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15 昇格試験
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「ダンジョンと言うのは世界の至るところに存在していて、モンスターを生み出す不思議な空間のことです。ダンジョン内はいくつもの階層で区切られていて、ある一定の階層でボスモンスターと呼ばれる魔物がいます。そして、なんといってもダンジョンは宝箱なんかがあって今では制作不可能な魔道具や魔導書、魔剣や財宝なんかが入ってることがあります。他にもダンジョン内の魔物は倒したらドロップアイテムだけを残して魔物の体は霧散してダンジョンに吸収されていきます。ドロップアイテムの中にはレアドロップと呼ばれるものもあって、珍しいものが手に入れられる可能性があります。これらの理由もあって、多くの冒険者はダンジョンに潜り一攫千金を狙っています」
「何でそんなものが世界中にあるんだ?」
「今も様々な学者さんが研究しているらしいのですがいまだによくわかっていません」
「そうなのか。ということはダンジョンの町っていうパフィンはダンジョンがあるのか?」
「はい、合計5つのダンジョンが密集している町ですね。Cランク冒険者パーティーでも十分攻略可能なダンジョンから未だに攻略されていないダンジョンまでありますね。ダンジョンはCランク冒険者以上推奨なので、明後日、昇格試験が受かればちょうどいいですね」
…ダンジョンか。面白そうだな。色々な魔物と戦えるかもしれない。
「ダンジョンってのも行ってみたいし明後日の昇格試験受けるよ。ソフィアはどうする?」
「あ、私も受けます!」
「じゃあお二人とも昇格試験に申請しときますね。じゃあ明後日の朝9時頃にこの街を出発するので、それまでにギルドに来て下さいね」
「「わかりました」」
~~~~~~~~~~~~~~
そろそろ9時になるな。アイラさんから話を聞いた後、ソフィアの魔法の訓練をするなどして、昇格試験の日になった。
「私護衛依頼って初めてなので緊張しますね」
「俺も初めてだぞ。でもそんなに緊張しないな」
「流石ハクさんですね」
「でも、俺達以外にも冒険者いるな」
「多分私達と同じように昇格試験を受ける人でしょう」
「そうか、まぁ普通に考えたら俺達以外にもいるか」
時間になるとギルドから誰か出てきた。
「私は今回の昇格試験の試験官のパラキート支部副ギルド長のランガンだ。今からパラキートを出発して馬車でパフィンを目指す。日数はおよそ3日ほどになるだろう。お前達の昇格試験の内容は私を無事パフィンまで護衛することだ。合格の可否は護衛中の行動によって判断する。以上だ」
副ギルド長の話が終わり馬車が進み始めた。すると、同じ昇格試験を受ける人達が近づいてきた。
「俺達はDランクパーティーの"火竜の逆鱗"だ。俺はパーティーリーダーのアルで、そっちの二人がセラとカイだ。同じ昇格試験を受けるにあたって馬車の護衛の仕方を話し合おうと思ったんだが。どうだ?」
「そうだな。確かに話し合った方がいいな。俺達はDランクパーティーの"国士無双"で、俺がパーティーリーダーのハクで、そっちがソフィアだ。じゃあ、とりあえず俺達が馬車の左側、アル達が馬車の右側を守るでどうだ?何かあればお互いに情報を交換し、助け合おう」
「おう、こっちはそれでいい。それじゃあお互いに昇格出来るよう頑張ろう」
「ああ」
それから馬車が出発し始めて 5時間が経過した。
「この携帯食料めっちゃまずいな」
「しょうがないですよ~、携帯食料は味よりも栄養を重視して作られてますから」
「にしてもな~………おっここから二キロ先に何かいるな。狼みたいな…」
《あれは、アースウルフですね。土魔法の使える狼の魔物です。》
「こっちには気づいているんですか?」
「確実に気づいてるな。こっちに5匹ほど向かってきてる」
「アルさん達に教えた方がいいんじゃないですか?」
「信じてもらえるかな?」
「まぁ普通の人は二キロ先にいるの気付けませんしね。まあ、念のためいった方がいいんじゃ無いですか」
「それもそうだな」
~~~~~~~~~~~~~~~~
「嘘はよくないぞ。何で二キロも先の魔物に気付けるんだよ」
「本当だって。俺には探知系のスキルがあるからな」
「その若さで探知系スキル持ってるって凄いな。今までどんな生活してたんだよ……」
「まぁ色々な。多分後2分足らずでこっちに着くぞ」
「わかった。教えてくれてありがとな」
「おう」
~~~~~~~~~~~~~~~
「気づいてれば大したことないな」
俺達の足元には5匹のアースウルフが横たわっていた。
「アースウルフは奇襲タイプの魔物だしな。気づいてればこんなもんだろう」
それから、ちょくちょく魔物に襲われることがあったが探知で先に襲ってくる魔物の位置が把握できるため特に問題なかった。
「見えてきたな、あれがダンジョンの町パフィンだ」
凄いでかい町だな。パラキートよりもでかいな。
《ダンジョンによって、町に冒険者が集まり、冒険者に商品を売ろうと商人が集まりとどんどん町が大きくなっていますからね。しかもパフィンは5つのダンジョンが密集しているため相当大きな町になってますね。》
そうだったのか。
ダンジョン楽しみだな。その前に昇格試験合格してるかな?
「何でそんなものが世界中にあるんだ?」
「今も様々な学者さんが研究しているらしいのですがいまだによくわかっていません」
「そうなのか。ということはダンジョンの町っていうパフィンはダンジョンがあるのか?」
「はい、合計5つのダンジョンが密集している町ですね。Cランク冒険者パーティーでも十分攻略可能なダンジョンから未だに攻略されていないダンジョンまでありますね。ダンジョンはCランク冒険者以上推奨なので、明後日、昇格試験が受かればちょうどいいですね」
…ダンジョンか。面白そうだな。色々な魔物と戦えるかもしれない。
「ダンジョンってのも行ってみたいし明後日の昇格試験受けるよ。ソフィアはどうする?」
「あ、私も受けます!」
「じゃあお二人とも昇格試験に申請しときますね。じゃあ明後日の朝9時頃にこの街を出発するので、それまでにギルドに来て下さいね」
「「わかりました」」
~~~~~~~~~~~~~~
そろそろ9時になるな。アイラさんから話を聞いた後、ソフィアの魔法の訓練をするなどして、昇格試験の日になった。
「私護衛依頼って初めてなので緊張しますね」
「俺も初めてだぞ。でもそんなに緊張しないな」
「流石ハクさんですね」
「でも、俺達以外にも冒険者いるな」
「多分私達と同じように昇格試験を受ける人でしょう」
「そうか、まぁ普通に考えたら俺達以外にもいるか」
時間になるとギルドから誰か出てきた。
「私は今回の昇格試験の試験官のパラキート支部副ギルド長のランガンだ。今からパラキートを出発して馬車でパフィンを目指す。日数はおよそ3日ほどになるだろう。お前達の昇格試験の内容は私を無事パフィンまで護衛することだ。合格の可否は護衛中の行動によって判断する。以上だ」
副ギルド長の話が終わり馬車が進み始めた。すると、同じ昇格試験を受ける人達が近づいてきた。
「俺達はDランクパーティーの"火竜の逆鱗"だ。俺はパーティーリーダーのアルで、そっちの二人がセラとカイだ。同じ昇格試験を受けるにあたって馬車の護衛の仕方を話し合おうと思ったんだが。どうだ?」
「そうだな。確かに話し合った方がいいな。俺達はDランクパーティーの"国士無双"で、俺がパーティーリーダーのハクで、そっちがソフィアだ。じゃあ、とりあえず俺達が馬車の左側、アル達が馬車の右側を守るでどうだ?何かあればお互いに情報を交換し、助け合おう」
「おう、こっちはそれでいい。それじゃあお互いに昇格出来るよう頑張ろう」
「ああ」
それから馬車が出発し始めて 5時間が経過した。
「この携帯食料めっちゃまずいな」
「しょうがないですよ~、携帯食料は味よりも栄養を重視して作られてますから」
「にしてもな~………おっここから二キロ先に何かいるな。狼みたいな…」
《あれは、アースウルフですね。土魔法の使える狼の魔物です。》
「こっちには気づいているんですか?」
「確実に気づいてるな。こっちに5匹ほど向かってきてる」
「アルさん達に教えた方がいいんじゃないですか?」
「信じてもらえるかな?」
「まぁ普通の人は二キロ先にいるの気付けませんしね。まあ、念のためいった方がいいんじゃ無いですか」
「それもそうだな」
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「嘘はよくないぞ。何で二キロも先の魔物に気付けるんだよ」
「本当だって。俺には探知系のスキルがあるからな」
「その若さで探知系スキル持ってるって凄いな。今までどんな生活してたんだよ……」
「まぁ色々な。多分後2分足らずでこっちに着くぞ」
「わかった。教えてくれてありがとな」
「おう」
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「気づいてれば大したことないな」
俺達の足元には5匹のアースウルフが横たわっていた。
「アースウルフは奇襲タイプの魔物だしな。気づいてればこんなもんだろう」
それから、ちょくちょく魔物に襲われることがあったが探知で先に襲ってくる魔物の位置が把握できるため特に問題なかった。
「見えてきたな、あれがダンジョンの町パフィンだ」
凄いでかい町だな。パラキートよりもでかいな。
《ダンジョンによって、町に冒険者が集まり、冒険者に商品を売ろうと商人が集まりとどんどん町が大きくなっていますからね。しかもパフィンは5つのダンジョンが密集しているため相当大きな町になってますね。》
そうだったのか。
ダンジョン楽しみだな。その前に昇格試験合格してるかな?
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