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通常編
15,誰?
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お姉ちゃんとのお出かけの日。僕はチョコ味のチュリトスを食べながら園内のベンチに座っていた。予想以上に砂糖が多く甘いと感じたが甘党派の僕には丁度いい。入場料は無料のため例のペアチケットはまだ使っていない。
お姉ちゃんはなんか美容院に行くとか言って先に行っててとのことだ。弟のお出かけでそんなに気合入れる必要ある?好きな人や恋人のデートではあるまいし。
待ち合わせは10時30分園内にある時計を見ると11時11分、ポッキーの時間を指していた。この時点で遅刻確定。こういう女性とは付き合いたくない。遅れるという連絡すらない。
丁度チュリトスの最後の一口を口に入れた時隣に女の子が座ってくる。年齢は同い年ぐらい。茶髪セミロング低身長、πは大きめの美少女だ。見た目はおとなしめで申し訳ないが陰キャ臭が漂う。
おかしいな。ベンチはガラガラなのに。今日は午後1時頃から大雨の予報なので園内は土曜日だってのに閑散としていた。だからこそ早く雨で止まるアトラクションは乗りたいのにあのクソ姉。
尚その女の子は僕の顔をジロジロと見ている。僕は夏休みの自由研究の観察物ではないですよ?知らないあなた。
「あの~すいません!もしかしてですが安藤さんの弟さんですか?」
女の子は見た目とは裏腹に活気のある声だった。さっきの印象とは180°違っていた。陰キャっぽいとかそんなことを感じていた自分が情けない。
「安藤さんって安藤真保のことですか?」
「そうそう!」
「じゃああなたは誰?」
なんかどっかで見た気がする。学校で一度だけ見たことがある気が…………。
「申し遅れた、私は畠山彩奈って言います。あなたのお姉さんのクラスメイトだよ!」
ま~た新キャラか。この小説知名度なくて、PV数取れてなくて、つまらない癖にキャラクターの数は多いんだよな。また覚えないと。
「そうすか。僕は真保の弟の安藤風馬です。どうして僕に声をかけたの?」
「だってさークラスメイトと同じ顔の人がたまたま居たんだよ。そりゃ声かけたくなるでしょ。安藤さんは双子の弟いるって言ってたし。」
たしかに僕たちは顔が似ている。一卵性の双子なもんで。ちなみに僕の顔は女の子に似ている。いわゆる女顔と言うやつだ。
「1つ質問いい?真保とは仲良くやってる?」
「もちろん!私たち親友なんで。毎日LINEでやり取りしてるよ。」
それは嬉しい。真保は昔一見知りで中学校の頃は友だちが多い訳ではなかった。けれども今は川田さんや今日会った畠山さんという友だちがいる。真保も成長したんだな。
「じゃあこっちからも質問。一緒にお風呂に入ってる?」
「どういう質問???入ってないよ!!!いくつだと思ってるの???」
言えない、言えないよ。中学2年の春まで一緒に入ってたなんて。第二次性徴後にも入ってたなんて。
「所で君は今日1人で来たの?」
「イヤ彼氏と来たよ。あいつ今トイレ行ってるから。」
彼氏おるん?てかこの状況彼氏さんにバレたら相当まずくないか?
「じゃあ私はこれぐらいで。また学校で会おうね!んだばまだね。」
「んだば…………なにそれ?」
「私実は中3の頃岩手から埼玉に引越してきたんだ。だからたまに南部弁で話すよ。ちなみにさっきの意味は、じゃあさようなら………だよ。」
「なるほど。じゃ、さいなー。」
僕は手を振る。畠山さんは振り返す。そして彼女は豊かな胸を揺らしながら30メートルほど離れたトイレへと向かって行った。にしても……………大きかったな~。川田さんといい勝負だ。是非とも修学旅行のお風呂で対決してほしいものだ。
よしお願い事しよう。
(真保のが成長しますように。)
ちなみに僕が言ったさいなーとは栃木の方言で大体意味はわかるだろう。さようならという意味だ。栃木県はパパのお父さん、僕のおじいちゃんが住んで場所だ。
ちなみに日光東照宮なんて年2回行っているので修学旅行で行った時特別感はなかった。ちなみに冬になると毎年とちおとめが送られてくる。
お姉ちゃんはなんか美容院に行くとか言って先に行っててとのことだ。弟のお出かけでそんなに気合入れる必要ある?好きな人や恋人のデートではあるまいし。
待ち合わせは10時30分園内にある時計を見ると11時11分、ポッキーの時間を指していた。この時点で遅刻確定。こういう女性とは付き合いたくない。遅れるという連絡すらない。
丁度チュリトスの最後の一口を口に入れた時隣に女の子が座ってくる。年齢は同い年ぐらい。茶髪セミロング低身長、πは大きめの美少女だ。見た目はおとなしめで申し訳ないが陰キャ臭が漂う。
おかしいな。ベンチはガラガラなのに。今日は午後1時頃から大雨の予報なので園内は土曜日だってのに閑散としていた。だからこそ早く雨で止まるアトラクションは乗りたいのにあのクソ姉。
尚その女の子は僕の顔をジロジロと見ている。僕は夏休みの自由研究の観察物ではないですよ?知らないあなた。
「あの~すいません!もしかしてですが安藤さんの弟さんですか?」
女の子は見た目とは裏腹に活気のある声だった。さっきの印象とは180°違っていた。陰キャっぽいとかそんなことを感じていた自分が情けない。
「安藤さんって安藤真保のことですか?」
「そうそう!」
「じゃああなたは誰?」
なんかどっかで見た気がする。学校で一度だけ見たことがある気が…………。
「申し遅れた、私は畠山彩奈って言います。あなたのお姉さんのクラスメイトだよ!」
ま~た新キャラか。この小説知名度なくて、PV数取れてなくて、つまらない癖にキャラクターの数は多いんだよな。また覚えないと。
「そうすか。僕は真保の弟の安藤風馬です。どうして僕に声をかけたの?」
「だってさークラスメイトと同じ顔の人がたまたま居たんだよ。そりゃ声かけたくなるでしょ。安藤さんは双子の弟いるって言ってたし。」
たしかに僕たちは顔が似ている。一卵性の双子なもんで。ちなみに僕の顔は女の子に似ている。いわゆる女顔と言うやつだ。
「1つ質問いい?真保とは仲良くやってる?」
「もちろん!私たち親友なんで。毎日LINEでやり取りしてるよ。」
それは嬉しい。真保は昔一見知りで中学校の頃は友だちが多い訳ではなかった。けれども今は川田さんや今日会った畠山さんという友だちがいる。真保も成長したんだな。
「じゃあこっちからも質問。一緒にお風呂に入ってる?」
「どういう質問???入ってないよ!!!いくつだと思ってるの???」
言えない、言えないよ。中学2年の春まで一緒に入ってたなんて。第二次性徴後にも入ってたなんて。
「所で君は今日1人で来たの?」
「イヤ彼氏と来たよ。あいつ今トイレ行ってるから。」
彼氏おるん?てかこの状況彼氏さんにバレたら相当まずくないか?
「じゃあ私はこれぐらいで。また学校で会おうね!んだばまだね。」
「んだば…………なにそれ?」
「私実は中3の頃岩手から埼玉に引越してきたんだ。だからたまに南部弁で話すよ。ちなみにさっきの意味は、じゃあさようなら………だよ。」
「なるほど。じゃ、さいなー。」
僕は手を振る。畠山さんは振り返す。そして彼女は豊かな胸を揺らしながら30メートルほど離れたトイレへと向かって行った。にしても……………大きかったな~。川田さんといい勝負だ。是非とも修学旅行のお風呂で対決してほしいものだ。
よしお願い事しよう。
(真保のが成長しますように。)
ちなみに僕が言ったさいなーとは栃木の方言で大体意味はわかるだろう。さようならという意味だ。栃木県はパパのお父さん、僕のおじいちゃんが住んで場所だ。
ちなみに日光東照宮なんて年2回行っているので修学旅行で行った時特別感はなかった。ちなみに冬になると毎年とちおとめが送られてくる。
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