傾げる。
「要は、“欲張ると何も手に入らない”って意味だよ」
横から東雲が、簡潔な日本語に直してくれる。
「そう、それ! 東雲、すごっ!」
「Merci!」
「……どういたしまして」※超小声
そう言って、東雲はまた頬杖をついた。
けど、ぼんやりと黒板を見つめる目が、どこか穏やかだったのを俺は見逃さなかった。
隣で、口元に当てたペンで難しそうに黒板を見つめるロロ。
ちょっと唇が尖ってるのが可愛い。
東雲のせいで、他の学生が近寄って来れなくて、なかなか言葉を交わせないロロ。
それが、唯一心を許してるように見えるのが、この距離、この空気ーー。
だから、俺はこの席を選んだんだ。
…だけど、少しずつ気づいてしまう。
分かりたくなかったのに、どうしたって分かってしまう。
ロロの視線は、どれだけ言葉を交わしても。
どれだけ、ロロの相手をしても──
1番に向くのは、俺じゃないってこと。
ロロが東雲を見ている目は、特別だってこと。
そして、東雲もーーまんざらではなさそうで。
────
「たい焼き、オイシ? テレビ、見た。タベタイ。」
放課後、荷物をカバンに詰め込んでる時にロロが急に言い出した。
「え、ロロ、食べたことないの?!」
「……Hhm……ナイ」
ぷうっと頬を膨らませて呟くロロは相変わらず可愛い。
「たい焼き屋なら、商店街の角の店があるからさ、行ってみよ!!」
そう答えながら、思わず隣の東雲を見ると、無言でカバンを背負っていた。
──こいつは来ないよな?たい焼きなんか興味ないよな?
何せ、初めてのロロと校外デートだ。
こいつがいたら、アピールなんかできないじゃないか。
でも、東雲は「俺も行く」なんてことは口にせず、スマホを見ていた。
──しめしめ。
そう思ったのに──まさかのロロ!
「たい焼き、イッショ、いこ?」
東雲のスマホを持つ腕に触れて、軽く引っ張りながらたどたどしい日本語で話し掛ける。
自分の腕に触れる指先に瞳と向けたあと、ロロと目が合うと、ふっと視線を逸らしした。
「……ちょっとだけならな」
(……何だよ…今の!意識してませんけど?アピールか!?)
いやもう、東雲がいようが関係ない。ロロと“放課後を過ごす“ことに意味がある!
当然のように俺がロロの横に並んで歩きながら、「たいやきはね、しっぽまであんこが入ってるやつが当たりだぞ」なんて得意気に語った。
「しっ、ぽ…?」
ロロが首を傾げた瞬間――
「クゥ」
隣で、東雲が妙な声をあげた。
「は?何だよ。そんな可愛い子犬みたいな声出して!!お前似合わないぞ!!!」
思わず突っ込むと、東雲は目を見開き──次の瞬間、心底おかしそうに大口を開けて笑った。
え……笑うとこんな顔すんの!?
少年みたいで、なんかちょっと……可愛いじゃん。
ポカンとしていたロロも、次第に笑顔になった。
それは、すごく優しくて、胸がきゅっとした。
「クーだ。“しっぽ”って意味。鳴き声じゃねぇよ」
「……えっ…?!尻尾!?いや、だって、紛らわしくない?!」
それを聞いた東雲が、思い出したのかククッとまた笑う。
そんな彼を見て、ロロも楽しそうに笑っていた。
たぶん、あれが――東雲の“歩み寄り”の第一歩だった。
それは大きな変化じゃなかったけど、俺たちが振り返って話しかければ、ほんの少し口角が上がるようになってきた気がした。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
【完結】男の後輩に告白されたオレと、様子のおかしくなった幼なじみの話
須宮りんこ
BL
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
アプリで元カノを気にしなくなるくらい魅力的になろうとした結果、彼氏がフリーズしました
あと
BL
「目指せ!!魅力的な彼氏!!」
誰にでも優しいように見えて重い…?攻め×天然な受け
⚠️攻めの元カノが出て来ます。
⚠️強い執着・ストーカー的表現があります。
⚠️細かいことが気になる人には向いてません。
合わないと感じた方は自衛をお願いします。
受けは、恋人が元カノと同級生と過去の付き合いについて話している場面に出くわしてしまう。失意の中、人生相談アプリの存在を知る。実は、なぜか苗字呼び、家に入れてもらえない、手を出さないといった不思議がある。こうして、元カノなんか気にしなくなるほど魅力的になろうとするための受けの戦いが始まった…。
攻め:進藤郁也
受け:天野翔
※誤字脱字・表現の修正はサイレントで行う場合があります。
※タグは定期的に整理します。
※批判・中傷コメントはご遠慮ください。
完結|好きから一番遠いはずだった
七角
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
【完結】言えない言葉
未希かずは(Miki)
BL
双子の弟・水瀬碧依は、明るい兄・翼と比べられ、自信がない引っ込み思案な大学生。
同じゼミの気さくで眩しい如月大和に密かに恋するが、話しかける勇気はない。
ある日、碧依は兄になりすまし、本屋のバイトで大和に近づく大胆な計画を立てる。
兄の笑顔で大和と心を通わせる碧依だが、嘘の自分に葛藤し……。
すれ違いを経て本当の想いを伝える、切なく甘い青春BLストーリー。
第1回青春BLカップ参加作品です。
1章 「出会い」が長くなってしまったので、前後編に分けました。
2章、3章も長くなってしまって、分けました。碧依の恋心を丁寧に書き直しました。(2025/9/2 18:40)
転生DKは、オーガさんのお気に入り~姉の婚約者に嫁ぐことになったんだが、こんなに溺愛されるとは聞いてない!~
トモモト ヨシユキ
BL
魔物の国との和議の証に結ばれた公爵家同士の婚約。だが、婚約することになった姉が拒んだため6男のシャル(俺)が代わりに婚約することになった。
突然、オーガ(鬼)の嫁になることがきまった俺は、ショックで前世を思い出す。
有名進学校に通うDKだった俺は、前世の知識と根性で自分の身を守るための剣と魔法の鍛練を始める。
約束の10年後。
俺は、人類最強の魔法剣士になっていた。
どこからでもかかってこいや!
と思っていたら、婚約者のオーガ公爵は、全くの塩対応で。
そんなある日、魔王国のバーティーで絡んできた魔物を俺は、こてんぱんにのしてやったんだが、それ以来、旦那様の様子が変?
急に花とか贈ってきたり、デートに誘われたり。
慣れない溺愛にこっちまで調子が狂うし!
このまま、俺は、絆されてしまうのか!?
カイタ、エブリスタにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる