神のしごきに耐え抜いて武神へと到りました

江守 桜

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10 セザール商会へ

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  「まずは、依頼完了の報告をギルドにしに行かないとな」

 町に着いた俺達はまずはゴブリン討伐の依頼完了の報告と、ソフィアとのパーティー登録の為にギルドに向かった。

 「ハク様早いですね。依頼はどうなりました?」

 「無事に終わったよアイラさん。ゴブリンの魔石今出すから」

 「ハク様は物品収納アイテムボックススキル持ちだったんですか。……かなり多い量の魔石ですね……どれどれ?えっ、これってゴブリンジェネラルの魔石では」

  「あぁ、何かゴブリン倒したあとやってきたから、ついでに倒してといたんだが」

  「ついでって。ゴブリンジェネラルってCランクの魔物なんですけど……。それじゃあ、とりあえずゴブリンの依頼は完了です。ゴブリンジェネラルの魔石もこちらで買取り致しますので、依頼の代金と会わせて金貨5枚と銅貨8枚ですね。それとゴブリンジェネラルの討伐によって冒険者ランクがDランクまで上昇致しますので冒険者カードの提出をお願いします」

 俺は、代金を受けとり冒険者カードを渡した。しばらくして、冒険者カードが返ってくると、Dの文字が書かれていた。

  「Dランク昇格おめでとうございます。こんなに早い人滅多にいないですよ~」

  「こんなに早くランク上げさせてよかったのか?」

 流石に、簡単にランクを上げすぎじゃ無いか?

  「大丈夫です。昇格試験があるのはCランクからですから。Dランクまでは比較的簡単にあがれるんですよ」

 そういうことか。じゃあ、俺はまだまだ冒険者としては下の方だな。地道にあげていきたいものだな。

  《マスターなら、あっという間にあげられると思いますけど》

 一応、武神だしね?笑

  「あっ、それと俺とソフィアでパーティー組むことになったからその登録もしてくれないか?」

  「パーティー組むことにしたんですね。そちらの方がこちらとしてはありがたいです。でも、ソフィア様と組むことにしたんですね」

  「アイラさん、朝はすみませんでした。結局一人で森に行ってしまいました。そこで、ゴブリンに囲まれてしまってハクさんに助けてもらって、パーティーを組むことになりました」

 アイラさんと、ソフィアは面識があるようだ。まぁ冒険者と受付だし、面識があっても不思議はないか。

  「やっぱり、行ったんですか。……まぁ無事ならいいです。次からはちゃんと忠告は聞いてくださいね。じゃあ、パーティー登録しますので、二人とも冒険者カードを提出してください」

 俺とソフィアは、冒険者カードを提出してパーティー登録をしてもらった。

  「これでパーティー登録は終了です。パーティー名はどうしますか?」

 パーティー名かどんなのがいいかな?

  「それって今決めないといけないのか?」

  「いえ、別に急いでもらう必要は無いのでゆっくり決めて貰って大丈夫ですよ」

  「じゃあまた今度来たときまでに決めとくよ」

  「わかりました。またのご利用お待ちしております」

 その後、冒険者ギルドを出た。

  「ハクさん、この後はどこに行くんですか?」

 どこにいこう?

  《セザール商会に行くとよろしいかと。今のタイミングなら、向こうとしてもちょうどいいタイミングです。》

  そういえば、後日行くって言ったな。じゃあ今行くか。

  「セザール商会に行こうと思う。ちょうど用事があるんだ」

  「セザール商会って今一番力がある商会じゃないですか!!どうしてそんなとこに用事が……まぁハクさんですしね」

 何か勝手に納得してしまった。解せぬ。

  《しょうがないかと。》

 ナビさんまでも。解せぬ。
 でも、セザール商会ってそんな凄い商会だったのか。その代表取締役と知り合いって結構ヤバい気がする。

  「じゃあ、行くか」

 俺は、セザールさんから貰った地図を頼りにセザール商会に向かった。

  「………これは、………でかいな」

  「……大き過ぎですね、」

 セザール商会は信じられないぐらいでかかった。冒険者ギルドよりも一回り以上でかかった。
 中に入るのに、少し躊躇ってしまったが中に入ってみた。

  「ご用件はなんでしょうか」 
 
  「俺は、ハクって言うんですけどセザールさんはおられますか」

  「貴方がハク様でしたか。セザール様よりハク様が来たら通せと仰せつかっております。どうぞこちらへ」

 案内され、客室のような所に通された。そして、しばらくするとセザールさんがやってきた。

  「昨日ぶりですなハク様。お元気そうで何よりです。そちらの方は?」

  「そちらこそお元気そうで。こっちはソフィアです。俺のパーティーメンバーなんですよ」

  「ソフィアです。よろしくお願いします」

  「もうパーティーメンバーが出来たのですか。早いですね。じゃあ、早速ハク様へのお礼の件ですが、ケヴィン持ってきてくれ」

  「はい」

 少しすると、ケヴィンと言う人が大きな袋を持ってきた。

  「こちらが、お礼と護衛の報酬を合わせた合計で大金貨100枚になります。使い勝手が、いいように大金貨となっております。少し多いですが、どこかに持ち運ばせましょうか?」

 大金貨100枚!1億セルなんて大金いきなりゲットだ。

  「物品収納アイテムボックススキルを持ってるから大丈夫だ」

  「なんと!物品収納アイテムボックススキル持ちだったのですか。確かにそれなら大丈夫ですな」

 俺は、大金を無限収納インベントリにしまった。

  「ですがこれでもハク様への恩を返せたとは思っておりません。何かあればいつでも私を頼ってください。出来る限りお力になりますので」

  「わかりました。何かあれば頼ることにします。それでは、またいつか会いましょう」

  「はい、ハク様。またいつかお会い出来ることを楽しみにしております」

  俺達は、セザール商会を後にした。

  「せっかくお金も入ったし、パーティー結成のお祝いでもやるか」

  「いいですね。やりましょう」

  それから近くの店で、ソフィアと一緒にパーティー結成のお祝いをした。
  

  
  
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