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第1話 受付業務 登録窓口①
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コナハト皇国中央ギルドには、有名な受付嬢がいる。
彼女の噂を聞き付け、会いに来る冒険者もあれば、彼女に見つからないように逃げ隠れる冒険者もある。
ユリアナ自身は一見すると、どこにでもいる至って一般的なお嬢さんだ。
ただ一つ、一般的でないのは。
占術で冒険者を導く特技があること。
言葉で説明を重ねるより、仕事振りを見てもらうのが早いだろう。
今日のユリアナは新規登録受付窓口に立っている。
「おはようございま~す! 本日は勇者様優先登録日となっております。ギルドに新規ご登録の勇者様に限り、パーティメンバーを一人、無料で斡旋させていただきまっす!」
ギルドの入口で、元気印な受付嬢ララクが呼び込みを始めた。
その声に促されて、勇者たちが列を作った。
他ギルドから流れてきた中堅勇者から冒険者学校を卒業したばかりの新人勇者まで、様々だ。
最初の勇者がユリアナの前に立った。
それなりに美丈夫の男性は、歳の頃二十代半ばといったところか。
歩き方、装備品、自信に溢れる表情。
ある程度、場数を踏んだ勇者であるらしい。
「貴女が有名な占術姫か。噂の通り、美しい人だ。お会いできて光栄だ。貴女にお会いするために、隣町のギルドを抜けて、こちらに駆け付けた。今日はよろしくお願いする」
差し出された手を眺めて、ユリアナは微笑んだ。
「当ギルドをお選びいただき、私どもこそ光栄に存じます。ギルド一同、勇者様を歓迎いたします」
胸に手を添えて、軽く会釈する。
「これは、突然に握手を求めるとは、不躾な真似をした。すまない」
ユリアナは、ニコリと笑みを深めて小首を傾げた。
登録用紙を取り出す。
窓口に備えてある羽ペンを差し出した。
「まずは、こちらにご記入をお願いいたします」
「あぁ、わかった」
勇者の目がピクリと痙攣した。
杓子定規な言葉しか発さないユリアナに御不満な様子だ。
ペンを手に取り、文字を書き始めた手元を、ユリアナはじっと見詰めた。
(手に仕込んだ針は催眠魔法かしら。私から都合の良い占術結果を引き出したいのね)
ユリアナの噂は隣国に響き渡るほどに有名だ。
彼女が見出した冒険者が立て続けに成功を収めたのがきっかけだった。
『コナハトの中央ギルドにいる受付嬢にお墨付きをもらった冒険者は大成する』
いつからか、そんな噂が流れ出した。
お陰でコナハトの中央ギルドは冒険者の数に困らない。
(たくさん来てくださるけれど、質が良い方は少ないわ。この方も、残念ね)
羽ペンが、勇者の生気と魔力を吸い上げて羽とインクに流れる。
生気は魂の質を、魔力は潜在能力の高さを予言する。
羽ペンはユリアナの占術道具だ。
ペンの上部についた大きな羽の色が、その勇者の資質を教えてくれる。
その色は、持ち主であるユリアナにしか見えない。
だから冒険者たちは、まさか登録用紙を書く行為が占術などとは思わない。
(煤けた灰が混じったような薄汚れた茶。どうしたらこんな色になるのかしら。好青年風に振舞っているけど、魂の色は詐欺師と同じだわ)
加えて魔力も高くない。
あの手この手で誤魔化して、ランクを上げてきたのだろう。
ユリアナは登録用紙の『他ギルドランク』欄に目を落とした。
「お隣の中津公国では、シルバーランクだったのですね。コナハト皇国中央ギルドにおきましては、他ギルドのように飛び級はございません。どれほどの玄人様でもルーキースタートとなります」
ユリアナの説明を聞いて、案の定、勇者の顔が曇った。
「受けられる依頼数に上限はございません。多くの依頼をこなしていただけば、ランクアップも早くできますので、頑張ってくださいませ」
勇者の顔が引き攣った。
「これでも俺は、邪精霊討伐隊の隊長を務めていたんだが。そういう功績は反映されないのかな」
ユリアナは登録用紙を覗き込んだ。
備考欄にそんな内容が書かれている。
羽ペンと紙に、そっと手を翳した。
「中津公国、精霊の森に大量発生した邪精霊の事件ですね。討伐は今も続いているはずですが、任期は終了したのでしょうか?」
「任期満了で次に譲ったんだ。いつまでも一人が隊長の座に居座っては、他の者の活躍の場を奪うだろう」
「後進への配慮の御心、ご立派でございます。小隊の副隊長は任期が短く、大きな活躍がないと満了後の追加契約はなかったはずですので、ご自身からあえて契約を蹴るのは勿体なかったですね」
勇者が、眼を鋭くしてユリアナを睨んだ。
「副っ……。俺は、貴女に興味があってこの国まで来たんだ。占いとやらを早く試してくれないか」
苛立ちを隠さない声で急かす。
(占術は完了。この男はランク外。中央ギルドには必要ないわ)
ユリアナはニコリと笑んで、大きなルーレット盤を取り出した。
盤の中には二本の針があり、ジョブとレベルを指すようになっている。
「それでは、こちらを御回しください。貴方が本当に皇国の勇者であれば、見合うレベルとジョブの冒険者が仲間となりましょう」
「ちょっと待て、まさかこれが占術だとでもいうつもりか? ただのルーレットじゃないか」
「私の魔力を込めた魔道具です。見た目で質を判断されるのは早計ですよ」
勇者が、言葉を詰まらせた。
ユリアナは手を合わせ、目を瞑った。
「冒険者……トマスに、光神ルーグ様の導きがあらんことを」
ちらりと目を開けて、登録用紙に書かれた名前を確認する。
要らない人材だから覚える気もなかったが、最後に名前を呼ぶのだったと思い出した。
ユリアナがそれらしい仕草をしてみせたからか、不満を飲み込んだらしい。
トマスがルーレットを回した。
(そうね……、ここは、ラーベラ様に御裁きを頂きましょう)
そう念じるだけで、ルーレット盤の針は願い通りの場所で止まる。
オートもリモートも自在だ。
「レベル72、大賢者ラーベラ様を引き当てられました。なんという強運をお持ちなのでしょう」
勇者の顔があからさまに笑んだ。
トマス自身はレベル32の勇者だ。かなりの大穴を射抜いた、と思うだろう。
ギルドにたむろしていた冒険者たちも、興味津々でトマスのルーレット盤を覗き込んだ。
月に一度のジョブ別優先登録会はお祭りのようなものなので、古参の冒険者たちは見学して楽しんでいる。
「ははっ! やはり俺は持ってる! この世界を救うべき選ばれた勇者だ!」
拳を上げて叫ぶ勇者に、古参の冒険者たちが賛辞を送った。
「やりやがったな! ラーベラ様を引き当てるたぁ、並じゃねぇ!」
「欲しくて出せる目じゃぁ、ねぇな」
「御活躍が楽しみだねぇ、トマス!」
すっかり上機嫌なトマスが、初めて会った古参たちとハイタッチしている。
「勇者トマス様、お二階へご案内いたしま~す。ギルドカードのお渡しと、ラーベラ様とのご契約を行いま~す」
呼び込みをしていた受付嬢のララクがトマスを案内する。
ユリアナは笑顔でトマスに手を振った。
「確かに欲しくて出せる目じゃぁ、ねぇけどな」
「俺は欲しくない目だねぇ」
「ラーベラ様が当たるたぁ、あの勇者様、どんな悪行を積んだんだい?」
古参の冒険者たちが、ユリアナに問い掛ける。
「後の御活躍に、ご期待くださいませ」
ニコリと笑んだユリアナを眺めて、冒険者たちが蒼い顔をした。
大賢者ラーベラは冒険者を導き裁く者である。
共に向かった冒険の先で、持てるジョブに従い正しく冒険者を導く。
勇者トマスが大賢者ラーベラの制止を振り切り向かったゴブリン集落の討伐で、ゴブリンソルジャーに殺害された報せを受けるのは、この一カ月後になる。
彼女の噂を聞き付け、会いに来る冒険者もあれば、彼女に見つからないように逃げ隠れる冒険者もある。
ユリアナ自身は一見すると、どこにでもいる至って一般的なお嬢さんだ。
ただ一つ、一般的でないのは。
占術で冒険者を導く特技があること。
言葉で説明を重ねるより、仕事振りを見てもらうのが早いだろう。
今日のユリアナは新規登録受付窓口に立っている。
「おはようございま~す! 本日は勇者様優先登録日となっております。ギルドに新規ご登録の勇者様に限り、パーティメンバーを一人、無料で斡旋させていただきまっす!」
ギルドの入口で、元気印な受付嬢ララクが呼び込みを始めた。
その声に促されて、勇者たちが列を作った。
他ギルドから流れてきた中堅勇者から冒険者学校を卒業したばかりの新人勇者まで、様々だ。
最初の勇者がユリアナの前に立った。
それなりに美丈夫の男性は、歳の頃二十代半ばといったところか。
歩き方、装備品、自信に溢れる表情。
ある程度、場数を踏んだ勇者であるらしい。
「貴女が有名な占術姫か。噂の通り、美しい人だ。お会いできて光栄だ。貴女にお会いするために、隣町のギルドを抜けて、こちらに駆け付けた。今日はよろしくお願いする」
差し出された手を眺めて、ユリアナは微笑んだ。
「当ギルドをお選びいただき、私どもこそ光栄に存じます。ギルド一同、勇者様を歓迎いたします」
胸に手を添えて、軽く会釈する。
「これは、突然に握手を求めるとは、不躾な真似をした。すまない」
ユリアナは、ニコリと笑みを深めて小首を傾げた。
登録用紙を取り出す。
窓口に備えてある羽ペンを差し出した。
「まずは、こちらにご記入をお願いいたします」
「あぁ、わかった」
勇者の目がピクリと痙攣した。
杓子定規な言葉しか発さないユリアナに御不満な様子だ。
ペンを手に取り、文字を書き始めた手元を、ユリアナはじっと見詰めた。
(手に仕込んだ針は催眠魔法かしら。私から都合の良い占術結果を引き出したいのね)
ユリアナの噂は隣国に響き渡るほどに有名だ。
彼女が見出した冒険者が立て続けに成功を収めたのがきっかけだった。
『コナハトの中央ギルドにいる受付嬢にお墨付きをもらった冒険者は大成する』
いつからか、そんな噂が流れ出した。
お陰でコナハトの中央ギルドは冒険者の数に困らない。
(たくさん来てくださるけれど、質が良い方は少ないわ。この方も、残念ね)
羽ペンが、勇者の生気と魔力を吸い上げて羽とインクに流れる。
生気は魂の質を、魔力は潜在能力の高さを予言する。
羽ペンはユリアナの占術道具だ。
ペンの上部についた大きな羽の色が、その勇者の資質を教えてくれる。
その色は、持ち主であるユリアナにしか見えない。
だから冒険者たちは、まさか登録用紙を書く行為が占術などとは思わない。
(煤けた灰が混じったような薄汚れた茶。どうしたらこんな色になるのかしら。好青年風に振舞っているけど、魂の色は詐欺師と同じだわ)
加えて魔力も高くない。
あの手この手で誤魔化して、ランクを上げてきたのだろう。
ユリアナは登録用紙の『他ギルドランク』欄に目を落とした。
「お隣の中津公国では、シルバーランクだったのですね。コナハト皇国中央ギルドにおきましては、他ギルドのように飛び級はございません。どれほどの玄人様でもルーキースタートとなります」
ユリアナの説明を聞いて、案の定、勇者の顔が曇った。
「受けられる依頼数に上限はございません。多くの依頼をこなしていただけば、ランクアップも早くできますので、頑張ってくださいませ」
勇者の顔が引き攣った。
「これでも俺は、邪精霊討伐隊の隊長を務めていたんだが。そういう功績は反映されないのかな」
ユリアナは登録用紙を覗き込んだ。
備考欄にそんな内容が書かれている。
羽ペンと紙に、そっと手を翳した。
「中津公国、精霊の森に大量発生した邪精霊の事件ですね。討伐は今も続いているはずですが、任期は終了したのでしょうか?」
「任期満了で次に譲ったんだ。いつまでも一人が隊長の座に居座っては、他の者の活躍の場を奪うだろう」
「後進への配慮の御心、ご立派でございます。小隊の副隊長は任期が短く、大きな活躍がないと満了後の追加契約はなかったはずですので、ご自身からあえて契約を蹴るのは勿体なかったですね」
勇者が、眼を鋭くしてユリアナを睨んだ。
「副っ……。俺は、貴女に興味があってこの国まで来たんだ。占いとやらを早く試してくれないか」
苛立ちを隠さない声で急かす。
(占術は完了。この男はランク外。中央ギルドには必要ないわ)
ユリアナはニコリと笑んで、大きなルーレット盤を取り出した。
盤の中には二本の針があり、ジョブとレベルを指すようになっている。
「それでは、こちらを御回しください。貴方が本当に皇国の勇者であれば、見合うレベルとジョブの冒険者が仲間となりましょう」
「ちょっと待て、まさかこれが占術だとでもいうつもりか? ただのルーレットじゃないか」
「私の魔力を込めた魔道具です。見た目で質を判断されるのは早計ですよ」
勇者が、言葉を詰まらせた。
ユリアナは手を合わせ、目を瞑った。
「冒険者……トマスに、光神ルーグ様の導きがあらんことを」
ちらりと目を開けて、登録用紙に書かれた名前を確認する。
要らない人材だから覚える気もなかったが、最後に名前を呼ぶのだったと思い出した。
ユリアナがそれらしい仕草をしてみせたからか、不満を飲み込んだらしい。
トマスがルーレットを回した。
(そうね……、ここは、ラーベラ様に御裁きを頂きましょう)
そう念じるだけで、ルーレット盤の針は願い通りの場所で止まる。
オートもリモートも自在だ。
「レベル72、大賢者ラーベラ様を引き当てられました。なんという強運をお持ちなのでしょう」
勇者の顔があからさまに笑んだ。
トマス自身はレベル32の勇者だ。かなりの大穴を射抜いた、と思うだろう。
ギルドにたむろしていた冒険者たちも、興味津々でトマスのルーレット盤を覗き込んだ。
月に一度のジョブ別優先登録会はお祭りのようなものなので、古参の冒険者たちは見学して楽しんでいる。
「ははっ! やはり俺は持ってる! この世界を救うべき選ばれた勇者だ!」
拳を上げて叫ぶ勇者に、古参の冒険者たちが賛辞を送った。
「やりやがったな! ラーベラ様を引き当てるたぁ、並じゃねぇ!」
「欲しくて出せる目じゃぁ、ねぇな」
「御活躍が楽しみだねぇ、トマス!」
すっかり上機嫌なトマスが、初めて会った古参たちとハイタッチしている。
「勇者トマス様、お二階へご案内いたしま~す。ギルドカードのお渡しと、ラーベラ様とのご契約を行いま~す」
呼び込みをしていた受付嬢のララクがトマスを案内する。
ユリアナは笑顔でトマスに手を振った。
「確かに欲しくて出せる目じゃぁ、ねぇけどな」
「俺は欲しくない目だねぇ」
「ラーベラ様が当たるたぁ、あの勇者様、どんな悪行を積んだんだい?」
古参の冒険者たちが、ユリアナに問い掛ける。
「後の御活躍に、ご期待くださいませ」
ニコリと笑んだユリアナを眺めて、冒険者たちが蒼い顔をした。
大賢者ラーベラは冒険者を導き裁く者である。
共に向かった冒険の先で、持てるジョブに従い正しく冒険者を導く。
勇者トマスが大賢者ラーベラの制止を振り切り向かったゴブリン集落の討伐で、ゴブリンソルジャーに殺害された報せを受けるのは、この一カ月後になる。
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