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第二章 志原佐摩編

種族としての力、やりすぎな討伐

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《種族進化の終了を確認、種族進化による睡眠を解除》

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

眠気がない、さっぱりとしている。

俺は、特殊部隊の時の経験もあってか眠りが浅く時間も短い。
そのため、いつも少しウトウトしているのだが・・・。

「凄いな、種族進化」

もしかしたら、種族的なものかも知れないが体の調子もすこぶるいい。
いま、飛べば宇宙空間まで飛べるのではと思うほどだ。

ステータスも変化しているだろうし確認しておこう。

志原佐摩
種族 上位吸血鬼
職業 暗殺者
LV:155
HP 2000000 MP 20000000
筋力 800000 耐久力 2000000
素早さ 2000000 器用さ 200000
スキル
隠蔽LV:MAX 解析鑑定LV:MAX 気配察知LV:MAX 気配隠蔽LV:MAX 暗殺術LV:MAX 零距離格闘LV:MAX
経験値超増加 レベル上昇時ステータス超向上 地図化 空中機動 吸血強化 血中操作 ???
特殊スキル
概理操作 魔法創造
特殊魔法
弾丸魔法
種族固有魔法
血液魔法
種族固有スキル
宵闇之王
称号
異世界人 勇者 戦闘者 チート 夜を統べる者 真祖の寵愛を受ける者

お、おおおおおお。
種族はしっかりと上位吸血鬼になっている。
ステータスに関しては・・・端値切り上げになっているな。
スキルもいくつか増えている。
いや、と言っても4つぐらいだが・・・。
スキルの効果を確認だな。

吸血強化・・・血を吸えば吸うほどステータスが上がる、上昇率は龍族(メス<オス)エルフ族(メス<オス)獣族(メス<オス)人族(メス<オス)となる
血中操作・・・血液内部の成分をいじることができる、同時発動可能
血液魔法・・・自身ないし生物の血液の形に影響をおよおぼせる。
宵闇之王・・・夜にのみ月光を吸収することでステータスが上昇、夜行性魔物を魅了し思うがままに操れる

・・・とんでもねぇスキル群だな、おい。
血液魔法なら漫画とかである血液武器!!みたいなやつを作れると。
血中操作は地味だが暗殺にはもってこいだ。
ヘモグロビンに含まれる鉄分を操作してしまえば完全犯罪にこの世界ではなる。
病気、もしくは寿命などと判断されるであろうから要人暗殺・・・いや、そんなことは基本しないが。
血液強化と宵闇之王はステータス上昇系か。
どこぞの小説の主人公が持ってそうだな。
あんま今のステータスからはいらないと思ってしまうが・・・。

何はともあれだ、まだ、時間は日が少し傾いた程度だ。
もう少し狩っていくか。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


それから、俺は心行くまで殲滅した。
といっても、空中で移動して弾道式展開でロックオン。
発射を命令するだけだが・・・。
偶に、生き残る魔物がいるがそれも血液魔法で作った武器で一刀両断。
結果レベルは200を超え倒した魔物の総数は1万にも上った。(数えてはいないがマップを見る限りの話)


それにしても困った、一万も狩ったとなると持ち帰りが面倒だ・・・。
時間もないし・・・。

やっぱこんな時こそ・・・。

「《概理操作》討伐物自動回収、圧縮収納を付与」

途端に、マップで確認した魔物の位置から光の柱が立ち上り、俺に向かってくる。
光の柱は一つにまとまる、飛んできたのはビー玉サイズの球体だ。

「うーん、このサイズならポケットにしまって・・・って、うぉ!!」

たった、一個持っただけで体勢が崩れる。
当たり前だ1万匹もの魔物の死骸が親指よりも小さい球体に圧縮されているのだから。
質量は恒星の格に負けず劣らずの高さだ。
周りの空間が少し歪んでしまっている。

うん、《結界展開》
俺は結界を球体の周りに展開しポケットに入れる。
結界内部は何故かは知らないが重さが無くなるようだし、ポケットは貫かれないで済むだろう。

こうして、俺は依頼を終え、ギルドに帰還した。
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みんなの感想(2件)

赤馬のオール

さすが‪w 面白い また更新楽しみにしています(*^^*)
痣のある死神さん

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スパークノークス

おもしろい!
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