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6.太陽くん
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「やったーっ!」
六年生の教室が並ぶ廊下には、新しいクラス割が貼られていた。その掲示物の前で、樹里ちゃんたちがぴょんぴょんはねる。
私と樹里ちゃん、恵奈ちゃん、花鈴ちゃん、それから先に教室に行ってしまった昴くん。
五人全員、六年一組だった。
「五年三組のときと、ほとんど同じメンバーだね!」
「ねっ。四クラスあるから、絶対ばらばらになると思ったのに! 嬉しい~」
みんなの言う通り、昨年度の五年三組と今年度の六年一組は、ほとんど同じ顔ぶれだった。
「こういうことって、よくあるのかな?」
私が訊くと、三人は首を振った。
「ないでしょ! 私たちめちゃくちゃ仲が良かったから、先生たちが同じクラスにしてくれたのかな~?」
みんなはきゃあきゃあとはしゃいで嬉しそう。
でも、私は冷静に分析していた。
同じクラスになったのは、仲が良かったからではない。
きっと、月渚のためだ。半年以上ぶりに学校に通う月渚のために、先生たちがクラスメイトをほとんどそのままにしてくれたんだ。
「月渚ったら、もっと嬉しそうにしなよ~」
「久しぶりの登校だから緊張してるの?」
「いつもの月渚だったら、テンション上がりすぎて、廊下で側転くらいはしてるよねー!」
「へっ?」
(そ、側転!? 学校の廊下で!? ふ、ふつう廊下で側転なんてする?)
でも、月渚は元気いっぱいの子だと聞いていたから、本当にやるかも……?
(よしっ!)
私は運動機能も強化されたアンドロイド。
側転なんて朝飯前だ。(機械だから、朝ごはんは食べられないのだけど)
私は両手をぱっと高く上げた。
「るっ、月渚っ?」
片足を出す!
床に両手をつく!
足を上に……!
「きゃああっ!」
私の近くで小さな悲鳴が上がった。
「えっ?」
逆立ちのポーズで、動きをぴたりと止める。
両腕で自分の体を支えたまま首を動かし、悲鳴を上げた人物を探した。
私のすぐ横には、ボブカットの女の子がいた。
朝、私たちを眺めていた子だ。
切れ長の目を真ん丸にして立ちすくんでいる。
「ごめんなさい!」
私は逆立ちをしながら謝った。このまま側転をしていれば、この子にぶつかっていたかもしれない。
「紗理奈っ、ぶつかってない!?」
紗理奈と呼ばれた女の子は駆け寄ってきた友だちに頷いてから、また私に向き直る。
(この子、紗理奈ちゃんっていうんだ)
このボブカットの子は「紗理奈ちゃん」。
私は逆立ちしながら、彼女の名前をインプットした。
「……小暮さん」
紗理奈ちゃんは口を開き、
「あなた、パンツ丸見えよ?」
と静かに言った。
「ええええっ?」
紗理奈ちゃんの言葉に動揺して、私は思いきりバランスを崩してしまった。
その場に倒れ、おでこを床にぶつける。体内の金属たちがび~んとしびれる。
「うううう~……」
痛みを感じたわけではないけれど、体の内側がしびれる感覚はすごーく不快だった。
「月渚っ、大丈夫!?」
「退院したばっかりなのに、なにやってんの!?」
「それに、スカートのときは下にスパッツもはいたほうがいいよ!? お母さんと買いに行きな!」
廊下で倒れた私のことを、樹里ちゃんたちがすごく心配してくれた。
「ほーんと、月渚ってわけわかんないことばっかするよね」
「ねー。でもそういうところが月渚らしいっていうか」
花鈴ちゃんと恵奈ちゃんが私を見下ろして笑う。
「わかるわかる。元気がありあまってるんでしょ」
樹里ちゃんがうんうんと首を振る。
(そ、側転してよかった……!)
みんなに「月渚らしさ」を見せつけることができたみたい。
でも、クラスメイトになった紗理奈ちゃんに、こわい思いをさせてしまったのは反省点だ。
「次は、周りをちゃんと見てから側転するね!」
私が決意表明をすると、三人は「や、もうしなくていい」と口をそろえた。
「ねえ」
顔を上げると、目の前には紗理奈ちゃんがいた。紗理奈ちゃんの差し出した手には、私の……ではなく、月渚の「サシェ」があった。
「これって、小暮さんの巾着? 床に落ちていたわよ」
ポケットに入れておいたはずなのに、逆立ちしたときに落としたみたい。それを紗理奈ちゃんが拾ってくれたんだ。
「ありがとう。紗理奈ちゃん」
危ない、危ない。
大切なものなのに、なくしてしまうところだった。
「……『紗理奈ちゃん』? ほとんど初対面なのに、なれなれしいんじゃない? 苗字で呼んでくれる?」
紗理奈ちゃんは、「紗理奈ちゃん」と呼ばれたくないみたい。
空子さんが私に「お母さん」と呼ばれたくないのと一緒だ。
「じゃあ、紗理奈ちゃんの苗字を教えてくれる?」
「瀬戸よ。瀬戸」
「瀬戸ちゃんね。よろしく、瀬戸ちゃん」
「瀬戸さん、でしょっ。そこは!」
「月渚!? どうしたの!?」
廊下の向こうから、あわてたような足音が聞こえてくる。
やってきたのは他の六年生たちに比べると、ずいぶん背が高い男の子だった。
「まだどこか具合が悪いの?」
男の子は心配そうな顔をして私に手を差し伸べてくれた。
「ううん、転んだだけです。ありがとうござ……。あ、ありがとう。大丈夫だよ」
私は男の子の手を取って立ち上がる。
「月渚、久しぶり。退院おめでとう。でもあまり無理しないでね」
この男の子の名前も、もちろん知っている。
月渚のスマートホンの画像フォルダには、友だちとの写真がたくさん保存されていた。
中でも多かったのが、この男の子と映る写真だ。
彼の名前は「天野太陽」。
昴くんと同じ、月渚の幼馴染だ。
三人とも家が近く、よく一緒に遊んでいた。
目の前に立つ太陽くんは、月渚よりも十センチ以上は背が高い。背中のランドセルが似合わなくなってきているみたいだ。
六年生の教室が並ぶ廊下には、新しいクラス割が貼られていた。その掲示物の前で、樹里ちゃんたちがぴょんぴょんはねる。
私と樹里ちゃん、恵奈ちゃん、花鈴ちゃん、それから先に教室に行ってしまった昴くん。
五人全員、六年一組だった。
「五年三組のときと、ほとんど同じメンバーだね!」
「ねっ。四クラスあるから、絶対ばらばらになると思ったのに! 嬉しい~」
みんなの言う通り、昨年度の五年三組と今年度の六年一組は、ほとんど同じ顔ぶれだった。
「こういうことって、よくあるのかな?」
私が訊くと、三人は首を振った。
「ないでしょ! 私たちめちゃくちゃ仲が良かったから、先生たちが同じクラスにしてくれたのかな~?」
みんなはきゃあきゃあとはしゃいで嬉しそう。
でも、私は冷静に分析していた。
同じクラスになったのは、仲が良かったからではない。
きっと、月渚のためだ。半年以上ぶりに学校に通う月渚のために、先生たちがクラスメイトをほとんどそのままにしてくれたんだ。
「月渚ったら、もっと嬉しそうにしなよ~」
「久しぶりの登校だから緊張してるの?」
「いつもの月渚だったら、テンション上がりすぎて、廊下で側転くらいはしてるよねー!」
「へっ?」
(そ、側転!? 学校の廊下で!? ふ、ふつう廊下で側転なんてする?)
でも、月渚は元気いっぱいの子だと聞いていたから、本当にやるかも……?
(よしっ!)
私は運動機能も強化されたアンドロイド。
側転なんて朝飯前だ。(機械だから、朝ごはんは食べられないのだけど)
私は両手をぱっと高く上げた。
「るっ、月渚っ?」
片足を出す!
床に両手をつく!
足を上に……!
「きゃああっ!」
私の近くで小さな悲鳴が上がった。
「えっ?」
逆立ちのポーズで、動きをぴたりと止める。
両腕で自分の体を支えたまま首を動かし、悲鳴を上げた人物を探した。
私のすぐ横には、ボブカットの女の子がいた。
朝、私たちを眺めていた子だ。
切れ長の目を真ん丸にして立ちすくんでいる。
「ごめんなさい!」
私は逆立ちをしながら謝った。このまま側転をしていれば、この子にぶつかっていたかもしれない。
「紗理奈っ、ぶつかってない!?」
紗理奈と呼ばれた女の子は駆け寄ってきた友だちに頷いてから、また私に向き直る。
(この子、紗理奈ちゃんっていうんだ)
このボブカットの子は「紗理奈ちゃん」。
私は逆立ちしながら、彼女の名前をインプットした。
「……小暮さん」
紗理奈ちゃんは口を開き、
「あなた、パンツ丸見えよ?」
と静かに言った。
「ええええっ?」
紗理奈ちゃんの言葉に動揺して、私は思いきりバランスを崩してしまった。
その場に倒れ、おでこを床にぶつける。体内の金属たちがび~んとしびれる。
「うううう~……」
痛みを感じたわけではないけれど、体の内側がしびれる感覚はすごーく不快だった。
「月渚っ、大丈夫!?」
「退院したばっかりなのに、なにやってんの!?」
「それに、スカートのときは下にスパッツもはいたほうがいいよ!? お母さんと買いに行きな!」
廊下で倒れた私のことを、樹里ちゃんたちがすごく心配してくれた。
「ほーんと、月渚ってわけわかんないことばっかするよね」
「ねー。でもそういうところが月渚らしいっていうか」
花鈴ちゃんと恵奈ちゃんが私を見下ろして笑う。
「わかるわかる。元気がありあまってるんでしょ」
樹里ちゃんがうんうんと首を振る。
(そ、側転してよかった……!)
みんなに「月渚らしさ」を見せつけることができたみたい。
でも、クラスメイトになった紗理奈ちゃんに、こわい思いをさせてしまったのは反省点だ。
「次は、周りをちゃんと見てから側転するね!」
私が決意表明をすると、三人は「や、もうしなくていい」と口をそろえた。
「ねえ」
顔を上げると、目の前には紗理奈ちゃんがいた。紗理奈ちゃんの差し出した手には、私の……ではなく、月渚の「サシェ」があった。
「これって、小暮さんの巾着? 床に落ちていたわよ」
ポケットに入れておいたはずなのに、逆立ちしたときに落としたみたい。それを紗理奈ちゃんが拾ってくれたんだ。
「ありがとう。紗理奈ちゃん」
危ない、危ない。
大切なものなのに、なくしてしまうところだった。
「……『紗理奈ちゃん』? ほとんど初対面なのに、なれなれしいんじゃない? 苗字で呼んでくれる?」
紗理奈ちゃんは、「紗理奈ちゃん」と呼ばれたくないみたい。
空子さんが私に「お母さん」と呼ばれたくないのと一緒だ。
「じゃあ、紗理奈ちゃんの苗字を教えてくれる?」
「瀬戸よ。瀬戸」
「瀬戸ちゃんね。よろしく、瀬戸ちゃん」
「瀬戸さん、でしょっ。そこは!」
「月渚!? どうしたの!?」
廊下の向こうから、あわてたような足音が聞こえてくる。
やってきたのは他の六年生たちに比べると、ずいぶん背が高い男の子だった。
「まだどこか具合が悪いの?」
男の子は心配そうな顔をして私に手を差し伸べてくれた。
「ううん、転んだだけです。ありがとうござ……。あ、ありがとう。大丈夫だよ」
私は男の子の手を取って立ち上がる。
「月渚、久しぶり。退院おめでとう。でもあまり無理しないでね」
この男の子の名前も、もちろん知っている。
月渚のスマートホンの画像フォルダには、友だちとの写真がたくさん保存されていた。
中でも多かったのが、この男の子と映る写真だ。
彼の名前は「天野太陽」。
昴くんと同じ、月渚の幼馴染だ。
三人とも家が近く、よく一緒に遊んでいた。
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