うちの家族は全員チート、かくいう俺も転生者

真性ノ怪物

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第二話 やっぱり家族はチートでした

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~一年後~

この家で過ごしていて、分かったことがある。
それは・・・。
やっぱり家族はチートだってことだ。

「ただいま~」

そう言って帰ってきたのは兄。
これだけなら、まだ一般的な家庭だ。
だがその背には大きな影。

「あらあら、まぁ立派な#単語_ヨルムガンド_・_・・・・・・_#だこと」
「また、そ奴らか・・・龍でないことは変わりないが、狩られすぎると龍に進化してくる奴が少なくなるから気を付けてくれよ?」

そういったのは、母親である魔王と、祖母である龍王。
って、ヨルムガンドっつたら世界を支える蛇じゃねぇか!!
ね、ねぇ世界・・・崩壊したりしないよね・・・?

「おお!!また立派なのがいたのぉ。腕が鳴るわい」

そういったのは、少し更けてきた見た目30代の男。
実年齢は57歳だというが・・・俺の祖父だ。

シュパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

瞬く間によって、ヨルムガンドは七等分され。
鱗が剥がれる。

いや・・・世界支えてるっていうぐらいだからかなり耐久力高いと思うんだけど。
それに一辺一辺がでけぇし・・・。
一辺につき1㎦ぐらいありそうだぞ・・・?

祖父は一口大に一つの辺を切り分け。
食べきれそうな分だけを残して母が黒い空間に回収する。

ってか、いいの?
そんなヤバい蛇食べちゃって・・・。
ちなみにというか当たり前だけど俺は食べれない。
歯がないから・・・。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ちなみに一歳となった俺のステータスはこんな感じだ。

名 アルヴィス
種族 混沌人
LV:1
HP 25 MP 50
筋力 5 耐久力 3
素早さ 6 器用さ 9
スキル
職業の種
称号
・・・省略

スキルの職業の種は、一歳になると誰にでも芽生えるスキルで、五歳になると職業というものになる。
これによりできることの指向性が決まるらしい・・・。
ちなみにこのステータス、家の中をはい回って調べた情報によると五歳の平均ステータスらしい。
これが、親の目を抜けてなんとか調べた情報の全てだ。
書庫に大量の本があったがまだ大抵が重すぎて見れない。
恐らく、筋力がこんなにも上がったのはあの重い本を待ちあげようと踏ん張っていたからなのだろう。

今日も、俺はベッドを抜け出し書庫に向かう。
これは、かなり難しい行動だ。
俺の家族の目は非常にいい。
いや、そもそも全員が視覚に頼らず気配や空気の流れ音声で相手の位置を把握することができるらしいのでこれが成功する確率は現在0.001%あるかどうかだ。
もし見つかるとベッドに強制連行され授乳される。

だが、最近俺は家族の目を99%かいくぐれる方法を見つけた。
そう、家族の食事中に移動する方法だ。
食事が終われば秒で連れ戻されてしまうが、終わるまでなら読むことができる。
家族の食事の時の音量は8000㎐を超えるほどだ。
だから、俺が注意を払えば基本問題ない。
気配は、そもそも赤ん坊に気配がないため悟られにくい。
つい先日この方法を発見した。

~書庫~

さてさて~#単語_あの_・_・・_#本は~?
あったあった。
空間魔術大全。
表紙からして高度な本であることが分かるが、現在これの習得は急務だ。
これを習得すれば、本を自由に持ち出せるはずだし、家族にバレずに読むこともできるかもしれない。
俺の体の重さの2分の1はある本を引き出し。
本棚に立てかけ開く。
目次から空間収納の項目を探し、真っ先に開く。
うっ、分からない・・・。
理解不能な魔方陣、が組み合わさりさらに難解な模様を作り出している。
空間魔法の習得は急務だが、それよりも魔法陣の理解方法の習得だな・・・。

俺は一度取り出した空間魔法大全を戻し魔法基礎という本を探し出し開く。
え~っと?
なになに?
魔法陣の構成?

内容は家族の食べ終わりまでに読み終われるか心配だったが、取り敢えず全ページをパラパラと見る。

「アルヴィ?」

ゲッ、母だ!!
さっさと、本をもとの位置に戻す。
何とか理解できないではあるが、全ページを記憶。
連れ戻され、精神的に若干苦痛の授乳タイムを過ごした後記憶の中で再現した魔法基礎の本を開く。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


難しかったので要約すると・・・。
魔法陣は周囲の円により魔力を循環させる。
そして中にある大小の星によりその回転により生まれるエネルギーを強化する。
そして魔法文字という特殊な文字により属性が添付されるらしい。
さらにそれにより魔法も決められてしまうらしい。
魔法文字は属性ごとに変わり、それ専用の文字15文字+あれば特殊なものもあるらしい。
魔法の発動方法は大きく分けて二つ、詠唱と魔法陣発動だ。
詠唱は想像力次第によって効果を増強したりできるらしい、しかし一文字は必ず口頭で発言しなければならないらしく、分かる者なら魔法に対しての対策がされてしまうらしい。
魔法陣発動は準備が必要ではあるが。肉体に触れていて魔力さえ流せば瞬時に発動でき、隠していれば発動も分からないらしい。
両方ともメリットデメリットがあるがこれなら魔法陣発動の方がいいな。
触れてさえいればというのは魔力が流させればいいらしいのでポケットに忍ばせていれば、拳銃以上の武器になる。
バレるのは極力避けたいからな・・・。

しかし、あの本分かりやすかったな・・・言葉の使い方が上手かった・・・。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


余談だが。
実は、彼が読んだ魔法基礎、著者は自身の祖母である賢者である。
名前を知らなかったことで気付いていなかったようだが・・・。
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