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【第4部〜西洋の神々編〜】
第9章 西洋の神々⑨
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『天上天下唯我独尊』
釈迦が前に歩み寄ると、トールは馬上から地面に落ちて叩き付けられ、平伏したまま起き上がる事が出来なくなった。
「うぐぐっ…くそっ…なんだ、これ…」
トールは自慢の怪力で上体を起こそうと試みたが、起き上がる事が出来ずに喚いた。
「ヤバいな。何だあれ?」
「釈迦が出て来たか。退くぞ!」
ゼウスが号令をかけると、西洋天界の神々は撤退を始めた。
「おい、良いのかよ?トールはどうするんだ?」
「助けたくば、勝手にしろ!だが、奴に近づけば全員、トールの二の舞だぞ」
「どう言う事だ?」
「奴の『天上天下唯我独尊』は、全ての万物を奴の足元に平伏させる固定スキルだ。究極の重力魔法とも言える。あのスキルが無くとも、あいつはセブンスターだ。アダムしか勝てんよ」
「アダムの奴はどうした?」
「アダムは、女帝を弄んでる最中だ」
「ちっ、俺らに戦わせて自分はお楽しみかよ。俺らにも回せよな」
「で、どうなんだ、そいつは?」
「すっごい美人だぞ。何せ『絶世の美女』スキル持ちだからな」
「うっほぉ、そいつは楽しみだ。うちのビーナス(アフロディーテ)ちゃんと、どっちが可愛いかな?」
西洋の神々は言いたい放題でガヤガヤと緊張感も無く、帰って行った。東洋天界の神々など、眼中にも無いと言わんばかりだ。誰もが屈辱で怒りを噛み締めていた。
「ママ、愛してる。誰にも渡さない。ボクの、ボクだけのママを」
アダムに抱かれていると、戸が開けられて誰かが入って来た。
「アダム!俺らにもヤラしてくれよ!」
不躾に部屋に入って来るなり、アダムとの行為中に私の隣に来て胸を揉み始めた。
「くぅ~たまんねぇな。本当に美女じゃねぇか。こんな美女とヤレるなんて最高だな」
そう言いながら、私の目の前に、唆り立った男性のモノを見せつけると、口を無理矢理に開けて挿れようとして来た。その瞬間、その男は部屋の入り口まで吹き飛ばされた。吹き飛ばされた男は絶命していた。
「ボクのママに手を出した奴は殺すぞ!」
部屋に入って来ていた他の男達も、慌てて部屋を出て行った。
「ママ、胸を触らせちゃって、嫌だったでしょう?だから殺しちゃったよ」
「アダム、私の為に殺しとかしてはダメよ。いい子でいるのよ。そしたらずっと一緒にいてあげられるから」
「分かったママ。もう殺したりしない」
「良い子。ママもう疲れちゃったから、寝るね。アダムもギュッして一緒に寝よう」
アダムにとってのママは、母親を求めているのでは無い。母の温もりも愛情も知らないアダムにとってのママとは、理想の女性像であり、最高の彼女であり、究極の妻だ。前ループでは、私の事をママと呼びながら、当然の様に抱いた。アダムは別にマザコンなどではなくて、それでもママと呼ぶ意味が最初は分からなかった。その理由が、これだと理解した。アダムの中でのママとは、理想の女性の事だった。前ループに引き続いて、今ループでも私にママ(理想の女性像)を求めた。彼が私に危害を加える事は、これでもう無い。後は、唯一神をどうやって倒すかだけだ。よく分からない相手だが、今ループではアダムを絶対に土に還させない。それだけはマストだ。
釈迦が前に歩み寄ると、トールは馬上から地面に落ちて叩き付けられ、平伏したまま起き上がる事が出来なくなった。
「うぐぐっ…くそっ…なんだ、これ…」
トールは自慢の怪力で上体を起こそうと試みたが、起き上がる事が出来ずに喚いた。
「ヤバいな。何だあれ?」
「釈迦が出て来たか。退くぞ!」
ゼウスが号令をかけると、西洋天界の神々は撤退を始めた。
「おい、良いのかよ?トールはどうするんだ?」
「助けたくば、勝手にしろ!だが、奴に近づけば全員、トールの二の舞だぞ」
「どう言う事だ?」
「奴の『天上天下唯我独尊』は、全ての万物を奴の足元に平伏させる固定スキルだ。究極の重力魔法とも言える。あのスキルが無くとも、あいつはセブンスターだ。アダムしか勝てんよ」
「アダムの奴はどうした?」
「アダムは、女帝を弄んでる最中だ」
「ちっ、俺らに戦わせて自分はお楽しみかよ。俺らにも回せよな」
「で、どうなんだ、そいつは?」
「すっごい美人だぞ。何せ『絶世の美女』スキル持ちだからな」
「うっほぉ、そいつは楽しみだ。うちのビーナス(アフロディーテ)ちゃんと、どっちが可愛いかな?」
西洋の神々は言いたい放題でガヤガヤと緊張感も無く、帰って行った。東洋天界の神々など、眼中にも無いと言わんばかりだ。誰もが屈辱で怒りを噛み締めていた。
「ママ、愛してる。誰にも渡さない。ボクの、ボクだけのママを」
アダムに抱かれていると、戸が開けられて誰かが入って来た。
「アダム!俺らにもヤラしてくれよ!」
不躾に部屋に入って来るなり、アダムとの行為中に私の隣に来て胸を揉み始めた。
「くぅ~たまんねぇな。本当に美女じゃねぇか。こんな美女とヤレるなんて最高だな」
そう言いながら、私の目の前に、唆り立った男性のモノを見せつけると、口を無理矢理に開けて挿れようとして来た。その瞬間、その男は部屋の入り口まで吹き飛ばされた。吹き飛ばされた男は絶命していた。
「ボクのママに手を出した奴は殺すぞ!」
部屋に入って来ていた他の男達も、慌てて部屋を出て行った。
「ママ、胸を触らせちゃって、嫌だったでしょう?だから殺しちゃったよ」
「アダム、私の為に殺しとかしてはダメよ。いい子でいるのよ。そしたらずっと一緒にいてあげられるから」
「分かったママ。もう殺したりしない」
「良い子。ママもう疲れちゃったから、寝るね。アダムもギュッして一緒に寝よう」
アダムにとってのママは、母親を求めているのでは無い。母の温もりも愛情も知らないアダムにとってのママとは、理想の女性像であり、最高の彼女であり、究極の妻だ。前ループでは、私の事をママと呼びながら、当然の様に抱いた。アダムは別にマザコンなどではなくて、それでもママと呼ぶ意味が最初は分からなかった。その理由が、これだと理解した。アダムの中でのママとは、理想の女性の事だった。前ループに引き続いて、今ループでも私にママ(理想の女性像)を求めた。彼が私に危害を加える事は、これでもう無い。後は、唯一神をどうやって倒すかだけだ。よく分からない相手だが、今ループではアダムを絶対に土に還させない。それだけはマストだ。
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