ゴミと言われ追い出された俺、余裕で逆転します

真性ノ怪物

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第一話 追放

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俺の名前は#単語_皇琉人_ルビ_スメラギリュウト_#しがない高校三年生だ。

「おい、琉人飯買ってこい」
「えっと・・・お金は?」
「はぁ?何言ってんだよ!!お前の自腹だろうが、よっ!!」
「う、うわっ!?」

俺は端的に言えば虐められている。
そのリーダー格龍山雄翔はこの地域一帯のヤンキーの元締めで空手道3段の腕前を持っている。
その雄翔の蹴りを危ないながらも避けた俺は仕方なく出ていこうとする。
すると・・・・。

ピカァーーーーーー!!

突如教室の床が太陽と見まがうほどに輝き、視界はホワイトアウト。
そして俺達は・・・その教室から消えていた。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



う、うぅぅぅぅん・・・。
あ、あれ・・・?
俺は、何をして・・・?
周りを見渡せば、全員が床に倒れ伏し俺と同じように意識が覚醒しつつある。
そして、一番気になったのが・・・。

ここ、どこだ?

そこは言うなれば中世ヨーロッパの宮殿のようなところ。
贅の極みのように豪華絢爛に整えられた場所だった。
そして、前を見ると・・・。

垂れ下がった贅肉に、豪奢な衣装、脂ぎった皮膚を持つ肉塊紛いが玉座らしきところに座っていた。
そしてその肉塊は見た目通りの汚い声で・・・。

「異世界から来られし勇者の方々よ!!よくぞ参られた!!」

すでに全員が意識を覚醒させており、その肉塊の言葉を唖然としながら聞いていた。

「この国は魔王と呼ばれる凶悪な魔物の王に侵攻されており民は苦しんでいる!!」

いやいやいや、民が苦しんでるのってあなたのせいでは・・・?
そう思いながらも周りを見るがみんな真剣そうに話を聞いている。
あれ?皆、何で気にならないの・・・?

「そのため、我々は苦しい資金の中貴殿たちをこの世界に召喚させていただいた。不自由なことはさせない!!どうか我々の為にその力を振るっていただけないだろうか!!」

いやいやいやいや、資金が苦しいのはあなた方ではなく民の方ですよね。
何だろう、嘘つくのやめてもらっていいですか?

と、俺自身は思ったが不思議にもほかの全員は疑問にも思っていないようで。
全員がうんうんとうなずいていた。
あれ・・・?
おかしくない・・・?
と、思っていた中一人の男子生徒が。

「あの・・・僕たちは戦争も殺し合いも何もない世界で暮らしてきました、勿論動物もなので猛獣のような生物を何もなしに倒すことは出来ないです」
「その点に関しては問題ない!!この世界に召喚されるとき我らが女神より強大な力を持つスキルと呼ばれるものと、並外れたステータスというものを授かっている。ステータスと念じてみてくれ」

俺は、そんな機構この世界に存在するはずが・・・と思いながら試しに念じてみる。
すると、目の前に青い半透明の板が現れた。

名 皇琉人
種族 人族
LV:1
職業 無し
HP 10 MP 10
筋力 1 防御力 1
素早さ 1 器用さ 1
スキル
鑑定 回避率上昇
称号
異世界人

・・・・・・はぁ!?
アンタらチートなスキルやステータスくれてるとか言ってただろうが!!
の、くせして俺HP、MP以外オール1なんですが!?
どういう事でしょうか!!
も、もしかして・・・俺が、弱いだけ・・・?
と思いできるかどうかは分からなかったがスキルの鑑定とやらを使って他のやつらを鑑定してみた。

名 高田俊吾
種族 人族
LV:1
職業 魔戦士
HP 2500 MP 3000
筋力 450 防御力 600
素早さ 200 器用さ 100
スキル
鑑定 魔力自動回復 魔力付与 剣技LV:5 
称号
異世界人 勇者

名 竹中涼花
種族 人族
LV:1
職業 超魔法使い
HP 1000 MP 5000
筋力 100 防御力 350
素早さ 400 器用さ 700
スキル
鑑定 全属性魔法LV:4 魔力超回復 魔法攻撃力3倍化
称号
異世界人 勇者

はぁ!?
俺の平均して100倍はありそうなステータスだぞ!?
しかも称号全員に勇者ってついてるし・・・。
あれ・・・?これ、俺の立場、ヤバくね?

そう思いながらも、俺は龍山の方を見てしまった。
それが絶望の始まりだとも知らず・・・。

名 龍山雄翔
種族 人族
LV:1
職業 勇者
HP 10000 MP 20000
筋力 5000 防御力 6500
素早さ 4000 器用さ 3000
スキル
聖剣召喚LV:1 聖鎧 魔物特攻 弱点看破 龍力 鑑定
称号
異世界人 真なる勇者

はぁ!?
あいつが・・・勇者!?
いやいやいやいや在り得ない!!
し、しかもステータスが一括して俺の一千倍・・・。
神は居なかった!!
どうして、こんなクソチートをこいつらに・・・。

「こ、これは!!」

俺は気付かなかったがどうやら宮廷お抱えの鑑定士のような人物に鑑定されていたらしい。
つまり・・・俺のステータスが見られてしまったという事・・・。

「こ、国王様!!」
「どうした?」
「どうやら召喚にゴミが混じっていたようです・・・全ステータス一般民以下のオール1称号には勇者もありません!!」
「な、なんだと!?そんなゴミが!?えぇいそんなゴミなどいらん!!追放だ!!追放!!近衛兵!!コイツをつまみ出せ!!」
「は?ちょ!!え!?おい!!そこの肉塊国王!!そっちの都合で誘拐してきておきながら追放とはどういう了見だ!!」
「ふっ、そんもの・・・」
「おい、皇見損なったぜ?あろうことか国王様に暴言吐くなんてよぉいままでちょっとは友達だと思っていたのに・・・」
「て、てめぇ!!うう!!もごもごもご」

近衛兵に猿轡をかまされ有無を言わせず待機していた馬車に乗せられ王城から5㎞ほどの距離にある山に捨てられてしまった。
はぁ!?あいつが・・・俺のことを友達に!?
嘘つくな!!
いままでずっと走りに使いまわしてたくせに!!

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ!!どうしてだぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

その時俺はこの山で叫んでしまったのだ。
通常山などで安全が確保せれていない場所で叫ぶことはリスクしかない。
なぜなら多くの動物は音に敏感だからだ。
それはこの世界でも同じであり・・・。

ザクッ

ここは、弱肉強食がこの世界で最も強い場所死界の森。
強大な魔物跋扈するこの森の最強の一角、キラージャイアントタイガーはそのいきなり現れた大声の主を、躊躇わず・・・殺した。
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